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のだめカンタービレ (完)

のだめカンタービレ 次話 衝撃の告白!
第1話「Lesson 1」
2007/1/12 01:00 フジテレビ

なんでも、この作品のお陰でクラシックコンサートが盛況だとかそうでないとか。漫画もドラマも見ていませんが、確かに面白いです。 ゴミ溜めの中のピアノ演奏はちょっと衝撃的でしたが:-)。

昔、ピアノができれば格好いいかな、と思ってやり始めたものの放り投げた口なので(^^;)、ピアノに限らず楽器ができる人は無条件に尊敬してしまいます。 作中に出てきたように、彼らは初見の曲も譜面を見ただけで弾けちゃうものなんでしょうか。すごいなぁ…。しかも、のだめは適当にアレンジまでしちゃって。あのアレンジは譜面とどのくらい違うんだろ。曲を知っている人は、より楽しめるのかもしれません(この作品がどのくらい作り込んでいるかにもよりますが…)。

のだめと千秋は、どちらも天才と言えるでしょう。のだめは自由奔放型で、千秋は挫折型。過去の音楽家に例えれば、千秋はベートーベンが好きらしいので、まさにそのまんまのイメージ。そして、のだめの生活能力ゼロなところは、モーツァルトを連想します。 愛すべき才能ですが、「ふぉーりんらぶですぅ〜」なんて言われても、あのゴミの山を見せられた日には引くよなぁ、さすがに(笑)。 今後の展開が楽しみです(このサイト的にはネタにしにくいけど…(^^;)。

のだめカンタービレ 前話次話 受け売りアドバイス。でも、本人にはきっと悪気はない:-)
第2話「Lesson 2」
2007/1/19 00:45 フジテレビ

新キャラの峰くん登場。早くもライバル登場? と思いきや…。

天才肌と思われていた千秋ですが、実は努力家でもあった。ピアノはむしろ不得意だとはね…。 世の中を斜めに見ているところがあるのは、努力しても夢に到達できないからということのようです。

でも、なんだかんだ言って、のだめに「餌付け」するのを楽しみにしているあたり、なかなか分かりやすくて可愛い:-)。 それに彩子の誘いをきっぱり断ったのも好感度高し。いい奴じゃないか。 意外に面倒見もいいし。彼の伴奏で、峰くんのヴァイオリンの音色がだんだん柔らかくなっていくところは圧巻でした。

一方のだめはやっぱり天才肌だ:-)。あのダメダメな日常生活はまさに天才の名にふさわしい:-)。面白すぎます。

のだめカンタービレ 前話次話 やはり芸大には変わり者が多い!?
第3話「Lesson 3」
2007/1/26 01:00 フジテレビ

またまたちょっと変わった、ティンパニ奏者真澄ちゃん登場。ふーむ、この調子で増えていけば、オーケストラも夢じゃないかも?

ところで、千秋は学内で普通に人気あったのね。第1話で「オレ様、千秋様」とか言われていたから、敬遠されているのかと思った…。 ま、性格はともかくイケメンなのは確か。そんな彼の部屋に入り浸りになっていても、友達から「妄想」で片付けられてしまうのだめは大物ですね(笑)。

ぜんぜん色気のないのだめのお陰で、素直に笑える展開になってます。 それに、千秋が彩子の誘いを断ると、妙にカタルシスがあるんだよな〜:-)。

のだめカンタービレ 前話次話 それとも、毎日こんな豪華なご飯なのか?:-)
第4話「Lesson 4」
2007/2/2 00:45 フジテレビ

またまたまた変人登場。この業界は、やっぱり変わった人が多いんでしょうか:-)。今度は「巨匠」の指揮者、シュトレーゼマン。 なかなかのセクハラ親父ぶりですが、「権利なくても、権力ある」としれっと言えてしまうあたりが、別の意味でいやらしい親父です。 んー、敵に回したくないタイプ。

そんな彼を、思いっきり敵に回している千秋の転科の行方は? すごいところで引きになっていましたが、ここでのだめに頼るようじゃあ、男が廃るというもの。 いくら彼女が私欲で動いているとは言え:-)。 それにしても、最初のころは「別の人に教わりたくない」と言っていたのに、あえてシュトレーゼマンの指揮科へ行こうとするなんて、彼も成長したもんです。

そういえば、のだめがミルヒ:-)を千秋の家に連れてきたとき、一人で食べるには明らかに量も多いし、ワインも用意してあったりして妙に豪華な夕食だったのが気になっていたのですが、転科のことを事前に話すつもりだったのね。なんだ、結構彼女のことを尊重してるじゃないの。 まぁ、そんなことには全然気が付かないのだめちゃんなのですが…。

峰も、転科しないことを残念がるのは意外でした。しかも卒業するとヨーロッパに行ってしまうのか?という理由で。 おやおや、いつの間にそんなに仲良しに…。時間経過が妙に早いのは、原作のエピソードを端折ってるのかな?

のだめカンタービレ 前話次話 格の違いをみせるミルヒ。「千秋の言うとおりに」ってのも、うまい台詞ですわ。
第5話「Lesson 5」
2007/2/9 00:45 フジテレビ

のだめの唇がピンチ!で終わった前回。……正拳突きでお返しするとは思わなかった。ほんと、面白い子だなー。

そんなこんなで、千秋の初めてのオケ指揮者体験。それにしても、彼の「女子にカリスマっぽく人気」ぶりに改めて驚きです。 以前、「普通に人気あるのね」と書きましたが、普通どころじゃない! 男子たる者、一度はあんなラブ視線を浴びてみたいものです:-)。

反面、男子には面白くないわけで。ま、それを除いても、「素人」にタクトを振られるのは納得いかないところか。 結局、初めての指揮者は大失敗。技術力と、人をまとめる能力とは、別ということです。オーケストラに限ったころではありませんが。 本命登場と言わんばかりの(というか、自分で言っている:-))シュトレーゼマンが、即座に立て直すのが鮮やか。格好いいじゃないですか。

千秋も、ここで腐らないでシュトレーゼマンに師事しようとするところが偉い。 それに、ミルヒが転科を認めなかったのは、むしろピアノを続けさせたかったからのようです。 その意図するところは分かりませんが、一流の指揮者である前に一流の演奏家たれ、と言うことかな?

のだめカンタービレ 前話次話 いきなり男を作るなんて、そんなぁ〜(笑)
第6話「Lesson 6」
2007/2/16 00:45 フジテレビ

前回、巨匠の片鱗を見せつけたと思ったら、千秋にSオケを押しつけてミルヒ脱退宣言。おもしろすぎる〜。

シュトレーゼマンのやり方をみてソフトになった千秋もプレッシャーから逆戻りです。 せっかく、みんなが彼の実力を認めて付いてきていたのにね〜。ただ、このあたりの展開はやっぱり急激すぎる気がしますが。

そんな中、コントラバスのちょっと鈍くさそうな桜ちゃんが登場です。やー、のとまみさんじゃありませんか。似合いすぎる:-)。 あの声で言われたら、マッチでも何でも買ってしまいそうです(何でも?)。 でもみんなに追いつかず、「真面目に練習でないから分からなくなるんだよ」と冷ややかに言われてしまう始末。うーん、可哀想な…。 そんな彼女の家庭の事情も千秋さまがズバッと解決です。彼の言い方はキツイかも知れないけど、ごもっとも。 ……ま、そこまではいいんですが。なんで家庭の事情が解決すると、男とくっつくですか! ぎゃぽー(爆)。 しかも、相手は15分くらい前にその冷ややかな言葉を浴びせかけた奴じゃないですか。「かー君」じゃねぇ〜。

きっちり「マスコット役」をこなしているのだめが、また笑ってしまいます。 彼女の演奏家としての出番は、ピアノ協奏曲でもやらないとないんでしょうかね。

のだめカンタービレ 前話次話 ほっぺにCHU! だから多少は遠慮したんでしょうかね。
第7話「Lesson 7」
2007/2/23 00:45 フジテレビ

やっぱりミルヒ面白すぎる〜。指揮をさせてくれと言った来た学生に「見返りは?」としれっと返したり。 しかも受け取っておいて、なにもしないし(笑)。当然本気で袖の下を要求していたわけじゃないわけで。 さらに、見事な演奏を見せたSオケに、実力的にも、ウケ的にも敵わないと見るやその彼に指揮を押しつけて自分の名声を守ったり。 「あ〜、キミキミ」なんて声を掛けた瞬間に、何をしようとしているのか分かったので爆笑してしまいました。 「巨匠」の名は伊達じゃあありませんね:-)。

だた、なにも保身のためだけじゃなく、あそこで完璧な指揮をしてSオケを潰すことだってできたはずです。 結局、Aオケは彼にとって興味のある存在ではなく、千秋を筆頭にSオケの面々の活躍の場を残しておきたかったということなのでしょう。 …なのだと思います、たぶん(笑)。

演奏に参加できなかったのだめがここぞとばかりに活躍して、千秋を立ち直らせるきっかけを作りましたね。 彼女の自由な演奏を聴いて「あいつらみんな、『のだめ』なのか」と思うところは重要なターニングポイントでした。

そんなのだめに、あえて無防備な振りしてキスさせるというお礼、なんてのもいいシーンでした。 しかし、キス「させる」というお礼……これは知らなかった概念だ(爆)。千秋様ならではですなぁ〜。 そしてまた嫉妬の炎を燃え上がらせるミルヒ。やっぱり面白い:-)。

のだめカンタービレ 前話次話 照れ照れの千秋と、名前と違って豪快なエリーゼさん
第8話「Lesson 8」
2007/3/2 01:00 フジテレビ

ミルヒ捕まる! …秘書にだけど。"Ya, Frau !"なんていうから、てっきり夫人かと思ったよ。

しかし、速攻舞い戻って、理事長にいいとこ見せようと張り切るなんて、かわいいところがあります。この人は、人生楽しいだろうなぁ〜。 何十年前の恋を忘れないでいて、当時の彼女の写真を大事に持っているってのも、同じ男としてはよく分かる話です。 女性は目の前の幸せの方が大切なので、昔の話には淡泊なんですよね。

もちろん、理事長だけが目当てではなく、千秋やのだめのことが気がかりで戻ってきたのも確か。 「マエストロは弟子を取らない」と聞かされて、頬染める千秋がちょっとかわいいとか思ってしまった:-)。

さて、ここでやっぱり出てきましたね、ピアノ協奏曲。 のだめがSオケに参加するにはそれしかないわけで。ラフマニノフといえば、技巧的・難曲で有名です。 マスターして、のだめに教えろってことかなぁ…?

のだめカンタービレ 前話次話 いいなぁ、指揮者って…(ぉ
第9話「Lesson 9」
2007/3/9 00:45 フジテレビ

着実にチャンスをモノにしていく千秋なのでありました。 峰が「指揮する機会はなかったはずなのに勉強してきた」ことに衝撃を受けていましたが、千秋としては「勉強したかったからやった」に過ぎないでしょう。

しかし、好きこそ物の上手なれとは言うものの、あるレベル以上になるにはやはり才能が必要。 その点、才能もお金もあってルックスもよく、女の子にもモテモテっちゅーのはうらやましいにもほどがある(笑)。 コンマスの子と目と目で会話してみたいもんですわ……なんてことはともかく、その上人脈もあったりして、飛行機にさえ乗れれば無問題な人なのね…。

のだめの問題は、才能はあるけれども意欲として趣味の範囲を超えていないところでしょうか。今回、驚異的なイメトレによって一発で仕上げてきましたが、それも千秋にきついことを言われたからだし。そもそも将来の夢は保母さんでしたね。 シュトレーゼマンが「一緒にいられない」と言ったのは、そういうことを指しているのでしょうか。

意欲と言えば、峰もやればできる子だったのね:-)。少し練習しただけで、見返せるくらいの演奏ができるとは思っていませんでした(^^;)。

のだめカンタービレ 前話次話 この語りは面白すぎる…
第10話「Lesson 10」
2007/3/16 00:45 フジテレビ

あのミルヒ、もといシュトレーゼマンが、真面目に千秋を指導している! ついつい裏があるのではと思ってしまいますが、指示ももっともらしいし、今回はマジなようだ…。「観客への見せ方」は確かにプロとしては絶対に外せない要素でしょうし。

一方、いつもは千秋べったりなのだめが、黙々と学園祭の準備。できたのは、マングース! 笑った! エンディングのあれ、クマじゃなかったんだ…。 ここでのだめが語るマングース物語がまた可笑しい。キミは何が言いたいんだ…(笑)。

Sオケの出し物は素直に驚きました。千秋への対抗意識とはいえ、指揮者不在のまま(あ、いたっけ?:-))メンバーをまとめ、真っ当な演奏をしてみせた峰くんの手腕は大したもんです。もちろんのだめのソロも。ピアニカもプロの手に掛かればあんな演奏ができるんだなぁ…。

ラスト、ミルヒがさらっと「しばらく日本ともお別れ」と言う。それは単独でドイツに帰ると言うことか、それとも千秋を連れて行くということか…? のだめの方は千秋といたいから「がんばってみました」。ミルヒの言葉がだいぶ堪えているようですね。果たしてどうなっちゃうの〜?

のだめカンタービレ 前話次話 格好いいを通り過ぎてもはやセクスィ〜なお二人。女子のみなさんはよだれもんでしょう
第11話「Lesson 11」
2007/3/23 01:35 フジテレビ

千秋とシュトレーゼマンによるあまりに美しいラフマニノフ。演奏シーンをこれだけじっくり見せたアニメは、あまり例がないんじゃないかな。 千秋様の華麗な運指もじっくり堪能できます。演奏シーンが本物っぽいところは、この作品の良さの一つ。 ついでに、(今回はなかったけど)フルートの子の妙に色っぽい口元もね:-)。

シュトレーゼマンの巨匠っぽい指揮はあんまりなかったけど、普段おちゃらけているだけに存在感は抜群で、格好良いです。 ただ、なぜ突然帰国したのか不明。言わなかっただけで前から決まっていたことなのか。 でもきっと、またふらっと現れてくれるでしょう。

さて、千秋様を取り巻く女性がふたり。一人は、今回の演奏で衝撃をうけたのだめ。ミルヒはあそこまで言っていたんですね。 彼女の奔放な演奏は趣味の延長上なら問題ないし、ソロならそれでもよいかもしれません。しかし「それではオーケストラとは合わせられない」ですね。 なんのために音楽のこまごまとした決まり事があり、譜面があるのか…。 そして、千秋は「音楽に正面から向き合って」いるので、このままでは「千秋と一緒にいられない」のでしょう。

もう一人は彩子さん。未だに未練があるようです。少なくとも千秋は付き合っているとは思ってないんじゃないかなー。 「もっと底意地の悪い性格をさらけ出すようにしたら」なんて言わないでしょ。 そんな彼女の腹黒いところを千秋はちゃんと分かってたのね。ただ、彼女が「音楽をやめればうまくいくのかな…」なんて思っているのは意外でした。 千秋も、そういう気持ちは分かっていなそうだ:-)。でも、音楽と正面と向き合うことが千秋と一緒にいられることだとすれば、彼女の選択は致命的な間違いなんですけどね…。

のだめカンタービレ 前話次話 高校時代かな? この頃はきっと素直だったんだろうな…
第12話「Lesson 12」
2007/4/13 01:00 フジテレビ

のだめの態度にがっくりする千秋様。そりゃそうだ、見ているこっちも脱力しました。彼女も危機感があったはずなのにどうしてと思ったら、千秋様が大学院へ進学することを知ったからですか。なるほど〜。しかしこの子は、シュトレーゼマンが言った意味を全然分かってないんだな…。

千秋がぶち切れるのも、もっとも。でも彼の偉いところは、それを内省へと結びつけられるところですな。 第三者から見たらもったいないとは言え、保母さんと言う明確な目標を持つのだめを叱り飛ばす前に、いったい自分はどうするのかを考えなければならないということでしょう。

彩子さんは今回突き落とされましたね。「ドラベッラは彼女の真似をした」なんて言われたら、ショックでしょう。ドラベッラ役の子もよく見てるね。 イヤな女と思っていましたが、視点を変えれば彼女も可哀想なところがあります。もうちょっと高慢なところがなければねぇ…美人なのが仇になったか。 でも、千秋ののだめに対するテンションが落ちている今ならチャンスかもよ?

のだめカンタービレ 前話次話 なんだよ、この高いギャル率は! うらやましすぎ!
第13話「Lesson 13」
2007/4/20 00:45 フジテレビ

大学編終了って感じかな? 一緒にSオケをやった仲間との別れに一抹の寂しさを漂わせつつも、見ているこっちも楽しくなるようなすごく前向きで明るいお別れでしたね。

そして、最後までモテモテな千秋様がうらやましー!(ぉ 鈴木姉妹とか、夏の演奏会で一緒だったコンマスの子とか、なぜそんなにギャルが集まるですか〜。

それもこれも、彼の高いスキル(&ルックス)の賜物。そこに惹かれた人たちが集まり、千秋オケの創設が現実味を帯びてきました。ここですごいと思うのは、Sオケの延長上でやりたくなかった、という台詞。ついつい気心の知れたところで「仲良しクラブ」的にやれたら気楽でしょうけど、あえてそれを排したところがすごい。

ついでと言っては何ですが、千秋とのだめの仲もちょっと縮まったかな? 二人の今後の進展にも注目です。

のだめカンタービレ 前話次話 いいなぁ、千秋様はなんでも持っていて…
第14話「Lesson 14」
2007/4/27 00:45 フジテレビ

な……なんなんだ、この萌え妹はー!(爆) こんな隠し球があったなんて…。

というわけで、今まで余り触れられることがなかった、千秋様の家族の肖像です。家族と言っても母方の実家とのことですが。 それにしてもあの妹はずるいだろ…(まだ言うか)。

ちょっとギスギスしている家庭ですが、音楽が気持ちよく解決してくれそう。 この作品は、ドロドロしそうなところもさらっと表現してくれるので、見ていて鬱になることがありませんね。毎度感心しています。

のだめカンタービレ 前話次話 あの千秋様もこの子にはメロメロであります!
第15話「Lesson 15」
2007/5/4 00:45 フジテレビ

というわけで、三善家の問題はさっくり解決。いや、逃げた奥さんが帰ってきたりはしていないけど、少なくとも「どよんだ」空気は一掃されたでしょう。…あの妹ちゃんもこれで出番終わりかな? あぁ、もったいない…(ぉ。

ここで注目なのは、三善家一同から先生としての素質は否定されたのだめが、それでも先生こだわっていること。 なぜそこまで…? その将来の希望と直接の関係があるかは分かりませんが、どうやら彼女にもトラウマと呼べるようなものがあるようです。 …すいません、今まで単なる能天気娘だと思っていました(^^;)。

のだめカンタービレ 前話次話 ピンクピンク〜
第16話「Lesson 16」
2007/5/11 00:45 フジテレビ

ついに、千秋様オケ(そういや、正式なオケの名前は…?)始動。高いモチベーションと職人意識(プロ意識とは微妙に違うような気がする)で突き進む千秋様なのです。

そんなお堅いオケが、些細なきっかけで「いぶし銀からピンク色に」変わったのには笑った。黒田→のだめも意外でしたが、峰によろめく清良サンはもっと意外。 彼女はそれこそお堅い人だと思っていたのに(笑)。峰のストレートな言い方が効果的だった模様。今後、どう展開するか見物です。

しかし、今回印象的だったのは、「やる気のない生徒にやる気を出させるほど、やる気のある教師じゃない」という谷岡先生の台詞でしょうか。 最初から、のだめの才能やプロを指向しているわけではないことを分かっていたのですね。 やる気はないと言っていますが、さりげなく千秋やのだめのターニングポイントに関係している「いぶし銀」のキャラですな。

のだめカンタービレ 前話次話 煙草を吸う姿は見たくなかったなぁ…
第17話「Lesson 17」
2007/5/18 00:45 フジテレビ

清良と峰がくっついちゃってる…あらあら。コンクールで落選して自棄になったわけじゃなければいいけど。

黒木くんは…う〜ん、合掌だな〜いろんな意味で:-)。短い恋だったな…。しかし、冷静に立ち直るところはちょっと惚れた(え?)。

立ち直ると言えば千秋様。彼としては、国内でやってやる!という気合いだったのに、メンバーの方はそこまで考えていなかったことに落ち込んでしまいました。ここで登場するのがシュトレーゼマン。ビデオだけど。もはや心の師、ですね。 千秋様は結構凹みやすい性格だけど、ちゃんと自力ではい上がってくるところが偉い。もちろんバカやってるのだめもそれに貢献してますけどね…って風呂覗くのか(^^;)

ところで、千秋オケの事務面は、沙悟浄が受け持っている訳ね。プロとしてやっていくつもりなら、本当はこういうところから考えないと。 黙っていてもこういう人材が集まってくるのはとても幸せなことですよ、千秋様。

のだめカンタービレ 前話次話 このアイコンタクトが好きだな
第18話「Lesson 18」
2007/5/25 00:45 フジテレビ

いよいよ千秋オケ開演――「さあ、楽しい音楽の時間だな」という台詞にはニヤリとさせられました。 のだめが「催眠術」に用いた時計といい、シュトレーゼマンの影響を強く感じるところです。

さて今回の注目は、黒木くんがどういう演奏をするのか? また武士に戻ってしまうのか? というところでしたが、見事にピンクのモーツァルトになりましたねー。失恋を糧として成長しました。大人です。

ラスト、千秋様が居並ぶ観客に緊張でもしたのか、硬い顔。そう思ったら、「その口やめろ」としっかりのだめを見ての台詞に、今度はニヤニヤさせられましたね:-)。

のだめカンタービレ 前話次話 身を退くわけではなく、チャレンジするところがえらい
第19話「Lesson 19」
2007/6/1 00:45 フジテレビ

あの薬瓶は、そういう意味だったのか。きっちり効いてますよ。のだめの催眠療法恐るべし(^^;)。

カニを買わせるあたりちゃっかりしたもんですが、本当は、のだめとしては千秋を海外に行かせたくはなかったところ。 それでも、彼を呪縛から解放し、自分も海外に行くべく努力を開始するそのバイタリティーが素晴らしい。 それだけ千秋のブラームスが衝撃的だったと言えるでしょう。彼女が本当にピアノに本気になったのかはまだ疑問符が付きますが、少なくとも千秋に対する恋は本物。果たして、教育実習はどうするんだろうか…。

そして由衣子ちゃん、再登場ですー。ぐっじょ〜ぶ。千秋ママさん、携帯の右下の由衣子ちゃん画像をもっとよく見せてくれませんかね:-)。

のだめカンタービレ 前話次話 でも、千秋がいないと真剣になれない、というのは音楽家としては困ったもの。それこそが彼女のテーマなのかな
第20話「Lesson 20」
2007/6/8 00:45 フジテレビ

「ドイツ語でのリハーサル風景です」にはウケた。しかし、音大生なら普通にドイツ語やりそうな気もしますが。

さて、気が付けばちょっとした遠距離恋愛のようで、それがかえって盛り上がっているように見える千秋とのだめでした。 あのメールのやり取りはなかなかよいなー。 そして心の中で千秋にレッスンしてもらっているのだめ。恥ずかしくなるくらいのシーンですよ(^^;。

のだめのピアノ・コンクールは、あんなに大変なのね…。あのショパンは、本人が言っていたように珍しくアレンジなしでしたが、かつてトラウマになるほど「弾かされた」ということかな。

千秋サイドでは、強力なサブキャラ?高橋君が登場。女性ファン向けかね:-)。 彼が「これじゃ、取られて当然…!」なんて言うと、別の意味に聞こえてしまうぞ。 しかし、確かに色気たっぷりのチェロ。サン=サーンスのチェロ協奏曲第1番 op.33だそうです。 テロップが出なかったから探してしまいました(人気作品だけあって、解説サイトがたくさんあります)。

のだめカンタービレ 前話次話 似合わないクエスカットがまた可笑しい
第21話「Lesson 21」
2007/6/15 00:45 フジテレビ

おおぅ…峰くん、いい男じゃないか。ちゃらいように見えて、ちゃ〜んと清良やまわりのみんなのことを分かっています。

さて、のだめ。あの子供とはトラウマの元凶になった先生の生徒同士だったのか。 まさに克服すべきものの象徴で、準備が万全だったらきっと乗り越えられただろうに、「今日の料理」でぶちこわされるのは可笑しくも悲しいシーンでした。

「とっても可愛いのに顔が思い出せない、真一が最初に付き合った彼女みたいな」って彩子さんのことかな。 千秋ママ、遠慮がないわ。というか、たしかに親子ですな:-)

のだめカンタービレ 前話次話 どうやって復活するのかなー
第22話「Lesson 22」
2007/6/22 00:45 フジテレビ

のだめが、千秋の誘いを断ったのは意外。報われなかった努力への無力感なのか、自分へのいらだちなのか…。 ただ、あの時千秋が「ピアノをやりたいなら…」と言わなかったらどうだっただろう。 彼が口にはしなかった(いっしょに…)という言葉を言ったらどうだっただろう。 まぁ、はっきり言えるのは、のだめの言葉を真に受けてしまう千秋様は相当察しが悪く、不器用だということです(^^;)。

清良さんが最後のステージ。カルメンは似合いの選曲だな〜。峰の「俺のルビー…!」発言は分不相応に格好良くて笑ってしまいました。しかし、メンバーの交換はできても、千秋様が抜けた穴はどうするんでしょうね…?

のだめカンタービレ 前話 美しいシーンだなぁ
第23話「Lesson 23」
2007/6/29 00:45 フジテレビ

「オレが、どれだけ勇気を出して言ったと思ってんだ!」という千秋様の台詞は微笑ましかったな…。 この作品は、ひたすらのだめが千秋を追って追って追いかけて進む話でしたが、最後の最後で、千秋が迎えに行ったところがまたいい終わり方でしたね。

この作品ほど、アニメ化(ドラマ化でもいいが)された意味のある作品は、あまりないのではないでしょうか。なんと言っても演奏シーン。 コミックと違って実際に曲を聴くことができるのですから、そのときの状況やキャラクターの心情を雄弁に物語ってくれます(逆に言うと、コミックだけで完全に理解できる人は、かなりクラシックに詳しい人だと思います)。 また、コミックをアニメ化すると必ず言われることに「間の悪さ」がありますが、演奏をふんだんに盛り込むことによって解決しています。 例えば、第11話、シュトレーゼマンと千秋のラフマニノフは8分に渡って演奏されますが、間延びした印象は全くなく、むしろ曲の美しさをじっくり堪能できます。そして合間にタイミング良く入る台詞が心地よく、ピアノがもっとも盛り上がる部分で千秋が「この人の音楽をもっと聴いていたかった」というところなどは最高でしたね。ここは屈指の名シーンだと思います。

ドラマののだめでクラシックに触れた人が押し寄せて、クラシックブームが到来しているようですが、それも当然でしょうね。 だいたいクラシックは素人にとって(もちろん私も)、1)どれを聴けばいいか分からない 2)どこを聴けばいいか分からない 3)どうイメージすればいいか分からないものですが、それを三つながら解消しているわけですから。

さて、アニメ版で個人的に唯一不満だったのはシュトレーゼマンが再登場しなかったことかな。 原作でどういう展開になっているのかは知りませんが、最後にちょろっとでも出てきて欲しかった。 彼あっての千秋であり、のだめでしたから。いずれにせよ、非常に出来の良かったこの作品に巡り会えてよかったと思います。 これで心おきなくコミックも読めます:-)。