コードギアス 反逆のルルーシュ |
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第2話「覚醒の白き騎士」 |
2006/10/14 02:09 TBS |
第1話の最後で絶対的な力を手に入れてしまったことに興ざめしてしまったのですが、ハッタリ満載の展開は第2話でも健在。
ルルーシュがテロリストを指揮して鮮やかに逆転する様は爽快です。「やれるじゃないか!?」「実戦は違うな…」という台詞もいい感じ。
最終的に彼がチェックメイトに成功したのは、その絶対的な力によるものですが、それだけじゃないところが良いです。
後は女性陣にもがんばって欲しい。第1話で早速お亡くなりになってしまったあの謎の美少女(てっきりスザクくんもお亡くなりになったのかと思ったら、意外にあっさりと助かってた(^^;))、ルルーシュの妹君、出番はあるがイマイチ空回り気味のクラスメートの子……期待期待:-)
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第3話「偽りのクラスメイト」 |
2006/10/21 01:55 TBS |
「だから、嘘ついたらいけないんですよ?」と、ルルーシュくんの妹君は予想通りに高ポイントを叩き出してくれました。
「お前にだけは嘘をつかない」とお兄さんも溺愛しているようです。妹で、身体が弱く、不安定な家柄の娘で、しかもとんでもなく可愛いとくれば(笑)、これ以上ないくらいの庇護の対象と言えるでしょう。
その妹のことも含め、クロヴィスを射殺したことを思い出して嘔吐するなど、尊大に見えるルルーシュも意外な脆さを露呈しています。
考えてみれば、一連の戦闘で彼が直接手を下したのは、腹違いの兄だけだったかな?
しかしそれも「我ながら細い神経だな」と第三者的に冷淡に見つめることができるのが彼の面白いところです。
さて、もう一人の妹カレン。正直、ナイトメアに乗っているときにはパッとしなかったのですが、なんと学園の生徒で、
しかも表の顔は「病弱なお嬢様」という「設定」。これは予想外でした。
蜂を手刀で三切りにするなど意外にヤルところを見せつけられ、しかもとんでもなくスタイルがよいとくれば(笑)、これは今後も期待できます。
なし崩し的に生徒会に入ってしまいそうだし。とりあえず、シャワーシーンは毎回お願いしたい。(ぉ
ルルーシュの特殊能力については、これならそれこそ世界征服も簡単、と思わせていて実は命令できるのは一人につき一回だけという大きな制限があることが判りました。なるほど、手堅い展開ですな。ま、無尽蔵に使えると思っていたはずなのに、クロヴィスに対しては銃で脅して命令していたのはちょっと不自然ですけど…。
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第4話「その名はゼロ」 |
2006/10/28 01:55 TBS |
妙な格好をさせられて:-)ビビリまくっているカレンが、ちょっと可哀想。そりゃそうだ、彼女は
ルルーシュのトリックを知らないのだから、あのシチュエーションは怖すぎます。もっとも、トリックがあってもかなり危険な賭けであったことは間違いありません。ジェレミアが権力を掌握しつつ、かつ、彼が尊大であることを利用した作戦。
「全力で見逃せ!」なんて指示を出してしまった彼の今後が気がかりです。
さて、「だから僕は、価値のある国に変えるんだ」とさわやかにゼロの元を去ったスザク。
彼にはそのための手段を何ら持ち合わせていませんが、高い理想はあります。
一方のゼロには強力な手段があるものの、私怨でブリタニアを倒す以外の目的がありません。
二人が組めば最強だったかもしれませんが…。対面したのがゼロではなくルルーシュだったら、スザクもここまで即決できたかどうか。
素顔を晒さなかったことで、大きなツケを払うことになりそうです。
「少なくとも、それが当時のルルーシュの願いであった」というナレーションも意味深で、今後の展開を期待させますねー。
そして、そもそもの発端であったあの謎の美少女が再登場。我らがナナリーちゃんのピンチ!?
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第5話「皇女と魔女」 |
2006/11/4 02:15 TBS |
しれっとルルーシュの家に舞い込んだC.C.(シーツー)。すっかり馴染んじゃっている彼女とナナリーと、ルルーシュのやり取りが
この上なく可笑しい。たぶん冗談で聞いた「お兄さまの恋人?」がズバリ的中した(と思いこんだ)ナナリーが「意外と早いんですね…」としょげているのも可愛い。さすがのルルーシュも呆然。
さらに、学園にも現れたC.C.。お嬢モードのカレンとシャーリーとの四角関係?も注目です。
「これはなに?」「ああ。なんだろう。」といつものクールボイスで大ボケかますルルーシュが面白すぎです。
こんな感じでいいように振り回されているルルーシュですが、ギアスの力を詳細に分析しているところはさすが。
ブリタニア打倒の目的を語るくだりも明快ですが、スザクと思いを共有しながらも手段が決定的に異なることが悲劇ですな。
さて、C.C.が魔女だとすると、皇女は二人登場。コーネリアとユーフェミア、髪の色は同じなれど、雰囲気はかなり異なります。
かなりの天然ちゃんに見えるユーフェミアですが、平手打ちしたり、ナイトメア同士の戦闘に生身で割り込んだりと、気が強いところもある模様。
彼女と接触したことで、スザクの立場は大いに改善されたことでしょう。不幸にも…。
そのスザクに助けられたのは、ジェレミア。すっかり「オレンジ」呼ばわりされ、あまりにも可哀想…でも、笑えてしまう。
結構おいしいキャラだと思うので、ヴィレッタと共に踏ん張って欲しいところです。
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第6話「奪われた仮面」 |
2006/11/11 02:05 TBS |
面白い〜。どんなシリアスな話になるかと思ったら、生徒会メンバーのキスのおまけ付きでコミカルに盛り上がってくれました。
とはいえ、あの仮面を押さえられたらルルーシュはかなりのピンチ。ゼロだとバレなくても、少なくとも不敬罪で捕まることは間違いない。
いやそんなことより、スザクには知られたくないところ。彼としてはそりゃ必死になるわけで、それが笑いに拍車をかけます。
カレンとシャーリーの微妙な鞘当ても楽しい。
さて、再会を果たしたルルーシュとスザク。この二人のシーンは、よいですね。ゼロの仮面ではなくて、外向きのルルーシュの仮面を取れる、数少ない相手というのがよく分かります。それゆえに今後もルルーシュは苦しむことになるでしょうが…。
スザクは、とりあえず今回の騒動で学園に受け入れられたかな。生徒会メンバーはどうやら人気者集団らしいので、今後はそうそう変なことはされないでしょう。
そしてお楽しみのキスのご褒美は、ナナリーから今回がんばったルルーシュ、スザクの二人に。
…ちょっとちょっとナナリーさん、あなた可愛すぎですよ? 彼女のことは有名なのか、「こんな風に鳴きます…『にゃ〜』」と校内放送されたときのどよめきぶりが笑えます。そりゃ〜どよめくよな! ま、猫の足音を聞き分けるのはいくらなんでも無理だと思いますが:-)。
そのほかにも「二の腕がぷにぷにー」「素っ頓狂な声」など、もう今日はナナリー祭ですか?という勢い。毎回高ポイントを叩きだしているナナリーですが、今回大爆発です:-)。
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第7話「コーネリアを撃て」 |
2006/11/18 02:35 TBS |
皇帝に反発しつつも、現状では見事に「ブリタニアのルール」に則って動いていることになりますね、ルルーシュは。
皮肉な話ですが、合法的にブリタニア皇帝になることだって可能かもしれません。
しかし、今回はルルーシュの負け。コーネリアという卓越した指揮官と忠実な部隊という、一個人のスーパープレイではどうしようもない組織力の前に完敗です。「これが組織…違いすぎる!」という血を吐くような台詞が象徴的。
C.C.に助けられるという屈辱的な結末に、組織を揃えることを誓うルルーシュですが…。
C.C.と言えば、二重人格…? あえて、"シーツー"と読ませるのはそういう意味??
さて、カレンとシャーリー。前回の軽い鞘当てで終わったと思っていましたが、シャーリーは全然納得していなかったようです:-)。
彼女が勝手に突っ走っている面もありますが、あんなにわんわん泣いちゃうなんて、相当やり合ったんだな…。ちょっとシャーリー株上昇:-)。
こうなっちゃうと逆にカレンも意識しちゃうよね〜。意外と本筋に絡む重要なシーンになるかも?
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第8話「黒の騎士団」 |
2006/11/25 02:05 TBS |
冷徹なコーネリアの唯一の泣き所は、妹のユーフェミア。この作品は、要所要所に妹を配置していますな。
そこを突いたルルーシュは、今回は「勝ち」か。
「黒の騎士団」は胡散臭く「正義の味方」を目指しているわけですが、スザクくんは本気でそれを目指しているんだな…。
「みんなを助ける可能性があって、今僕とランスロットが必要とされているなら、やるべきです。それがたとえ、囮であろうと!」
なんて眩しいほどの正道ぶり。ここまでストレートに言われちゃうと、感動すらしてしまいます。
果たして卿の行く末は、キルヒアイスか、それともミッターマイヤーか。
…でも、そんな彼を利用するロイドも結構好きだな:-)。
「適当なところで戻ってきてよ」なんて、うまいことスザクを焚きつけてくれました。
コーネリアも「あのイレブン…やりきったか!」と彼の功績を認めざるを得ないか。これでスザクくんものし上がっていけるかな?
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第8.5話「仮面の軌跡」 |
2006/12/2 02:05 TBS |
総集編。分かりやすくまとめられていました。…全然触れられなかったオレンジくんは、復活できるかな?(笑)
ナナリーに対してだけは、優しい「お兄さま」でいるルルーシュが印象的でした。ま、あんな妹がいれば、そりゃ皇帝の一人や二人、倒したくなります(ぉ。そして「お兄さま」の正体を知ったときに彼女がどういう反応をするか、今から楽しみですね。
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第9話「リフレイン」 |
2006/12/9 01:55 TBS |
カレンの事情のお話。ブリタニア人と日本人は肌の色が描き分けられているので、カレンの見た目はブリタニア人。
でも「日本人だ!」というので出自が謎だったんですが、今回その辺が明らかになりました。
曲がりなりにもカレンはブリタニア人として暮らしていますが、お兄ちゃんはどうしたのかな。死別? ひょっとしたら異父兄妹なのかな…。
「死にゃばもろともってこった」と相変わらずコミカルなところを見せる会長さん。しかし彼女、ミレイ・アシュフォードはかなり謎な人物です。
学院長の娘という立場はともかく、アシュフォード家はルルーシュたちの後ろ盾。
ということはルルーシュの出自を知っている可能性はかなり高いでしょう。そう思うと「人の秘密は知りたがるほう」「一つ一つは我慢できても、積み重なればすり切れてしまう」とカレンに語った言葉は意味深です。「モラトリアムできるうちは楽しんでおこう」なんてのも暗示的だなぁ。
シャーリーは、せっかく勇気を出したのにルルーシュに聞いてもらえませんでした。
タイミング悪し。ルルーシュがどんな反応するか、見てみたかったけど。
まぁ、彼にしてみればスザクの言葉のほうが気になるわな〜。
黒の騎士団を巡る議論は正体を見破るための引っかけかと思うところですが、スザクくんは天然だからな(笑)。それにルルーシュの行動に疑問があったら、正面から質す気がします。
カレンの母親は薬物に溺れ、禁固20年…ヘビーな展開ですね。「がんばる」ことを誓うカレンですが、うーん、とても危うい感じがします…。
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第10話「紅蓮 舞う」 |
2006/12/16 02:09 TBS |
「オレンジ」くん、合掌……なのか!? 本人は至って真剣なのに、笑いを誘うおいしいキャラだったんですが(笑)。しぶとく生き残って欲しかったなぁ。ま、脱出装置は作動してたし、再登場もあるかも知れません。
今回のお話は、ルルーシュvsコーネリア 第3幕の始まり。味方を追い込んで結束させるルルーシュの手腕はなかなか。カレンの使い方もうまい。
コーネリアは「私をそこらの女と一緒にするなよ?」と、敵を燻りだすためはいえ、妹の前で張り切っちゃっている感じ。
でも、格好良いなぁ。「ユフィー」への溺愛ぶりも含めて、結構好きなキャラになってきました。
今回は、予想以上の装備を揃えてきたルルーシュの方に歩がありそう。
ここで、この作品でもっとも謎めいている二人のヒロインのサービスシーンに注目。
まずは、スク水姿のC.C.。見せ方にフェチを感じますが、それより謎なのが、あのスク水をどうやって入手したのか。
やっぱ「お前のスク水をよこせ!」ですかね。想像すると笑えます。
もう一人は、ミレイさん。もう、綺麗なおみ足を惜しげもなく。つーか、足なげ〜。
そちらに視線が集中するところですが、「ウチも昔ならそれくらいできたけど」とかつての力の大きさを物語る台詞をさらりと語っています。
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第11話「ナリタ攻防戦」 |
2006/12/23 01:59 TBS |
ハイスペックなナイトメア同士の流れるような格闘戦という動、ルルーシュとC.C.との気持ちのやり取りという静、どちらも満点の演出です。すばらしい。今年最後の回として相応しい話でした。
ルルーシュは、楽勝かと思いきや正規軍相手では厳しいようで、薄氷の勝利。
自信満々に作戦を進めているように見えながら、裏では冷や汗をかいている、と言う描写が好きですな。
実際、藤堂の参戦がなければ厳しかったでしょう。
C.C.が見せた「ショックイメージ」の内容はよく分かりませんが、あのスザクくんがあんなになってしまうとは…。
そして、思いがけず見えてしまったC.C.自身の過去によって、いつも尊大な彼女が急激にしおらしく!
「もう一度、呼べ。先ほどのように…。大切に、やさしく心を込めてな…」なんて台詞が出てくるとは思いませんでした。
照れを格好付けてごまかしながら感謝するルルーシュも可愛いけど:-)。前回の雪の話に絡めた彼の台詞も気が利いています。
目の前で、自分には訳が分からないが親密そうな会話をされて、ちょっぴりムッとしているカレンからも波紋が一つ…。
ルルーシュは女性問題で失敗しそうだな〜:-)。
そうそう、オレンジくん、やっぱり無事(?)でした。彼には泥臭く生きていって欲しいものです。
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第12話「キョウトからの使者」 |
2007/1/6 02:18 TBS |
あらすじとしては、キョウトでレジスタンスを束ねる大物がルルーシュとお知り合いで、ここに反ブリタニア勢力として結束した、というところでしょうか。
しかし、そんな大きな流れとは別に、今回はルルーシュを取り巻く女性たちに着目です。
まず、今まで御簾の向こうにいた少女、神楽耶が表に出てきました。反ブリタニアの象徴的存在のようですが、回想シーンを見ると、枢木神社の巫女?? 素直に枢木首相の娘と解してよいのでしょうか。そうなると、スザクの妹ということになり、ルルーシュとも浅からぬ縁があるはずです。
でも、二人の回想シーンには彼女は出てこないんですよね…。ひょっとしたら、スザクのトラウマに関係しているのでしょうか?
お次はミレイさん。ルル一直線なシャーリーをからかうところが楽しいが、「覚悟しておいた方がいいよ。変わらないものなんてどこにもないんだから」と相変わらず予言めいた台詞を吐いてくれます。彼女は、すべてを分かった上で「居心地の良い」学園生活を時間切れまで満喫しているように思えてしまいますが…。
もうひとり、一直線な人がニーナさん。ユーフェミアラブな彼女が……いや、あのシーンにはびっくりしました。
ここまで描いちゃうってことは、よっぽどとんでもないことをしでかすんですね、きっと。陰に籠もるタイプなので、すごく怖いですよ…。
変化球な人は、C.C.。だけど、前回のエピソードを受け、表情とか声とかが柔らかくなってます。
そして、チケットをちらつかせたときの表情には、びみょ〜に拗ねが入っている…ように見えました。でも、変化球な人なので口では「契約は守れ」というだけです。かわいい奴だ:-)。
そういえば、学園で誰かと話していましたね。てっきり、学園にはルルーシュをからかいに来てるのかと(ぉ。
相手は誰でしょう? 普通に考えれば、アシュフォード家かその関係者でしょうが…。
そのC.C.とゼロとの関係が気になる、カレンさん。彼女もすっかり甘い声になっちゃって、なにかあればすかさずゼロを庇う恋する乙女ですが、それだけに彼が自ら「仲間」と呼んだC.C.のことは.気になって仕方ありません。今回、C.C.がゼロの衣装を着ていたということで、「素顔を知っているんじゃないか?」という思いはさらに濃くなったのでは。
そして、最強の妹ちゃん、ナナリー。「だから、身体が勝手に、構ってもらいたがったのかもしれません…」 ……えーと、熱のことですよ?(ぉ。
ここのところ、出番がすっかり少なくなっていましたからねぇ。文字通り、身体を張って出番を確保しました。もともと、ルルーシュが事を起こしたのは彼女のためだったわけですが、ナナリーの願いは、変わらず側にいて欲しい、なんですから皮肉なものです。
そしてそして、今回のヒロインはシャーリーなのでした。天真爛漫な彼女は、この作品のダークな部分からは最も遠い存在だと思っていただけに、今回の展開は予想外。ルルをデートに誘えてよかったねー、くらいにしか思っていなかったんですが。
ルルも、雨と涙でずぶ濡れになった彼女を思わず受け止めてしまいました。
ある意味、シャーリーの一直線さがカレンもC.C.も出し抜いたことになりますが、次回以降どうなりますか。
それに、パパがナリタにいたのもなにか理由があるんでしょう。たまたま事件に巻き込まれたとは思えません。
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第13話「シャーリーと銃口」 |
2007/1/13 02:09 TBS |
OP/ED変更。でも、絵は結構使い回しているから微妙に違和感が…。
さて、シャーリーの父の死に(正確にはシャーリーの傷心に)大ショックを受けるルルーシュです。
元々彼は鋼の精神の持ち主などではなく、クロヴィスを殺した後で嘔吐するなどハッタリの裏側ではだいぶ堪えていたはずです。
それでも、今まではそんな弱い自分を冷笑することもできたけど、今回はC.C.のきつい言葉に激昂して押し倒してしまうなど、余裕なしの状態。
実際のところ、C.C.とあのあとどうなったのかは、よく分かりませんが…。C.C.の心中もそうとう複雑ですな。言葉はきついんだけど、表情がそれと相反しているように感じます。
スザクくんは、ゼロのやり方に怒りを爆発させます。うーむ、彼はルルーシュがゼロである可能性を全然考えていなかったのか…。
ルルーシュの生い立ちをすべて知っているんだから、もしかして…?くらいには思ってもいいんじゃないのかな〜。
それに、彼の義憤はもっともだけど、現実には命令されたら人殺しをしなければならない立場です。
彼の言っていた「内部からの改革」を進めない限り、ルルーシュばかりを責められたものではないでしょう。
シャーリーは、ルルが黒の騎士団の一員?くらいには思っていたかもしれませんが、まさかゼロ本人だとは思っていなかったようで。
というか、あの場で戦闘していた4人のうち、3人がクラスメイトだと知ったら大ショックでしょうね…。
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第14話「ギアス対ギアス」 |
2007/1/20 01:55 TBS |
ギアスというのは、むしろ超能力の総称のようです。そもそも、ギアスという呼称もルルーシュが付けたものだし。
というわけで、人の思考を読むギアスの持ち主マオの登場です(今までもチラチラ出てたけど)。
その正体は、常にC.C.ボイス(ひょっとしたら映像もか?)を堪能しているC.C.オタ:-)。
C.C.の様子からみて、彼に能力を与えたのは彼女なんでしょうが…。
思考を読むってのは、絶対遵守の力よりやっかいかも。
もし、二人が組めば最強でしょうが、シャーリーの件で決定的に対立してしまったので無理そう。
そもそもマオの目的はまったく不明ですが。
そんなマオに追い込まれて、シャーリーは脱落してしまいましたね…。しかし、ルルーシュに関するすべての記憶を消してしまうとは思いませんでした。
今後の学園生活との整合性はどうするつもりなのでしょう。逆に言えば、これはルルの贖罪であって、戦略から発せられたギアスではないということです。
果たして彼女は脱落したままなのか、記憶を取り戻して復帰することがあるのか。あの書きかけの手紙が鍵??
シャーリーを始末しなかったことで、C.C.はまたブチブチ言うのかな:-)。
今回、「あぁ、お前とキスした女か」「あの女だって好きな男になら」「好きなのか、シャーリーとか言う女を」ともうネチネチと。
こんなに嫉妬深い女だとは思いませんでした。ところで、「バトゥアン・スタイル」というのは、ギャグなのかそれとも彼女の出自のヒントなのか。
なんでも、バリ島の絵画手法の一つらしいのですが。
脱落したシャーリーに代わって(?)、ニーナがユーフェミアに対してアクション開始! こえー。この子はやっちゃうよー!:-) スザクくん、気をつけた方がいいよ!
同じシーンで、ナナリーもユーフェミアに会いたいと言っていますが、ナナリーは本当に何も知らないで育っていると言うことか。
それを聞いたミレイが、スザクと全く同じ表情で驚いていたので、やはりミレイさんも事情は承知しているようですな。
制服にエプロン姿が素敵なセシルさん。スザクくんに対しては単純に母性本能ってわけじゃなかったのね。
だれと被せて見ているんでしょ。相変わらずロイドのツッコミがいやらしすぎて、非常に好きです(ぉ。
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第15話「喝采のマオ」 |
2007/1/27 01:55 TBS |
誰しも気になっていたシャーリーのその後。結局、学園にはそのままいるのね。でも、「他人プレイ」で通すのは無理があるよなぁ。
ミレイさんがうまいことやってくれるのでしょうか。
さて、今回はシャーリーのことで亀裂の入ったルルーシュとC.C.が、再び「契約」をかわすというお話。マオは意外にもろかった…。
近距離で対面するとこの上なくイヤな相手でしたが、たしかに物量で押せばよいですね。
「C.C.の本当の名前を知っている」とか「お前が見たこともない部分も含めて」とか煽りまくりの映像という小技も効いていました。
マオも哀れな奴ではあります。実際、C.C.の思考だけがを読めないのであれば、彼女に執着するのもしょうがないよな…。
さて、お約束通り、記憶喪失になっていたヴィレッタさん。…なんか、角が取れていい女になってますよ?
でも、彼女の記憶喪失はギアスによるものではないので、いつ復活するかは神のみぞ知る(もっとも、ギアスの継続時間も未だ不明ですが…)。
扇もやっかいな爆弾を抱え込んだものです。
彼がゼロの正体を知るメリットはなく、逆に秘密裏に帝国の士官を匿っていたとあっては極めて不利な立場になるでしょう。
やっぱり、ここは愛が芽生えないと。とりあえず、部屋は常に暖かくしておくように!:-)
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第16話「囚われのナナリー」 |
2007/2/3 01:55 TBS |
「囚われのナナリー」…これだけで鼻血が出そうなサブタイトルですが、ルルーシュ&ナナリー兄妹大ピンチの回なのでした。
そのピンチはどこから来たのかと思ったら、な〜んとマオが生きていた! …しかし、だれが助けたのか?
銃撃したのは過剰防衛ってことで、ブリタニアが助けたんでしょうか? いや、ブリタニアならあのくらい普通な気が。謎です。
しかし、囚われてもなお「お兄さまを悲しませるつもりなら、私が許しません!」というナナリーに涙。健気だねぇ…。
それに「人の体温は涙に効く」なんて良いことをおっしゃる。最後までナナリーを庇って倒れた御母堂の性格が偲ばれます。
ミレイさんのお見合い相手がロイドだったなんて、こりゃびっくり。しかもロイドが即決で「結婚しよう」と言ったのには、さらにびっくり。
ま、結婚なんてどうでもいいんでしょうね、彼は:-)。ミレイさんにとっても、意外によいかもしれませんな。どうせ政略結婚させられるのなら…。
「一線…!?」「実戦…!?」「経験…!?」といちいち反応するニーナが可笑しい。もう、君が言うと全部邪推しちゃうのよ(笑)。
ま、こうして顔を赤くしているうちは、まだ可愛いもんですがね。
扇とヴィレッタの同居生活は続いているようです。若妻みたいなヴィレッタが初々しい。
扇の方は、監視カメラをセットしたりして意外に慎重な面を見せます。いや、慎重でなくてもセットするかもしれんが(爆)。
でも、なんで「ブリタニアが怖い」のかな? 漠然とした恐怖? 扇がなにか吹き込んだのでしょうか?
マオのところに乗り込む、ルルーシュとスザク。ここは頭脳派と実戦派の違いが明確に出ていて面白い。
しかし、「反応速度は0.05秒」をかわしきるスザクくんって…。なぜか残像のようなものが見えていました。F91もびっくりです。
そのころ、コーネリアとユーフェミアは珍しく庭園でおくつろぎ中。…って、ユフィの膝枕ですか!
しかも、脇腹をつまんで「デスクワークばかりで太ったんじゃないのか?」なんて悪戯っぽく尋ねるコーネリアがまた良いじゃないの!
ほんとにユフィにメロメロなのね、彼女は。それはともかく、この二人が、ルルーシュとナナリーのことを覚えているだけでなく、気の毒に思っていることはたいそう意外でした。とすれば、ユフィあたりがゼロの正体に気付くかも知れませんね。
ナナリーを賭けた、ルルーシュとマオのチェス勝負。これは分が悪すぎる…。ここはどんどん追い詰められていくルルーシュが見物。
あまりに分かりやすく狼狽えるので演技かとも思いましたが、マオにはそんなの効くはずないし…。そう思っているところに、スザクくんが格好良く突入。
しかも、ルルーシュは自身にギアスを掛けていたとは!これは荒技だ。敵を欺くにはまず自分から、ですか。
でも、ルルーシュがギアスを使ったことに、マオが気が付かなかったのは疑問ですけど…。
珍しく咲世子さんが活躍して(「はんぎゃく日記」が楽しみだ)ナナリーは救出され、めでたしめでたしかと思いきや、マオの奴、最後にとんでもない地雷を踏んでいきました。なるほど、スザクくんにはそんな過去が。正論だけど、妙に押しつけがましい彼の思考の理由が分かったような…。
もっとも知られたくなかったことを暴露されて大ショックの彼。ルルーシュが全力でケアしてあげるのでしょうか?
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第17話「騎士」 |
2007/2/10 01:55 TBS |
スザクくんの衝撃の過去に沈思するルルーシュ…は、美術のモデル中ですか!(笑) これはやられた。
今週のC.C.のコスは、長い髪を大きめなリボンで後ろ二つに結んだ、アッシュフォード学園制服姿。もっと全身を映して〜。
ユフィになにやら分厚い本を手渡すコーネリアさん。…すわ、見合いか!?と一瞬勘違いしてしまいました。騎士の件ですか。
あの騎士候補リスト、めちゃ分厚いんですが、きっとコーネリア自ら厳選したんでしょうな〜。過保護なんだから。
「『くろーく、くろーく』の蛙ですか?」…なんて可愛い台詞なんでしょ、ナナリーさん! C.C.のコスと同様、彼女の鳴き声もシリーズ化しませんか(爆)。
そんなナナリーと談笑するスザクに嫉妬ファイヤーなルルーシュ…ではなく、彼を騎士役にと考えているようです。
でも、「友達」や「恋人」じゃないんだね。微妙に兄の心情が入っているのかな。「もちろん、一番はお兄さまですけど」と言ってもらえて一安心!?
ところで、セシルがスザクを「借りた」とき、なんかナナリーの表情が怒っているような…? だとするとちょっと意外な反応ですね。
「他人プレイ」中のシャーリーさんですが、なにやらルルのことが引っかかっているようで…ほらほら、やっぱりあの書きかけの手紙が来ましたよ!
果たして記憶を取り戻すのか…??
記者会見でしどろもどろなユーフェミアは意外。如才なく答えるタイプかと思っていました。芯の強さはあるものの、年相応に正直な人でした。
でも、勢いでスザクを騎士に指名しちゃって大丈夫? あとでコーネリア姉さまに怒られるぞ〜。
意外と言えば、藤堂がゼロの元にあっさり合流したのも意外。忠義一辺倒な人かと思いきや、むしろ鎖から解き放たれて生き生きとしているようです。これはゼロは大きな駒を手に入れました。が、肝心のゼロ、ルルーシュはスザクが敵と分かって大ショック。
なにかヤバイ笑い方をしていますよ? 今度はルルーシュのほうがケアが必要そう。チャンスですよ、カレンさん。
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第17.5話「仮面の真実」 |
2007/2/17 01:55 TBS |
総集編ですね。なんだかコミカルな学園編が遠い出来事に思えます。「小学生の日」って一体…(笑)。
単に過去の映像をつなげただけではなく、ルルーシュによる考察付き。スザクくんの「僕」「オレ」の使い分けは、違和感はあったもののそこまで意味があるとは思わなかったなー。
そのスザクくんの騎士叙任式のようなカットも入っていました。
騎士についてはおそらく各方面から大反対されたんじゃないかと思いますが、ユフィが押し切っちゃったのかな?
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第18話「枢木スザクに命じる」 |
2007/2/24 01:55 TBS |
OPの画がマイナーチェンジ。前のは曲に全然合っていなかったからな〜。速いカット割りでテンポ良くみせてます。
黒の騎士団の組織もだいぶ大がかりなものになってきました。ゼロの親衛隊に命じられてカレンはうれしそうです。
でも彼女が気になるのはC.C.の処遇のようで。役職はなくてもゼロの近くにいると言うことはやはり「特別」なのでは…そんな気持ちでしょうか。
このとき、C.C.が長い髪をいじったり妙にフェミニンな仕草で、女の戦いを印象づけます。いつバチバチやるのか、今から楽しみ:-)。
そのC.C.がルルーシュを挑発するシーンはこの作品の名物ですが、スザクにギアスを使わない理由を「意地か?友情か?プライドか?」と問われて、「全部だ!」と答えるルルーシュは素直な奴だと思いました。スザクとは絶対的に対立する立場になってしまっただけに、彼も苦しいところ。
スザクくんが騎士叙任は、予想通り周囲からは大ブーイング。
しかし、意外だったのはユフィを溺愛しているコーネリア姉さまが何も言わなかったことですな。
でも、「総督」「副総督」と呼び合う会話はあくまでも堅く、コーネリアの怒りと落胆が感じられます。
冷ややかな叙任式とは対照的に、暖かい雰囲気の学園でのお祝いシーンでは、場に合わない表情の人が3人。
一人はもちろんカレン。病弱キャラの仮面を脱ぎ捨て、スザクに一直線に近づく!さすがにルルーシュが止めましたが。
彼女を焚きつけたディートハルトは、一言で言えば「私利私欲で動くオーベルシュタイン」ですな(笑)。
もう一人はスザクの叙任を最も喜んでいない一人のニーナ。しかし、ロイドに見初められたんでしょうか?となれば、かなりユーフェミア様に近くなりましたね。危ないなぁ:-)。
もう一人は、シャーリー。ルルーシュを見つけた途端、厳しい表情に。……そうか、あの自分で書いた手紙にはルル=ゼロという事実しか書いてないですね。どうしてあんな手紙を書いたのか、どんな気持ちで書いたのかはすぽーんと忘れたままなので、今の彼女にとっては、ルルーシュは恨むべき相手でしかないということか。これは、ハッピーエンドには程遠いな…。
後半出てきた冷徹そうな人物、彼が「シュナイゼル兄さま」でしょうか? ナナリーによればルルーシュに匹敵する能力の持ち主だとか。
彼の作戦と、強情なスザクに挟まれて大ピンチのルルーシュなのです。「意地・友情・プライド」から使いたくなかったギアスを使ってしまうのか。
というか、使っても間に合うんでしょうかね。
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コードギアス 反逆のルルーシュ |
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第19話「神の島」 |
2007/3/3 01:55 TBS |
あの状況からどうやって脱出するのか…と思ったら、何者かの手による集団テレポートですか。彼?は、C.C.のお知り合いっぽいですが…。
そのお陰で、ルル&ユフィ、スザク&カレン in 南の島編 という異色のシチュエーションが実現。
ここでもルルーシュとスザクの頭脳派・肉体派の対照がくっきりですねぇ。サバイバルならやっぱりスザクくんのほうがお得のようです。
が、「中世からの罠に…アレンジを加えるチャンスだ」なんて言いながら罠作りでへばるルルーシュはかなり好きです:-)。
逆に良妻ぶりなら、意外にも(?)ユフィの圧勝ですね。ルルのプライドを傷つけないように木の実を取りに行くあたり、配慮しつつ実利もあげるという賢さ。株を上げました。
さて、おそらく黒の騎士団全員がいぶかしんでいるであろう、ゼロとC.C.の関係。玉城はずばり愛人と言ってくれました。期待通りの奴です:-)。
C.Cももちろん黙っているはずもなく、「どあほ? 久しぶりだぞ、私に向かってそんな口の利き方をした奴は」などと極めて不機嫌な表情に。
これは玉城くん大ピンチか、とちょっと期待してしまいました:-)。
ルルーシュがスザクに掛けたギアスは「生きろ!」か…。やはり、本質的にルルーシュは「いい奴」なんだな…。
これは自分の犯した罪に縛られているスザクに、どんな影響を及ぼすでしょうか。とりあえず、逮捕されちゃいましたけど:-)。
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第20話「キュウシュウ戦役」 |
2007/3/10 01:55 TBS |
全力でラブコメせよ! ってな勢いのユフィ&スザクです。すっかりお荷物扱いのユフィですが、よくよく考えると、まだ16歳。
ナナリーの次に若いくらいなので、致し方ない面もあります。
それに「わかっちゃった!」と「私のことを好きになりなさい、その代わり私があなたを大好きになります」と一直線な告白は清々しくってよいです。
一方、「副総督には何もさせるな」なんて歳の割に一直線過ぎる(失礼(^^;))命令を出すコーネリア姉さまは、確かにシュナイゼルの言うとおり「余裕がない」のでしょう。妹の思わぬ「反乱」がよほどショックだったんでしょうか。
ガウェインに乗ったゼロ(しかもC.C.とタンデムだ!)と、ランスロットのスザクと共同作戦はまるでヒーローもののようです。燃える〜。
今回は、らしくないほど清々しい展開でした。ところで、ランスロットもガウェインも、アーサー王の円卓の騎士の一員です。
しかし、物語の終盤でガウェインはランスロットに討たれてしまいます。果たして、本作ではどうなりますか。
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第21話「学園祭宣言!」 |
2007/3/17 02:10 TBS |
ナナリーの「にゃ〜」で始まった学園祭(また聞けるとは:-))。しかし、能天気な学園祭の裏側では、爆弾がゴ〜ロゴロと。
後半に向けて仕込みはバッチリですね。
ルルーシュ・スザク・カレン・扇・ヴィレッタ・シャーリーが一堂に会するシーンは面白い。裏では一番近いはずのカレンとルルーシュが、自分の秘密を守ろうと画策するところは深刻かつコミカル。
それに、裏も表も知り尽くしているように見えるルルーシュが、実はここにいるメンバーの事情については全然知らないところも面白いですね。
裏の事情から一番遠いシャーリーも、ゼロ=ルルーシュ?という爆弾を握っているし、扇とヴィレッタの関係もそれ以上の爆弾になる可能性があります。
扇とヴィレッタの関係と言えば、扇があれこれ慎重に考えているのは想像以上です。でも、彼が考えていたのは立場に対する論理的な考察であって、感情については一切触れていません。そこを「『この人は、俺の…』、なんですか…?」とヴィレッタは女らしくズバッと切り込んできました。
扇の脳内では、3つくらい選択肢が表示されているに違いありません。まさに、分岐点。セーブできるならしておきたといところでしょう:-)。
コーネリアとシュナイゼルの関係はちょっと意外。正確に言うと、コーネリアがシュナイゼルを好意的に見ているらしいことが意外。
彼は真っ黒だよ〜?:-) 着実に、姉妹の関係、総督・副総督の関係を壊しに掛かってるし。
思いがけず再会したユフィとナナリーは、昔「どっちがお兄さまのお嫁さんになるか」で喧嘩するほどの仲だったんだ…。
「今でも、お兄さまを…?」というナナリーの発言はその延長上の話かと思ったら、むしろユフィとスザクとの関係を確認するためのものだったのか。
「お似合いですよね、お二人なら…」という台詞が切ない。
そんなナナリーと、ユフィの爆弾宣言のお陰で、ブチ切れそうなお兄ちゃんなのでありました。あれは、コーネリアやニーナも簡単に誘爆しそうだし。
いやいや、それどころか黒の騎士団内部の爆弾も軒並み爆発しそう。シュナイゼルが「すばらしいアイデア」と賞賛したのは、そういう意味ですね。
天然娘って怖いわ〜。
そんなわけで、「関係」と「爆弾」がキーワードだった今回のお話。非常に重要な回でした。
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第22話「血染めのユフィ」 |
2007/3/24 01:55 TBS |
うっわ〜、これは予想外の展開だ。染められるのはユフィの血じゃなかったとは。彼女が正気に戻ったときどうなるか、あまり考えたくありません…。
最悪のタイミングでギアスがダダ漏れ状態になってしまったルルーシュですが、あのシーンをよく見るとユフィの方を向いて喋っていますね。
相手の目を見るという条件は健在のようです。これからはずっと仮面を被ったままなのか、命令は絶対口にしないようにするのか。
ギアスは一度限りだから、周囲の人間には影響のないギアスを掛けておくという手もありますか。
そう考えると、ナナリーが失明しているというのは、すごく意味があることのように思えてきました。
前回ヴィレッタに告白された扇さん、しっかり契られたようで。あらまぁ。特区を受け入れるように意見するところなんぞ思い切り私情が入りまくりです。
ま、それを言ったらゼロも含めみんな私情で動いているわけだから、特に彼が責められることではないですが。
でも、そんなささやかな幸せもあっさり潰されていくのであります。
惨劇の結果にルルーシュも血の涙を流していますが、ユフィをスケープゴートにするという点では彼の計画通りであり、罪は彼にあるでしょう。
まさに「王の力は孤独にする」、こうなるとハッピーエンドはあり得ないですね〜。
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第23話「せめて哀しみとともに」 |
2007/3/31 02:54 TBS |
ユフィ合掌…。しかし、むしろこれは慈悲というべきか。あのまま助かっても、到底生きてはいけないでしょう…。この作品で一番可哀想なキャラ決定か。
最後の、ルルーシュとスザクの会話はしびれましたね。果たしてスザクはどこまで把握しているのか。
V.V.にギアス能力のことを教えてもらったことは確実でしょうが、ゼロ=ルルーシュも分かっているのか。
あえてユーフェミアの携帯で通話してきたということは分かっているのかと思いましたが、単にユフィのために戦うという決意表明かもしれません。
続きの24,25話は夏、さらに後編もあるのでまだまだ続くコードギアス。気になる点を忘れないようにメモ書きしておきましょう。
- ユフィを失って放心のコーネリア。打倒ゼロに燃えて復活するも、先手は取られてしまいました。
- シュナイゼルの動きがないことがむしろ気になる。「コーネリアさえ倒せば我々の勝ち」は大間違いでしょう。
- ヴィレッタ改め「ちぐさ」さん。ああ、こんなに可愛くなったのに…。普通に考えたら助からないでしょうね…。扇はどうする?
- 怖すぎるニーナ。何を造っているんでしょう? 核兵器はまだまだ先だろうな〜。
- 改造人間ジェレミア誕生。どう動くのかまったく予測不能。
- C.C.の口からマリアンヌの名前が出てきたことが意外。どうも、ただの人じゃなさそうだ。
- 神楽耶が意外にミーハーな性格で、がっかりである:-)。しかも、声がノーマッドにしか聞こえない(爆)
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第24話「崩落のステージ」 |
2007/7/31 04:00 TBS |
派手にパージされる舞台、轟くルルーシュの哄笑……というところで休止してから早4ヶ月。
随分間が空きましたが、そんなことはお構いなくクライマックスなのです。
見せ場は、ルルーシュとスザクの空中決戦…かと思いきや(笑)、怒り狂うスザクをさっくりトラップに掛けてトンズラしてしまいました。さすが策士。もちろん、本質的にはスザクとは戦いたくないわけですが。
その代わり、悪魔のような微笑を浮かべてゼロを迎え撃つコーネリアの迫力が凄すぎる。完全に圧倒していたのにね…。
やっぱりギアスには勝てん:-)。ダールトンもこのためだけに手負いの身体を引きずってきたのに、あっさりお役ご免。まったく容赦ありません。
そして前回、大ピンチだったヴィレッタさん。が、襲われたはずみか、記憶を完全に取り戻してしまいました。
そして、なんのためらいもなく扇を撃っちゃうんだな、これが…。ああ、あんなにいい女だったのに(^^;)。
「記憶がもどった、のか…」と呟いて倒れる扇が切なすぎる。
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第25話「ゼロ」 |
2007/7/31 04:30 TBS |
前編の最終回のはずの今回。まずは、コーネリアへの尋問から。
結局、真相はほとんど分からず終いでしたが、一つ言えることは若き日のコーネリアが可愛すぎるということだ:-)。
白ベースの正装に赤のチーフがお似合い。まだ幼さが感じられる表情で、化粧も濃くないし。
これでユフィとラブラブだったかと思うと、それだけで鼻血が出そうな…(落ち着け)。
さて、すっかり楽しい改造人間になってしまったオレンジくん。精神が安定しないところは「強化しすぎではないのか?」とでも言いたい風情ですが、謎のナイトメアを操って強い強い。
C.C.とルルーシュの最後の会話は、皮肉と虚勢混じりでちっとも甘くないんだけど、「共犯者」「魔女と魔王」という言葉が表すものにちょっとだけ素直になったC.C.が口づけをするシーンが、実にいいですね…。
仮にここでC.C.が死んでも復活するはずですけど、確かにオレンジと心中するハメになるとは思わなかったな:-)。
さて、お預けを食らったスザクがとうとうゼロの素顔と対面。彼がルルーシュだと、うすうす感づいていたんですか…。
確かにそう匂わせるシーンが何度かありましたけど、追及というには程遠かったのでスザクの天然で全部片付けていましたよ(^^;)。
ここで「撃てるもんなら撃ってみろ!」と大見得を切るルルーシュ、おお、友情に訴えるかと思ったら「流体サクラダイトをな!」にはずっこけました。確かに策士としてはそれでよいが、今までとは違った意味でルルーシュが可哀想に思えてきた。
結局、スザクに完全否定されて大ショックを受けているのがルルーシュです。そして、響き渡る銃声…銃声…って、ここで終わりかい!!
まさか、ここで引きになるとは思いもしませんでした。前編としてある程度の片は付くのかと。これは後編を早く出してもらわなきゃ。
間が空いてしまうのはもったいないです。
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