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狼と香辛料 (完)

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第1話「狼と一張羅」
2008/1/9 01:30 テレ玉

なかなか良い雰囲気。なにが良いって、ホロやクロエの流し目!上目遣い!(そこかよ) いやいや、これがなかなか可愛くてよろしい。

あとは、ホロの「わっち」「ないかや?」「ありんせ」という雅な言葉遣いが良い感じを生み出しています。これからどんな話になるのかまったく分かりませんが、第一印象はよいですね。

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第2話「狼と遠い過去」
2008/1/16 01:30 テレ玉

おぉ、いいじゃないの。ロレンスとホロの軽妙な会話が楽しい。最近の作品って、かみ合ってない会話が多いからな〜。 これだけでもストレス無く楽しめるというもの。

悪戯っぽいホロの反応からか、どんどんロレンスとの距離が縮まっていくのですが、ふと人間と狼との違いを意識するあたりの演出もうまい。「……怒ってる?」としょげかえっているホロもかわいいし:-)。

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第3話「狼と商才」
2008/1/23 01:30 テレ玉

ぐっは〜、なにこのホロの可愛さ。 「ぬし、少し妬いとったじゃろ?」 と何もかもお見通し、むしろ妬かせてみたくらいの勢いでやっておいて、それに対する「お礼だ」と言ってロレンスをちょっと気まずくしておいて、「そして雌もそんなことがうれしい阿呆」な〜んて肩を寄せて言われた日にはもうお手上げ。 ぐうの音も出ないというのはこのことです。すいません、私のことも手玉に取ってくれませんかね〜(←ダメ人間)。

ロレンスのほうがホロの見た目に気を取られていて、相手の方がずっと長い年月を過ごしていることを忘れがちなところが、いろんな意味で問題なのかもしれません。が、しばらくは、この二人の心地よいやりとりが楽しめそうです。

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第4話「狼と無力な相棒」
2008/1/30 01:30 テレ玉

だから、ホロが可愛すぎるって! ロレンスとホロ、微妙な距離を保ちつつ…と思っていると、ふっとホロが近づいてきたり。「ひとりは飽いた…」と弱いところを見せたりして。そりゃあ、ロレンスも抱き寄せたくなるよなぁ〜。

「ぬしを信じとる」か…。ほんと、この二人のやりとりは心地よくていい。願わくば、無事に二人が再会できますように…。

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第5話「狼と痴話喧嘩」
2008/2/6 01:30 テレ玉

せっかくロレンスが助けに来てくれたのに、ホロは妙につれない態度。恥をかくようなことしちゃったのね(笑)。 真実を聞き分ける耳も、思いこみには勝てなかったということかな? 顔を真っ赤にして抗議するのが、可愛いじゃありませんか。

そして、それで終わらないのが、ホロのホロたる所以。女の使い方というものを熟している彼女は、生き生きとロレンスを手玉にとってはしゃぎ回ります。ずるいよねー、女って(笑)。ま、特権と開き直られては致し方ない。 それに、なんだかんだ言っても彼の手を離そうとしないところが、良いね〜。

ここで、 1話で愛嬌を振りまいていたクロエが登場。ふむ、彼女の言っていた儲け話ってのはこのことだったのかな? すっかり悪役ポジションになっちゃっているのが、もったいない。ロレンスが逆の立場にいると知ったら、どう反応するでしょうか…。

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第6話「狼と無言の別れ」
2008/2/13 01:30 テレ玉

とうとう「香辛料」出たー。成功した商人の象徴というところかな。しかし、ホロが請求書を送りつけなかったらどうしたんだろうね、ロレンスは。黙って出て行ったと聞かされたとき、わりとさっぱりしていたのが気になる。追い掛けるのは当然で、先に商売の話を片付けるつもりだったんだろうけど。

今回は、むしろクロエの黒さのほうが印象的でしたな。ロレンスが絡んでいると知ったら多少は動揺すると思ったのに、 女首領よろしくあっさりと撃墜命令出しちゃうんだもんなー。これは応援する余地がないなぁ。

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第8話「狼と正しき天秤」
2008/2/20 01:30 テレ玉

これほど楽しそうに酒を飲むヒロインってのも珍しいんじゃないかな:-)。ロレンスくんを肴に、絶好調のホロちゃんです。

もちろん、ロレンスを単に転がしているわけではなく、「クロエで懲りたじゃろ?」とズバッと切り込んでおいて「たわけ、落ち込むのはなお悪い。ただ懲りればよいのじゃ」とフォローしてくれるあたりが、たまらん。姐さん、ずっと付いていきます!ってなもんです。

最後、謎の羊使いが出てきましたね。ロレンスが驚いていたのは、それが女だったからなのか、美人さんだったからなのか。 そしてホロが不機嫌だったのはヤキモチなのか、羊使いというところがポイントなのか。ってなところで、続く。

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第9話「狼と羊飼いの子羊」
2008/2/27 01:30 テレ玉

ふーむ、この羊飼いちゃんは訳ありみたいじゃの〜。なかなか素直で良さそうな子ではあるけれど。

とりあえず、今回のところは羊飼いちゃんよりも、相変わらず冴えまくる、ロレンスとホロの対話が見所。 いろいろやり取りしたあとで、「お前の機嫌が直ったなら良かった」「なんだかどうでも良くなった」というところに落ち着く、この信頼感が実にうらやましい。こんな人と旅をできたら、そりゃ楽しいでしょうね。

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第10話「狼と渦巻く陰謀」
2008/3/5 01:30 テレ玉

策士策に溺れる。莫大な借金を背負わされたロレンスくんです。彼はどうも詰めが甘いな:-P。

冒頭は、いつもの言葉遊びというか縦横無尽のホロの手練手管で楽しませてくれたんですけどね。 「とりあえず、投資してもらおうかや?」なんて腕を絡めて言われた日には、いくらでも投資してしまいそうです(弱すぎ)。 ところで「羊飼い好き」って、どんな属性かや?(笑)

しかし、そんな甘い雰囲気も、前借り分の負債を背負い込んだことが発覚してパー。 っていうことは、例の天秤を誤魔化した商人のほうが一枚上手だったってことですか。 この業界は恐ろしいの〜。

「借金には借金だ!」というロレンスに、おいおい大丈夫か?と思いましたがやっぱり大丈夫じゃなかった。ホロにまで八つ当たりをしてしまう始末。うーん、ホロちゃん、見捨てないであげて〜。

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第11話「狼と最大の秘策」
2008/3/12 01:30 テレ玉

「嘘でも惚れとるからと言うのが雄の甲斐性じゃろう!」 いやはや、人生の大ピンチだというのにな〜にをやっておるんかな、この二人は(笑)。しかも、ロレンスを睨み付けて抱き締めさせるあたり、ホロには敵わないですね〜。 まぁ、嫁にするならこういうタイプがいいかもしれません:-)。

そんなホロとは対照的な子が羊飼いちゃんです。ホロはたぶらかすって言っていたけど、一応密輸をすることは明かしているから、まぁ共犯者ってところですな。

彼女がなんで教会から疎んじられているのか分かりませんでしたが、異教徒だと疑われているわけね。 そこを突いての(いささか芝居がかった)ロレンスの口説きはうまくいきましたけど、最後で「ロレンスさんだから、決めたんです」と言われて素で「へっ?」て感じの彼の表情が面白すぎる。そして当然、ホロは面白くない:-)。

無垢な娘=守らなきゃというイメージで見てしまいますが、女はそれが武器になることを知っているので、見た目を鵜呑みにするなというホロからのありがたいお言葉がありました。そこで終わらず、「ぬしと二人だけでほくそ笑むのも魅力的」などと鎌をかけるところがホロですね〜。さらに、「(お人好しが)だめか?」と聞かれて「まさか〜」とすり寄って来られた日には、もう全面降伏するしかないな(笑)。

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第12話「狼と若造の群れ」
2008/3/19 01:30 テレ玉

焚き火を囲んで、ノーラは犬を、ロレンスはホロをなでる(なでようとする)シーンにちょっと笑ってしまった:-)。

ノーラが羊飼いとしての本領を発揮し、無事に街まで到着。 幕間の3人の会話がほのぼのしていて良いですな。ノーラはホロになんて耳打ちしたのかな? ホロも自分のことを「毎晩狼に食べられるウサギ」なんて言って、若い羊飼いをからかっているし。 「たまには別のものにじゃれ合いたいと欲が出たに違いない」と、微妙に牽制しつつ:-) 女の処世術を語る賢狼様には、まったくもってお手上げです。

後半、狼に襲われるも、こっちには賢狼様がついているわけで。安心して観ていたら、そういうオチか〜。 やっぱり、一番怖いのは人間だね…。相変わらず詰めの甘い奴よの、ロレンスくんは。 ま、今回は高リスク高リターンの仕事だったから仕方ないですが。 商会側から見れば、ロレンスが金を手にして逃げるという可能性もあったわけだし。 非情になりきれない商会メンバーのお陰で、彼は命拾いしましたが、羊飼いちゃんは大ピンチ!

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第13話「狼と新たな旅立ち」
2008/3/26 01:30 テレ玉

…んー、もう1クール欲しいなぁ。これからも二人の旅は続く、ではやっぱり物足りない。それに、クロエについては結局なんだかよく分からなかったし、ノーラだってもうちょっといじってもいいと思うんですけどね。

ノーラと言えば、ホロと対峙したときになんでエネクを止めたんだろう? ホロの正体に気が付いたわけではないみたいだし。

最後まで、二人の痴話げんかを楽しめたのは最高でした。いつも振り回されっぱなしだったロレンスが、ここぞとばかりに逆襲。 「お幸せに」ですねー。