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ゼーガペイン (完)

ゼーガペイン 次話 川澄さんの声が似合ってます
第1話「エンタングル」
2006/4/6 18:00 テレビ東京

正統的な少年とロボットのパターン、かな。そんな中にあって、シズノのクールビューティさが光ります。 やんちゃ坊主を軽くいなして導く、いいお姉さんです。

冒頭のシーンは、過去の出来事なのか、別の次元の事なのか。どうも学園がらみで関連しているようですが…。生徒会?の面々も面白そうです。 きっちり幼なじみも配置しているので、そっちのほうも期待できそう。

EDはOPは新居昭乃さん(EDなのは第一話のみ)。アニメではお久しぶりです。

ゼーガペイン 前話次話 クールビューティがたまににっこりするとポイント高いの法則
第2話「セレブラム」
2006/4/13 18:00 テレビ東京

キョウがなぜセレブラムの面々から敬遠されているのか、気になるところであります。特に生徒会長の隣にいる子はなかなか厳しい態度。 あるいはシズノへの反発なのでしょうか??

そんな周りの雰囲気を押し切って、彼を二度目の出撃に駆りだすシズノさん。「私とキミはそういう関係でしょ」などとにっこり微笑む様を見ると、前世?でもうまいこと手綱を握っていたのだな〜と思わせます。さて、リョーコちゃんはどうするよ?:-)

ゼーガペイン 前話次話 ミナトの非難がましい視線もどこ吹く風のシズノさん
第3話「デフテラ領域」
2006/4/20 18:00 テレビ東京

ゲームは、セレブラムが行っている啓蒙活動の一環なのでしょうか? まさかキョウ一人のための仕掛けではないでしょう。 あるいは、シズノが「この世界は今とココしかない」と言ったのは、キョウたちがいる世界のほうが虚像だという意味でしょうか??

キョウに宛てたメッセージも意味深。戦っている相手以外に、セレブラムと対立している勢力があるのかな。 そして、メンバーの非難を涼しい顔で受け流しているシズノさんが、キョウが触れた真実の前では哀しげな顔。いったいどんな秘密が…ってなところで次回。

ゼーガペイン 前話次話 美人は、怒ってもキレイ〜
第4話「上海サーバー」
2006/4/27 18:00 テレビ東京

キョウが戦っている世界は、果たしてゲームなのか、現実なのか。結局、一発殴られることでそれが現実であることを思い知らされたわけですが、別にキョウが悪いわけじゃないよな〜。 もともとゲームであるかのように見せていたセレブラムの面々に責任はあるでしょう。まぁ、彼も明らかに空気が読めてませんけど:-P

さて、彼のパートナーであるシズノさんも、相変わらず司令・副司令とは心温まる会話:-)を交わしていますな。 いろいろ理由はあるんでしょうけど、性格的にいかにも馬が合わなそーな、ミナトとシズノさんがやりあっている所を見るのが、私の楽しみです:-)。

ゼーガペイン 前話次話 そんな無視しなくても…(T_T)
第5話「デジャビュ」
2006/5/4 18:00 テレビ東京

敵の侵略により(?)地上に住めなくなった人類は、生体情報をデータ化してサーバに退避、学校がある世界もすべてバーチャルであるということのようです。キョウの母親が登場しないのは、データ化する前に亡くなったということかもしれません。

ってことは、サーバを失うということは、相当数の人数のデータが失われるということか? 前回、サーバの回収に失敗したとき両親の事しか言っていなかったけど、それだけじゃなかったわけですか。それは怒るわな〜。

そのあたり、シズノさんのフォローがあんまりないのが気になります。

ゼーガペイン 前話次話 シズノさんに怒られてみてぇ〜(ぉ
第6話「幻体」
2006/5/11 18:00 テレビ東京

「もはや、地球上には生物としての人間は一人もいない!」と衝撃の事実が暴露されました。確かに驚きました。 大半が死滅し、生き残ったセレブラントという人たちだけが抵抗を続けているのかと思っていたのですが、まさかすでに絶滅していたとは。 映画「MATRIX」の人間も仮想世界に囚われていたものの、生物として確かに存在しているところに希望がありましたが、 その可能性すら排除したシャープな世界設定と言えましょう。問題はどういう結末を持ってくるのか、ですが…。

「作り物」ってことで、腰から太ももへかけてのラインが色っぽいカミナギちゃん(毎回お約束)や、怒ったところもまたお美しいシズノさん(これもだいたいお約束)の存在も納得。…って、データ改ざんはしていないって?:-)

ま、外見はともかく、「心」はどうなっているのか、興味ありますね。

ゼーガペイン 前話次話 おねーさんとして余裕を見せる先輩だが、その心中やいかに
第7話「迷える魂」
2006/5/18 18:00 テレビ東京

実際にゼーガペインのような現実と仮想があったら、そのどちらが本物か判定することは難しいでしょうね。唯一の方法はサーバを破壊してみることでしょう…。

さて、ここでは思い悩むキョウくんは置いといて…。シズノ先輩とリョウコの初対決に注目です。 「『あなたを愛してます』って … て言ったら、あなたどうする?」という台詞を冗談だと納得するリョウコは、とても素直な子だと思います:-)。 さらにシズノさんは「元気付けてあげて」と立ち去る余裕を見せますが、実際のところキョウとの関係はどうなのか。 「前世」では深い仲に見えましたが…。シズノさんだけイエルという別名で呼ばれていることも気になります。

ゼーガペイン 前話次話 シズルさん自身は、今の自分の「想い」を信じていないように見えるんだよね…
第8話「水の向こう側」
2006/5/25 18:00 テレビ東京

「だったら、試しに壊してみる?」 やっぱりこの実証方法が一番確実ですな。錯乱したキョウがほんとにやってしまわないか、心配しましたよ(^^;)。

仮想世界に生きる自分たち幻体の「想い」も本物だ、というのが今回の転換点でした。が、それすらもプログラムされた結果でないとどうして言えるでしょう? 現実を知ったとは言え、結局のところぐるっと回ってスタート地点に戻ってきただけのような気もします。

ここで、「本当の痛みを知るのは、あがかなくちゃならないのは、これから」というシズノさんの台詞に注目。 想いが本物かどうか、さらに迷う時が来るということでしょうか?

ゼーガペイン 前話次話 夕焼けの告白。シチュエーションとしては最高だったのにねぇ〜
第9話「ウエットダメージ」
2006/6/1 18:00 テレビ東京

「いいじゃない、うそだって…」ですか。女心は難しいのう〜。ま、安売りしないほうがいいと思いますがね。 せっかくリョウコから歩み寄ってくれたのに、台無しにしてしまうキョウなのでした。彼としては、仲直りするいいチャンスだと思ったんだろうけど。若いな〜。

そんな彼に「失恋でもした?」とさらっと聞けるシズノ先輩は大人ですね。 ひょっとしたらリョウコとのことがすごく気になっているのかもしれませんが、本心は分かりません。大人ですから:-)。

今回、量子テレポートの際のデータ欠損により、セレブラントはやがては消えてしまうことが判明したのですが、「生まれ変わる」ことができるならいいのでは? 身体的特徴は継承したけど、同一人物ではないってことかな。 そうだとすると、シズノさんの彼への距離の取り方も分かる気がします。

ゼーガペイン 前話次話 切なさ炸裂するシーンが一回は来るはず!と信じているのですが
第10話「また、夏が来る」
2006/6/8 18:00 テレビ東京

映像の「重み」から世界の虚構に気付くとは、リョウコの観察眼は本物のようです。キョウの出演を素直に喜ぶものの、彼らには「2学期」は来るのでしょうか。仮想世界の「シナリオ」はどこまで用意してあるんでしょうね…?

ちょっと驚いたのが、夏祭りにセレブラント幹部が出ていたこと。彼らとしては「ロールプレイ」することで、世界の整合性を保つという目的もあるのかもしれません。そんな中でも、花柄の浴衣姿で綿菓子食べたりしているミナトさんがちょっとかわいい。 新EDの会長とのツーショットもなかなかよいです。もっと出番を増やして欲しいなぁ。 いや、出番は毎回あるんだけど、イマイチ役割がよく分からないんですよね。 いじればおもしろそうなキャラなのにもったいない。

ゼーガペイン 前話次話 貴重な笑顔がキュート
第11話「残るまぼろし」
2006/6/15 18:00 テレビ東京

素晴らしい。安易な盛り上げのためではなく、単なるお涙頂戴でもなく、EDの時間まで使ってしっかりと死を描いていました。アークが、犬と、クリスの命を残して散っていったのは、ある意味では強烈なエゴと言えるかもしれませんが、それも愛ゆえです。

それと、シズノさん。今回の話で、お気に入り度がさらに上がりました。「初めはあなたの陰気な顔が嫌いだった」とアークに言われたり、自らも「不幸を呼ぶ魔女」と言う、陰のある女性。キョウとは以前は恋人関係だったことが今回はっきりしましたが、彼はその記憶をすっぱり失っていることから、あえて近づこうとはしないところ。いいですねぇ。喩えて言うなら喪服美女:-)。

さて、アークの死とともに現れた、リョーコのセレブラントの印。それは希望の光か、忌まわしい呪いか。 キョウとシズノのそれぞれ、あるいは二人の関係に大きな影響を及ぼすことは必至。特にシズノさんがどんな反応を示すのか、実に楽しみだったりします。

ゼーガペイン 前話次話 シズノさん、がんばれ〜
第12話「目覚める者たち」
2006/6/22 18:00 テレビ東京

リョーコがセレブラントとして覚醒。その精神的なタフさ、適応力の高さに驚かされます。キョウはあれほど受け入れ難かったのに、いっそ清々しく前向きに捉えていました。 もっとも、それができたのは「キョウちゃん」がいたからでしょう。彼と同じ存在になることができて、彼の今までの不可解な言動・行動に合点がいったとき、安心したのは間違いありません。

それに対して、終始暗かったのがシズノさん。「彼女は、守られる存在?」という問いに迷いなく「ああ」と答えてしまうキョウに、思わず「…いいわね」と本音が。「付き合いなさいよ」と猫を構う姿は実に寂しいわけですが、そんな風にしかできない彼女もいい:-)。

「リアシートを取られてご機嫌斜めか」と指令が言ったのは、パイロットとしてキョウと組ませることを示唆したのか…。 「彼らにとっては始まりだろう」というのもいかにもあの指令らしい無遠慮な言葉ですが、 シズノさんには面白くないことになりそうです。

ゼーガペイン 前話次話 まじっすか〜(T_T)
第13話「新たなるウィザード」
2006/6/29 18:00 テレビ東京

リョーコにお似合いと言われ、声を弾ませる副会長がかわいい。会長には「気のせい」と一蹴されてしまいましたが。 とにかくリョーコの出現で、艦内の雰囲気も明るく和やかに…。

その一方で鬱々としている女性がひとり。それはもちろん我らがシズノさん。予想通り、リョーコの前でも平然としてみせましたが、キョウ本人からウィザード交代を申し出られ、相当に堪えている様子。今後、ベストパートナーぶりを示すキョウとリョーコに、どんどん暗くなっていく展開かと思っていたのですが…。

「キョウちゃんと一緒なら、もっと高く飛べる!」と語っていたリョーコに、まさか、こんな運命が待っていようとは。こいつはショックだわ〜。 容赦ない展開に今後ますます目が離せません。

ゼーガペイン 前話次話 クールビューティをかなぐり捨てて、彼のために一生懸命なんですよ…
第14話「滅びの記憶」
2006/7/6 18:00 テレビ東京

とても受け入れがたいリョーコの「死」。キョウは荒れまくるのか?と思いきや、むしろ信じられないという感覚のようです。 でも、テープに吹き込まれたリョーコの声を聞いたとき……こりゃ泣くよ。

さて、最近可愛いところも見せている副会長。突然のシャワーシーンに色めき立ちましたが、細いおみ足には緑に光る箇所が…。 後方支援の人でもデータ欠損は起こるんでしょうか? ニーソはこれを隠すためだったんですね。 サーバ内のデータに干渉したせいだとしたら、結構切ないですな…。

切ない人と言えばもう一人、シズノさん。キョウが落ち込んでいるところを素通りしたシーンは意外に思いましたが、黙ってリョーコのサルベージ作業をしていたようです。安易な慰めの言葉を掛けたり、あまつさえライバルが消えてラッキーとか、そういう考えとは無縁の高潔な人なのでした。 それだけキョウを愛しているということかもしれませんが、それはやはり切ないことです。これでデータ欠損してしまわないんでしょうか…。

ゼーガペイン 前話次話 目がね…すごく哀しそうなんですよ
第15話「リインカーネーション」
2006/7/13 18:00 テレビ東京

シズノさんは一度ロストした幻体を復元するとどうなるか、キョウのときで分かっていたわけです。ルーシェンやクリスがほのめかしたように、以前と全く同一の人格まで復元できるとは限らない…。

結局、カップルになったり、仲直りしたりと未来に向けて進み始めていた一同だけど、やはり来ないのですね、「2学期」は…。

そのことを告げるシズノさんの表情がすごく哀しそうで、胸を打ちます。ショッキングな事実を前にして、キョウはそれに気づいていないかもしれないけど。ほんと、この作品は追い込みますねぇ。現実として「未来」はここにはもうないわけですが、果たして「希望」を持たせるエンディングにたどり着けるかどうか、大いに注目です。

ゼーガペイン 前話次話 ひたすらにつらい役回りのシズノさん
第16話「復活の戦場」
2006/7/20 18:00 テレビ東京

リョーコは人格どころか、生活することが可能なレベルにも戻れなかった。彼女が元に戻れるのはゼーガペインの中でだけ。 故に「復活の戦場」。ハードな展開だわ〜。ここで、シズノさんを責めるのは間違ってるよ、ルーシェン。彼女はキョウのために、最善を尽くしたかったのだから…。珍しく人前で感情を露わにして反論する彼女がつらいです。

つらいと言えば、水泳のシーン。果たして「リセット」はゴールする前なのか、ゴールしみんなで喜びを共有した後なのか……そこに注目していましたが、ゴールした瞬間にキョウ以外のメンバーが消えてしまうとは。極めてシャープに現実を表現してくれました。 しかし、シマ指令によれば復活する方法がないわけではない…ようです。本作品中、唯一の希望の光と言えますが、果たして。

意外だったのは、昔のキョウが「もうセレブラントになりたくない」という日記を残していたこと。そして、シリーズの最初に出てきた謎の警告文が、実はキョウ自身によるものだったことです。「ミサキシズノには関わるな」というのはシズノさんの気持ちを考えると、これほど哀しいメッセージはありません。

ところで、副官らしくシマ指令の代わりにオケアノスを仕切るミナトさん。 「返事は1回!」なんて叱ったりするところが妙に可愛いではありませんか。今回わずかに和んだシーンです。 次回予告でも意外な格好:-)をしていたので楽しみ。

ゼーガペイン 前話次話 ぐ〜!
第17話「復元されし者」
2006/7/27 18:00 テレビ東京

あぁ…、キョウは悪くない。しかし、「サンキュー先輩、カミナギを見つけてくれて」なんて言われたら、シズノ先輩はなんて反応したらよいのか…。微妙な表情の変化を堪能しましょう。それでも、トータルではうれしいんだな〜。けなげだ…。

クッキー作りにいそしむミナトさん。うお〜、めちゃめちゃかわいいぞ〜。シマ司令、うらやましすぎる…。 けど、不在。しかもシズノさんと一緒に。そりゃあ、一気にご機嫌斜めですわ。

戻ってきた司令に「危機は回避しました」というのはいかにも堅い。シズノさんにも当て擦っていますが、どうやらイエルというもう一つの名が関係しているようです。周りの雰囲気も冷たいし。ガルズオルムが知っていたと言うことは……ナーガの関係者とか??

ゼーガペイン 前話次話 感情を伝えられることがどれだけ大切か……そんな一コマ
第18話「偽りの傷、痛みは枯れて」
2006/8/3 18:00 テレビ東京

ガルズオルムのお陰でサーバ内でも生活できるようになったリョーコ。だがしかし、感情が欠落しているのはつらい。 シンも悪意で感情を排したわけではなく、彼らにはそんなものがないから復元しなかったということなんでしょうが、あまりにつらい。 せめてゼーガペインの中では想いをやり取りして欲しい……ほっぺにチュッするリョーコがあまりにもいい子過ぎて涙出る〜。

もう一人いい子が、ミナトさん。シマ司令と話をしているとあんなにうれしそうなのに、彼はシズノさんと内緒話。 彼らは自分の知らないなにかをしようとしている、そんな不安と寂しさを隠せない彼女にぐっと来ますねぇ。

キョウについては、以前の彼が疲れ果ててしまったのがよく分かります。リセットされると分かっていて、努力し続けることができる人がいるでしょうか…。そんな自分たちの「存在」は本物なのか。当初から繰り返されてきた疑問ですが、さらに痛切に響いてきます。

ゼーガペイン 前話次話 青いバラに口づけするシズノさん。青いバラは自然界には存在しないという…
第19話「ラストサパー」
2006/8/10 18:00 テレビ東京

やー、「悪女」っぷりがあまりにも素敵なシズノさんでした。「デザートをいただくわ」と、散った青いバラの花びらに口づけるシーンにはぞくぞくきましたよ。青いバラは自然界には存在しないといいますが…なんらかの符牒のようにも思えます。 しかし、ルーシェンも凝り性だね。メイウーたちに給仕させてわざわざあんな尋問の舞台を用意するなんてね。

キョウとリョーコの活躍で、舞浜サーバを守った!と思いきや、サーバを暴走させられて爆発。 なんてハードな展開なんだ…と呆然としましたが、サーバ内にいたはずのシズノさんたちは無事。どうやら、なんらかのトリックがあるようです。

それにしても、シズノさんがたびたび口にする「彼に救われた」という言葉。彼女の行動の核となっているその出来事を知りたいものです。

ゼーガペイン 前話次話 こんな弱々しいシズノさんもいい〜
第20話「イェル、シズノ」
2006/8/17 18:00 テレビ東京

本物の舞浜サーバは月にあった! というわけで、キョウたちが守りたかった世界は無事でした。 シズノさんの言葉に過剰反応するミナトさんがいい:-)。 それほど驚くようなトリックでもありませんでしたが、なぜ舞浜サーバだけがそんな特別な扱いを受けているのか?という点は気になるところです。

(前のバージョンの)キョウの言葉をストレートに解釈すると、イェルというのは幻体を指す言葉であり、シズノはサーバ上に造られた存在ということになるのでしょうか? だとすると彼女がずっと口にしている「彼に救われた」というのはシズノと名付けてくれた、人間と同等に扱ってくれたことを指すのでしょう。 ここで気になるのは、仮にキョウが目指している「本物の人間に戻る」ことが可能だったとして、そのときシズノも人間になれるのか。 なれなかったとすると、本質的なところでキョウと希望を共有することはできないということですね…。どちらに転んでも不幸なことになりそうです。

リョーコがシズノさんに以前のキョウと付き合っていたのかと聞いたのは驚きでした。 感情がないから聞ける、ということは今まで気になっていたけど聞けなかったってことで。 シズノさんが「今でも好き」と隠さず答えたことも驚きでしたが、そのせいで出撃できなかったんでしょうか!? それより「それを聞いても何の感情も沸き起こらない」という絶望感からなのかもしれません。

ゼーガペイン 前話次話 心をゼーガペインに置き去りにしてしまった彼女の哀しさ…
第21話「戦士たち…」
2006/8/24 18:00 テレビ東京

うわっ、肝心なところでシマ司令倒れちゃったよ! これも計算尽くだったらやだな…:-P。 シズノさんとともに不審の目で見られてしまって不幸ではあります。

クロサキの、サーバに引きこもる的な発言も分からなくもない…けど、投降した後、彼は無限の時間を一人で生きていくのかな…?

普段が無反応なため、周りの人間がついつい?言い過ぎてしまうのがリョーコ。ゼーガペインに乗るたびに悲しくなりそう。 そのうち乗りたくないとか思うんじゃないだろうか。「思う」ことはできなくても事実として「つらい」のであれば、拒否するようになったりして。

ここでキョウはだらしないな〜。以前、恋人だったことを聞かされてから妙にシズノ先輩に色気を出していますよ? あそこでシズノ先輩の名前を出されて曖昧になるようでは、イカンですよ:-)

ゼーガペイン 前話次話 凛々しい!
第22話「ジフェイタス」
2006/8/31 18:00 テレビ東京

シマが元はガルズオルム側の人間?だったのは、そうだろうなと思うところですが、「イェル」がそうでないというのは意外でした。 果たしてイェルとは誰に作られた存在なのか。この謎は最期まで引っ張るかな?

物語のほうは、倒れたシマの遺志を引き継ぎ(←死んでません!)ミナトが最終作戦を決行! 彼のことが心配で心配でたまらない表情と、決然と立ち上がった凛々しさとのギャップがよいですね。負けるな、女の子〜。新EDも可愛いぞ。

ゼーガペイン 前話次話 貴重なツーショットになってしまうのか…?
第23話「沈まない月」
2006/9/7 18:00 テレビ東京

いやいや、燃える萌えるよ、ミナトさん。シマ司令の代わりに、矢継ぎ早に指示を出す様が凛々しい〜。 かと思うと、心配そうにシマを見上げたりしてね。この一途さが可愛らしいです。

シマは、ミナトの脚のことを知っていたんですな。「そのプログラムが完成すれば、ミナト、君の欠損したデータも…」なんて台詞が、彼にしては意外で、ちょっとほろっと来ましたよ。

次回予告を見ると、クローンのシマはかなりピンチっぽいですが、果たして彼のオリジナルはミナトを、逆にミナトは彼のオリジナルを受け入れることはできるのでしょうか。

ゼーガペイン 前話次話 美人が落涙する様って、なんで美しいんでしょうね
第24話「光の一滴」
2006/9/14 18:00 テレビ東京

「今日まで、側にいてくれて、ありがとう」 ミナトさんにとっては最高にうれしくて、悲しい言葉だったんじゃないかな…。 はらはらと涙を流す姿が美しかったです。

さて、シマ司令のオリジナルは意外にもシマ司令とは似ても似つかない存在でした。 悠久の時を経て「色即是空、空即是色」という般若心経の境地に到したようです。彼の言っていることは難しいですが、 空即是色、すなわち「宇宙の万物の真の姿は空であって、実体ではない。しかし、空とは、一方的にすべてを否定する虚無ではなく、知覚しているこの世の現象の姿こそが空である、ということ。」(大辞林)というところにポイントがあるのかもしれません。 このゼーガペインの仮想世界、ひいては現実世界への架け橋になるような言葉のように思えました。

難しいといえば、ルーシェンの心も難しいなぁ。つまりその……BLってこと?(直球) 彼はキョウを守れて本望かもしれないけど、メイウーが助かるかどうか、心配です:-)

ゼーガペイン 前話次話 でも、本当につらいのはキョウのほうなんだよね…
第25話「舞浜の空は青いか」
2006/9/21 18:00 テレビ東京

「司令なら、そこまで準備しておくはず」 泣かせるミナトさんの台詞だ…。絶望的な状況にあって、この強さ。シマの遺志はしっかり彼女に受け継がれましたよ。

さて、ついに明らかになった「イェル」の正体。第22話で「ガルズオルムではない」と否定したシズノさんでしたが、IAL社時代に「生まれた」わけですね。第17話の感想で「ナーガの関係者か?」と書いたときには、実はナーガの娘で幻体になった最初の人物かと、第20話を見るまでは思っていたりしました。AIさんの台詞にあったように、ある意味でナーガの娘ではありましたな。

打ちひしがれるシズノさんに、「あなたは仲間よ!」と、またまたミナトさんが泣かせる台詞です。今日の彼女は、格好良すぎ〜。 当然キョウも支持するわけですが、ただ、これこそがナーガが実証したかった事だと思うと…。それでもシズノさんには罪はありませんが。

人類のため、人身御供になる道を選んだキョウ。しかし、これは単なる自己犠牲精神ではなく、彼は世界に「触れたかった」のでしょう。 現実の扉を力強く叩いた彼は、最初に再生した人間になったのでした。 その結果、リョーコを置き去りにすることになってしまいましたが、永遠の別れではありません。それでも、心なき者になったはずのリョーコに涙を流させるほどの強い衝動を与えたのでした。これで心を取り戻したということかもしれません…。

今や、触れ合うことはできなくなってしまったキョウとシズノ。第20話で抱きあったシーンと対照的ですが、「全部思い出したから」と笑顔を向けるキョウ。…えっ、思い出しちゃったの!? 「行くぜ、シズノ」「はい」という短いやり取りも、二人の絆を表しているようです。 ここの、「はい」っていう声のニュアンスが良いのですよ〜。

果たしてリョーコはどうなっちゃうの? 次回予告のあの台詞がなぜ過去形なの? と、あれこれやきもきさせられます:-)。最期まで目が離せません。

ゼーガペイン 前話 キョウとの別れ際、溢れる涙を止められないシズノさん。いいねぇ〜。キョウもぐっと堪えているところが格好良かったぞ。
第26話「森羅万象(ありとあらゆるもの)」
2006/9/28 18:00 テレビ東京

「キョウ、大好きだったわ…」というキョウとシズノの別れのシーン、ミナトさんが素晴らしいタイミングで登場したシーンがぐっと来ましたねぇ〜。 終わってみると、予想以上にハッピーエンドでした。ルーシェンやクリスも助かりましたし、ミナトさんの生足も見られました(笑)。

シズノさんが人間化できることになったのは、量子データとなった人間との差異はないはずと思っていたので、むしろ当然の結果でしょう。 ただ、最後に記憶を失ってしまっているのが、ほろ苦いところです。これで良かったのかなぁ…。リョーコの懐妊ENDですけど、三角関係して欲しかったな。

さて、この作品は最初の頃はさして期待もしていなかったのですが、大化けしましたね。EDの歌詞の意味が判った頃からどんどん面白くなっていきました。 シズノさんも「いい女」だったし。軽めのキャラが多い昨今、影のある女性を描いてくれて良かったです。