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ラムネ (完)

ラムネ 次話
第1話「ヤドカリと麦わら帽子」
2005/10/16 1:00 tvk

…すごいです。1話かけてなんらの出来事も起きず、ただひたすらに二人のアツアツぶりを見せ付けられることになろうとは:-)。 朝は交互に起こしに行くですか…まったく、俺もお隣さんで幼なじみな女の子が欲しいもんだよ!などとひがみたくなるような展開であります(爆)。

この安定しきった関係をどう崩すのか、注目です。

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第2話「夏の畑とななみすぺしゃる」
2005/10/23 1:00 tvk

おっ、妹の鈴夏ちゃんは七海よりでかいぞ(背の話です、念のため:-))。姉妹なのに髪の色も違う…っと、間違えた。 鈴夏ちゃんは健ちゃんの妹でした。上を脱いだノースリーブ姿がまぶしい〜。

「友坂くん」と「近衛さん」と、苗字で呼び合うことに逆に新鮮さを感じてテレあうところがまたなんとも。 そして、かなりこっぱずかしい、学校お休みの想い出。まったく、幼なじみって奴はこんなにおいしいのか!(違うと思います)

そんな二人の前に現れる下級生の佐倉ちゃん。うーむ、勇気あるというか…。七海がいないときにすればいいのに。 それとも七海への挑戦状!? 実際には、いつも二人一緒だからそんなタイミングがないってことなんでしょうかね。 無謀なチャレンジに思えますが、バレンタインのチョコのネタも実はだいぶ前の話のようなので、彼女は彼女で片想いキャリアは長そうです。

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第3話「ちっちゃなイトコと花火」
2005/10/30 1:00 tvk

「いよぉ〜、諸君」と登場したひかりちゃん(それじゃメカ沢だ…)。別にちっちゃくはないような。 お邪魔虫ってわけではなく、七海を応援しているようです。 うーむ、ここまで障害のない話ってのもすごいかも。かくして、視聴者は二人のゆるーい会話を聞かせられ続けることに:-)。 この七海の絵日記的生活がずっと続いたりするのでしょうか。

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第4話「自治会長とごほうび」
2005/11/6 1:00 tvk

多恵先輩が登場。彼女の境遇については想像するしかありません。両親とは死別なのか生別なのか、単に仕事が忙しくて家にいないだけなのか…ともかく家では弟たちの面倒を見、学校では地味な仕事をこなしているという日常。普段はなんでもなくこなしているものの、ふと振り返ると涙があふれてしまう…。母親とは死別、父親は不在がちってなところでしょうか。

単発のエピソードだと、いまひとつ意図のよく分からない話だったので、続きがあるんでしょうか? そして多恵先輩の制服姿は?(朝は着てたので、学校に来ると速攻で着替えるんでしょうか:-))

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第5話「星空と望遠鏡」
2005/11/13 1:00 tvk

鈴夏、かわいいです(←いきなりそれか)。小さい頃は、お兄ちゃんってのはそれなりに特別な存在で、そこに別の女が入ってくると子供心にも焼きもちを焼いたりするものです。ま、それが大人になって恋に変わるのはギャルゲーのファンタジーですが(笑)。 その辺りの機微がうまく表現されていました。ひかりに「嫉妬しちゃったんでしょ〜?」なんて突っ込まれて、恥ずかしがる鈴夏がかわいいのです。

鈴夏が柔道始めたのは直接にはお父さんの影響でしょうが、お兄ちゃんから距離を置きたかったからじゃないかな? などと想像してしまいますね。

ようやく、この作品がなにをやりたいのかわかって来ました。現在から未来への関係ではなく、過去から現在までの関係を描く話だったんですな。 健次と七海の関係が揺るぎないものなのも納得。

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第6話「三人と二つの真珠」
2005/11/20 1:00 tvk

前回の鈴夏と同様、ひかりも昔の想い出に区切りを付けたかったということでしょうか。毎年真珠を探していたのか、鈴夏に触発されたのかは分かりませんが…。健次たちを「夫婦」と呼んだり、しきりにくっつけようとするところは気持ちの裏返しみたいなところがありました。

でも、佐倉さんもそうですが、健次と七海が仲睦まじいところを見ると、嫉妬以前に微笑ましく思ってしまうようですな。ほのぼの。

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第7話「バイク少女とアルバイト」
2005/11/27 1:00 tvk

バイク少女、美空ちゃん登場。「都会モン」の視点を入れることで、健次と七海を取り巻くスローな世界が際立つことに。 お二人さんがとうとうケンカするのかと思ったら、ひとつふたつ、いつもの言葉を交わしただけですぐに修復してしまいました。 まったくお見事です。これは誰にも割り込めないわ。

美空にミミズを渡した七海を「ポンコツ」と冷やかす健次が、あとでバイクのことを語るときに「ポンコツだけど、こいつが好きなんだよ」というのは、ごちそうさまなシーンでした。

唯一の不安材料はやっぱり佐倉さんですが、ギスギスした展開にはならないでしょう、これは。

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第8話「ふたりの絆と揺れる想い」
2005/12/4 1:00 tvk

おっと〜、多恵先輩があからさまに一肌脱いでいるモード。とうとう佐倉さんが中央突破を図るのか!? ……しかも、なにやら鈴夏までグルになっているような。 お兄ちゃんと七海がくっつくことを誰よりも望んでいるはずの彼女がなぜ? まったく、これだから女は御し難い((c)鉄仮面)…と思いましたが、 どうやら佐倉さんの「最後の想い出作り」の手伝いをしていたようです。ま、こんなことくらいで壊れる関係ではないと思っているのでしょう。

実際、佐倉さんの告白にも揺れることなく、「(フォークダンスは)お前とならいつでも踊れるさ」などと思わず「恥ずかしい台詞、禁止!」と言ってしまいたくなるほど、まっすぐな健次くんなのでありました。もっとも、七海のほうは心配でたまらなかったようなので、佐倉さんと一回ガツンとやるかな?

ところで、お兄ちゃんとフォークダンスしているときの、鈴夏のちょっと照れ加減な表情が可愛かった:-)

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第9話「ふたりの距離とラムネの瓶」
2005/12/11 1:00 tvk

佐倉さんとのお別れ。彼女もまた長いこと健次のことを思っていたけれども、七海には勝てなかった。 二人の物理的な距離の近さを目の当たりにして、改めてそう感じた佐倉さんなのでした。 別れ際の「いつまでも大丈夫なんて思っちゃダメ」というのは、前回の不安そうな七海の顔を見てしまった彼女にできる最大限の激励だったのでしょう。 健気な子でした。

あと、鈴夏のフォローもいい感じ。言わばそれぞれ振られちゃった立場で、「いい彼氏、お互いにつくろうね」と指切りするところが微笑ましい。 鈴夏が何をプレゼントしたのかは分かりませんけど……レターセットかな? 今回は佐倉さんメインの話でしたが、鈴夏のほうも話がちゃんと流れているのに感心してしまいました。

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第10話「フォークダンスとかさなる心」
2005/12/18 1:00 tvk

…うおおお、これは最高に恥ずかしい〜(爆)。ド直球で来ましたよ。すべてがスタンバっている状態ですが、さてこれからどうする。 キスはしなかったな…。次回、固唾を呑んで見守りたい(笑)。

のび太みたいなことを言ってハマっているひかりと、何かよく分からないけど何かを想像してしまった:-)鈴夏のコンビもいい味出してます。

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第11話「台風の夜と夏の終わり」
2005/12/25 1:00 tvk

えっ、お泊りイベントはスルーですか…そんな〜(爆)。でも、もうすっかり恋人の距離になってしまった、七海と健次なのでした。今まで以上にお熱いところを見せられて、妹達も赤面ですよと。

七海の盲腸はともかく、健次の事故は相当なもんですよ? 「ヘルメットがなければ、即死だった」くらいのもんです:-)。ラムネ最大のスリリングな引きで、とうとう次回最終回です。

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第12話「100個の貸しと100個の借り」
2005/12/29 1:45 tvk

健次くんがなかなか目覚めないのは意外でしたが、このまま一生目覚めないとか、3年後に目覚めたときには七海が他の男とくっついていたとか(笑)、そういう展開はこの作品については考えられなかったのでどういうタイミングで目覚めるのかなと。 「ふたりはアレだから」の「アレ」をはっきり言葉にできたから目覚めた、そういうことだと思います。

それにしてもこの作品、当初はまったく期待していなかった上に、七海のふにゃふにゃした喋りはなんとかならんのかと思っていましたが(笑)、構成の妙というか過去と現在をリンクさせてうまいこと人間関係を描いていました。特に鈴夏のエピソードがポイント高し:-)