素晴らしいな〜…12人+αのキャラがそれぞれきちんと立っていて、その台詞や行動に一々納得できるところが。
今まできっちり描写してきたものが、まさに開花している状態です。2クールあって本当に良かった。
まずはモリナスとワポーリフのその後。自分を一人の人間として見ようとしないワポーリフに苛立ち、「お望み通り、二度と触れさせてあげない!」と突き放すモリナス。今まで何度も整備区画に立ち寄っていたのもやめてしまったようです。
モリナス自身も寂しそうですが、ワポーリフ側の意識が変わらない限り、このカップルは難しいかな?
ネヴィリルは、どんどん精神的なデフレスパイラルに入ってしまっているようです。アーエルが退いたり、謝ったりしたことも、かえって彼女の自尊心を傷つけてしまいます。「自惚れないで!」という言葉はまさに癇にさわったと言う奴で、フロエにまで「かっこ悪い」と言われてしまう始末。
以前ならシヴュラ・アウレアとしての風格が周囲を従わせていたのだけれども、今は無理に高所から押さえつけようとする言動が目立ちます。
慇懃無礼に立ち去るフロエにそのことを突きつけられ、ショックを受けていました。ま、フロエはフロエで嫉妬混じりの言葉ではあるんだけど。
ネヴィリルが落ち込んでいる本当の理由は、アムリアは自分を愛してはいなかった、ということ。少なくとも現時点では彼女はそう考えているようです。ここで、パライエッタにすがろうとする態度は結構ショックでした。パライエッタの自分への好意を承知した上で、それでもアムリアを選んだのは彼女自身。過ちに気が付いて謝るものの、パライエッタとしてはつらいところです。お陰でネヴィリルを守ろうと空回りすることに。
おそらく敵の狙いはシムーンを分散させて船を落とすことでしょうなんでしょうが、まんまとそれに乗せられてしまっています。
ドミヌーラはすっかりイッちゃってますが、いったい何を見たんでしょうか…。何か具体的なものを見たのかと思っていましたが、翠玉のリ・マージョンの先を見た気がする、などと言っているのでそういうわけでもなさそう。それはともかく、リモネのために翠玉のリ・マージョンを描くなんて言ってしまいました。
…死ぬよ、ドミヌーラ。これから死ぬ人は、ああいう台詞を言うんだ…:-)
ところで、次回予告のサブタイで「リマージョン」じゃなくて「リ・マージョン」であることが分かりました。さすがに文字じゃないと分かりません:-P
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