ちょっとばかり焦りを感じている藍華が、状況を打破しようと「伝説のウンディーネ」に会いに行くお話。この子はほんとにまじめで一生懸命な子なんだな…。ちなみに藍華・S・グランチェスカがフルネームのようです。長い。
さて、アリアカンパニーの創設者でもある、伝説のウンディーネこと"グランマ"は純和風な生活を送っていました。灯里たちはそれほど長旅をしたようにも見えませんでしたから、ネオ・ヴェネツィアの隣にネオ・ジャパンがあったりするのでしょうか。お陰で、和服に身を包んだ見習いウンディーネたちを拝むことができました。これは貴重かも!?
グランマは気配りの人でした。彼女は特別なことをしたわけではありませんが、「なんでも楽しむこと」を教えてくれたのでした。
灯里はすでにそれを実践していますけどね。
いつもはちょっと斜に構えたところがあるアリスも、「私もいつか、ああいう素敵な女性になりたいであります!」と頬を高潮させて語る辺り、大きな影響を与えたようです。
良い話だった、と思っていたところに「灯里さんも素敵だよ。灯里さんの笑顔は夜空に輝く星に負けないくらい、きらきら輝いていたから」というアイのセリフで良いお話の駄目押し。この辺のセリフ回しの美しさが、この作品のすばらしいところです。
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