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図書館戦争 (感想終了)

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第1話「我ガ王子様ハ図書隊ニアリ」
2008/4/11 01:00 フジテレビ

お、これは良い感じ。仕事に対して熱くなる(そして失敗する)若者を見ると、なんだかうるうる来てしまうのだな〜。

で、主役の笠原。井上麻里奈ってこんなにうまかったっけ!? とびっくり。あと、声優で言うと、柴崎役の沢城さんがやっぱりいいなー。 こういうさばけたキャラは珍しい気がしますが、いい。黒髪がサラサラでさらに高ポイント。でも、眼鏡はやめて欲しい…。

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第2話「図書特殊部隊(ライブラリータスクフォース)」
2008/4/18 01:00 フジテレビ

笠原は、甘ちゃんなところもあるけれども、叱責され、ポロポロ涙を流す姿にホロリ。 でも、上長の立場からすれば、泣くのは勘弁な…。男女平等の世の中とは言え、業務中に女の子に泣かれてしまうのは、男としてはやっぱりつらいものなのですよ…。

でも、笠原は幸せ者ですね。理解のある上司と、力になってくれる同僚に恵まれて。 うん、柴崎ちゃん最高:-)。問題ができなかった罰としてチョコを食べなきゃならない、っていうのはチョコ好きの私にはまったく思い付かなかった発想だよ:-)。

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第3話「小田原攻防戦」
2008/4/25 01:00 フジテレビ

「乙女がここにいます!」には笑った。恋バナを交えつつも、話は結構シビアな展開を見せます。

笠原、毎回泣いているなぁ。「自覚のない甘ちゃんだから外していくんでしょ」と、今回は柴崎ちゃんにぴしゃりとやられましたね。 気持ちのよい姐さんぶりだな〜。

良化隊との戦闘は、ある意味大人のルールに基づいてやっているわけね。それもこれも、ちゃんと落としどころを用意しておく、有能な指揮官あってのことです。硬直した思考の持ち主だったら、今回の戦闘でも死人が出たでしょうしね。

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第4話「図書隊司令ヲ奪回セヨ」
2008/5/2 01:00 フジテレビ

集合ビルを買い占めるって凄い支出に思えるけど、軍隊を運用している組織からすれば、実はそれほどでもないのかもしれないな〜。予算はどこから出ているんだろ。でも、結局一発の銃弾を使うこともなく制圧しちゃいましたけどね。

「この人に認められたことがこんなにうれしいなんて」 という堂上と笠原のやりとりは、毎回ぐっとくるものがあります。 認められることは誰しもうれしいことだけれど、特定の「この人に」というのは根底に「この人」への尊敬がないと成立しないですからね。そういう関係を構築したいものです。

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第5話「両親攪乱作戦」
2008/5/9 00:45 フジテレビ

「これ、防衛部にいる彼氏のなんです、内緒ですよ?」 この受け答え。柴崎、ほんとに卒がないな〜。 そういや、彼女にはお相手はいるんですかね…?

さて、笠原の両親は結局娘の仕事内容に気が付かなかったのか!?と驚きかけましたが、さすがにお父ちゃんは分かっていたようです。でも、お母さんは知らないね、あれは。娘大事な発言にイラッとさせられましたが、まぁ、自分にもし可愛い娘がいたとしたら、ああなるのかもな…。とはいえ、最終的には笠原パパのように認めるでしょうね。男親は娘に甘いから…。

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第6話「図書隊ハ発砲セズ」
2008/5/16 01:00 フジテレビ

堂上と笠原の武勇伝がメインだけれども、この作品の持つ「怖さ」がじわじわと伝わってくる話でした。 ルールに基づいた戦闘とはいえ実弾が飛ぶわけだし、偶発的な事態で一般市民が巻き添えになる可能性もある。 なによりそのターゲットになっているのが本であるということ。

メディア良化法も図書館自由法もない世界――というより時代――に生きている我々は滑稽に思うどころか深く感謝しなければならないでしょう。

で、一般市民のクレーム1つで戦闘が終わるものなのか? と思っていたら、どうやら裏がありそう…。 手塚君はエライ人のお子さんなのかな??

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第7話「恋ノ情報探索(レファレンス)」
2008/5/23 01:00 フジテレビ

どちらかと言えばお堅い柴崎ちゃんの恋バナ!? 最初は断っていたけれど、段々その気に…。 この程度に強引なやり口なら、うまくいくもんでしょうかね。

という軽めの展開の裏では、なにやらキナ臭い動きが…。怪しいなぁ、と思ったいたらやはりそういうことですか。 今度ばかりは笠原に救われましたね〜、柴崎ちゃん。

手塚が電話していた相手ってお兄さんだったのか。しかも、司法省の人ではなく、司法省に口利きができる人物。 こいつは、胡散臭いぜ〜。なにやら図書館隊に仕掛けてきましたよ、というところで次回。

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第8話「策動セシハ手塚慧」
2008/5/30 01:00 フジテレビ

入れ知恵をして査問に送り出すも、ど真っ直ぐな笠原はかわしきれず。まぁ、査問をする側もプロなんだから、これはしょうがないでしょう。しかし、「今、優しくしちゃいやです〜、泣きそう…」「泣いてもいいぞ」なんて、普通上官との間で出てくる会話じゃないだろ!(笑)。俺もそんな部下が欲しいよ!(落ち着け)

そんな笠原だからこそ、慧の誘いをきっぱりと断れたわけで。「いい面の皮」と自嘲したように、慧は攻略する相手を間違えましたね。 王子様云々以前に、直感型の女性は彼の一番苦手なタイプと言えるんじゃないでしょうか。

むしろ、柴崎の方が落としやすかったはず。現に朝比奈の工作はいいセンいっていたものね。 しかし、彼が好意を寄せていたのは本当だったとは…。 そんな朝比奈を「アンタたち、私の逆鱗に触れたのよ」と一刀両断にする柴崎が、すごく格好いい…。 これは惚れる!

「寝る必要あったら、寝られると思うし」というのは衝撃的な台詞:-)でしたが、これは手塚弟に対する気遣いだと思うなぁ。 実際、腕時計を質に入れたお金で二人で飲みにでも行ったのでしょう。少なくともそうしたくなるくらいには、凹んでいたことは確か。 なにやらいい雰囲気で、つきあい始めてもおかしくないな〜。

で、堂上教官があこがれの王子様と気付いた(つーか、教えられた…(^^;))笠原。君はなんで今まで気付かないのかね…:-)。

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第9話「昇任試験、来タル」
2008/6/6 01:00 フジテレビ

あこがれの王子様は実は身近な上長。「今更気が付いたのか!」と視聴者から総ツッコミの笠原ちゃんです。

つーか、なんだ。俺もそんなオフィスラブしてみたいよ!(ぉ ま、実際には別れた後が大変ですけどね。いや、別れなきゃいいんですが…。

柴崎は、見事な話術で子供の心を掴みまくり。沢城みゆきの語りを生で聞ける子供がうらやましいぞ:-)。 手塚とは、お互い信頼できる関係になりつつありますね。これが恋に発展するのか、それとも単なる友人・仲間となるのか、見ものです。

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第10話「里帰り、勃発」
2008/6/13 01:20 フジテレビ

あの母親といい、寮での陰湿ないじめといい、女のイヤな部分を見せつけられた気分だな〜。 裏表のない笠原の一喝で解消。あー、すっきり。「お前はしない」と言い切った堂上も爽やかでしたが、部下を抱き寄せるのはまずいよな〜、一般には(笑)。まぁ、自分が王子様だって分かっているからいいのか。なんとうらやましい…。

さて、柴崎ちゃん、やっぱり恋フラグ立ってます? ずいぶん電話しなれた雰囲気じゃないのさ〜、なんて思ったけど会話の内容は事務的なもの。あらら? でも、「…昇任試験の時の報酬、まだなんだけど」 おおっ、ツンときた! 気付けよ手塚!:-) 「無事に帰って来いって言ってんのよ、ばか」なんて独語が蛇足に思えるほど、気持ちの伝わる沢城さんの演技でございました。うまい。

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第11話「死闘!茨城県展警備」
2008/6/20 01:00 フジテレビ

シリアス。でも、作品の狙いとしては今回のような話がやりたいのでしょうね。おそらく、大学闘争を実感で語れる世代の人にはよく分かるんじゃないかな。知らない私の世代でも恐ろしいもの…。それは多分に今の世相が反映されているからでしょうけど。

でも、シリアスに語り出すと、堂上と笠原の関係がどうも軽すぎるように思えてしまう…。次回、どうなるのかな?

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第12話「図書館ハ誰ガタメニ」
2008/6/27 01:00 フジテレビ

あら、堂上教官をあんな目に遭わせた女の処遇はノータッチですか。まぁ、明らかに犯罪行為だからあえて語ることもないかもしれませんが、鉄槌を下して欲しかったですね。

さてこの作品、どうだっただろう。良作だとは思いますが、テーマの重さとラブコメの軽さがあんまりマッチしていなかったように思います。 エンディングで堂上と笠原が付き合っているらしいショットがあって、普通のラブコメ作品だったら「笠原の表情が女の子していて可愛すぎる!」などと感想を書いたでしょうが、言論の自由を身体を張って守るという重く、リアリティのある設定に引っ張られると「上司と部下でそんな関係あり得ないだろ…」などとやさぐれてしまいます(ぉ。

無理矢理ラブコメ観点で言えば、やっぱ柴崎ちゃんね:-)。あの二人の仲は進展したのかな。どうも手塚くんはにぶちんのようなので、未来の基地司令(!?)も苦労しそうですね。