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2006年 9月

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    9/29 ゼーガペイン(終)

    ゼーガペイン 前話 キョウとの別れ際、溢れる涙を止められないシズノさん。いいねぇ〜。キョウもぐっと堪えているところが格好良かったぞ。
    第26話「森羅万象(ありとあらゆるもの)」
    2006/9/28 18:00 テレビ東京

    「キョウ、大好きだったわ…」というキョウとシズノの別れのシーン、ミナトさんが素晴らしいタイミングで登場したシーンがぐっと来ましたねぇ〜。 終わってみると、予想以上にハッピーエンドでした。ルーシェンやクリスも助かりましたし、ミナトさんの生足も見られました(笑)。

    シズノさんが人間化できることになったのは、量子データとなった人間との差異はないはずと思っていたので、むしろ当然の結果でしょう。 ただ、最後に記憶を失ってしまっているのが、ほろ苦いところです。これで良かったのかなぁ…。リョーコの懐妊ENDですけど、三角関係して欲しかったな。

    さて、この作品は最初の頃はさして期待もしていなかったのですが、大化けしましたね。EDの歌詞の意味が判った頃からどんどん面白くなっていきました。 シズノさんも「いい女」だったし。軽めのキャラが多い昨今、影のある女性を描いてくれて良かったです。

    9/26 シムーン(終)

    シムーン 前話 彼女たちのワルツは続く…
    第26話「彼女たちの肖像」
    2006/9/26 01:30 テレビ東京

    翠玉のリ・マージョンが成功すると思うかとアーエルに問われ「ええ」と迷いなく、自信たっぷりに答えるネヴィリル。このシーン、ネヴィリルは三回「ええ」と答える(としか答えない)んですが、どれもちゃんと意味が違います。うまい。

    一体どのような結末を迎えるのか…。しかし最終回はむしろ後日談と言うべきものでした。 考えてみれば、ほとんどの決着は前回まででついていました。戦争の行方は宮国の衰退という形で終局を迎え、巫女さまたちも泉に行った。 唯一残ったのが、アーエルとネヴィリルはどうなるのか…。それは翠玉のリ・マージョンを完成させて、終了です。 ネヴィリルが別世界に旅立った理由は、アムリアを探し出すためではなく、アーエルとともに「自由になれる場所へ」行くことですから、 「永遠の少女」となった二人がワルツを踊り続ける ―― ここで終了なのです。

    しかし、本当の意味での永遠ではなく、オナシアがそうだったように、ドミヌーラがそうなりつつあるように、やがては終わりが来る。 そんな含みを持たせたラストだったのかな、と感じました。

    この作品は、女の子ばかりの世界という思い切った設定をぶち上げ、必然として景色を百合色に染め上げました。 ゆえに視聴者を選ぶ作品になったと思いますが、キャラクターの心理描写が巧みで素晴らしく、また「リ・マージョン」を始めとする造語の美しさも雰囲気を盛り上げていました。世界観を表現するという点では、無二の作品と言えるかもしれません。

    最期に、それぞれのキャラのその後について。10年くらい時が経っているのかな?

    最年少シヴュラだったリモネは、少女に成長。うーん、美しい。 以前は子供ゆえの放言もあったわけですが、今では柔らかい雰囲気を纏っています。でも、ドミヌーラのことを悪く言った少女を睨み付けたりするのもキュート:-)。再び飛ぶことを選んだドミヌーラにうれしげに腕を絡ませる姿も微笑ましいのですが、果たして彼女は気が付いているのでしょうか。ドミヌーラの肉体が、オナシアと同じように結晶化しつつあることを…。

    モリナスはご懐妊。あらあら。ということは…ワポーリフと結ばれたわけです。壁を越えられなかった二人でしたが、前回の「お帰りなさい」でゲットに成功したのか。

    パライエッタは、以前のボーイッシュなのも良かったんですが、今は角が取れ綺麗なお姉さんになりました。ロードレアモンと孤児のための施設を切り盛りしているようです。ロードレの方は、なんだかちょっと老けて見えない?:-)

    カイムとアルティは、二人で暮らしているようです。共に女となった二人ですが、カイムはちょっと少年チックで、アルティの方がお姉さんチック。 どうやらのんびりとした日々を送っている模様。

    泉の番人となったユンは、外見は変わらないまま。相変わらずの美少女っぷりです。彼女がもの悲しげに「ドミヌーラ…」とつぶやいた理由は後で分かります。

    フロエとビューラは男に。コールのお騒がせキャラだったフロエですが、憎めないキャラでもありました。でも、再び戦争の足音が…。

    アヌビトゥフとグラギエフは、さらにイケメンお兄さんに。でも、シヴュラ時代のグラギエフ(女性名はなんだったんだろう)の可憐さは忘れられません。

    そして、アーエルとネヴィリル。この二人は冒頭語った通りですが、ネヴィリルさまと言えば、シヴュラ・アウレアと言われる宮国最高の巫女。 シムーン・シヴュラとしては最高のアウリーガだったわけです。 でも、よ〜く考えると彼女のすごさが描かれたシーンはほとんどありません。腕を見せる前にふさぎ込んじゃったので(^^;)。 それでも、立ち居振る舞いからそう感じさせる演出がよかったですなー。気高い心を持ちながら、同時に脆くもあり、揺れ動く様を堪能させていただきました。

    9/25 ARIA(終)

    ARIA The NATURAL 前話 もうね、一度でいいから彼女にベタベタに甘えてみたいですな(←ダメ人間)
    第26話「その 白いやさしい街から…」
    2006/9/25 01:00 テレビ東京

    オールスターキャストな話は前回で終了。最終回である今回は、むしろ地味にまとめてきました。 アリシアさんは今更言うまでもなく、すてきな人ですよ〜。 そして、三大妖精が示し合わせたように後輩たちの昇格を匂わせる発言をしたところで、締めです。

    こうして第二期が終了したわけですが、第一期に比べると今ひとつかな…。 成長物語だった第一期に比べ、第二期は合同練習もなおざりだし、摩訶不思議な話を多用しすぎて焦点がぼやけてしまった感があります。 個人的には、藍華がショートになってしまったのも痛いなぁ(笑)。

    そんな中、アリスだけは着々と成長しているように見えました。一番若い14歳ということで、伸び代も大きいわけですけど。 早いところシングルに昇格させてあげたいです。

    9/24 ストロベリーパニック

    ストロベリーパニック 前話次話 朝ちゅーがいやらしいなぁ、もう
    第25話「円舞曲」
    2006/9/24 01:30 tvk/テレ玉

    静馬の様子に「無理してるみたいで…」と六条さま。うーむ、吹っ切ってもらうために無理させているんじゃなかったのか…。 前々回、部屋をめちゃくちゃにしてしまった静馬をどう思っているんでしょう。どうもこのところ、六条さまの考えがよく分かりません。

    今回のクライマックスは、やはり天音さまの記憶が戻ったところですね〜。光莉の必死の思いが通じたようです。 彼女ほど、涙の似合うキャラも珍しい。本人は意識していないでしょうが、小悪魔の素質が大あり。ころころ騙される男が続出でしょう:-)。 百合世界でよかった…:-)。

    こうして二人は結ばれ、熱い一夜を過ごすことに……あぁ、スピカ会長や夜々ちゃんは雪の降りしきる寒い寒い夜を過ごしていたのに〜。 二人を出迎えた夜々ちゃんがどさくさに紛れて光莉を押し倒していましたが、そのくらいは許してあげましょうよ:-)。

    そして、要さんと桃実さん。桃実の後ろめたそうな表情と、「やり直してくれるな?」という要の言い方からして、 鞍に細工したのは桃実さんで、それを分かった上で許す、ということなんでしょう(冤罪だったら済みません(^^;))。 スピカの悪役で、数々の爆笑とエロいシーンを提供してくれたこの二人も、無事元の鞘に戻ったようです。

    となると、あと残ったのは、渚砂と玉青。静馬とペアを組んだ途端、綺麗に踊れる渚砂ってのは、玉青ちゃんにはきつい光景に思えますが…。 結局、静馬さまも未練たらたら:-)だし、次回どうなっちゃうのか楽しみです。

    9/23 xxxHOLiC

    xxxHOLiC 前話次話 さすがに今回は労りが感じられます:-)
    第23話「センタク」
    2006/9/22 01:29 TBS

    四月一日くんの部屋は、がらんとしていて何もない。休暇に一日漫画を読んでいた、という話の時も思いましたが、彼の日常は侑子さんを中心に回っていて、プライベートな面は ―― 家族も含め ―― なにもないと言えるかもしれません。

    その彼が、侑子さんの警告を無視し、母親の面影を求めて人ならざる女性と逢瀬を重ねる、というここ2話の話はちょっと変わっているかもしれません。 結局、彼女が何者かは明かされず終いでした。う〜ん、四月一日くんは良くても私はもう少し知りたかったぞ:-)。 ま、あれで終わったと言うことは、彼女に悪意があったわけではなく、結果として四月一日くんに害を及ぼしていた、ということなんでしょう。

    終わった、といえば実質的に今回が最終回ですか…。次回は外伝と言っていますし。 …ということは、あれだけ引っ張っていたひまわりちゃんの正体も謎のままっ!?

    9/21 ゼーガペイン

    ゼーガペイン 前話次話 でも、本当につらいのはキョウのほうなんだよね…
    第25話「舞浜の空は青いか」
    2006/9/21 18:00 テレビ東京

    「司令なら、そこまで準備しておくはず」 泣かせるミナトさんの台詞だ…。絶望的な状況にあって、この強さ。シマの遺志はしっかり彼女に受け継がれましたよ。

    さて、ついに明らかになった「イェル」の正体。第22話で「ガルズオルムではない」と否定したシズノさんでしたが、IAL社時代に「生まれた」わけですね。第17話の感想で「ナーガの関係者か?」と書いたときには、実はナーガの娘で幻体になった最初の人物かと、第20話を見るまでは思っていたりしました。AIさんの台詞にあったように、ある意味でナーガの娘ではありましたな。

    打ちひしがれるシズノさんに、「あなたは仲間よ!」と、またまたミナトさんが泣かせる台詞です。今日の彼女は、格好良すぎ〜。 当然キョウも支持するわけですが、ただ、これこそがナーガが実証したかった事だと思うと…。それでもシズノさんには罪はありませんが。

    人類のため、人身御供になる道を選んだキョウ。しかし、これは単なる自己犠牲精神ではなく、彼は世界に「触れたかった」のでしょう。 現実の扉を力強く叩いた彼は、最初に再生した人間になったのでした。 その結果、リョーコを置き去りにすることになってしまいましたが、永遠の別れではありません。それでも、心なき者になったはずのリョーコに涙を流させるほどの強い衝動を与えたのでした。これで心を取り戻したということかもしれません…。

    今や、触れ合うことはできなくなってしまったキョウとシズノ。第20話で抱きあったシーンと対照的ですが、「全部思い出したから」と笑顔を向けるキョウ。…えっ、思い出しちゃったの!? 「行くぜ、シズノ」「はい」という短いやり取りも、二人の絆を表しているようです。 ここの、「はい」っていう声のニュアンスが良いのですよ〜。

    果たしてリョーコはどうなっちゃうの? 次回予告のあの台詞がなぜ過去形なの? と、あれこれやきもきさせられます:-)。最期まで目が離せません。

    9/19 シムーン

    シムーン 前話次話 これだけ見るとよく分からないが、きゃ〜〜なシーン。ガラス越しってのは良くありますが、壁越しはパワフルですな〜。
    第25話「パル」
    2006/9/19 01:45 テレビ東京

    「私は、ここにいる…」ということで(「オレ」じゃないところに注目)、ユンは2代目オナシアとして収まったようです。 ところで、シムーンDVDを購入した方は知っていると思いますが、泉に入るときに着用する服は極めてセクスィ〜な造りなんです。 今回は、謎のフレアでかわしていましたね:-)。

    「どうして、どうしてあたしの胸はこんなに痛い?」とネヴィリルに聞くアーエルさん。当事者に聞くかね:-)。 でも、「恋を、しているから」と答えるネヴィリルさんもすごいです:-)。 こうしてお互いの気持ちを確かめた後は、予想以上のラブラブっぷりで困りました。二人を隔てる壁も溶けてしまいそうな勢いです(^^;)。

    予想以上といえば、アヌビトゥフとグラギエフのキスシーン(!)は予想以上というか、予想外でした。 謀を共有しているという想いなのか、それがもたらす結果を覚悟してのことなのか…。シヴュラ時代には散々キスしたんでしょうが、これが最期のキスかもしれません。ま、よく考えなくても今は男同士なわけですが、それにはあえて突っ込まないことにします(笑)。 今更ながら気づきましたが、昔と違って、今はグラギエフの方が背が高いんですな。

    アイキャッチその1は、翼 ― テンプスパティウムの象徴である ― の生えたマミーナとアングラスを従えたユンという図。なるほど〜。 その2は、子猫チックなアーエルさんとお姉様チックなネヴィリルさんが、柔らかく抱き合うという図。なるほど〜(笑)。 以前も触れましたが、シムーンのアイキャッチはストーリー性があってグーなのですよ。

    さて、ネヴィリルとアーエルはみんなの協力があって脱出に成功しました。果たして最終回はどのような結末を迎えるのか。 予告を見ると、とりあえずいくらか時が過ぎているようです。あの人が、超絶美少女に成長してますな! 楽しみが増えました。

    9/18 ARIA

    ARIA The NATURAL 前話次話 特にアリスのタイとの組み合わせが最高〜
    第25話「その 出逢いの結晶は…」
    2006/9/18 01:00 テレビ東京

    ネオ・ヴェネツィアは衣替え。ウンディーネさんたちの魅惑の生足(じゃないかもしれないが、この際そう思うことにする:-))ともしばらくお別れです。

    レデントーレというお祭りをテーマに、ラスト前のまとめのような話でした。思わせぶりな演出で、藍ちゃんのおばあちゃんのみならず、グランマまで危ないのかと思ってしまった(^^;)。いきなり「想い出」っぽく写真が出てくれば焦ります。アリスは他の二人以上にグランマのことを慕っているということですね。

    内輪のパーティとはいえ、屋形船をチャーターして切り盛りするのは大変そう。しかも、料理も自分たちで作ったんですから、これはりっぱな訓練と言えましょう。でも、仕事だからではなくて、盛り上げようと積極的に参加するアリスに成長を感じました。 ついでに、彼女が料理しているシーン。髪をまとめているせいかぐっと大人っぽく見えます〜。

    みんなが努力した甲斐あって、パーティは大成功。もし、これを正式なサービスにしたら大繁盛間違いなし!ですね。 ウンディーネの制服にエプロンとティアラ風の飾り付けが素晴らしすぎる(そこですか:-))。

    9/17 ストロベリーパニック

    ストロベリーパニック 前話次話 柔らかそうな、お胸であ〜る!
    第24話「運命の輪」
    2006/9/17 01:30 tvk/テレ玉

    なぜか、ダンスの練習をしている渚砂・玉青コンビ。「ダンスはエトワール選の重要な種目なのよ!」とコーチ役の六条さまの檄が飛ぶ。 しかし、「種目」? エトワール選って一体何をするんでしょう…。それに花織さんがあんなハードな訓練に耐えられたとは思えないなぁ。

    六条さまの指導は熱が入りすぎ? 渚砂たち同様、なぜそこまでという疑問はあります。しかも、静馬にコーチ役を頼んだりして。 暗い過去を振り払うためにみんなを急き立てているのか、無神経なのか、イマイチよく分からなくなってしまいました…。

    そして、スピカ編ではやってくれました。落馬して記憶喪失という、あまりにベタベタな展開。だがしかし、それでいい:-)。 光莉ちゃんの泣き顔が見られればいいんです(酷すぎ)。光莉が悲しめば、夜々ちゃんも気を揉む。いじりがいのあるキャラ配置だなぁ:-)。

    沈む光莉を助けてくれたのは、またしても千華留さま。うーむ、おいしい。というか、他人のことを気に掛けているのって、彼女だけなんですよね。 他のエトワール候補はお互いのことで頭が一杯で、それどころじゃない感じ。 やはり、彼女がエトワールになるのがいいんじゃないかと思ったりしますが…。 それはともかく、「信じているから…」と、千華留に抱きついたままの光莉ちゃんはちょっとまずいんじゃないですかね。 君のことが信じられないよ(笑)。

    9/15 xxxHOLiC

    xxxHOLiC 前話次話 いい人っぽいんだけどな〜
    第22話「ユウワク」
    2006/9/15 01:29 TBS

    和服姿の楚々とした美人。口元のほくろがほんのりと色香を漂わせます。 「ユウワク」なんてアバンタイトルが付いてなければ、四月一日くんとの触れ合いもよいことだね〜と思うところですが…。

    彼女が何者なのか分かりませんが、四月一日くんにとっては失った母さんのように感じるところ。これは、疑うなんて無理ですわ。 侑子さんも百目鬼も説明が足りなすぎ〜。

    9/14 ゼーガペイン

    ゼーガペイン 前話次話 美人が落涙する様って、なんで美しいんでしょうね
    第24話「光の一滴」
    2006/9/14 18:00 テレビ東京

    「今日まで、側にいてくれて、ありがとう」 ミナトさんにとっては最高にうれしくて、悲しい言葉だったんじゃないかな…。 はらはらと涙を流す姿が美しかったです。

    さて、シマ司令のオリジナルは意外にもシマ司令とは似ても似つかない存在でした。 悠久の時を経て「色即是空、空即是色」という般若心経の境地に到したようです。彼の言っていることは難しいですが、 空即是色、すなわち「宇宙の万物の真の姿は空であって、実体ではない。しかし、空とは、一方的にすべてを否定する虚無ではなく、知覚しているこの世の現象の姿こそが空である、ということ。」(大辞林)というところにポイントがあるのかもしれません。 このゼーガペインの仮想世界、ひいては現実世界への架け橋になるような言葉のように思えました。

    難しいといえば、ルーシェンの心も難しいなぁ。つまりその……BLってこと?(直球) 彼はキョウを守れて本望かもしれないけど、メイウーが助かるかどうか、心配です:-)

    9/12 シムーン

    シムーン 前話次話 一回くらいはこの伝統の止め絵技法を。これで見ると、ネヴィリル様照れてる!?
    第24話「選択」
    2006/9/12 01:30 テレビ東京

    「選択」とは、単に性別を選ぶことだけではなく、人生の岐路に立たされた少女たちのこれからの生き方そのものを指しているのでしょう。

    モリナスとワポーリフは、お互いに好意を持っていたものの交わることなく終わりそう。それでもワポーリフははっきりと気持ちを伝えたので、大逆転があるとすれば、モリナスから行動を起こしたときでしょう。

    カイムとアルティの、長い長い姉妹喧嘩も終了。結局、カイムは子供すぎて、アルティは大人になろうとしすぎたということかな…? お互い歩み寄ったことで和解できたようです。カイムのパラ様への想いも憧れに昇華できたようだし。

    …ここまではいいとして、驚きその1が、ネヴィリルとアーエル。ネヴィリルからの告白ってのは、予想外でした。 アムリアのことがまだ忘れられないでいると思っていたのに…。確かに、もっとも落ち込んでいたときに助けてくれたのが、アーエルでした。 「私が好きなのは、あなた。(中略) 伝えた方がいいと思った。いえ、ただ伝えたかった。それだけ」と、照れたり眼を逸らしたりせずに言い切るのは、生真面目な彼女らしい、真摯な告白だったと言えましょう。

    驚きその2は、ユンとオナシア(!)の関係でしょう。抱き締めることで、オナシアの心を救ってあげるとは…。オナシアを失って泉はどうなるのか。ユンが2代目オナシアとなるのか、番人などいなくてもいいのか。コール・テンペストの面々の前に現れた彼女がなんと語るのか、注目です。

    9/11 ARIA

    ARIA The NATURAL 前話次話 お金を稼ぐってことは大変なのですよ〜
    第24話「その 明日のウィンディーネに…」
    2006/9/11 01:00 テレビ東京

    書類整理がイヤだ、なんていう新人がいたらクビだよなぁ(苦笑)。まだ学生のアリスはともかく、灯里や藍華はシングルとはいえ給料もらっているんだよね、たぶん。特に第二期になってからというもの、どーも仕事に対する厳しさみたいなものが感じられなくて、かなり不満なのです。 晃さん、もっと締めちゃってくださいな。

    今回は、その晃さんが陰口を叩かれるというお話。ま、特に女性ばかりの職場というものは、得てしてこうなりがち。 ちと男性には理解できない現象ではありますが…。藍華にとっても他人事ではなく、姫屋の跡取りという立場は羨望と嫉妬を同時に集めることになるでしょう。三人娘が誓ったように、強い心は確かに必要です。

    ところで、晃より先にプリマに昇格した、というエピソードはありましたが、ネオ・ヴェネツィア最年少記録保持者とは思いませんでした、アリシアさん。グランマの最年長記録もすごいですが、アリシアさんなら抜けるんじゃないでしょうか。つまらない組織のゴタゴタもなさそうだし:-)

    9/10 ストロベリーパニック

    ストロベリーパニック 前話次話 玉青ちゃんにとっては、至福の瞬間でしょう
    第23話「迷路」
    2006/9/10 01:30 tvk/テレ玉

    いろんな意味で面白すぎる展開です:-)

    六条さま、前々回あたりで多少は丸くなったかと思ったら、真面目すぎるところは相変わらずの模様。 かなり強引に玉青・渚砂コンビのエトワール選出馬を推し進めます。

    しかし、「自分の気持ちを偽って出るなんて!」と、渚砂があれほどはっきりと静馬への想いを語るとは思いませんでした。 傷ついても、やっぱり好きなのね〜。でも自分の気持ちでいっぱいで、静馬が感情を押し殺していたことには気づかなかったようです。

    静馬さまも大人の対応だな…と思っていたら、突然のご乱心(^^;)。いや〜、びっくり。 しかし、天音さまの突然の落馬事故にはもっとびっくりです:-)。 あれですな、普段したことがないケレン味を出そうとするから、肝心なところで失敗するんじゃないでしょうか(爆)。 ……な〜んて、ほんとのところは誰かが細工したんでしょうが、絶妙なタイミングで発動したもんです。 スピカはもう片が付いたと思っていましたが、まだまだやってくれそうです。

    出番少ないのに、意外においしいところを持っていく千華留さま。彼女がエトワールになるのが、一番丸く収まるような気がします:-)

    9/8 xxxHOLiC

    xxxHOLiC 前話次話 ま、きっちり遊んでますけどね:-)
    第21話「ツメキリ」
    2006/9/8 01:29 TBS

    赤いリボンに突進したくなる気持ちはわかります、リボン好きとしては(そうじゃない)。

    誰しも、迷信の意味を考えたことがあるでしょう。やはり四月一日くんのような理由付けをするのですが、この世ならざるものへの先人の警告が込められているんだよ、というお話。

    相変わらず四月一日をいじって遊んでいるように見えて、きっちりフォローしている侑子さんでした。 彼が迷信を信じなくなった理由も、お見通しだったようですな。

    9/7 ゼーガペイン

    ゼーガペイン 前話次話 貴重なツーショットになってしまうのか…?
    第23話「沈まない月」
    2006/9/7 18:00 テレビ東京

    いやいや、燃える萌えるよ、ミナトさん。シマ司令の代わりに、矢継ぎ早に指示を出す様が凛々しい〜。 かと思うと、心配そうにシマを見上げたりしてね。この一途さが可愛らしいです。

    シマは、ミナトの脚のことを知っていたんですな。「そのプログラムが完成すれば、ミナト、君の欠損したデータも…」なんて台詞が、彼にしては意外で、ちょっとほろっと来ましたよ。

    次回予告を見ると、クローンのシマはかなりピンチっぽいですが、果たして彼のオリジナルはミナトを、逆にミナトは彼のオリジナルを受け入れることはできるのでしょうか。

    9/5 シムーン

    シムーン 前話次話 うはは、自分の気持ちに戸惑うアーエルがかわいい〜
    第23話「永遠の少女」
    2006/9/5 01:30 テレビ東京

    コール・テンペンスト解体……和平という名の降伏勧告を受ける立場としては、当然でしょうね〜。名を捨て実を取る敵の外交手腕は大したものだと思います。

    翠玉のリ・マージョンだけがアムリアに会う唯一の方法であるなら、ネヴィリルとしては焦るところ。 それを感じ取ったアーエルとしては面白くない。「あなたも違う世界へ憧れていたんでしょう?」ともっともらしい理由を付けてくることも面白くない。 「ネヴィリルって、こんなに良く喋る奴だったっけ」と話を切り上げるシーンは、そのあたりの彼女の気持ちをうまいこと表現しています。

    でも、そういう気持ちが、やきもち・嫉妬であることには気が付いていなかったようで。フロエにいいようにからかわれるところが面白い。 初めてアーエルを可愛いと思えた気がするなぁ:-)

    一方、巫女さまの中で、世界の真実にもっとも近づいているのがユンかもしれません。 オナシアが語ってくれたことにより、少しずつからくりが分かってきました。 しかし、彼女の役割はいまだ分からないので、いなくなるとどうなるのかも不明です。 宮主様があんなに焦っているのは、それに関係しているのでしょうか??

    9/4 ARIA

    ARIA The NATURAL 前話次話 末永くお幸せに。
    第23話「その 海と恋と想いと…」
    2006/9/4 01:12 テレビ東京

    前回は、あまりにショッキングな話(笑)だったので、感想をパスしてしまいました。

    今回は、一見気難しそうで、その実、不器用でかわいいおじいさんと、おばあさんのお話。こういう老夫婦像は、ひとつの理想型ですね。

    ケット・シーのような摩訶不思議なお話もたまにはいいんですが、今回のようなお客さんとの触れ合いを描いた話がもっとあっても良かったんじゃないかなー、と思いました。

    それにしてもあのおじいさん、どうやっておばあさんをゲットしたのか。それはちょっと摩訶不思議なことかもしれません:-)

    9/3 ストロベリーパニック

    ストロベリーパニック 前話次話 ここで謝られたりするのもきついよな〜。夜々ちゃん、がんばれ…
    第22話「決闘」
    2006/9/3 01:30 tvk/テレ玉

    「光莉の言葉は、冬の冷たい風に凍り付き、千の刃となって、私の心に突き刺さった…」と相変わらずのナルシストぶりを見せつける要さま。 「正々堂々と」天音さまに勝負を挑みます…得意のテニスで:-)。結局、コンプレックスと裏返しの想いで天音の背中を押すことになりました。

    桃実さんはそりゃショックです。今まで手の平で転がしていたと思っていた相手が、根本的なところで違う方を見ていたんですから。 というか、彼女は純粋に要のことが好きだったんですね。裏があると思っていたので、むしろそっちの方が驚きでした。

    さて、かなり苦しい立場に置かれていた夜々ちゃん。聖歌隊の練習も出なくなって、これは暴発もありか!?と見ていたところ、 うま〜いこと光莉ちゃんに丸め込まれちゃいました(爆)。 振ることと、励ますことを同時にしてのけた光莉ちゃん…怖い子:-)。 夜々ちゃんとしては、「光莉にそんなこと言われたら、もう歌えないなんて言えないじゃない」としか言えないじゃない:-)。

    そんなこんなで、破局1、失恋1という犠牲を出してようやくスピカのエトワール候補が決定。お気に入りだったスピカ編も、これでだいたい片が付いたという感じでしょうか。

    9/1 xxxHOLiC

    xxxHOLiC 前話次話
    第20話「アガナイ」
    2006/9/1 01:25 TBS

    ホンダンショコラ…初めて知りました(^^;)。温かい物だとしたら、学校に持っていくのも大変だったでしょうね。

    そんなホンダンショコラとは対照的に、冷然たる侑子さんです。恐ろしい人…。 ただ、彼女としては断罪しようとかそういうつもりはたぶんなく、あくまでも「対価の法則」の忠実な守護者ということなのでしょう。


    (C)カズくん