夜明け前より瑠璃色な |
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第1話「お姫様がホームステイ!?」 |
2006/10/11 01:30 東京MX |
ずいぶんロマンチックなタイトルだな〜というのが観る前の印象。しかも、副題が "Crescent Love"。さぞかしファンタジックなお話なのかと思いきや、地球と月との間の戦争など意外にハードな設定。ターンAガンダムみたいな感じ?
月のお姫様フィーナ様は、しかし、ディアナ様ほどは洗練されておらず、ドジっ娘ぶりが垣間見られました:-)。でもやっぱり主人公君とは以前会っているのね〜。
果たして副題の通りの展開になるのか、学園生活が楽しみ。お姫様大好き人間としては見逃せません。
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第2話「お姫様は優等生!」 |
2006/10/18 01:30 東京MX |
才色兼備、文武両道のお姫様。よいじゃないですか。これがもしその逆だったら、それこそクラスメイトは気を遣っちゃって大変ですよ(^^;)。
今のところ、すごい事件が起こるとか、エキセントリックな展開があるとかではないのですが、そこがよいです。ゆったり落ち着いて観られて。
惚れられ役(って言うのかな?)の達哉がどんと構えて、スマートにこなしているのも好印象。ギャルゲーにありがちな、「なぜお前がそんなにモテる!?」みたいな不条理さがなくてよいです。
ただ、作画はもっとがんばって欲しいですが。やはり才色兼備をきちんと絵にしていただかないと(^^;)。
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第3話「お姫様 お料理対決!!」 |
2006/10/25 01:30 東京MX |
お姫様と菜月のお料理対決。なんでもそつなくこなしてしまう月のお姫様は、試合に勝って勝負に負ける、という言葉を初めて知ったのでした:-)。
しかし、それで引き下がるお姫様ではありません。ラストでわざとカーボン製目玉焼きを作るところが、したたかであり、可愛くもあるところです。
「達哉も、私が月の王女だからやさしくしてくれるの?」という台詞もなかなか良い感じじゃありませんか。
菜月のお兄ちゃんは、お笑い担当だけど、えらい。誰よりもその「マスター・カーボン」っぷりを知っているはずなのに、あえて妹に賭けているわけだから。え?大穴狙いなだけ?:-)
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夜明け前より瑠璃色な |
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第4話「戦う!お姫様」 |
2006/11/1 01:30 東京MX |
うはは、面白いぞ。個々のネタはベタベタなんだけど、うまいこと組み合わせて笑わせてくれました。
心温まる大統領と秘書官の会話と思いきや、思わぬ大統領の失言で修羅場に:-)。
これがラストの「お姉ちゃんはプンプンよ!」に繋がります。今日は一日プンプンしっぱなしだったんでしょうね:-)。
もう一人、溺れたお姫様の救出に文字通り「投入」された仁。こんな近くに滝があるなんてありえねー、とツッコミつつも誰も彼を気にしてなかったのでどうしたのかと思ったら、これもラストで落としてくれました。またしても無給ですか。合掌〜。
人工呼吸を菜月に譲るのは、思いがけない展開。「女の子同士なら問題ないだろ?」と至極真っ当な見解を示す達哉くんですが、百合スキーとしては期待が急上昇(爆)。でも、菜月ちゃんは艶っぽい王女様の唇を前にあえなくダウンしてしまいました…。
もったいないが、これはこれでおいしい反応か。そして、いつもは泰然としている達哉も、さすがに目が血走っているのには笑ってしまいました。
高野さんならずとも、撮影したくなるシーンかも:-)。
民間人の家にミサイルを撃ち込んだらそれこそ国際問題だろというツッコミもなんのその、"黒い奴"との決戦を経て、みんな仲良くお姉ちゃんのお説教をくらっているのもほんわかしていてよろしい。「正座は、痛いです」というカレンさんも、意外にさばけてていいですね。
任務に忠実なゆえに意地悪する立場の人かと思っていたので…。
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第5話「お姫様 無人島漂流記」 |
2006/11/8 01:30 東京MX |
姫様……惚れた! いい人だ、あなたは…。「無人島」に漂流した時にどういう反応をするのかと思ったら、どっしり構えてみんなを安心させる。能天気に大丈夫だと言っているのではなく(そういうキャラはよくいるが…)、ちゃんと根拠があっての判断。確かに頼もしい人です。
しかも、3日間のバカンスと決め込んでも、その間に泳ぎをマスターしちゃう勤勉さ。
そして何より、達哉との距離感が良いのです。そもそもフィーナが地球に来たのは、表向きの理由はともかく、達哉に会うため。
しかし、そんなことはおくびにも出さず、「達哉が忘れてしまったいたら、言うつもりはなかった」という潔さ。
自分の気持ちを押しつけず、しかし隠すわけでもなく、ちゃんとタイミングを計って告げるあたりもスマートで、こういう人だったら友人あるいは恋人として長く続く関係になれそうです。
対する達哉の志も立派。もともといい奴だと思っていましたが、さらにポイント上昇です。素直にフィーナとの仲を応援したくなります。
というか、障害はないんじゃないでしょうか。
もちろん、フィーナがお姫様だってのは普通に考えれば障害でしょうが、それすらなんとかしちゃうんじゃないかな。
…そんな風に思っていると、さっそく次回で何か起きそうな雰囲気ですが、さてさて…。
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第6話「お姫様は恋愛禁止!?」 |
2006/11/15 01:30 東京MX |
妙に落ち着きのある達哉くんも、やはり男の子であったか。カップのお礼 in お姫様スタイル、な夢にはとても共感いたします:-)。
そんなわけで、ぎこちなくなるほどお互いが気になりだした今回。お姫様の普通の女の子っぽい反応が逆に新鮮だったりします。
例の鼻をつまむ癖をあえて繰り出して、「(無礼者だからといって死刑にするようなことは)フィーナならしない。絶対に」と言い切る達哉も格好よいぞ。
しかし、そうすんなりとはいかないのが、お互いの立場です。
「月の姫のホームステイ先として、大きな責任がある」と、じわりプレッシャーを掛けるお姉さま。
いやいや、それならお年頃の男の子がいる家を選ぶのはいかがなものか…。
ここでお預けを食らったらブチ切れですよ! と思うところですが、「フィーナのことはなんとも思ってないから」と達哉くんは実に大人の回答です。
そして、はっきりと釘を刺すカレンさんに「判っているわ…私は月の王女」とこちらも公人としての回答。
暗い表情を見せる二人ですが、ダメと言われるとなぜか燃え上がってしまうのが恋。
まさに古典文学より使い古されてきたテーマですが、お姫様がその立場を放擲することなく、かつハッピーな結末を期待します〜。
ところで、仁お兄さんの吹っ飛ばされネタはもはや芸の領域ですな。むしろうれしそうな顔して飛んでる…。
そして、壁にスタンプされた大量の人型に、不覚にも爆笑してしまいました。バイト料以上の働きをしてますよ:-)
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第7話「お姫様の許婚」 |
2006/11/22 01:30 東京MX |
分かりやすい「悪役」登場。あんなのが許婚だなんて言われたら、そりゃ納得できないわな〜。というわけで、達哉くんのストレートな告白と相成りました。立場上、腹の探り合いばかりの会話に慣れている姫様にとっては、かえって新鮮かも知れません。
でも、ここで告白とは予想より早かったな〜。
もう一つ予想と違ったのは、菜月のポジション。三角関係しますと言わんばかりの立ち位置だったのに、友人として彼を気持ちよく送り出してあげました。あらそうなの…。実際、「兄想い」ばっかりで、達哉との絡みは少なかったものな…。
若干肩透かし気味ですが、そういうことなら達哉くん側(大統領も含めた地球サイドと言ってもいい)にはためらう理由はありません。いけいけ〜。
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第8話「お姫様と瑠璃色な空の下で…」 |
2006/11/29 01:30 東京MX |
ただひたすら真っ直ぐ進む若者と、全力で応援する周囲の人たち。屈折したこのご時世に、なんという直球勝負でしょう。
しかも、告白→将来の伴侶と話も早い。でも、たまにはこういうのもいいんじゃない?
「宇宙で一番素敵なお姫様が、オレを好きになってくれたんですから」な〜んて、一度言ってみたい台詞だわ。
どこかにお姫様落ちていないかしら(ぉ。
そんなテンション上がりまくりな達哉くんはともかく、苦しいのはフィーナさま。ダメもとな彼と違って、ある程度どうにもできる立場。それゆえに影響も大きい…。そこをカレンに試されたのでした。とりあえず表向きの敵は、例の許婚ですか。
まぁ、奴はダメダメっぽいのでどうでもよさそうですけど…。
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第9話「お姫様に迫る影」 |
2006/12/6 01:30 東京MX |
既定路線とはいえ、ものすごい早さで話が進んでいく〜。
あの高野先生すらも遠慮したせっかくの初デート、もうちょっと見せて欲しいところです。
「あなたのいない時間を、こんなに長く感じてしまう…」というくだりはなかなかでしたが。キスは最終回までお預けだね:-)。
で、注目のリース改めフィアッカの正体は、思念体…。なんとも都合のいい存在だ…。手を引いたのはご都合主義かと思いきや、カレンが捕まっていることを知っている模様。それなら、フィーナを利用する価値はありますな。んー、灰色の魔女?
月サイドを見てよく分かったのは、王様が無能って事でしょうか…(^^;)。
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第10話「片翼だけのお姫様」 |
2006/12/13 01:30 東京MX |
フィアッカはどうやらフィーナ達のことを認めたようで。意外に素直だったな〜。逆に、ユルゲンは予想以上にしぶとい。
というか、王様が弱すぎ。王妃のお宝ビデオなんて見てる場合じゃないよ:-)。もともと平民出で地盤もなかったから仕方ないのか…。
そんな彼をパートナーに選んだ、フィーナの母にして前女王のセフィリアさま。彼女は予想以上に天真爛漫な人でした。
ライオネスを振り回すさまが面白い。フィーナの真面目さはお父さんから受け継いだようですな。そして、イマイチ煮え切らなかったライオネスにハッパを掛けたのが達哉パパ、という事のようです。
達哉パパは「生まれた星が違うならともかく」と言っていましたが、自分の息子がまさにその状態になるとは、思いも寄らなかっただろう(笑)。
でも「私のパートナーには、朝霧達哉をおいて他にはおりません」とまでお姫様に言われたらやるしかないですな!
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夜明け前より瑠璃色な |
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第11話「お姫様とその手をかさね」 |
2006/12/20 01:30 東京MX |
カレンさん大活躍。しかし、全般的に演出がどうも…と思っていたら、いつもは「はわわわ〜」な感じのミアちゃんが「いい加減になさいませ、姫様!」と一喝したシーンは結構決まっていました。彼女はこのシーンのために生まれてきたようなものです:-)。
この調子で、あの情けない王様にも活を入れて欲しいところ。
そして、とうとう再会したフィーナと達哉。「一人で月に行った君に、怒ろうか、呆れようか、嘆こうか……でも、やっと会えた!」とは、達哉もなかなか言うもんです。大仰だけど、この作品の台詞回しは好きですね。
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夜明け前より瑠璃色な |
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第12話「お姫様と…」 |
2006/12/27 01:30 東京MX |
昔、推理小説のタブーというのを本で読んだことがあります。
例えば、主役の探偵(シャーロック・ホームズとか)が犯人である、とか。
そのようなタブーの一つとして、まったく登場しなかった、通りすがりの人物が犯人であるというのも挙げられていました。
推理しようがありませんから当然ですね。
……というわけで、通りすがりの宇宙人に生き返らせてもらった、なんて展開はアニメでもあり得ないんじゃないかなぁ。
この展開は読めんわ。生き返り自体がかなりタブーに属することですが、やるんならせめてフィアッカの力(それも意味不明だが)でしょう。
颯爽と現れた達哉パパ、「間に合って良かった」とか言ってますが、全然間に合ってないから(笑)。
あと、私は作画の出来はあまり気にしない方なんですが、この作品は酷すぎた(苦笑)。まぁ、度を超していたのでむしろネタになってましたね。
同心円キャベツとか:-)。
ただ、です。
ひどいところも多々あったものの、本筋である、達哉とフィーナの超弩級ストレートな恋愛には好感が持てました。
よく分からない「属性キャラ」が持て囃され、屈折した嗜好が喜ばれるこの頃、いっそ清々しい。なにより、私は「お姫様」が大好きである(ぉ。
しかも、フィーナは生真面目なお姫様だったので、キャラとしてはとても好きでした。
そんなわけで、第4〜5話あたりが、この作品の一番おいしいところだったかもしれません。
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