前回「翠がデートに割り込んでくるのは違う気が」と書きましたが、今回はそれと正反対の展開。そうそう、これですよ、しっくりくるのは。

蘭と翠は別に喧嘩したわけではなく、微妙にすれ違っているだけ。蘭は楽しく留衣とデートするし、翠だって一人でも楽しく過ごしている。 でも……混雑する花火大会の最中、偶然手が触れ合って出会ったとき、互いに大切な友達だと再認識する、というところがいいです。

出会ったのが、テレパシー能力ではなく（ましてやケータイなんかでもなく）、偶然・運命的なところがまた心憎い演出。 「うち、この街に来てあんたにあわへんかったら…」という翠の声はテレパシーで伝わっているけれども、 直接それに触れることはなく、でも決してずっと手を握ったままの蘭っていうところもよかったな。

おっと、美香もかわいいじゃないですか。 耳年増な女の子がデート指南しているうちにときめいてしまうと言うベタな展開ではありますが、それがまた良かったりします。

椎菜と出会ったときの美香の反応がまた楽しい。思わず裕人の後ろに隠れたり、対応して自分も浴衣を着たり。 防衛本能と対抗意識って奴ですか:-)。椎菜、物語のポジションとして初めて役に立ったな(^^;)。

美香がお姉ちゃんに対してどう思うかが気になりましたが、大好きな二人が仲良くしていることがうれしいという感じ。安心したような、ちょっと残念なような:-)。

マ、マリアンヌが悲劇の王妃からトンデモ思想の持ち主に…。もちろん皇帝も。うーむ、これは大いなる親ばかというべきなのだろうか。

別に、ルルーシュが皇帝になる必要なんてないような気がします。少なくとも彼の過去にはすべて決着がついたので。 あえて表舞台に立ったということは、世界の人々にブリタニア皇帝を倒させるためなんでしょうかね。

ランカ、人類を裏切る！？ しかし、バジュラの幼生がぬいぐるみみたいに可愛いってのは罠だよな〜。 ランカがアルトの元を去ったのは、失恋の痛みからなのか、アイくんがかわいいからなのか、自分の歌が利用されるのがイヤだったのか、リトル・クイーンとしての本能に目覚めたのか…。ブレラの優しい言葉にホロッときた、というのもあるかな。このところの彼は随分と格好いい。そりゃ、「歌わなくて、いいんだぞ？ 歌は、お前だけのものだから…」なんて言ってくれるほうがいいよね…。

クランが鬼の形相で戦っているのを見て心配しましたが、無事生還できましたね。そして、ミシェルのヘルメットの中を見て、号泣。ほんとに可哀想だ…。

やっぱりミーナが坂本さんに銃を向けた理由がわからんぜよ…。 美緒のことが心配だってのは分かるけど、部隊長（？）なんだから命令すれば済む話なわけで。 つい感情的になってしまった、とも違うし、そもそもそんなのはミーナのキャラじゃないような。

しかし、結果的に坂本さんは撃墜されることに。宮藤、褒められすぎだったので、独断専行はやっぱりやっちゃったなー、という感じ。

バルクホルンの妹は突然目覚めてしまったので、あんまりドラマのない展開ではありました。でも、姉バカっぷりが微笑ましくてよかった。

パパが激怒していたのは、オタ趣味のほうだったようです。うーん、普通は可愛い娘にわけの分からん男ができていたことの方が、ピンチだと思うのですけどね。

今回もまた、オタ趣味を叩くだけ叩いて、ノーフォローで流すっていう展開はいかがなものか…。 結局、春香ママも「やることはやってるんだし、趣味の一つくらいいいんでない？」というスタンスであって、叩いたことのフォローではないんだよね〜。

しかし、あの両親と春香が違いすぎて笑っちゃう。ほんとに娘なのか？:-) あと、葉月が盛大に鼻血を出したりするあたり、意外に面白い人だというのが分かりました。

やっぱり黒の騎士団、ボロボロ。ま、そりゃそうだ。でも私怨バリバリな扇はともかく、ディートハルトまで反逆に荷担するってのは納得いかないな〜。 彼にとってはギアスの有無なんか関係ないんじゃなかろうか。

逆に、なにかおかしいと思い始めている星刻とか、「ゼロ様の死を最大限に活用しないと…それに夫と言っても、ゼロ様と私は、…所詮、形だけの…夫婦で…」と涙を堪えて語る神楽耶の方が全然好感度高い。 彼らがギアスのことを知ったらどういう反応するか見ものですが、黒の騎士団ほど直情的には考えないんじゃないかな。

スザクくんについては、ほんとに切れちゃったのか、演技で切れているのかイマイチ量りかねるので、とりあえずパス。 「ルルーシュ、それは僕の十字架だ」と言うことは、彼もルルーシュと同じ事をしようとしていたのかな。

さらに難しいのが、アーニャ＝マリアンヌ？ ほんとに同一人物なのか、C.C.を騙しているのか…？ で、奴隷モードは終わっちゃったの？そんなぁ（ぉ

まるでキスダムのような展開…。バジュラが艦内にいるってのは、グレースさんの仕掛けなのかと思っていましたが、そうじゃなかったようですね。

それはともかく、ミシェルとクランですよ。この二人には幸せになって欲しかったなぁ…。「お前の恋はどこにある！」をはぐらかしたミシェルに鉄拳とキスを食らわすクランが格好いいし、可愛いし…。ミシェルの「愛してる…！」 のくだりにうるっと来てしまった。

シェリルが自分の歌を取り戻すシーンもよかった。作られた舞台の上よりもずっと魅力的。歌がミシェルの戦死シーンに重なり、そのままEDになだれ込む演出もグッド。

……ま、今も昔も女は強いってことですかね。

翠が意図的にデートに割り込んでくるっていう導入も、なんかちょっと違う気がしました。

年長組はいろいろ過去を背負っていていいですね。そんなミーナの事情。整備員との会話禁止！っていうから、ひょっとして男嫌いなのか、ストレートに女の子が好きなのかと期待しましたが（ぉ、失うことを恐れてのことだったようです。うーん、4話で「私たちは家族でしょう？」と語っていた人とは思えないなぁ。

そして、ラストで坂本さんに銃を向けるミーナ…な、なんで…？？ 失わない努力するとこうなるの…？ どうも、坂本さんは力が弱っているようだから、それを心配してのことでしょうけどね…。

…なんか、不満ばかりになってしまいましたが、ミーナの憂い顔を堪能できて良かったです。

しかし、もっとよかったのが、エイラね。「サーニャのピアノはどうした〜？ サーニャの〜」とご機嫌の彼女。ほんとにサーニャのことが好きなのね。

いろいろ反乱の種はあったものの、ここで一気に芽吹くとは。まさかの全軍反乱。シュナイゼルがうますぎですなー。 あの「ギアスを掛けられた人リスト」が圧巻で、そりゃ信じざるを得ない。視聴者だって忘れているような人まで載ってるし:-)。

どさくさに紛れて(？)ロロがいい子ぶって死んでいきましたが、ちょっと待て。シャーリーのことを忘れてもらっちゃ困る。 何もかも失ってしまったルルーシュが、ロロを見て奮起するって言うのはどうなんだろう…。

しかし、残されたC.C.が危なすぎ。文字通り魔女として火あぶりにされそうな情勢ではないでしょうか。

おっ、今回は翠抜きでがんばる話なのね……と思いきやテレポートで登場。…テレポートできたんだっけ？(^^;) まぁ、最初から彼女が絡むと、良くも悪くもズバズバ解決しすぎるもんな。今回の話はうまいところに着地したと思います。

なにより、「ほんとに大切な友達なんてめったに会えるもんじゃない」と翠に力説させ、蘭と二人で力を合わせるところがうまいねー。 初期のプリキュアみたいな感じ。

やっぱり兄弟子はシェリルをダシに使ったようにしか見えないなぁ…。まぁ、シェリルの和服姿が見られたから良しとする:-P。 つーか、アルト母。美人です。

いきなりデートしているオズマとキャシーに「乗り換え早っ！」と思ってしまったが、そうではなくて諜報活動なのでした。 では、こちらのミシェルとクランも？と思いきや、こっちはデートだ！お礼だけど。でも、しっかり腕を抱え込んじゃってるクランがかわいいじゃないか…。 思えば、彼女が一番、一途なんだよね（期間的な意味も込めて）。そんなわけで、好感度上昇中です。

ラスト、満を持してのトライアングラーに笑ってしまった。ま、どうせアルトのことだから、流されるままシェリルに抱きつかれたんでしょうけど。 でも、ランカを睨み付ける、戦闘態勢バリバリなシェリルが頼もしい。

冒頭、さりげなく裕人を誘う椎菜だけど、さっくりお断りされています。彼女に多少なりとも目はあるのでしょうか？(^^;)

夏コミを甘く見るな〜ってのは、まったくもって正しい。やはり尋常な場所ではないわな〜。 我らが春香嬢も例のゲーム機事件で学習したとは言え、相手が悪かった。

それにしても、今回の春香はリボン装着でさらにポイント高い！ リボン好きにはたまらん。 そりゃコミケなんぞに連れて行ったらあーなるわな…。もっと普通のデートが見たいぞ(^^;)。 基本的にこの作品、オタねたから切り離した方が春香に、もとい遙かに清々しい出来になると思うのですが…。

さて、春香が家を飛び出した原因はやっぱり厳しいお父さま？ 問題になったのは、コミケか男かさあどっち。

パン…もといズボン争奪戦の勝者は誰だ!? ってな感じのおバカ編。楽しい〜。サービスシーンも満載で、石けんのピンポイントバリアには爆笑してしまった。ペリーヌのドツボっぷりはいいな〜。「んん…擦れる…もうダメ…」なんて台詞が聞けるとは:-)。

パンツじゃないから、ズボンのやりとりには違和感ないのね:-)。でも、宮藤は恥ずかしがっていたな…。国ごとのズボンの形状にもよるのでしょうか。 それぞれのキャラがどんな性格か、よく分かるお話でもありました。

パンツ見せ娘が転校してきました。裕人にぶつかるイベントを3回もこなし、満を持しての登場です（そうなのか？）。 これが単なるパンツ担当ではなく、勉強・スポーツOK、快活で人当たりもよいという、春香と方向性被りまくりじゃないの？と心配してしまうほどのお嬢さん。

そんな椎菜の唯一の泣き所が水泳ということで、春香も巻き込んで（その他の人間も勝手に参加していましたが…(^^;)）がんばる、というお話でした。 これ見よがしに太ももを描写していたので、足つった〜→保健室に担いでいくというお約束イベントがいつ発生するのかと待ちかまえていましたが、 なかなか発生せず、ひょっとして単なるサービスシーンなのか？ と思ってしまうところでした(^^;)。

でも、よい子なんですが、明らかにただの当て馬なのが難点。裕人を奪って春香を追い込む展開とか絶対なさそうだし…。 しかし、第1話で「仲のいい奴は『裕人』って呼んでいる」という言葉にうれしがった春香を思うと、今回あっさりその呼び方を許すのはなんだかなぁ、と。 それ以前に、オタ趣味をカミングアウトした春香にクラスメイトのリアクションが皆無ってどーゆーこと？ まさかこのまま黙殺だったりして…。

そんなわけで、話の展開には大いに不満がありますが、後ろ手に鞄を持って裕人と楽しそうに歩く春香に癒されてしまう人がここにいたりします(^^;)。 椎菜を助けるシーンを思い出して、思わずキュッとなってしまう春香に気付いてフォローする裕人も卒がありませんな:-)。

ブラッドリー卿のヴァルキリー隊のパイロットがやたら可愛い子でびっくりした。しかし、その直後に死亡とは…もったいない。 いや、カレンが格好良く活躍するシーンなんですが:-)。

そんなことはともかく。

まさかナナリーがーっ！？ 前回「全員死亡エンドでもおかしくない」と書きつつも、ナナリーは生き残ると。 唯一、戦後の希望を担える人物だと思っていたんですが…。グランドゼロの状況をまとめると、

咲世子 ... ナナリーの元に辿り着くも…

朝比奈 ... 虐殺疑惑と共に死亡？ それとも藤堂にデータを送った後？

ローマイヤ ... ナナリーと共に…って彼女はどうでもいいや（ぉ

ギルフォード ... ゼロを助け、彼をコーネリアと誤認しつつ死亡…ふ、不幸すぎる

ナナリー ... アニメの世界では、光に包まれる程度だと結構助かっているものですけどね…

スザクがフレイヤを撃ってしまうのは、ルルーシュのギアスの所為というところがスパイス効きすぎですね〜。 スザクが「これは撃たない」と堅く思っていたことが裏目に出ましたね。死なないだけだったら、単に脱出すればよかったわけで…。

「ナナリーと話がしたいだけなんだよ…」と放心するルルーシュがかわいそう…だが、彼はロロがちゃんと助けてくれると信じていたのか？当然、何か手を打っていると思っていたよ。

今回は第18話ですが、前シーズンと合わせると第43話。そう考えると思いっきりクライマックスだが…ルルーシュと再会しないままナナリーが死ぬ展開はない。と、思いたいなぁ(T_T)。

「このぉ〜」「朴念仁っ！」 ロイドとセシルがすっかり夫婦漫才してて可笑しすぎる。唯一ほっとするシーンだったなぁ…。

完膚無きまでに、お払い箱になってしまったシェリルです。でも、ちゃんと人間だったのね。実はサイボーグじゃないかとか思っていました…。 体調が悪いのは、昔グレースに実験台にされちゃった後遺症とかですかね…？

実はちゃんとシェリルの薬のことを調べていたミシェルくん。はは、ナンパ以外もちゃんとやってたのね…。 「やけに必死だと思ったら…確かにシェリルは、美人だもんな」ってクランにも違う方向に納得されてしまうのがかわいそうであるが、自業自得かな。 しかし、クランはゼントラ化しないほうが圧倒的によい:-)。攻略法を間違えてるよ。

しかし、シェリルがアルトじゃなくて兄弟子に拾われる展開はよく分かりません。 なんであんたが…？ アルトを追い払ってまでシェリルを連れていく理由はあるんだろうか…？

女の子3人が仲良くなっていく過程をほんわか描いた今回のお話。いいね〜、和むね〜。3人ってところがいいね。

サーニャとエイラの仲の良さは、普段の態度からだけではなく、サーニャの部屋のカレンダーに「サーニャの誕生日」と"フィンランド語"で、つまりエイラが書き込んでいることからもうかがえますね。自己主張しないサーニャの代わりに、えいっとばかりに書き込む姉御肌のエイラっていう構図すら見えてきたりして。これはおっ、と思わせる演出でした。

……あれ？ そういえば彼女たちって何語で喋っているんだろう（今更）。英語だろうけど……まさか魔法で自動通訳!?

3人で手を繋いで飛ぶところから始まって、だんだん宮藤が二人と仲良くなっていく描写がいい。 「今日ね、私の誕生日なの！」と打ち明けた宮藤に「なんで黙ってたんだよ」と不満そうなエイラ。 「こう言うときは、楽しいことを優先したっていいんだぞ？」という台詞に和みまくり。宮藤も、サーニャを勇気づける特上の笑顔を見せてたりして。 ええ、初めて宮藤を可愛いと思いました:-)。

遠くのラジオを聴きながら互いに「お誕生日おめでとう」という締めが良かっただけでなく、誕生日パーティの記念写真がダメ押ししてくれました。 きっと一日遅れでドタバタしながらやったんだろうな、とか想像させるショットでしたね。

あの……春香が、シャナのコスプレをした経緯は全力でスルーなんですか…？ 確かに、前回オタ趣味をカミングアウトした彼女ではありますが、イコール街中をコスプレして歩くってことじゃないでしょう。それにお父さんが厳しくて、オタグッズは棄てられてしまうと言う話はどうなったんだ？ なんだか、春香がただの非常識な子になっていってしまいそうで、心配だよ…（苦笑）。

ま、それはともかく、「超人気美人声優の植田佳奈さんですー。『こんにちは〜』」には吹いた:-)。 信長の「無条件に好きだ〜」と言う反応もらしくて笑った。彼はこのくらいあっさり引き下がるとうざくなくてよいね(ぉ。

今回は、葉月の意外な一面を垣間見るという仕立てだったんですが、そもそも彼女がどんな人かよく分からんので、意外でも納得のオチでもなかったのよね…。 むしろ、裕人の家族と春香が出会った事の方が大事なイベントではないでしょうか。

間違えてウェディングドレスを着せられちゃった、というのはあり得ない展開だよな〜。サイズは〜？ 二人の中がもっと進展してからやれば、もっと盛り上がるイベントかもしれないけど、今の段階じゃコスプレと変わらないし。全体的に、第4話でやる話じゃないですな〜。

……やっぱり、スザクくんはうっかりさんなのでした。おそらく、最後の和解のチャンスだったろうに。

ルルーシュのえらいところは、ちゃんと代替案を考えているところですな。スザクとの交渉（というより懇願）がダメだったときは、自らナナリーを救出すべく兵を配置しているし。だからこそ、スザクの協力は絶対に必要だったわけではなく、和解こそが本当の目的だったのではないでしょうか。

扇もヴィレッタも助かったのね。でも、ディートハルトに押さえられて、いいように利用されそうだ。

……このまま行くと、全員死亡エンドでもおかしくないなぁ。

…はは。サブタイトルが「グッバイ・シスター」。「パイン」ケーキとコクピットに残された血糊。と来たら、やっぱりロイ・フォッカーの最期だよねぇ。 ロイにはなれなかったオズマですが、しかし、たまたま傷が浅かっただけで、あのままだったらほんとに死んでたんじゃないのか…？ 頼むよお兄ちゃん。

小クランとミシェルの痴話げんかが楽しい。しかし、ミシェルは本当に「テレサちゃん」を紹介して欲しくて彼女を呼び出したのか、ツンデレなクランをいじるのが楽しくてそうしたのか…。この二人にはくっついて欲しいね。

くっつくと言えば、オズマとキャシーはヨリを戻しそう。オズマも未練あったんじゃん。こっちは、ちゃんとくっつくんじゃないかねー、二人とも最後まで生きていれば:-)

OPは、ランカのコンサート仕様なのかな。ライブを無事成功させたランカの一方で、グレースに詰め寄るシェリル。とうとうお払い箱なのかしら…？

なんだ、旅館の女将が結託しているのかと思っていたよ…。というわけで、テレパシー少女探偵団大活躍の巻。 「さて、この建物の下からはなにが出てくるんやろうねぇ…」と外連味たっぷりな翠さまが犯人を追い詰める！…と思いきや、やっぱりボケとツッコミになってしまうのは関西人の性なのでしょうか。

しかし、ダブルでテレパシー攻撃を噛まして犯人が倒れた時には、始末してしまったのかと(^^;)。