remove
powerd by nog twitter

xxxHOLiC (完)

xxxHOLiC 次話 いーね、この悪女な雰囲気が…
第1話「ヒツゼン」
2006/4/7 01:25 TBS

必然、ということでいつものCLAMP節ですが、ツバサ・クロニクルに比べると対象年齢層が高めで予想以上に好感触です。

やっぱり侑子さんのキャラクターが生命線ですが、これがばっちり。大原さやかさんがこんな悪女っぽい役というのも新鮮です。 そして巻き込まれてしまった(CLAMP流に言えば、「必然」)四月一日くんも、単に状況に流されているだけのキャラではなくて、気持ちいい。 このまま進んでくれれば、かなりツボにはまる作品になるかもしれません。

xxxHOLiC 前話次話
第2話「キョゲン」
2006/4/14 01:30 TBS

これ見よがしに晒したお御足が、どうにも気になって仕方ありません:-)。

今回のお話は虚言癖を持った女性の顛末。とはいえ、侑子さんは積極的に介入するわけではなく、ただあるがまま、流れるさまを見ているだけ。四月一日くんも介入し損ねた感じですが、病院で付き添ったという行為がその彼女の行く末に影響を与えたということなのかもしれません。

四月一日くんの憧れの人らしい、ひまわりちゃんが登場。四月一日くんに対して好印象を持っているような。しかし、侑子さんに掛かれば「その子、あなたの幸運の女神ってわけじゃないと思うんだけど」と一刀両断です:-)。

xxxHOLiC 前話次話 悩ましいシルエットです
第3話「エンゼル」
2006/4/21 01:25 TBS

侑子さんの着物のお着替えシーン♪ 着物にはやはり独特の緊迫感を帯びた色っぽさがあるものです。

今回、百目鬼 静、九軒ひまわり(名前難しすぎ)も加わって、さながら侑子さんとユカイな仲間たちといったところでしょうか。 前回侑子さんはひまわりのことを「四月一日にとって幸運の女神ではない」と言っていましたが、「かわいいじゃない」と評価が一変。 一変というよりは、あくまでも四月一日クンとの相性を言ったのであって、ひまわり自身に問題があるわけではないというところでしょうか。

とはいえ、黒モコナの存在をあっさり受け入れるあのご一行様は、やっぱり只者ではないかと:-)

xxxHOLiC 前話次話 ばあちゃんの手がすんごいところに伸びているように見えるのは、気のせいということで:-)
第4話「ウラナイ」
2006/4/28 01:25 TBS

四月一日くんは、普段の明るい振る舞いからは想像できないほど、不幸な生い立ちだったようです。あやかしに付きまとわれているのも、それが原因なのでしょうか? よくぞ、まっすぐ育ったというべきでしょう。侑子さんの要求を、なんだかんだ言いながらも卒なくこなしてしまうのも納得。

今回は、本物の占い師とはこういうものだ、というお話。占い師のおばあちゃんの前では、子供のように素直な侑子さんが印象的でした。 ま、いくら取り繕ってもバレバレだからか。四月一日くんにはなかなか屈折した愛情表現をしている彼女も、本質的には素直で優しい人なのかもしれません。まぁ、それはそれとして、今後も四月一日くんのことはいい具合に弄んで欲しいなと:-)。

xxxHOLiC 前話次話 こーゆー女性は男を使う天才なんでしょうな
第5話「シリトリ」
2006/5/5 01:25 TBS

「おーなーかーすーいーたー」と侑子さん。ダメ人間っぽいんだけど、そこがまたよいのです。 世の中、わがままなんだけどなぜだか逆らえないタイプの女性がいますが、侑子さんはまさにその典型と言えるでしょう。 相手に嫌に思わせないところがポイント。甲斐甲斐しい四月一日くんの気持ちも分かります(「対価」だからという理由だけではあるまい)。

しかし、百目鬼とひまわりの役割が未だにつかめません…。

xxxHOLiC 前話次話 舌鋒鋭く迫る侑子さん。…詐欺師だったら騙される人続出しそう:-)
第6話「タンデキ」
2006/5/12 01:25 TBS

四月一日くんはえらい。何がえらいかというと、侑子さんのあの胸元に動じない(笑)。私なら気になってしょうがありません(ぉ。

そんなせくすぃな彼女の今回のお客は、パソコン中毒の主婦。…ちょっと耳が痛いな(苦笑)。 バシバシ繰り出す侑子さんの台詞はいちいちもっともで、こちらまで畳み掛けられている気分になりました。

ラストの主婦の表情はいろんな解釈ができるかもしれませんが、ここは素直に侑子さんの「椅子じゃ済まなくなる」という言葉をしみじみ実感した(次は子供そのものかも、という)ことにしておきたいなと。

xxxHOLiC 前話次話 百目鬼の行為に感じ入った風情の侑子さん。でも対価はいただく。それがルールだから…。
第7話「アジサイ」
2006/5/19 01:25 TBS

単にあの女の子を助ける(と言ってもすでにお亡くなりですが…)話かと思ったら、依頼主である雨童女が助けたかったのは紫陽花の方。 「なぜ貴きものが人間を助けなければならないの」というのはピリリと辛いご意見だな〜と思っていたら、「…なんでこんなのがいいのかしら、あの子は」にニヤリ。緩急をつけたうまい締め方でした。

それにしても、あの雨童女が警戒するひまわりちゃんの力とは…? いったい何者なんでしょう。とにかく不思議な子です。

xxxHOLiC 前話次話 髪の感じが好きですねぇ
第8話「ケイヤク」
2006/5/26 01:25 TBS

普段、能天気に見える侑子さんが、突如シリアスになり冷淡な口調で語りかける…。このギャップがたまりません。

彼女のこの冷淡さ、「石が転がる」ままに任せるという姿勢は、どこから来ているのでしょうか。 先が見えるから手を貸さないのか、流れに竿を差すことを避けているのか…興味深い態度です。

xxxHOLiC 前話次話 せくすぃ〜
第9話「ユビキリ」
2006/6/2 01:25 TBS

…四月一日くんはほんとに鉄壁の意思を持ってるなぁ。乱れた着物に絡みつくような長い黒髪、息も絶え絶えなご様子の侑子さんを見た日にゃ、我慢できそうもありません(ぉ。これ見よがしに胸元から筒を取り出しても動じないとは:-)。

ひまわりちゃんとの運命を信じる、という四月一日くんを「まだそんなこと言ってるの?」と一刀両断にする侑子さん。冗談で煙に巻いてますが、本心なんでしょうな〜。ひまわりの正体が楽しみです。

xxxHOLiC 前話次話 一肌脱いじゃう侑子さん。四月一日くん、うらやましい〜
第10話「トモシビ」
2006/6/9 01:25 TBS

侑子さんは、暑さがことのほか苦手のようです。それでもクーラーを使ったりしないんだな〜。確かに、クーラーで涼んでいる姿ってのは、ちょっと違うような気もします。

というわけで、百物語で涼をとるわけです(^^;)。プロによるセッティングで舞台は完璧、侑子さん曰く「役者が揃った」とくれば、そりゃ怖いわ。

それにしても、ひまわりの正体についてはずいぶん引っ張りますね。

xxxHOLiC 前話次話 物騒なお中元だったが、心根は優しいようだ
第11話「コクハク」
2006/6/16 01:25 TBS

OPに出てきた謎の美少女(まぁ、この作品に謎じゃない登場人物なんていないんだが)の正体は座敷童。ひょ〜、こりゃまたキュートな座敷童で。今時、こんな初々しい反応を示す子はなかなかいませんよ:-)。

そういや、第7話で雨童女が「…なんでこんなのがいいのかしら、あの子は」と言った「あの子」とは今回の座敷童のことか? てっきり、侑子さんのことを指していると思っていました。なぜ座敷童が四月一日に興味を持ったのかは謎ですが…。

それにしても、(何度も言っているけど)四月一日くんはえらい。朝五時に叩き起こされてもいそいそとおはぎを届けるし、騒動を起こした座敷童への対応もソフト。とても真似できそうにはありませんが、その気持ちは見習いたいものです。

xxxHOLiC 前話次話 彼女は、あやかしを呼ぶのが得意なんでしょうか?
第12話「ナツカゲ」
2006/6/23 01:25 TBS

四月一日くんの、ひまわりちゃんへの盛り上がり方は「アホだ」と思うものの、妙に親近感溢れるものがあります:-)。 これだけストレートに表現している彼をひまわりちゃんはどう思っているのか、気になるところです。

お話の方は、正統派の怪談話。侑子さんは…たぶん、気づいていたんだろうな。

xxxHOLiC 前話次話 この後、代価を要求したんでしょうかね
第13話「ヘンボウ」
2006/6/30 01:25 TBS

突然変貌する人の行為を、世の事件に絡めて「あやかし」に原因があるとしたお話。ほんとに「あやかし」が原因だったら、まだ救われるんですけどね…。

しかし、「餌にされないように」なんていきなり言われても分からんですよ、侑子さん。「絵」の方かと思った。

今回の侑子さんファッションは、青い着物。結い上げられた黒い髪と、夜だというのに黒い手袋と黒い日傘。 和風なのにエキゾチックでした。

xxxHOLiC 前話次話 四月一日のこともお手玉にしちゃいます
第14話「フウイン」
2006/7/7 01:25 TBS

大学生のお姉さんとダブルデート……いいな〜(ぉ。そっくりな双子の姉妹なれど、性格は正反対。 ネガティブな言葉が不幸を呼び寄せるというお話。言霊ってやつですか。

前向きな妹の方にも、なにかありそうな雰囲気でしたが…。初の前後編なので油断なりません。

油断ならないと言えば、やはり侑子さん。思うさま四月一日をいじって遊ぶ姿はいっそ清々しい:-)。 彼もまんざらじゃないし、この力関係は一生変わらないでしょう。

xxxHOLiC 前話次話 変わるきっかけもやはり言葉
第15話「カイホウ」
2006/7/14 01:25 TBS

本人だけでなく、妹の言葉にも縛られていたというお話。ただ、気遣いが行き過ぎ過保護になっていたというだけで、妹に悪意があったわけではなさそう。前後編の割にはそのあたりの深みがなく、ちょっと物足りないですな。

その代わり、今回も四月一日くんの人の良さが際だっています。だから彼はあやかしにつきまとわれるのかな?

xxxHOLiC 前話次話 可愛いけど…
第16話「サイカイ」
2006/7/21 01:25 TBS

座敷童たん、再登場。基本的には純情可憐ないい子なんですが。 よーく考えると、百目鬼の身体からおはぎを取り出したり、今回もクダギツネの好物とはいえ元に戻れなくなる油揚げをプレゼントしたりと、どうにもその好意・行為がずれている気がします。悪気はないだけに怖いぞ…。まぁ、座敷童だしな…。

そんな彼女にもきっちりお礼する四月一日くん。あのアクセサリは座敷童用だったとは、思いもよりませんでした。侑子さんはそれを見越しての一石二鳥ですか。こちらも怖い人だなぁ:-)

xxxHOLiC 前話次話 ちょっとサディスティックでもある…
第17話「ジショウ」
2006/7/28 01:25 TBS

結局のところ、なるべくラクをして人生を過ごしたい人、ということかな。 ラクをして、というのは対価を支払う考え方からすればおかしいとすると、なるべく楽しいこと・つらいことの起伏がない人生と言うべきか。 確かに、努力して昇進して給料が上がっても、それに見合った対価が求められ続けるのは、つらいと言えるかもしれません。 それでも幸せを得たいから、人は対価を支払うわけですが。

いつにも増して饒舌な侑子さんですが、「金具じゃないの?」としれっと言って艶然としているあたりが真骨頂ですな。

xxxHOLiC 前話次話 彼女の真意は!?
第18話「ホオズキ」
2006/8/4 01:25 TBS

四月一日くん、いくら嫌な感じがしないからって、周りが妖怪だらけの状況で不注意すぎないかい?(^^;) そして、例によって中途半端なフォローをする座敷童ちゃん…そこで手を離すなよ(^^;)

それにしても、侑子さんは何度か四月一日くんを危ない状況に放り込んでいますね。 果たして、助かることが分かっているのか、助からなければそれまでと諦観しているのか…。なかなか読み切れないところであります。

xxxHOLiC 前話次話 相変わらず容赦のない侑子さん
第19話「リフジン」
2006/8/11 01:25 TBS

とかくこの世は理不尽なことばかり。四月一日くん、ごくろうさまでした、というお話(笑)。 あの箱が本当はどんな箱だったのかは、謎のまま。

相変わらず微妙な振る舞いの座敷童ちゃんも登場しましたが、全体的に番外編っぽいつくりでしたな。

xxxHOLiC 前話次話
第20話「アガナイ」
2006/9/1 01:25 TBS

ホンダンショコラ…初めて知りました(^^;)。温かい物だとしたら、学校に持っていくのも大変だったでしょうね。

そんなホンダンショコラとは対照的に、冷然たる侑子さんです。恐ろしい人…。 ただ、彼女としては断罪しようとかそういうつもりはたぶんなく、あくまでも「対価の法則」の忠実な守護者ということなのでしょう。

xxxHOLiC 前話次話 ま、きっちり遊んでますけどね:-)
第21話「ツメキリ」
2006/9/8 01:29 TBS

赤いリボンに突進したくなる気持ちはわかります、リボン好きとしては(そうじゃない)。

誰しも、迷信の意味を考えたことがあるでしょう。やはり四月一日くんのような理由付けをするのですが、この世ならざるものへの先人の警告が込められているんだよ、というお話。

相変わらず四月一日をいじって遊んでいるように見えて、きっちりフォローしている侑子さんでした。 彼が迷信を信じなくなった理由も、お見通しだったようですな。

xxxHOLiC 前話次話 いい人っぽいんだけどな〜
第22話「ユウワク」
2006/9/15 01:29 TBS

和服姿の楚々とした美人。口元のほくろがほんのりと色香を漂わせます。 「ユウワク」なんてアバンタイトルが付いてなければ、四月一日くんとの触れ合いもよいことだね〜と思うところですが…。

彼女が何者なのか分かりませんが、四月一日くんにとっては失った母さんのように感じるところ。これは、疑うなんて無理ですわ。 侑子さんも百目鬼も説明が足りなすぎ〜。

xxxHOLiC 前話次話 さすがに今回は労りが感じられます:-)
第23話「センタク」
2006/9/22 01:29 TBS

四月一日くんの部屋は、がらんとしていて何もない。休暇に一日漫画を読んでいた、という話の時も思いましたが、彼の日常は侑子さんを中心に回っていて、プライベートな面は ―― 家族も含め ―― なにもないと言えるかもしれません。

その彼が、侑子さんの警告を無視し、母親の面影を求めて人ならざる女性と逢瀬を重ねる、というここ2話の話はちょっと変わっているかもしれません。 結局、彼女が何者かは明かされず終いでした。う〜ん、四月一日くんは良くても私はもう少し知りたかったぞ:-)。 ま、あれで終わったと言うことは、彼女に悪意があったわけではなく、結果として四月一日くんに害を及ぼしていた、ということなんでしょう。

終わった、といえば実質的に今回が最終回ですか…。次回は外伝と言っていますし。 …ということは、あれだけ引っ張っていたひまわりちゃんの正体も謎のままっ!?