カズくんのオタおた日記 トップへ 作品ごとの感想へ 先週のヒロイン スペシャルページ リンク
マリア様がみてる・春 |
白か黒か?と聞かれれば、白。紅白黄どれ?と聞かれてもやっぱり、白。そんな白大好きな私にとって、日曜の朝に共に見られるとは嬉しい限り。 さぁ、首を長くして待っていたマリみて放送再開です。今度は日曜の朝からごきげんよう――。 OPは歌付きに変更。歌には違和感があるものの、涙ぐむ志摩子さんや気になる新キャラの顔見せなど、見所がいろいろと。 内容としては、お正月に小笠原家ご訪問した時の話を、祐巳の回想という形で持ってきました。
華やかな着物を着た祥子さまはとても高校生には見えません。そんな祥子さまがたこ焼きをレンジでチンする姿はかなりおかしい。しかし、たこ焼きくらいは知っているだろう、いくら何でも(笑)。そして祐巳ちゃんにたこ焼きをあげる 実は今回の話、原作とはかなり変わっていて、いろいろ言いたいこともありますが、今は控えることにします(^^;)。 「長き夜の」の話よりも新シリーズ開始のためのキャラクター紹介をメインにしたということでしょう。まぁ、原作にはなかった、トランプに興じる志摩子さんが見られた点はよかったです。 EDには変更なし。絵はいいですね。かなり。それぞれの |
---|---|
第1話「長き夜の」 | |
2004/7/4 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
今まであまり目立たなかった 毎夜のデートの相手は実は親兄弟、本命には |
第2話「黄薔薇まっしぐら」 | |
2004/7/11 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
いきなりだけど、冒頭みんなの前で由乃が「令ちゃん」と呼びかけちゃうのは激しく違和感が。
さて、薔薇さまがたの卒業まであとわずか。そこで、内輪の送る会では隠し芸をやるもんだと 今回もいろいろドジを踏んでしまった祐巳ですが、 由乃のマジックは随分上手い。鳩まで出してますよ! いつ練習したんだろ:-)。後ろでピアニカ吹いている志摩子さんは可笑しかったけど、 優雅さを感じさせる演奏。美人は得ね〜。その後の日舞も、笑いを取ると言うより着物でないのが残念なくらいの真面目っぷりです。 そして、本命の安来節。…お姉さま方のために、ここまでやってしまう祐巳ちゃんに脱帽です。アニメで見ると凄まじいなぁ:-) 本来の送る会では何をやっていたかは謎ですが、今後はこれが山百合会の伝統になっていくでしょう(笑)。 |
第3話「いと忙し日日」 | |
2004/7/18 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
いよいよ卒業目前。今まで直接には祐巳をいじったことがない 志摩子さんはお姉さまの卒業を前に、さすがにウェットに…なっている感じはため息程度にしか表しませんが、それでも さて、問題の(笑) こうしてみると、祐巳ちゃんはドジなところはあるけれども、信望もあるというのがよく分かります。一生懸命で、感情を隠さない(というか隠せない:-))愛すべきキャラですね。 |
第4話「Will」 | |
2004/7/25 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
卒業式当日、 では送られる側の薔薇さまがたはどうか。それぞれ「この実感のなさはなんなのかしら」などと口では言うものの、センチメンタルモード全開になるのを堪えているようにも見えます。お互いの出会いのきっかけを思い出したりしてね。あんまり友好的な出会いじゃないものの、それが逆に良かったのかも知れません。 中等部時代の蓉子さんはちょっとだけ幼くて可愛らしいですが、彼女がいなければ、この3人で三薔薇を務めることもなかったでしょう。 送辞を読み始めた祥子さまが突然、感極まって中断。世話焼きな 式終了後、記念撮影をするシーンでは、それぞれの薔薇ファミリーの性格が出てて面白い。 さて、お姉さまが卒業してしまう志摩子さん。彼女はなにか別れを惜しむ言葉も、感極まって泣くこともしません。「じゃあね」と去っていったお姉さまをいつもの微笑で見送っただけです。しかしながら静さまを見送るシーンなど、そっと寄り添ったりして何度かツーショットになってました。普段、あまりそういうシーンがないだけに、彼女の気持ちが表れているように思いました。 志摩子さんについては来週注目ですね。志摩子さんファンにとっては、狂喜乱舞する回になるでしょう:-) |
第5話「いつしか年も」 | |
2004/8/1 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
そこを上手く取りなしてくれたのが、 猫と遊ぶ …あー、プリキュアのお時間ですが、このままマリみての感想を続けさせていただきます:-) しかし、外面というか環境を整えたのはやっぱり 「志摩子には私の方がいいに決まっているからじゃない」と祥子さまに敬礼の真似事をして、志摩子さんを口説きに向かう そして、ロザリオの拝受シーン。「お姉さまは不真面目ですね」というセリフが非常にいい〜。「半年後には確実に別れの日が来る。でもそれまでは決してこの手を、離さない…」とゆっくり手を握り返す志摩子さん。そうして、手を繋いだまま駆けていく…名シーンです。 いよいよ「マリア様がみてる・春」という番組タイトルに沿う内容になってきました。次からはNEXT GENERATIONの登場です。 ところで、ラストで「 |
第6話「片手だけつないで」 | |
2004/8/8 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
志摩子さんファンにとっては、見逃せない話が続きます。今回もほんとに素晴らしいです。 冒頭、会議中にもかかわらず頬杖を付いて呼び掛けにも気づかないほど、ぼ〜っとしている志摩子さん。頬杖を付いているのが彼女としてはありえないポーズで、悩みの深さが知れます。でも、そんなアンニュイな志摩子さんも良いんだよなぁ(ぉ。 そして、桜の木に導かれたかのような乃梨子との出会い。春の風のもと、緩やかに流れる志摩子さんの長い髪と桜の花びら…思わず見とれてしまって言葉を失う乃梨子なのでした。
この出会いは先代 さて、もう一人新入生が登場。ドリルでリボンな髪の瞳子ちゃんです。なにやら祥子さまと親戚らしく…なれなれしい瞳子にちょっとむっとしている祐巳ちゃんが可愛い。 今後のリボン合戦から目が離せませんよ? 一転、人里離れたお寺を訪ねる乃梨子。仏像を見にやってきたのだが、そこで出会ったのはなんと志摩子さん。彼女はお寺の娘だったのだ。 後ろ手に縛った髪と着物という初めて見る彼女の姿。フランス人形みたいな彼女は洋風のイメージがあるものの、着物も似合うじゃないですか。 あまり若い人が着るような色合いじゃないと思うけど、それもまた落ち着いて見えて良し。 バスを待つ間、今度は志摩子さんが乃梨子についた花びらを取ってあげる。じっと見つめられ顔を赤くする乃梨子でしたが(そりゃこんな美人に見つめられたら赤面するって!:-))、 志摩子さんは「何も聞かないのね…お寺の娘なのにリリアンに通っている矛盾について」とむしろ悲しげに語るのでした。というところで次回。 …次回に行く前に、乃梨子と瞳子のキャスティングについて。最初、サイト上で発表があったときには、正直「えー」という感じでしたが、全然違和感なかった…。 まぁ乃梨ちゃんについては、次回を見てみないと分からん部分もありますが。瞳子ちゃんの釘宮さんのほうは、十二国記の泰麒のテイストを入れて少し上品に演じています。 下手をするとマリみてワールドのイメージを壊しかねないキャラだけに(原作でも面食らった人は多いのでは…?)、さすがプロだな〜と感心してしまいました。 これで次回も安心して楽しめそうです。…が、次回予告の方はいただけないな(苦笑)。 |
第7話「チェリーブロッサム」 | |
2004/8/15 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
志摩子さんの家がお寺で、自分はお寺の娘であるという「告白」が2回出てきます。1回目は乃梨子に対してのプライベートなもの。
お姉さま以外には誰にも言えなかったことを乃梨子には言えてしまうということで、彼女がいかに特別な存在であるか分かります。
もちろん家まで来てしまった以上隠せないと思ったのでしょうが、告白の後のすっきりとも寂しいとも取れる微笑が印象的です。
この後、急速に接近する二人。必死にリリアンに引き留めようとする乃梨子を抱き寄せるシーンが、これまたいい。いつも 2回目の告白は、全員に対する公的なもの。瞳子の提案ででっち上げられた「マリア祭の宗教裁判」です。まぁ、数珠を盗むのはどーかと思いますが、今回のセットを作るにはやむを得なかったんでしょう。狐目になって乃梨子を責め上げる祥子さまが、迫力満点、かつ美しい。もともとはこういう表情が似合う人でした。 志摩子さんとしては、自分の代わりに乃梨子が責められているのが耐えられず、告白することになったのでした。今度は、乃梨子の方から泣きながら抱きついてくるという大変美しい姉妹愛。ごちそうさま:-)。 姉妹愛といえば、祥子・祐巳組も負けてませんよ? 今まで見たことないような朗らかな様子の志摩子さんを見て、ショックを受ける祐巳。
そのことを素直に相談すると、祥子さまは「こっちにいらっしゃい」と優しく抱きしめてくれました。…こんなにお姉さまっぽい行動は、初めてのような気が(笑)。
今までこのポジションにいたのは、先代 |
第8話「銀杏の中の桜」 | |
2004/8/22 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
ああっ志摩子さま シリーズは今回でめでたく大団円です。 「私は私の自分の意志であなたと一緒にいたいと思ってる。そのことをあなたは分かっているはずよ」とか 「あなたを切り捨てろ、なんて言わないで」という乃梨子への真摯な思いを感じさせる台詞が美しいです。 乃梨子も、志摩子さんのこととなるとたとえ上級生であっても一歩も引かない姿勢。
前回の宗教裁判の時もそうでしたが、今回も祥子さま相手に口喧嘩。これはリリアンとしては
ありえないシーンです。なにぜ由乃が令のことを「ちゃん」付けで呼んでいるだけで祐巳は
驚いていたように上下関係には厳しい校風。それがあろうことか上級生に、しかも至宝たる こんな風に乃梨子はリリアン純粋培養の子でないために、視野が広く、また人格も安定しているので 志摩子さんという桜が根付く土台(蔦子さんがいうところの「レフ板」)としてなくてはならない 存在になったのでした。なにせこの桜、いざと言うときには潔く散ってしまう覚悟をしてしまうような人なので ぜひとも「卒業するまでそばにくっついて離れない」でいて欲しいと思います。 |
第9話「ロザリオの滴」 | |
2004/8/29 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
由乃の独白で進む、ちょっと珍しい形式の今回の話。他のキャラクターはほとんど登場せずに、由乃と令のウェットな心の動きを分かりやすく描いていました。 田沼ちさとさんは、以前バレンタインイベントの時に、令と半日デートした人。あのときはこれ以上ないくらいガーリッシュな女の子でしたが、 今では髪を令さま風にカットして、令さまに憧れて剣道に打ち込むという、極めて前向きな方向に成長したようです。 「由乃のことを思う気持ちは、1ミリグラムだって減ってない」という妹冥利に尽きる言葉をもらって「剣道部も妹も頑張る、以上」とにっこり微笑む由乃。二人だけの世界に入り込んで失敗したのが聖と栞だとすれば、こちらは自力で外向きに進むという結果になりました。まさしく雨降って地固まる。 最後にきゅっと腕組みして一つ傘に収まる演出がグッドでした。 |
第10話「黄薔薇注意報」 | |
2004/9/5 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
白、黄と来て、とうとう本丸の紅のお話。祥子さまが瞳子ちゃんと浮気!? 作中ずっと降り続く雨が、祐巳の心の中を代弁しているかのようです。 遊園地へのお出かけ準備のシーンでは、いつもしているリボンもフリルがついたかわいいものにして、本当にうれしそうだったんですが、祥子さまのドタキャン電話で暗転。 つれないお姉さまに対して、「次の約束をください」「まだ話が途中です」と必死に引き留めるシーンも哀しい。 あの祐巳ちゃんに、「私より、瞳子ちゃんを選ぶんですね!」とまで言わせてしまうのは、やっぱり祥子さまが悪いよなぁ。 追い打ちのように傘もなくなってしまい「私の大切なもの、盗らないでよ!」と号泣、瞳子ちゃんにお姉さまを「盗られた」後で聖さまにすがってまた号泣とひたすらブルーなシーンが続きます。 なお、作中にあったように紫陽花の花言葉は「移り気」ですが、「辛抱強い愛情」という意味もあるようです。 正反対の意味ですが、どちらも今回の内容にぴったりなところは面白いですね。 |
第11話「レイニーブルー」 | |
2004/9/12 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
祐巳さまと瞳子ちゃんが直接対決〜。ツインテール対決でもあります。ついでにリボン装着済み。…祥子さまの好みはこの辺にあるのかも知れません:-)。 お姉さまに雨の中置き去りにされ、瞳子ちゃんには責められ、へこみまくりの祐巳ちゃんですが、「いろんな人に出会って…」と言っていたようにタイミング良く聖さまに出会い、その友達?の景さんに出会い、弓子さんに出会って広い視野で自分を見つめ直すことができたようです。 あとは、「祐巳!」と抱きついてきた由乃さん。2年生組はみんな「さん」付けで呼んでいたのですが、ここで初めて呼び捨てにしました。いいシーンですね。 今回はすぐに「さん」付けに戻っちゃいましたけど、これがいつデフォルトになるのか、楽しみにしているポイントです。 |
第12話「青い傘」 | |
2004/9/19 7:30 TV東京 | |
マリア様がみてる・春 |
柏木が事情を説明すると、今までの出来事が一つ一つ腑に落ちて、ようやく誤解の解けた祐巳。この間、2,3分。たったこれだけのことができなかったために、紅薔薇の 今回の話のクライマックスは、やはり祥子さまと祐巳が再会したところ。手を握ってくれた祐巳を引き寄せ、ぐるぐる回りながら:-)抱きしめるシーンは美しかった。 今までどちらかと言えば屈折した愛情表現だった祥子さまが「祐巳のことが好きなの」とストレートに告白、それに対して祐巳も「私もお姉さまのこと、大好きです」とにっこり微笑んで答える。…やはり祐巳ちゃん、いい子ですわ。惚れる〜(笑)。考えてみれば、弓子さんが昔のことを思い出したのも祐巳ちゃんのお陰で、本人が気がつかないまま多大な影響を与えているのでした。 そして一触即発の危機にあった瞳子ちゃんも、懐柔(?)に成功。山百合会幹部の伝統として、手伝いに来てもらった人は …というわけで、とうとう「春」も終わってしまいました。まぁ、原作ファンからするといろいろ言いたいこともありましたが、このページでは敢えて触れませんでした (小説との比較についてはこちらで [KAR])。 もちろん、全体としては満足のいく仕上がりで、特に志摩子さんファンである私にとっては6〜9話には感激:-)。 マリみてのお陰で日曜なのに毎週毎週きっかり7:30に起きるハメになって大変でしたよ(笑)。来週からは楽ができますが、なんというか燃え尽き症候群的な気分です。 アニメ終了記念ということで、マリみて略年表 [KAR]を作成しました。 |
第13話「パラソルをさして」 | |
2004/9/26 7:30 TV東京 | |