remove
powerd by nog twitter

西の善き魔女 (完)

西の善き魔女 次話
第1話「エディリーンの首飾り」
2006/4/9 04:25 tvk

華やかな舞踏会に出席したフィリエルは、王女のものだったという「エディリーンの首飾り」を身に着けていたことで騒ぎに巻き込まれてしまう。 帰宅した彼女を待ち受けていたのは、父親の出奔という事実と、異端の力を求める謎の集団だった ――。

…と、強い物語性を感じさせる出だしです。フィリエル・ディーという、きっぱりした女の子を折笠さんが好演。ちょっとスクラップド・プリンセスを思い出しました。さて、これからどんな展開を見せるのでしょうか。

西の善き魔女 前話次話
第2話「子ヤギたちの行方」
2006/4/16 04:25 tvk

展開速えー。ええっと、表舞台としては「西の善き魔女」とも呼ばれる女王の座を巡る駆け引きがあって、継承権を持っているものは女王試金石によって判別できる。フィリエルもアデイルと同じように王位継承者の一人であり、いとこ同士であったと。ただし、アデイルの父によって、なぜか庶民の子として遠ざけられていた。

裏舞台では、そもそもそのような女王君主制をひっくり返そうと暗躍している勢力がある。そのために異端の力を求めているようだ。 そのためルーンを狙っている。

…と、こんなところでしょうか?

さて、今回の注目はアデイルお嬢様。王位継承者という視点ではフィリエルはライバルになるはずですが、むしろほっとしているようです。 女王にはなりたくないのか、貴族の争いに嫌気がさしているのか……いずれにしても、このキラキラとしたお嬢様には表裏はなさそう。 「大胆なことをするのって高揚して清々しい気持ち」とおてんばな一面も見せます。「策はあります」と真顔で言ったのは、通りすがりの旅人を演じるっていう意味だったのかなぁ(^^;)。意外に行動派の彼女、フィリエルとはいいコンビになりそう。

西の善き魔女 前話次話
第3話「秘密の花園」
2006/4/23 04:25 tvk

フィリエルは女学校へ編入。そこで、シザリアと出会います。のとまみ声で、熱心に神に祈る姿は志摩子さんを想起させますが、ど〜も裏がありそう。

アデイルがほのめかしたように、いかにも意地悪そうな生徒会長(お約束のドリル髪だ!)を筆頭に、学校の中はそれぞれの思惑が渦巻く領域のようです。そして驚くべきは、授業内容。男を落とすテクニックを地域別に講義です。魔女養成学校。 すげー。アデイルはこの学校を卒業したのでしょうか? だとすると彼女のちとオーバーアクション気味のキラキラの表情もこの賜物ということか。 おお、こわこわ:-)。

奔放なフィリエルにとってこの学校の雰囲気はとても合わないわけですが、それを見越したかのようになんと、女装したルーンが乗り込んできます。 一言「チェスで勝った」という台詞はフィリエルには??でしょうが、視聴者にはニヤニヤさせられるシーンでした。いい奴だ。 まぁ、女装なんかして、ますますのアデイルの女性向け創作本(ぉのネタにされないかが心配です。

西の善き魔女 前話次話
第4話「花園の暗闇」
2006/4/30 04:25 tvk

みんなに突如注目され始めたのは、女装したルーンにときめいちゃったわけではなく、フィリエルがやおい文書を持ち込んだからでもなく、彼女にアデイルという後ろ盾があることが分かったからですね。

今回注目すべき点は、ルーンがフィリエルの唇を奪ったことですな。よくある、いつまでもくっつかない二人、なのかと思っていたので「フィリエルは無防備すぎる。僕のことをいつまでも弟だと思っている」などという台詞と共に抱き寄せるとは意外でした。ただの学問ばかではなかった。天晴れ:-)。

西の善き魔女 前話次話
第5話「暗躍する花々」
2006/5/7 04:25 tvk

あるときはシスター、またあるときは扇情的な女、その実体はレアンドラ。大胆にも誘いに乗ってみたルーンでしたが、危うく彼女の魅惑に取り込まれるところでした。さすがに今回はフィリエルへの反論にも力がありません。しかし、ラヴェンナとの決闘にはルーンも賭けることになってしまいました。

決闘を前に、「星のテラス」でフィリエルとルーンがまたラブラブ…と言いたいところですが、「キスは相手を喜ばせるためにするのよ」と屈託なく言ったところを見ると、前回ルーンが唇を奪った理由がフィリエルにはさっぱり分かっていない模様。これがポーズだとしたら彼女もなかなかのやり手ですが、どーも天然のようで。こりゃルーンもやりずらいだろうな:-P

で、肝心の決闘から一連の事件の幕引きはなかなか驚愕の展開(^^;)。シザリアの行動はさっぱり分かりません。陛下に心酔するあまりの暴走ってことでいいんでしょうか? 彼女の落下を食い止めたルーンもすごいが(鏡でラヴェンナの妨害をしたのも彼だとしたらテレポートしたとしか思えん)、 一番おいしいところを持っていくはアデイル:-)。 フィリエルも学校を脱出してしまったところを見ると、女王候補として必要なことを学ぶというのは大嘘で、今回の件はレアンドラを牽制するためにアデイルが仕組んだことと言ってよさそうです。恐ろしい子…(笑)。

西の善き魔女 前話次話
第6話「宮廷円舞曲」
2006/5/14 04:25 tvk

おや、ルーンときたらフィリエルがキスの意味が分からないことをいいことに、甘えているぞ〜。意外に可愛い奴だ…。

さてお話のほうは、ハイラグリオンという場所(王都?)に乗り込むという展開。いよいよ次期王女(あるいは国王)を巡っての権力闘争の開始です。結局、ロウランド家はアデイルを女王候補として立てるのね。フィリエルはどういう立場になるんでしょう? 彼女にも資格があることを考えれば、うまいこと丸め込まれていると言えなくもないですな。

今の所、仲良しさんをアピールしているアデイルとフィリエルですが、これでアデイルが豹変したら怖いなぁ…:-)。

西の善き魔女 前話次話
第7話「亡き王女のための孔雀舞」
2006/5/21 04:25 tvk

冒頭の子供っぽいやり取りが微笑ましいフィリエルも、今日で16歳。結婚できるお年頃となり、二人の男から求婚を受けてしまいます。 リイズ公爵の野心をむき出しにして迫るやり方に、男の怖さを知ったでしょうか…。

リイズ公爵はともかく、ユーシスの求婚についても相談する相手はやっぱりルーン。とっくに「幼なじみ」を卒業している彼としては、無防備に近づいてくるフィリエルは困りものでしょうが、嫉妬交じりとは言え彼女の身の安全を図ることはできても、気持ちを斟酌できるほどには大人になれないようです。

さて、フィリエルとアデイルとの間にはそのルーンが入るのかと思っていたら、実の兄妹ではなかったユーシスが急浮上。 果たして兄との婚姻を薦める彼女の心中はいかに。ここで、子を残すためなら相手として誰でも指名できるという、女王の驚愕の特権が判明しました。 っていうことは、女王にならなきゃ安心できないってことですな〜。あるいは、その制度を止めるのか…。 どうするフィリエル嬢、子供のけんかをしている場合じゃないぞ:-)。

西の善き魔女 前話次話
第8話「幻想曲と遁走曲」
2006/5/28 04:25 tvk

うおっ、すごい飛ばし方…。ほとんどダイジェスト版のような。フィリエルが自分の気持ちに気付くのはとても大事な展開ではないかと思うのですが、さっくり済ましてしまいましたねぇ。

ユーシスとの婚約話はどうするのかと思ったら、なんだかよく分からない理屈で退けてました…。結局のところ、ルーンを探しに行くということですね。ま、アデイルも大好きなお兄様を取られずに済んだ!? 当のユーシスお兄様の方は、今時骨董品なみの鈍感ぶりですな:-)。

西の善き魔女 前話次話
第9話「世界のかなたの森」
2006/6/4 04:25 tvk

またまた急展開ですが、フィリエルはルーンを追いかけてユーシスの竜退治に同行。 同行というか、勝手について行ったようです。ルーンを追いかけるとは言えなかったから、ユーシスの名前を出したと言うことでしょうか。 彼には「竜を見てみたい」とか言っているし。ちょっと彼が可哀想になってきました:-)。

またいつものおてんばが始まった、くらいにしか思っていたのですが、曰く「死に急いでいるとしか思えない」……そ、そうだったのか。 視聴者からはストーリーを急いでいるとしか思えませんが(^^;)、ルーンのことで自棄になっている一面もあったようです。 展開が速いせいか、演出がまずいのか、いまいちそういう心情は伝わってこないなぁ。

西の善き魔女 前話次話
第10話「見えない壁」
2006/6/11 04:25 tvk

う〜む、さすがにこれだけ謎の固有名詞が出てくると、ストーリーを把握するのは難しいです。小説を読んだ方がよさそう。

色恋沙汰に限って言えば、フィリエルとルーンは互いに相手を想っていて、ユーシス様は完全に振られたということですな。 ルーンと再会してすっかり舞い上がっているとはいえ、あれだけ「ルーンについて行く」ときっぱり言われたら、へこむよなぁ。 しかもこれから竜を四頭も退治しなきゃならないわけで:-P。

西の善き魔女 前話次話
第11話「吟遊詩人の道」
2006/6/18 04:25 tvk

確かに、あの格好でいたら女子校のアイドル間違いなしでしょう。そんなアデイル嬢のキュートなコスでした。 偵察の割には派手な格好でしたけど。対するレアンドラ嬢は性格は悪いし、あの格好が良いかどうかもイマイチ疑問:-Pですが、マキャベリズムに優れた為政者になれるかも。

…そんな感想を吹き飛ばすほどの、ルーンとフィリエルのラブラブっぷりには参りました(笑)。あぁもぅ、好きなだけチュウチュウしてなさい(ぉ

西の善き魔女 前話次話
第12話「真昼の星」
2006/6/25 04:25 tvk

リイズ公爵がいやらしく再登場…したと思ったら、切り札のはずのエフェメリスがただの暦で、小娘に剣を突き立てられる事態に。 実は裏切り者だったというクリスバード男爵も簡単に締め上げられちゃうし、彼らがすごいのかどうかよく分かりません(^^;)

勇ましくもお兄様のピンチに駆けつけたアデイル嬢の想いが通じるのかどうか、注目です。

西の善き魔女 前話
第13話「大事なもの、守りたいもの」
2006/7/2 04:25 tvk

おお、最後まで超展開…。フィーリとやらが、物わかりがいい奴で良かった、というところでしょうか(^^;)。 結局、数々の異変が何を意味するのか、さっぱり分かりませんでした。 リイズ公爵など「悪役」の面々が軒並み恩赦されたのも肩透かし(つーか、なんであの女王は退位しないんだ…)。 異変に比べれば彼らの悪巧みなど取るに足らないことかもしれませんが、少なくともルーンには彼を憎む十分な動機があるように思いますけど。

どのみち尺が足りなかったのは明らかで、ダイジェストを見ているようでした。面白そうな要素もあっただけに残念。