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舞-HiME (完)

舞-HiME 次話
第1話「それは☆乙女の一大事」
2004/10/1 1:30 TV東京

もっとほえ〜っとした学園モノかと思ったら、意外にハードな展開を見せる舞-HiME ―― こう視聴者が思うことは織り込み済みだったらしく、次回予告でずばり言われて笑ってしまいました。ま、とりあえず森鴎外とも関係はないようです。

そのハードな部分で言えば、重い剣をぶんぶん振り回す剣戟シーンなどなかなか見応えがあり、今後に期待させます。ソフトな部分、つまりギャルっちーのほうは、ヒロインの舞衣は弟思いの一面を見せるも口が先に出るタイプ。謎の追っ手である長髪のお姉ちゃんも自分の髪が切られたのを見て逆上するなど、どうやらじゃじゃ馬揃いのスクールライフになりそう。本当に予告の通り「もえもえ」になるんでしょうか(笑)。

それにしても、またも主役の中原麻衣。すごい勢いですな。

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第2話「ヒミツの放課後」
2004/10/8 1:30 TV東京

格闘モノなのか、学園モノなのかよく分からん第1話でしたが、この2話は一応、学園モノの体裁になってます。 まぁ、戦闘シーンになると突如動きがよくなったりするのはご愛嬌というものでしょうか。:-)

萌え視点から今回の注目ポイントを個人的趣味で一つ選ぶと、謎の車椅子少女。じゃじゃ馬ぞろい?のキャラの中にあって、ちょっと期待させるものがあります。 面白いのが使用人?の二三さんと、ゆかなさんが二役。彼女のキリリ系とほんわか系が同時に楽しめるおまけ付きです。たぶん、ストーリー上の意味がなにかあるんでしょうな。

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第3話「炎の舞い/星の誓い」
2004/10/15 2:00 TV東京

はい、今回の萌えポイント〜。

イイ女No.1の玖珂なつきちゃん。彼女が敵役に回っていたのは、他人を舞HiMEとしての運命に巻き込まれないようにするため。 静留を巻き込みたくないと素っ気なく言った彼女、「可愛らしいこというてくれはんな」と返されて赤面。…いーじゃないですかこの二人。 サンライズもだいぶ分かってきたな(笑)。

この静留さんの京都弁も実にいいですね。演じている進藤尚美さんの出身は京都ですから、たぶんリアルな発音なんでしょう。 はんなりとした京都弁、しっとりとした京美人というイメージは関東人には憧れってもんです。それを体現するキャラが見られるのはうれしい限り。

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第4話「風のイ・タ・ズ・ラ」
2004/10/22 1:30 TV東京

おぉ、クールビューティななつきが崩れていく…(笑)。パンツ盗まれたことを大見得切って隠したのは、らしくて笑ってしまいました。 なぜに彼女だけパンツだったのかというと、オーファンは舞-HiMEに惹かれるからか?(笑) しかし、ノーパンなのにあんな短いスカート穿いてるなよ。 文字通りの出血大サービス(笑)。そして君はちょっと笑いすぎだ〜>舞衣ちゃん

そして今回も静留さまがイカしてます。暴走気味の珠洲城に対して「頼りにしてますさかいに」と自分のペースの持ち込んでおいて、いざ下着ドロが再発すると「驚きましたなぁ、武田くん、教会から脱走でもしはったんやろか」とチクり。寝乱れた姿もいとうつくし。「ん…い・け・ず…」って、どんな夢を…。

…とまあ、コメディタッチなお話でしたが、これで舞衣・なつき・命が和解して、緩やかな連帯ができたってのが本筋ですね。

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第5話「涙――。雨……」
2004/10/29 1:30 TV東京

演出的にうまいなぁ、と思うのは例えば冒頭のシーン。クラスメートが舞衣の横を通り過ぎて話の輪に参加するところは、これだけで舞衣がクラスの話題の中心にはいなくて、溶け込んでいないことが窺えます。そんな距離感を描いてみせたのが今回のお話。

母親の今際の言葉を守って「がんばって」きた舞衣。そんな彼女が泣き出したところは、今まで強気一辺倒だったイメージをくるりと変えるシーンでした。 「ホットがいい」と「わがまま言ってみただけ」なんていうのは、いい女になれる素養があります(笑)。事実、「おはよう、楯!」なんて初めて呼び捨てで呼ばれ、すっかり陥落気味の楯くんなのでありました:-)。

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第6話「もえる十七歳(^^;)」
2004/11/5 1:30 TV東京

それにしても舞衣ちゃん、でかいよなぁ(何が?)。そうかぁ、お湯に浮きますか。ま、詩帆ちゃんはまだ中学生なんだし、比べて落ち込むことはないかと。 小さい方がいいって人もいるし〜:-) で、「私のお兄ちゃんを取らないで!」とストレートに対決するのはちょっと驚きました。好感度アップかも。「ありえないって、そんなの」な〜んて答えちゃっていいのかな。

舞衣ちゃんたちの巫女姿もいいのですが、静留さんもいいですよ? 長い髪を結って脇の二本だけを垂らし、桜色の着物も派手さはないけど上品な可愛らしさが。 「あんなうぶそうな子ぉに、おいたはいけませんえ」とかる〜く釘を刺しとくところも、いいんだよなぁ(ぉ。

さて、「もえる十七歳(^^;)」碧ちゃん。これが冗談みたいな格好で大見得切るから、てっきりギャグかと思ったら大マジだったんですな(というか、大マジを貫いたギャグか…)。ちょっとあっけにとられてしまいました(笑)。

次回予告が一番笑った。やっぱ17歳だよね(^^;)

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第7話「迷子の仔猫たち」
2004/11/12 1:30 TV東京

舞-HiMEとしての力を愉しみ?それとも私怨?のために使う奈緒が登場。 なつきも単独行動をしてますが、悪用はしてないわけで。 そんな彼女に命はなぜ付いて行ってしまったのかと思ったら、舞衣に子供扱いされたことをきっかけに簡単に言いくるめられてしまったらしい。 そりゃ子供扱いされても仕方ないなぁ。

今回は舞衣ちゃんの性格がよく出てたと思います。基本的には優しい子だけど、気が回る方ではなく、どちらかと言えば同性のウケはよくない。 子供の時の体験のせいか、「お姉さん」として振る舞うことを自分に強く課しているせいか、あんまり女同士でつるんだりしないみたいだし。

そうそう、詩帆も前話で舞衣にすっかり打ち解けたわけではなく、しっかり警戒してますな。そんな単純じゃなかったと。これは楽しみ楽しみ〜。

ところで奈緒の声はヘンリエッタと同じ人か。うーむ、にわかには信じられんです。

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第8話「たいせつなもの。」
2004/11/19 1:30 TV東京

やはり姉弟間では、おでこコッツンで体温を測らねばならんのか(笑)。…そんな能天気な感じから始まった今回でしたが…。

なにやら営業に来た業者を、かる〜くいなしている静留さまが非常にいい。「今はお茶の席どすえ」と突き放しといて「うちは理事長さんから全部任されてます」などと言われた日にはもう言うとおりにするしかないわけで。いいわ〜、この手玉に取るやりくち。たまりません。

さて、以前から悩んでいたようだった、あかねちゃん。なるほど、この子がHiMEだったのか。深優の方かと思っていました。しかも、この深優がとんでもない曲者で、 にわかにMIYUシステム?を起動したかと思うとあかねのチャイルドをばっさりやっちゃいました。ふーむ、敵対勢力って事ですか。 こうなると天使の歌声、アリッサ・シアーズもかなり怪しいの〜。命やなつきが舞衣のピンチに無反応だったのは、あの歌声にマスキングされていたのだろうか。

一大決心をして自分がHiMEであることを告白したあかねに、「こんなことくらいで嫌いなったりするわけないだろ?」と男気を見せたカズくん(^^;)。 それゆえ命を落とすことになりましたが…。出番少ない割にラブラブしすぎた報いを受けたのでしょうか(ぉ。合掌。

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第9話「海とオトメとなつきのヒミツ♪」
2004/11/26 1:30 TV東京

なかなか対立の構図が見えない本作品。真白さんは一番地とはまた別の立場のようです。「段取り」を崩された苛立ちからか、あかねを気の毒がる真白に対して「そんなことを気にするなんて」とからかう凪。うーむ、この人たちはどんなことをしてきた/しているのか。真白さんはその名に反して真っ黒だったりするのか、もう少し様子をみないといけません。

人物関係、というか恋愛模様も順調に複雑になってきてます。舞衣-楯-詩帆トライアングルに、神崎も参戦。大喜びの詩帆と、どうしてだか面白くない楯の反応が対照的で面白い。しかし、神崎も静留さまをほっといていいのか? もっとも当の静留さまは可愛い後輩たちを侍らせご満悦のご様子。 だれがサンオイルを塗るかでもめている子たち、をちょっとむくれ加減で観ている子がいいですな。直前のシーンでは日傘役になっていましたけど。 そんな子たちを「ほらほら、けんかしたらあかんえ」とやんわりたしなめるのが素敵です。

そんな華やかなビーチから離れ、一人潜入捜査をするのが、なつき。どうやら彼女の母親はHiME能力の研究者だったようですが…。 ここまではさすがクールビューティと言いたいところですが、今回もやってくれました。舞衣の挑発に乗せられたとは言え、「は〜い の・せ・て(くぃっ、くぃっ)」はやりすぎだ〜(笑)。

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第10話「ケーキ大戦!!!!」
2004/12/3 1:30 TV東京

ケーキ作りの補習授業と舞衣ちゃんの誕生日を絡めたギャグメイン話。とはいっても裏ではイロイロ動いているわけですが。

実習及びペーパーで赤点取ったもの:命、詩帆、珠洲城

やむを得ない事情で欠席したもの:舞衣、静留、深優、雪之

サボり:なつき、奈緒

っていうグルーピングがらしくて笑えます。ケーキ作り最中の行動もちゃんとキャラが動いてて感心。なかでも、静留さんがイイ(え?)。 「会長は、茶でも飲んでてください」と言われてほんとにまったくちっとも動かないし、そのくせ飛んできたチョコはするりとかわすし。 せっかくできたケーキが目の前を滑るように落ちていっても、「5秒以内にひらえば食べられますえ」と涼しい顔。ま、自分で作った訳じゃないしね。 いいねぇ、この性格の悪さ泰然としたところ。 美人は何をしても様になります(笑)。ど〜でもいいけど、関東だと3秒ルールなんですが、関西だと5秒だったりするのかな?

ドタバタの際、二三さんが見事なメイドのたしなみを見せてくれます。つーか、ありえないアクションだ:-) この子もロボ子ちゃんなのかな? だとすると、真白さんはかなり寂しい人な気が。

「補習とかでくさくさしてて」と至って正直な舞衣ちゃん。以前はカグツチの力を使うことをためらっていたのですが、学校のプールでやりたい放題です。この件に関しては 碧先生の責任じゃないと思うなぁ:-)

さて、以前より女の子疑惑が持ち上がっていた晶くんの正体が明かされました。くの一・HiMEバージョンだったのか…。果たして、弟くんは「彼」が女の子であることには気が付いているのでしょうか…?

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第11話「光と闇の輪舞」
2004/12/10 1:30 TV東京

今度は吸血鬼騒動。いきり立つ珠洲城に「今度ばっかりは珠洲城さんに賛成どす」と静留さま。…やっぱり今までは賛成じゃなかったのか(笑)。 と言いつつも「あんじょう頼みますわ」と丸投げだったりするのは相変わらず素敵です。「うちかて、女やさかいに。それに…」 それに…なに? 実は被害にあったりしてるのかなぁ。 ちょっと再現してみませんか(ぉ

さて、シスター服(なんて言うんだ?)の下はベリーショートな髪だったシスター。世俗のことを…なんて言われた時には、アレとかソレとかされちゃうのかと 期待心配しましたが…。この人もHiMEなのかー。あ、そうか。それを確認したかったから絵のモデルを…と迫ってたわけね。

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第12話「天使のほほえみ」
2004/12/17 1:30 TV東京

アリッサ・シアーズ、「天使のほほえみ」です。いよいよ本性を現しましたよん。とりあえず神父さまは合掌、もといアーメンです。

まったくノーマークだった雪之もHiMEだったとは…。HiME率は結構高いのかな。ところで、この学校って共学である必要はあるんですかね。 男はHiMEにはなれんよなぁ、たぶん。

相変わらず単独行動のなつきさんですが、いきなり教会地下に乗り込むのはそりゃマズイです(笑)。 「あんまり危ないことしはったらあかんえ」って言われてたでしょうが。その後派手なバトルを繰り広げますが、単体の戦闘能力としては深優に押され気味。 やっぱりHiME連合で対抗するしか。

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第13話「たまゆらの夜」
2004/12/24 2:00 TV東京

HiMEって12人なんですか。萌えアニメってことで、そんな数字も踏襲したのかな?:-)

おおっと〜、とうとう四角関係崩壊か!? そのままくっついていれば、それぞれの関係は丸く収まったものを、楯の一言で台無しに(笑)。 詩帆の浴衣姿に撃沈か?とも思ったんですがねぇ…。そこで詩帆が舞衣を睨むのは筋違いと思いますが、まぁ、仕方ないな。

一方、フェードアウトしたと思われていたあかねちんが、そりゃもうエラいことに。こっちもきついわ〜。

今回、静留さんは1カットのみ。誰とのことを祈っていたのか、大変気になります。牡丹をあしらった浴衣姿が綺麗〜。1カットで終わりとは勿体ない…。

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第14話「ねらわれる学園」
2005/1/7 1:30 TV東京

前回の落とし前をどう付ける、楯くん? と思っていたら、この期に及んでもとぼけなさる。男らしくないな〜。もう、開き直っちゃえ(ぉ

しかし、そんな泥沼とは関係なく、強硬手段に出るシアーズ財団。アリッサの小悪魔っぷりがなかなかいい感じです。「私と深優の絆は誰よりも深く、強いものです。でも、それがあなた方と何の関係がありますか」 …ごもっとも。

ところで残ったHiMEはあと3人だと思うのですが。個人的には、静留さんにはただの人であって欲しい今日この頃。

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第15話「天翔けるミ☆女子高生」
2005/1/14 1:30 TV東京

あ〜、楯くんさらに評価急降下。この状況になってもはっきりせず、「帰れ!」と一喝されてすごすごと引き下がり、詩帆も守れなかった。だめじゃん…。

それにしても、シアーズ財団はこれで退場ですか? ほとんど自滅のような。なにをしたかったんだろう…。 唯一はっきりとした目的があったアリッサの退場はとても残念なんですが、 せっかくの見せ場もシナリオの後片づけ感が強く、イマイチでしたね…。

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第16話「Parade♪」
2005/1/21 1:30 TV東京

倒れこむ一瞬に交差する、互いの視線。舞ちゃん、意外に小細工を弄します。 さて、四角関係は当然解決してません。ここで、またまた楯くんのだめ男っぷりが。詩帆に怪我をさせたことが後ろめたいらしく、毎日看病…。 あれだ、君望の孝之みたいな。

後半は番外編っぽい作りだが、最後でオチが来た。ま、敵がいなくなったら、こうなるしかないですな。

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第17話「うそつきな、唇」
2005/1/28 1:30 TV東京

「チャイルド」ってのは、本人がもともと持っていたものというよりは、大切な、守りたい誰かのために発生したという位置づけのようです。 凪の言っていることは回りくどいですが、つまるところ相手の大切なものを奪えということになります。どうやってバトルロイヤルに追い込むのか、見ものです。

このバトルロイヤル設定を真に受けると、それぞれが守りたいと思う相手はHiMEではないことになりますが…。 そうすると、静留さんがHiMEかどうかは、なつき次第かも?

ここで、HiMEとその相手(カッコ内)を考えてみると、舞衣(巧海?楯?)、なつき(?)、命(兄?)、紫子(画家の先生?)、あかね(カズくん)、雪乃(遥)、奈緒(?)、晶(巧海?)、碧(メールの先生?) …こんな感じ? 巧海くんは危険度高いなぁ(笑)。「HiMEはあと二人」からすると、アリッサも正規のHiMEってことになるんでしょうか。

もうひとつの焦点、楯と舞衣の恋の行方は? 相変わらず煮え切らない楯くんは詩帆を選んだようなことを口にしていますが…。 そして二人して思い出の場所(5話)を見やって思うことは? 互いに「がんばれ」としか言えないのがもどかしいですな。

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第18話「――はじまり。」
2005/2/4 1:30 TV東京

バトルロイヤルのはじまり。シスターから陥落するとは思いませんでした。前回、一服盛られてあんなことやこんなことをされてしまったのでしょうか。なんで虚言をしたのかはよく分かりませんが…。自暴自棄?

なつきと奈緒はまんまと罠にはまってしまいました。もともと犬猿の仲であったしな…。しかし、世界の行く末やアリッサのことを指摘するとは、奈緒は意外に頭いいですよ(失礼な)。

一番盛り上がったのは杉浦先生を迎え撃つ真白さま! 燃える〜。「私たちもお相手しましょう!」とはまったくの予想外。さて二三さんの戦闘力はいかに。

舞-HiME 前話次話
第19話「こころの迷宮」
2005/2/11 1:30 TV東京

杉浦先生はさっくり負けちゃったようです。白熱のバトルを期待してたのに肩透かしな。焚きつける真白悪そー(笑)。

さて、HiMEとその思い人の関係がよく分かる話でした。HiME同士がいい感じで仲違いして、緊迫してきましたよ〜。

一番ピンチなのは、舞衣ちゃんですかね。何もかもなくして、壊れちゃいそう? 巧海君が「重い」と感じる、ある意味彼女の偽善めいたところ(と言ってしまうのは可哀想だけど)がずっと引っかかってたので、 いっそのこと散々ひどいことする展開もありなんじゃないかとも思いました。楯も実力行使で奪っちゃえ:-P 詩帆ちんも自分の立場を最大限利用していることだし。

個人的にはなつきと静留のシーンが見逃せません。やっぱこれがないとねぇ、物足りませんよ:-)。 なつきの髪が揺れたのをそよ風のせいにしておいて、「よう眠ってはったみたいやな」「よだれ、ついてはるえ」「冗談どす」と茶化す静留さま。 怒りながらも「根詰めすぎなんと違いますん?疲れてはるやろ」と聞かれて素直に認めるところに、舞衣たちには見せない、なつきの素顔が見えます。

「うちはいつかてなつきのこと思うてます。それは忘れんといて」なんて告白じみた台詞を「あまり私の中に入らないでくれ、頼む」と流そうするあたりも思いが表れてますね。ま、「お前もだ!バカ!」と言ったあの剣道部の奴はどうでもいいので(ぉ、ぜひ静留さんルートでお願いします(笑)。

舞-HiME 前話次話
第20話「炎の舞/涙の運命」
2005/2/18 1:30 TV東京

おおっ、これは驚きました。この展開はないだろうと思っていたのをやっちゃいました。もう、後には引けませんよ? みなさん般若面で大変なことに:-)

今まで(回り道をしながらも)いろいろと仕込んできたネタがここんところ一気に開花。 舞衣があれほどの義務感を背負っていたのは、単に母親の今際の際の言葉だったからではなく、自分の過失によって母親を失ってしまったことに起因しているわけですか。

最後の最後で、少し冷静になった舞衣でしたが、命との関係はどうなってしまうのでしょうか。そしてその命ちん。黒曜の君が彼女の大切なものだとすると、最強のHiMEを作るための出来レースっていう可能性もありますね。

茫然自失の舞衣は、残った大切なものを懸命に否定しているわけですが…。なつきは当初から大切なものを作らない、という結論に達していてだからこそ単独行動をしている。しかし、そういう誤魔化しがどれだけ通用するのか心配です。ぶっちゃけ、静留さまがどうなるか心配(笑)。12人目のHiMEも登場し、その正体も含め大変気になるところです。来週は必見っぽい。

舞-HiME 前話次話
第21話「黒き君、目覚めるとき」
2005/2/25 2:00 TV東京

ひゃ〜、静留さまもHiMEだったのか。彼女には普通の人でいてほしかったという個人的な願いは、あっさり却下(^^;)。 それにバトルロイヤルの原理から言えば、HiME同士は大切なものにはならないはずですが、ま、好きなっちゃったもんはしゃーないってことですか。

とはいえ、「なつきは、あんたの好きにはさせません」と颯爽と登場した彼女の美しいこと! 「なつきを傷つけるものはそれがなんであろうと許しません」と奈緒に格の違いを見せ付け、切り捨てる! おおっ、なんかスカッとするぞ!(ぉ いや、奈緒も「かわいそうな子ぉ」なんだろうけど、ちょっと度を越えましたな。

その後の二人の会話もなかなか。「これでも随分辛抱しましたんえ」という台詞は、言葉以上の想いがあるのでしょう。今までつかず離れず接してきた二人ですから。少なくとも静留はなつきのためだけに自分の思いを封じ込めてきました。 19話のなつきの髪をいじるシーン(なつきが気付く前に離れる)などは象徴的でしたね。 今回、「うちはなつきが好きどすえ」とは伝えるものの「あんたの好きと、うちの好きとは違うんどす」と某知世ちゃんのような台詞を残します。 さて、これからどうなるんでしょうね。彼女なら、なつきのために自らの命を投げ打つことすら厭わないでしょうが、そんなことをしたら元も子もないので難しいところです。

さて、それ以外の方々もいろいろありましたが…。黎人さんは、記憶を封じられていたという(ありがちな)展開で大ボスの座につきました。 真白っち、いえ、冥府の女王はあっさり負けちゃいましたが、二三さんはやはりチャイルドなんですね(追記:その後ご指摘をいただきましたが、この解釈は少なくとも「その魂をチャイルドに封じ込め…」という黎人のセリフとは矛盾しますね。二三さんはHiMEと考えるのが妥当なようです。 HiMEが13人になっちゃうじゃないかと思って 二三=チャイルド(正確に言うと真白の300年前のチャイルド)だと考えましたが、やはりアリッサは偽HiMEだったとすればすっきりします。シスプリで言えば眞深みたいなものかと:-))。 ということは、300年前のバトルロイヤルの勝者が真白さんであり、この「祭り」の勝者には冥府の女王というパワーが与えられるということでしょうか?

舞-HiME 前話次話
第22話「くずれゆく……」
2005/3/4 1:30 TV東京

いや〜女だなぁ、静留さまは。神無月の巫女の千歌音はその手前でずっと悩み続けていましたが、そんなボーダーラインは難なくクリア。 うなじを見つめる視線がいやらしいですよ?と思っていたら、そんなもんじゃ済まなかった(^^;) ちょっと衝撃的。 そして、開き直りとも取れる態度はむしろ妖艶ですらあります。「あちらでお話しましょうか?」にはぞくっと来ました。

しかし、頬を叩かれるままにしていたところをみると、罪を感じていたのは確かでしょう。ただし、この場合の罪とは世の倫理感ではなく、 なつきの同意を得ていない一点にあるように思えます。なつきも同類、と非難されたときに初めて反撃をするところなど、女だなぁと思ってしまうわけです。

それを指弾したのが、雪之だってところもいろいろ深読みできてしまうところであります。「よう言わはりますなぁ、あんたかて同じ穴の狢ちゃいますん?」と言われたように、禁忌を破ってみせた静留が許せないと同時に羨ましかったのかもしれない。

「あんた、大切な人のためやったら何をやっても許される ―― そう思うてはります? ええ、うちもそう思いますわ」となつきとの関係を守るためにエレメントを具現化する静留さま。これには有無を言わさぬ迫力があります。しかし、もうなつきに聞かれちゃってるわけですが…。

…これ結構困りますね。仮になつきが静留を切り捨てたいと思っても、そんなことしたら自分も消えちゃいますからね〜。なんて大迷惑なHiME能力(^^;)。このライン(静留・なつき・雪之)の展開はちょっと読めないなぁ。どう転がってもおかしくない。 逆に、どうなってもあまり本筋には影響を及ぼさない、とも言えるけど…。

ここで、本筋のほうはどうも盛り上がりに欠ける気が。楯がへっぽこ過ぎて、舞衣の決意があんまり映えないんですよ〜。

舞-HiME 前話次話
第23話「愛情と友情、非情」
2005/3/11 1:30 TV東京

文字通り「人柱」が順調に増えていく展開。いや、ほんとにこれは悲惨な終わり方してもおかしくないような。 深優・グリーアの記憶を消去しなかったことが最後にどっちに転ぶのか。とりあえず、登場することなく消えていった碧の「先生」に合掌…。

で、やっぱり、静留さまですよ。なつきを守るため、そしてなにより口封じのため雪乃に刃を向けた彼女でしたが、ときすでに遅し。 なつきに拒絶されたことで、精神的に崩壊してしまうのでした。まっすぐな遥の視線に自嘲気味な表情を見せ、「下がりおし。あんたの出る幕やありません。ぎゃあぎゃあやかましいわ」とあくまで相手にしようとしなかったのは、女の意地か、負けを悟っていたからか。「みじめやねぇ、あれでうちに一矢報いたつもりなんかなぁ」と嘲笑する姿のなんと哀れなことよ。

こうして静留はなつきを守るため他のHiMEも始末しようと歩み始めましたが、よく考えるとなつきのチャイルドを屠っても、HiMEの運命から解放できるような(デュランがどうなったのかよく分からないけど)。 確かに大切なものを失ってしまうけど、静留から見るとむしろ邪魔者が消えてくれるわけでデメリットはなにもないです。それにもし。なつきのチャイルドを倒したとき、自分が消えたら……それは静留にとって唯一の救いになるのではないでしょうか。

それにしても、楯はほんとにダメ人間だな〜。大していいところもないのに(ぉ、女の子を不幸にさせまくり。許せん男キャラの上位に位置することは間違いないです:-P

舞-HiME 前話次話
第24話「コイ・ハ・タタカイ」
2005/3/18 1:30 TV東京

楯をはさんでの三角関係は、命が文字通り真っ二つに切って捨ててしまいましたね。 楯もこんなことに巻き込まれたことは可哀想だと思いますが、今更何言ってるんじゃボケ〜的な部分が多くて、とても同情できません。というか、もっといい男選ぼうよ(^^;)>舞衣

気になるのは、舞衣の今後。先に思い人が消えてしまった場合はどうなるのか。 これはデュランを取り戻したなつきを見る限りでは、もう一度大切なものができれば復活するようです。というわけで、現在残ったHiMEは舞衣と命、なつきと静留ということになります(他の人も生きてはいますが。紫子さん以外は)。そして番外の深優がどこまで絡むか。

静留となつきとが出会った頃の映像を見て初めて気が付きましたが、この二人は学年違うんですな。 「短い命で、せいっぱい咲いてはるんやからね」と微笑みかける静留さんが美しいです。今はもう、痛々しいですが…。しかし、今回の話を見る限りでは、救われて終わりそうです。

舞-HiME 前話次話
第25話「運命の刻へ」
2005/3/25 1:30 TV東京

思っていたより、深優が重要そうなアクションをしました。というか、アリッサもあの柱の中にいたのが驚き。 果たしてどういう結末を迎えるのか…。声がしたのがちょっと気になります。復活エンドは勘弁してほしいのですが、黒耀の君が言うように世界を創造できるのなら、勝てば舞衣がその力を手にするのかもしれません。

「たとえ恨まれても、うちのもんにしてみせます」となつきに挑む静留さん。 制服姿が凛々しくてうれしい〜(笑)。「そんなにうちが嫌い?」と泣きながら突っかかっていくところも可愛い。 この二人については、相打ちか、なつきのチャイルドを倒すかどちらかだと思いましたが、より報われる方の結末に。 プラトニックだったらこんなことにならずにすんだのかもしれないのにねぇ…。しかし結局、静留としては最高の形で救われて終わりました。なつきとしてはどうでしょう? 恋も知らずに散っていったのはちと不憫な気がしますけど。

舞-HiME 前話
第26話「shining★days」
2005/4/1 2:00 TV東京

あ〜…。やっぱりやっちゃいましたか、復活エンド。せめて、舞衣がみんなのいる世界を選択して復活するのかなと思っておりましたが、深優の一押しで復活してしまうとは。

シリーズ前半のシアーズ財団編は、ぶっちゃけ不要でした。何をしたいのかよく分からないし、キャラ同士も全然絡まないし。 後半、バトルロイヤル編になってドロドロの人間関係になってきて、バタバタと人死にが出るようになってから、俄然面白くなりました。 それもこれも、最終回で全部ひっくり返されてしまいましたが(T_T)。唯一割りを食った詩帆がかわいそうかも。楯は本当にダメな男だ…。

ま、「堪忍な…」となつきに許しを請う静留さんはよかったです。なつきとの関係も一からやり直して、今度は合意の上でぜひ(ぉ

あと、深優と奈緒のシスターは笑えました:-)