驚愕の展開につき、感想復活! いや〜、面白いです。思えば感想を打ち切ったのは第2話。
初期のつまらなさに耐え切れなかったのと、明日菜とネギ先生がどうにも受け付けなかったからですが…。
その明日菜さんが突如お亡くなりになってしまったのが前回。切ない演出に涙しつつも十人中十五人は「魔法で生き返るんでしょ?」と思ったことでしょう。それが今回いきなりお葬式のシーン。きっちり荼毘に付された、ように見えますが…。
とどめは「魔法は奇跡じゃないんだよ!」というエヴァンジェリンのセリフ。泣きじゃくるネギ君も切なく…。
これをどうやって生き返らせるか楽しみです(方法じゃなくて、展開のほう)。
さて、明日菜のことはショッキングですが、これはあくまで飛び道具。本命はのどかと夕映です! ついに来た!という感じ。
この二人の微妙な関係はずっと奥深く進行していました。内気でネギ先生のことでいっぱいいっぱいなのどかに対し、周りがよく見え自分に対して冷静な夕映(中盤の話にあった「確かにネギ先生に好意らしきものを抱いていますが…」と分析するシーンが印象深い)。
それゆえ、のどかがいるから言えない・できないことを「なぜ踏み出そうとしないのですか」としか表現できなかった夕映が、今回とうとうブレイクするという展開が見事でした。「ネギ先生なら安心ですか! ネギ先生なら変わらないでいられる!? それは本当の好きなのですか!」というセリフがもう、気持ちいいくらいバシバシ決まります。そうしてのどかの目の前でキスしてみせた後の、恋心と苦しさがない交ぜになった表情がまた、実にいい〜。
こういう、「本当は仲のいい女の子同士がすれ違って苦しむのって萌え」属性、長いので「神無月の巫女展開」(笑)が好きな人にはたまらんですわ。
もう一組、木乃香と刹那もすれ違ってますが…。刹那の行動はある意味美しいけど、それは独占欲の裏返しではないのですか、と夕映ばりにいじめてみる:-)
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