あ〜、夜々ちゃんは最後まで哀しそうで、つらそうだった…。つーかですね。彼女を友人に押し込めようとする、光莉の態度こそ残酷ではないかと。そっとしてあげようよ…。
ま、捨てる神あれば拾う神あり。「べ、別に夜々先輩を心配している訳じゃないんだからね!」おお、ツンデレだ。女の子同士でツンデレ。
蕾がフォローに回ったようです。夜々と蕾だとお互い素直になれなくて大変かもね:-)。
さ〜て、エトワール選もクライマックス。これはもう、いつ静馬さまがやっちゃうのか、それだけ(笑)。もう、ハラハラドキドキです。
花束贈呈でしばし見つめ合う静馬と渚砂、この辺から相当雲行きが怪しい。
そして今までの想い出をプレイバックする二人。ほんといろんなことがありましたなぁ…。
そして、苦しそうな表情を浮かべる静馬さまが……ダッシュした――――――っ!(笑) そんなことしたら何もかもぶち壊しだ〜〜〜。
聖堂のドアを乱暴に開け放った彼女は。「渚砂っ! 愛してるよっ!!」(爆笑)――すみません、思いっきり笑ってしまいました。
このストレートかつオーバーアクションはもう笑うしかありません。ああ、本当にやっちゃったよ、静馬さま。
こんなことされた六条さまもいい面の皮だ…と思いきや。なんだかすっきりした表情。
花織を失ってから初めて見せる静馬の素の表情に安心したようです。
まぁ、六条さまはよしとしましょう。静馬が立ち直ってくれれば、それでいいのだから。
この顛末の最大の犠牲者は、議論する余地なく、花嫁を奪われた玉青ちゃんです。あまりにも不憫な…。
それでもそっと送り出してあげたり、「お帰りなさい」と許すその広い心には、ただただ涙するしかありません……。
本作品、当初は予想もしなかった異様な盛り上がりを見せ、非常に楽しませてもらいました。
例えて言うなら何十年か前の昼メロドラマのような、芝居がかったドラマチックな展開。
エトワールさまなんか、スピカ編の影に隠れてちっとも存在感なかったんですがね〜。
百合モノの略奪愛という新たな一ページを刻んだと言えましょう。
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