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第1話「深紅の鉄馬」 |
2009/1/12 02:00 テレ玉 |
よくあるメカ少女モノかと思って敬遠しそうになりましたが、観てみたら全然違った。
スタイリッシュな演出と、綺麗なビジュアル、なにより清楚系ヒロインの清潔感あるアクション。いいじゃないですか。
とりあえず、掴みはバッチリ。これにどんなお話を乗っけてくれるか、とても楽しみです。
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第2話「珠代上等!? S.L.F」 |
2009/1/19 01:30 テレ玉 |
うーむ、これは格好いい…。琳ちゃんいいですわ、これ。天然ぽい、ふわ〜とした雰囲気でありながら、この芯の強さ。
勝負の時の真剣な瞳がまたいい。池に突っ込んでも顔色一つ変えずに、フェーゴを手懐けているあたり、しびれます。
「あの子は羊を装った仮面の下に、すべてを切り裂く牙を隠してる」とはまさにその通り。
その台詞を吐いた珠代は今回は敵役に回っていますが、彼女も格好いい。というか、朴路美がさすがに上手い〜。
言っちゃ悪いけど、屍姫を見た後では声優陣の上手さが段違いで、非常に安心して観ていられます。
「決着が付かなかった」と言っていた部員がいましたが、今回は明らかに琳ちゃんの勝ち。
珠代はリタイアだもんね。彼女の再挑戦を琳が生き生きと受け入れるのが印象的でした。
この子はほんと肝っ玉が据わっているというか、「動じない」よね。
第1話でも「パンツが見えてるぞ〜」という男の指摘にも慌てることなく、すっとスカートで隠したシーンがありました。
「きゃー」とも「えーっ」とも言わないその動作を不思議な感じで見ていましたが、そういうことだったんだ、と非常に納得しました。
なんて意味のあるパンチラシーンだったんでしょう:-)。
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第3話「そして旗はふられる」 |
2009/1/26 01:30 テレ玉 |
おや、珠代さんのシゴキの描写はなくていきなりレースですか。ちょっと肩透かしですが、そこに主眼はないということですな。
逆に、背後のきな臭い事情は着実に進行中。でも、レースに出るのにサインボードの読み方教えてないとかはあり得ない(菱田の演技だったらニヤリとするところだったんだけど)。
「ウチの子にちょっかい出したお返しよ!」と琳にはなにも言わないけど、やり返す珠代姐さんが格好いいっすねー。
そのウチの子こと琳ちゃんですが、やっぱりいいね、この子は。全く媚びないし、かといってメカフェチ少女にありがちなマニアック感もなく、男勝りで振り回すわけでもなく(そのポジションは珠代姐さん)、あくまでもしなやかに、黙って熱くなるところが妙にツボを突きます。
レース後の打ち上げでもみんなとグダグダにならずに、ちょっと抜け出してフェーゴで走ってくるところを見ると、孤高の人なんだな、と思います。
今でもワンピで乗ったりするところがまたポイント高い。
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第4話「しょう子、危機一髪」 |
2009/2/2 01:30 テレ玉 |
この手のサブタイトルって、最近は意外とギャグ話だったりするので油断していたら、思いっきりテロに巻き込まれてます! 本気で大ピンチのしょう子なのでありました。
そこに颯爽と現れる白馬の王子様ならぬ鉄馬のお姫様、琳ちゃん。なにこの格好良さ。「私はうれしいのだよ、琳が夢中になってくれるものができて」というくだりのやりとりが、親友という感じで微笑ましかったので尚更ね。
しかし、さすがに銃撃戦をくぐり抜けての脱出劇はやりすぎなんじゃ…。GGPの胡散臭さを考えるまでもなく、指名手配だよな〜。
このまま非日常の生活に突入なのでしょうか。謎の多い顧問がどちら側の人間かで彼女の運命が決まりそう。
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第5話「謎のライドバック少女」 |
2009/2/9 01:30 テレ玉 |
一般市民が、GGPに対してそんなに悪印象を持っていないらしい点が意外。もっと強権的な支配をしているのかと思ってましたが…。
情報操作がうまいのかな?と思いきや、「謎のライドバック少女」がすっぱ抜かれてるし、よく分かりません。
琳ちゃん、やけにしょう子のことを心配すると思ったら、とっさに「あんなこと」をして、しかも「あの恐怖を楽しんでいた」自分にショックを受けていたようですね。
GGPにも警察にも、おそらくBMAにもマークされてしまった琳ちゃんの明日はどっちだ!? そして岡倉とGGPの美人巨乳秘書官(副官?)との関係は?
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第6話「電光石火ライド」 |
2009/2/16 01:30 テレ玉 |
琳ちゃんとしょう子のわだかまりは取れたのかな? 琳ちゃんはやっぱり孤高の人に思えるので、数少ない(かもしれない)友人とは仲良くやって欲しいな〜とか思ってしまう。
今回、フェーゴ以外の機体でも大活躍しちゃう琳ちゃん。
普段はどちらかと言うとほえ〜っとしているのに、いざというときにキリッとなるところが非常に格好良くて惚れちゃうわけですけれども、やっぱり彼女の行為を正当化するには、もう少し背景の説明が必要じゃないかな〜。
警察組織は信用できないことが常識になっているとか、一般人はだまされているけど彼女は腐敗していることを知っているとか…。
そうじゃないと、単に危ない人だよ?(^^;)
とは言え、視聴者視点ではGGPは胡散臭いように見えていますけど(警察の立ち位置は微妙だ)。今回、弟が巻き込まれたのは偶然なのかな?
てっきり、琳の弟、もしくは尾形の血縁者ということでハメられたのかと思ってましたが。
それにしてもGGPのあの女性はくせ者ですね。女狐!って感じで。展開によっては結構たまらんことになるかも?(笑)
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第7話「罪と×」 |
2009/2/23 01:30 テレ玉 |
や〜ん、そんなうつろな目をした琳ちゃんなんか見たくないー。だれかが一暴れするんだろうと思っていたのに、そのままBMAに連れて行かれちゃった。
こうなってしまっては、反体制活動に身を投じるしかないよな…。
「謎のライドバック少女」報道からこっち、岡倉はいったい何してたんだ?と思うんですが、彼は彼なりに都合があって動けなかったんですかね。
しかしこんな展開で、ライドバック部に出番があるのかな…?
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第8話「GET RIDE! 選ばれし者」 |
2009/3/2 01:30 テレ玉 |
キーファと琳ちゃんのライドは、まるでニュータイプ同士の邂逅シーンのようでしたね。やっぱり、凛とした琳ちゃんは綺麗だな〜。GGPの攻撃の最中、ライドバックに騎乗して静かに佇むその姿に、岡倉が思わず見とれてしまったのもよく分かる。
しかし、琳ちゃんはこれからどうするのかね。岡倉を軸にした第三極になるのかとも思いましたが、彼にはそんなつもりはなさそうだ。
キーファに心酔しちゃったみたいだし、このままBMA陣営に行っちゃいそう。少なくとも今のままではまっとうな市民生活は送れないので、あとは珠代さんと警察がどれだけ頑張れるかだな〜。
そして、GGPのあのお姉ちゃん! 秘書官とかじゃなくて、情報局の人だったのね。あのロマノフを嘲った笑い方、ほんとに女狐っぽいですな。たまらん。
あの豊かなお胸には、きっとたくさんの陰謀が詰まっているのでしょう。
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第9話「陽だまりの庭で」 |
2009/3/9 01:30 テレ玉 |
岡倉と逃げる最中の光景を琳ちゃんはこう語っています。(燃える林の)「命を宿したような煌めきに目を奪われてしまった。なんて美しい光景」 やっぱり、普通の女の子とは違う、非常な世界に生きている子なんだと実感しました。
同じく、特殊な世界で生きてきた岡倉に、どうも珠代さんは惹かれているようです。なんですか、そのうるうるさせた瞳は(^^;)。岡倉の「すまない」は最高の殺し文句のようです。すごいぜ、力也ボイス。
しょう子もバレエをやっていたのね。琳ちゃんと一緒にやめちゃったんだろうな〜。そんな過去が垣間見えるアルバムを見つつ、琳ちゃんを案じるしょう子。
ここから無事を知らせる動画でぽろぽろ涙をこぼすシーンの流れがよかったー。普通の女の子代表のしょう子ですが、フェーゴを自分の脚への未練と断じた琳ちゃんが再びライドするために必要な存在になるんじゃないかな。
さて、珠代さんはこれからどうするのでしょう。親父に迷惑が掛かることらしいから、反GGPに傾いていくのでしょうね。岡倉についていくのか? その時、琳ちゃんは?
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第10話「Master of the war」 |
2009/3/16 01:30 テレ玉 |
押さえた演出が緊迫感を生み出していて、すずりちゃんは大丈夫なのかとひやひやしながら見ていましたが……全然大丈夫じゃありませんでした。
これは本当に可哀想だ。一番屈託のないキャラだったのに。次回予告が追悼式のように見えて泣ける…。
実態はどうあれ、警視庁の機体がやっちゃったのが絶望的。GGP=警察と見なさざるを得ないわけですが、GGPも警察内部も分裂気味なので、どう転がるのか分かりません。
あの女狐も動き出したし、片岡家もやられっぱなしじゃないでしょう。
あと気になるのが、あくまでも琳を戦いから遠ざけようとする岡倉の態度。まさか琳ちゃんのパパじゃないよねぇ。
初めて乗った機体を自在に操った場合、設計者が肉親だったってのは王道だけど〜。彼の恩師とか、親友とかの娘ってところでしょうかね。
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第11話「曇りのち雨ときどき…」 |
2009/3/23 01:30 テレ玉 |
ひたすら自責の念にかられる琳ちゃん。花を手にしたときのうら寂しい顔がもう可哀想で…。そんな彼女も、今や珠代さんとともにテロリストとして指名手配される身です。
彼女が土壇場で逃げ出すことをやめたことで、結果的に助かりました。主人公たる強運の持ち主と言えましょう。
この後どうするのか最終回を見るしかありませんが、少なくともライドバックを操っている姿の方が魅力的なのは間違いありません。でも血生臭いのもいやだな〜。
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第12話「光の舞台へ」 |
2009/3/30 01:30 テレ玉 |
これは人によって、というより何を見ていたかによって、だいぶ評価が分かれそうな終幕ですね。私が着目していたのは、尾形琳という少女がいったいどうなるのか、どうしたいのか、という点だったので、この最終回はほぼ満点と言って良い終わり方でした。
ずば抜けた技量でフェーゴを自在に操る姿が実に美しく、この瞬間、この舞台へと彼女を引っ張り出すことがこの作品の目的であり、尾形琳の復活の物語だったと言って良いでしょう。
GGPやBMA、岡倉やロマノフやキーファたちの過去、女狐の暗躍と、この世界の影の部分については多くの謎を残したままでした。
しかし、琳ちゃんのやりたかったことは、反政府活動でも人殺しでもなかったので、光当たる場所に戻ってきたラストシーンは本当にうれしかったですね。
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