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三千代ちゃんを捜せ!

ここはデリシャス!のなかでもマニア度が高いと思われる(?)三千代ちゃんのためのページです。


デリシャス!って?

「なかよし」に連載されていた あゆみゆい(原作 小林深雪)先生の作品です。

あらすじ

アイドル志望の野々原りんごがオーディションを通過してTV番組の司会としてデビュー!
でもその番組はお料理番組だった。お料理の全くできないりんごは幼なじみの天才料理人一臣の
力を借りてチャレンジ。同じ番組の司会のアイドル石坂真人との三角関係はどうなる!?

俺的見どころ

やっぱりりんごの友達三千代ちゃんでしょう(笑)。
このコは一臣に思いを寄せているのでもう一組の三角関係ということになります。名無しのバレチョコ送ったり、りんごを仲良くしている一臣を見ずきずきしたり、ちょっと優しい言葉をかけられてどきどきしたりとなかなか健気なコです。でも一臣のりんごへの気持ちに気づいているのでなにも言い出せずにいます。んが、とうとうりんごに「相談」してしまいました。りんごはふたりの仲を取り持とうとしますが果たしてどうなるんでしょうかねぇー。


三千代ちゃんって?

松岡三千代ちゃん。デリシャス!の主人公りんごの仲の良い友達であり同級生です。...それ以上の情報はないような...(^^;)。たいたいいつから友達なのかも分からないぞ。もっとも「最初はあゆみが勝手に描いていたキャラなのに深雪センセに名前をつけてもらい、今では主要キャラになりつつある」(単行本2巻p.89)という生い立ちゆえ止むを得ないところか。

性格はどちらかというと内向的でおとなしめ。でもとても一途な娘です。今のアニメ界では絶滅してしまったタイプがここにいます(笑)。影から一臣を想っている姿はせつなさ炸裂といった感じです。よいですね。

なお髪型は「某キャラのパクリ」(単行本2巻p.89)だそう。


三千代ちゃんを捜せ!

三千代ちゃんの登場シーンをまとめてみました。これを見ると三千代ちゃんの気持ちの高まりがよく分かります。

巻数 ページ セリフ コメント
1 47 「りんごちゃーん いっしょに食べよー」 初登場のコマ。きっとこの時はまだ名前はなかったんでしょう...
  49 「仲いーよね りんごと筒井君って つきあっているの」 さりげなくりんごと一臣との仲にツッコミ
  91 「TV見たよっ サインちょうだいっ」(みんなのセリフかな) TV初登場したりんごに対して。なお1巻はこれで登場終わり。ほんとに脇役だったんだね...
2 25 「あれ 筒井君は? 休み?」
「新学期そうそうカゼ?」
一臣を心配するセリフだが、この時もまだまだ状況を説明するためだけのセリフだなあ
  84 「...たいへんなコトになっちゃったね」 アリ丘でデリシャスタイムに公開録画(しかも朱菜ちゃんと対決)することになってしまったりんごに対して
  89 (作者によるみちよちゃん紹介) 初めて明かされる彼女の名前(笑)
  95 「わぁ りんごちゃんかわいいっ」 三千代ちゃんも(なぜか)頭にネコ耳を着けている
    「えへー チェシャネコなのー」 チェシャ猫の耳らしい(なぜ?)
    「ホラ 筒井君もりんごちゃんがかわいくておどろいちゃってるよ」 このときはまだ一臣のことを意識してなかったのかな?
  107 「りんごちゃん どんなの作ったのかしらね」 これも説明セリフ。2巻の登場終わり
3 カバー   カラーの三千代ちゃんイラスト。しかもメイド服〜
  7 「きょうね パウンドケーキ作るんですって」
「うまくできたら筒井くんにもわけたげるね」
この辺りから表情が変わってくる。今まではカラッとした感じだったが、一臣に話しかけているこのコマはちょっとせつなさが入っているように見えるのは気のせいだろうか
  10 「うちの班はどんなパウンドケーキにしたらいいかな」
「自分たちでアレンジしなきゃいけないの」
りんごと一緒に調理実習をする。頭巾がかわいい
  14 「そりゃもうすぐバレンタインだもの」 ちこっと伏線
  21   下駄箱に入っていたチョコで一臣をちゃかす友達とともに。微笑んでます
  49 (りんごちゃんてときどきわかんない) 自分の世界に入っちゃってるりんごにあきれる
  51 「...ホント?知ってた?りんごちゃん」 一臣と朱菜ちゃんが付き合っているという話について。
いよいよ三千代ライン始動
  52 「...あたし一臣くんってりんごちゃんのコト好きなのかな...って思ってた」 この時の表情は微妙ですねぇ。ちなみにこの下のコマでは本編で初めて名前で呼ばれてます
  77 「はーい どちらさま...」 相談に来たりんごに対して
    「...り...りんごちゃん!?」 りんごに抱きつかれて(泣きつかれて)しまう
  78,79 行動しなきゃ始まらないとりんごちゃんにはっぱを掛ける 意外に積極的なところを見せる三千代ちゃん。これからチャンネル7に乗り込もうと勇んで上着を着ているものの次のコマでは元に戻ってる...あれ?
  80 「...筒井くんと朱菜ちゃんのコト ショックだった?」 核心部分に迫る三千代ちゃん
  -81 「...いままでどおりでいいんじゃない?」 うーん、いい顔してますね。左のセリフは自分に対しても言ったことなのか...?
  83 「...うん(ドキ...)」 もし悩みごとがあったら今度は私が相談に乗ってあげるというりんご。三千代ちゃんの悩みは...
  84-85 「...あの時のチョコ――」
「...名前書いとけばよかった――」
りんごが帰った後、自分の部屋に戻って日記を広げる三千代ちゃん。そこには一臣が写った写真が...。一臣の下駄箱に入っていたチョコは三千代ちゃんが贈ったものだったのです。
せつなさー炸裂ー!一臣はりんごが好きだと思っていた三千代ちゃんは身を引いていたのですね〜
  107 「あの...筒井くん お誕生日おめでとう」 お花見兼一臣の誕生日に出席した三千代ちゃん。思いがけず一臣の隣に座ります。
  108 「う うん ずっとまえにね クラスでいちばんはやいからおぼえてたの」 一臣とりんごからの鋭いチェックをかわす三千代ちゃん。いじらしいなあ
  121 (くすっ)
「なんかいいことあったの?りんごちゃん」
真人からのデートのお誘いで浮かれるりんごに対して。3巻はこれで登場終わり
4 33 「...あくび3回目」 真人と夜明かししたりんごに対して
  34 「わかれたぁ!?」 朱菜とは別れたという一臣のセリフに驚くりんごと三千代ちゃん
  35 「...あの 筒井くん...」 心配そうな三千代ちゃん
  36 「あの...元気だしてね」 一臣に「やさしーな 松岡は」と言われドキめきます
  37 「あたしがいく...!筒井くん足が...」 一臣の足を気遣う三千代ちゃん。大丈夫だと言われてちょっと悲しそうな顔をします。その表情の理由はいろいろ混ざっていると思いますが、自分を頼ってくれないのが残念という気持ちが大きいからだと思います
    「でもいいの?そんなコトあたしに話しちゃって...」 りんごに真人と一晩一緒にいたと打ち明けられて。さらに三千代ちゃんは親友だからなんでもはなしちゃう、と言われて一臣のことを相談しようとします
  45 「...筒井くんも まだみたい...」 スクープ騒動で揺れるりんご周辺。でも三千代ちゃんは一臣のことが心配です
  109 (どき...ん) 一臣がりんごの熱を計ろうと額に手をかざすシーン。この(どき...ん)は朱菜ちゃんのもののように見えますが、三千代ちゃんともかぶっています。この辺うまいです
    「...もしかして真人くんなら知ってるんじゃない?」 ハロウィンって何と言う疑問に対して
  130-131 「...なんだ筒井くん...びっくりしたぁ」 ハロウィンパーティーで一臣とばったり会う三千代ちゃん。前に着けてたネコ耳を似合っていると言われせつない表情をします。次第にせつなさ度がアップしているのがよく分かります。ネコ耳を押さえるリボンがタイのようになっていて非常にかわいいです
  140 「そのうちもどってきますよ」 一臣とりんごの行方を聞かれて
  153-154 「学校にカバン...忘れてたよ」 りんごのカバンをスタジオに届けてあげる三千代ちゃん
  155-161 「りんごちゃんて真人くんとつきあってるの?」
「いいな あたし好きな人とうまくしゃべれないから...」
「筒井くんが 好きなの...」
「あれを入れたのは...あたし」
「気持ち伝えたくて ...けど名まえ書く勇気はなくって...」
「ありがと...でもいいの...」
「わかってるから最初から片思いだ...って」
「筒井くんを困らせたくないし友達のままでも」
「ありがと聞いてくれて ちょっとスッキリしちゃった」
三千代ちゃんクライマックス!せつなさ度MAX!今どきこんなに控えめな娘がいるだろうか(いやいない)。いい娘です。やっぱりねー主役には勝てないし(そういう問題じゃない)。
5 11-18 「あ...うん ありがとう 筒井くん」
「あ 助かる......高いトコの飾りつけできなくて......」
「あと コレ お願いしようかな」
「...そっか やっぱりりんごちゃん いっちゃったんだ」
「筒井くん...て りんごちゃんのこと すごく たいせつにしてるよね」
「...りんごちゃんて女のあたしから見ても かわいいよね」
「けど 筒井くんといっしょにいられていいな...って あたし りんごちゃんになりたかった」
「...うれしいな ありがとう......」
「..ひとつ聞いてもいい?」
「りんごちゃんのコト好きなのに どうして...朱菜ちゃんとつきあったりしたの?」
「りんごちゃんはそのこと知らないの?」
「...よかった 筒井くんらしい理由で......」
「あたし筒井くんのそーゆーとこ 好きだった」
「筒井くんもちゃんと自分の気持ち――伝えてね」
「うん......」
4巻のラストに引き続いて三千代ちゃんクライマックスです。同じ巻ならもっとせつなさ度がアップしたと思いますが、でもいいモノはいいです。p18で「クリスマスのプレゼントってワクワクするよね」と言われて涙を流すシーンなんか感動的ですらあります。
p13の表情が物語っているように三千代ちゃんにとっては「こうなることが分かっていた」わけでそれが余計にせつなくさせます。
  32-34 「あたし筒井くんにはきっぱりフラれたから」 フラれたことをりんごに告げる三千代ちゃん。同時に一臣くんが朱菜とつきあってたわけも教えてしまいます。
  114-115 「めげないよね」
「めげてないよね」
フラれてもアタックし続ける朱菜に対して。微笑んでいるところが印象的です。
  148-150 「あんなにえらそうにすることないのに!」 TVに出て得意満面の朱菜に対して。「珍しく怒って」(りんご)ます。
  151-153 「...がんばる...って自分をふるい立たせてるけど かなりムリしてると思う りんごちゃん」
「え...っ お昼もあまり......」
「筒井くん あたし なるべくりんごちゃんといっしょにいる 力になれるかわかんないけど」
「え......っ」
「がんばってね 筒井くん」
(...あたしも がんばろ)
石坂真人のことで落ち込んでいるりんごについて相談する一臣と三千代ちゃん。「やさしいな」と一臣に言われて顔を赤らめてしまいます。
このシーンとp114とでやっぱり一臣のことをあきらめたわけじゃなくて、(...あたしも がんばろ)っていうことなのかな?と思っていたんですけど...そうじゃないみたいですね。いつまでもくよくよしてないで前向きに「がんばろ」ってことかな。
6 92-97 「え......と、たしかバスケ部の先輩ですよね?」
「よく筒井君くんと練習してましたよね?」
「おいしいよ りんごちゃん......! いくらでも食べられそう」
「そうだ ティーパーティーでもサンドイッチ作ってましたよね?」
「お料理上手なんですね」
「え......っ」
「そんな......っ」
「...あたし好きな人がいたんです」
「...だからすぐにいい返事はできないんです」
「...好きだ...っていってくれて うれしいです とても」
「ありがとう......」
三千代ちゃんに、筒井君のバスケ部の先輩から告白が!

...というわけでいきなり補完されてしまいました...なんだかな〜。

だけど、思いがけない人から告白を受け、とまどいながらも好きな人がいたからと即答を避け、でも勇気を持って告白してくれたことに対しては感謝をするという完璧な対応を見せてくれました。

...こう書くと、なんかやだな(笑)。

でもほんとにいい娘だな〜と思います。ただ押しには弱そうです(^^;)。

  107 「でも作ってあげたらよろこぶよきっと」 一臣くんの気持ちを知っている三千代ちゃんが、バスケ部の試合に出る一臣くん作ってあげたら?とりんごちゃんにアドバイス?します
  110 「みんな見学...ってそしたら一臣くんの応援は?」 せっかくみんなで応援しよう、ということになったのに学校にロケに来る真人を見学に行ってしまいます。
  125 「うまく...ってそんな......」
「お話は よくするようになったけど......」
りんごちゃんにバスケ部の先輩とのことを聞かれて。
まだ決めてはいないようですが、まんざらでもない様子です。
それに前の三千代ちゃんだったら、一臣くんのために差し入れを作ったりしたでしょう。

もうこれで出番なしですかね......(T_T)

7 127 「え...っ」
「う...うん たまにでかけたりとかしてる...」
「うまく...ってゆーか......」
りんごに「先輩とうまくいってるんだ」と冷やかされて。満更でもない様子。
    「...りんごちゃんは真人くんと...だいじょうぶ?」
「ごめんね ヘンなこと 聞いて......」
「でも真人くんアメリカへいっちゃうでしょ?だから......」
真人とのことを心配しています。

これが最後の出番になりました。

番外編   「えっ!!」「あ あのっ」 「先輩とキスした?」とりんごに聞かれて。かわいい反応
    「...どしたの?」
「一臣くんとなんかあったの?」
「そーかなぁ」
「あたしはりんごちゃんが自分の気持ちに気づけただけでもすっごく変わったって思うよ」
りんごちゃんの恋の悩み?に乗ってあげる三千代ちゃん。なんかもうすっかり安定しちゃってますね。
    「でも甘いものをムリにガマンするのもいけないんだって」
「りんごちゃんパイもらっていい?」
ダイエットの話をしています
    「もう三日めよね どーしたのかな朱菜ちゃん」  
    「それであのふたりいっしょなんだ」
「いいの?りんごちゃん」
朱菜のダイエットに協力している一臣のことで心配してます