「言い訳はしません」 うーむ、とても「男らしい」…。 さあ、どうする、貴子さん、瑞穂「お姉さま」!
どうなることかと思っていましたが、実にうま〜く、さわやかに、甘酸っぱく:-)終わりを迎えました。
貴子さんとまりやの、瑞穂ちゃんを軸にした対立と和解であと2〜3話は欲しいな、と感じていましたが、二人の「仲直り」のシーンと、これからだよ!というラストダンスのシーンで綺麗にまとまりましたね。グッド〜。
週間ヒロインのコーナーでも書きましたが、この作品のキャラはみんな好感が持てます。しかし、やはり貴子さんが最高。
お姉さまが男だと分かってショックを受けたものの、誰にも言わずに執務に没頭しようとしているシーンだとか。
学園を去るというお姉さまを反射的に追いかけようとしたことで自分の気持ちにはっきり気が付き、泣き崩れるシーンだとか。
お姉さまのダンスの申し出に、「喜んで」と柔らかい笑顔で受けるシーンだとか。
ダンスの最中、恥ずかしいのかちらちらと視線を外しているところとか。
…どれもこれもツボ!ツボ!で、大変によろしいです:-)。
…というわけで、非常に楽しませてもらった作品ですが、欲を言えばあと1クール使って、まりやの恋も進めて欲しかったところ。
それに、周辺のキャラだってもっとポテンシャルがあるはず。特に、紫苑さんはもっと語れるキャラなんじゃないかな。
EDの後日談シーンを見て、そんなことを思いました。
後日談シーンと言えば、ラーメンデートのシーンが最高です。二人でいるシーンが描かれているのは、貴子さんだけ。
きっと貴子さんもそう思って、気合い入りまくりで服を選んだのに、やって来たのは庶民的な定食屋。
でもハンカチを丁寧に膝に乗せて、ラーメンを一生懸命食べているギャップが可笑しい。性格と、状況が目に浮かぶようですね:-)。
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