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マリア様がみてる 4thシーズン (完)

マリア様がみてる 4thシーズン 次話
第1話「学園祭はショック^2」
2009/1/7 01:30 テレ玉

とうとう小説の方は完結してしまいましたが(少なくとも祥子・祐巳編は)、アニメのほうは4thシーズンということで再開しましたよー。 どこまでやってくれるのでしょうかね。

まず、OPからびっくり。「地図散歩」をモチーフにした作りですね、って歌も今野御大作詞ですか(^^)。 2年生3人組が溌剌と動き回る様を見るだけでうれしくなってしまう。

人物紹介で、「ロサ・キネンシス・アン・ブゥトン」とあったのが微妙に違和感があるような。 「紅薔薇のつぼみロサ・キネンシス・アン・ブゥトン」って書いて欲しいな〜。いずれにしても、初めて見た人にとっては意味不明な紹介であることには変わりありませんが…(^^;)。

今回の話は、小説の「特別でないただの一日」のざっくりp.110までと言ったところでしょうか。相変わらず、展開早いけど。 瞳子の事を話し合う薔薇ファミリーが、それぞれ起立して意見を述べるのが、みょ〜な空間を形成していて可笑しい。 アニメでは、瞳子のツンデレっぷりがよりよく分かっていいですね。くぎゅ、いい仕事してます。

…で、EDですよ。のっけから祥子・祐巳が雰囲気出してるじゃん! と思っていたら、志摩子さん&乃梨子のツーショットで完全にやられました…。 う、美しすぎる〜。志摩子さんが、ぐっと婀娜っぽい。それは巻き上げた髪とそこに刺した白い牡丹(薔薇?)のせいなのか、ややほつれた横髪か、白い襟足のせいなのか、ふわふわで儚げな彼女のイメージとは少し違う、「お姉さま」な感じ。 目を閉じ逆に唇は少し開き、何事かを囁きかけているようにも見えます。 一方の乃梨子は、そんなお姉さまにもたれかかり、その唇を潤んだ瞳で見つめている…。志摩子さんの手の位置がまた絶妙。 乃梨子の日本人形のような髪を、頬に触れるか触れないかのところでそっと掻き上げようとしていて、 このコンマ何秒後かの出来事を想像(妄想とも言う)させます。いや〜、今ならディソードでもなんでも出せそうな気がするぞ(ぉ。 ちょいと画面下までスクロールすると、乃梨子の手は志摩子さんの胸元に、志摩子さんの手はしっかり乃梨子の二の腕を掴んで抱き寄せているあたり、非の打ち所がない絵ですわ。パネルかなんかで販売してくれないかな、これ。

…こんな感じで、今回も好き好き志摩子さんテイストでお送りしたいと思います(笑)。でも、EDの祐巳&瞳子も、「くもりガラスの向こう側」な感じでいいですね。

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第2話「特別でないただの一日」
2009/1/14 01:30 テレ玉

2シーズンに渡った可南子ちゃん問題も、これにて一件落着。いろいろと順番を入れ替えたり省いたりすることで、事情は原作よりも軽い感じになってますね。とはいえ、可南子とほとんど年の変わらない娘が、可南子の父親と子供を作って出産済みってのはやっぱり結構とんでもないよな…。

デレる瞳子はかわいいです。髪を下ろしてるのも、ポイント高い。原作だと、もっとツンデレるシーンがあったんだけどな。駆け足展開でだいぶカットされてしまいました。

も一つの山場、祥子さまが「妹を作りなさい」と祐巳に宣告するシーン。ここの祥子さまの表情がいいですね。どことなく寂しそうでもあって。

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第3話「 スールオーディション」
2009/1/21 01:30 テレ玉

小説の「スールオーディション」の冒頭からp.106までが今回のお話。だいたい1話100頁のペースですね。

見所は、なんと言っても! 乃梨子が瞳子のことを思って涙し、それを志摩子さんがそっとハンカチで拭ってあげるシーンですね〜。 美しすぎるっ。乃梨子は、普段はしっかり者でどちらかと言えばお姉さん的なキャラだと思うんですが、志摩子さんの前に出ると妹というポジションにすっぽり収まるところが、面白いなぁと思います。やっぱり、ベスト姉妹スールでしょう。

すっかり明るくなった可南子ちゃんですが、妹候補からは脱落しました。一方、瞳子は前回の雰囲気からすると、オーディションを前向きに意識するようなシーンがないのが不自然に思えてしまいますね。周囲が喧しいから動けないのか、他の(ぽっと出の)候補と一緒くたに扱われるのが嫌なのかな、と。 そこを紅薔薇さまロサ・キネンシスに突かれてしまいましたが、さて効果のほどは…。

祐巳は、「一年生に人気がある」とのことですが、それを感じさせるシーンってアニメであったかな…? 実のところ原作でもそれほど描写されていないので、人気を実感させるようなシーンとか一年生の反応とかが欲しい気がします。

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第4話「未来の妹」
2009/1/28 01:30 テレ玉

小説の「スールオーディション」の最後まで、ざっくり終わりました(^^;)。さすがに今回はすっ飛ばした感が強いな〜。

ピザ、出てきましたね〜。コードギアスの頃あたりから始まったこのCM手法はうまいな、と思います。 んが、令ちゃんが由乃に出す、っていうシチュエーションは微妙に違和感がなくもない。いつも手作りしているイメージだから。

茶話会、まずはエプロン姿の志摩子さんに釘付け(ぉ。白薔薇さまロサ・ギガンティアに給仕してもらえるなんて…。感謝しなさい、出席者。 「祐巳さま、きゃ〜」的な反応はアニメで付け加えられたもののはず。前回の感想で、人気がある描写が少ないと書いたらさっそく出てきました。

笙子ちゃんは、普通に可愛かったですね。ただ、彼女はこれから出番があるのかな…。

結局、茶話会でゲットした子たちは薔薇の館の住人のお眼鏡に適わず。リリアンと言っても、結構普通っぽい子もいるのね、という印象です。

有馬菜々は、うーん、割と普通の印象かなぁ…。ただ、セーターをたくし上げるシーンはちょっとドキッとしました(ぉ。 中学の細めのリボンタイ、かなり好きです。以前も蓉子さまの中学時代だったかで出てきましたな。

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第5話「紅薔薇のため息」
2009/2/4 01:30 テレ玉

「うれしい。うれしい、どうしよう!」祥子さまとのデート!を喜ぶ祐巳がかわいい。ツインリボンは彼女のトレードマークですが、デートでは後ろにまとめています。ちょっと大人というかお姉さんっぽい。

というわけで、小説の「薔薇のミルフィーユ」収録されている同名のお話です。

祥子さま、意外にもろいところが露呈してしまいました。よく考えると、知らない人が苦手で、生徒会長なんて大変じゃなかろうか。

そして柏木さんですね、今回の立役者は。第一期では単に嫌な奴だったわけですが、最近ではずいぶん株を上げてきています。同性愛者疑惑もかなり嘘くさい。 すべてが「さっちゃん」のための方便なのか…? 彼は、自分のことはあまり語りませんからねー。…ま、柏木さんのことなど、どうでもよいと言えばどうでもよいけど(ひど)。

そういう意味では、白薔薇好きな私としては、「白薔薇の物思い」を見たかったな〜と思ったりします。

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第6話「予期せぬ客人」
2009/2/11 01:30 テレ玉

いいシーンがてんこ盛り〜。小説の「未来の白地図」p.84あたりまでのお話ですが、祥子と令が語り合う箇所は「薔薇のダイアローグ」のお話が挿入されています。 この構成はうまいんじゃないでしょうか。祥子と令、祐巳と瞳子がそれぞれ1対1でしゃべっているところが対比されているようです。

まず、祥子と令のシーンがよかったですね。由乃のこと、自分のことで悩む令をふんわり包んであげる祥子さまがぐー。 基本的にマリみては祐巳視点で描かれているので、憧れの対象として祥子は完璧超人のように描かれていましたが、実はそうでもないことがわかってきています。でも、今回は令の心強い親友としてしっかりと支えてあげています。自転車に乗っているときの、「お姉さま」ではない、屈託のない笑顔が非常に印象的です。

そして、祐巳と瞳子。「祐巳さまのお姉さまや親友の皆様より、私を先にお部屋に上げるなんて」と入室を遠慮する瞳子の堅さも好ましいけど、しっかり手を握って「順番じゃないでしょう?」とさらりを返す祐巳もまた成長したなぁ、と。その後、抱きしめ未遂で終わってしまうところが、詰めの甘いところではありますが(笑)。 しかし、高校に入って2年になるのにその間誰も部屋に来ていないって、この年頃の子にしては淡泊じゃないかな〜。そういうもんでしょうか?

その後、瞳子との距離を近づけたいと思いながらも、踏ん切りが付かない祐巳。そこをずばりと乃梨子に突かれてしまいます。 ここのシーン、「嫌です」の台詞があまりに唐突で、乃梨子どうしちゃったのー!?と思ってしまいました。もうちょっと表情の変化とか欲しいような。 ここで、気まずくなった雰囲気をうまいこと引き取る志摩子さんの貫禄勝ち。貫禄という表現は違うかもしれないけど、あくまでも優しいトーンながら乃梨子を諭すところはやっぱり「お姉さま」。じわっと涙を浮かべてしまう乃梨子にこちらもジンと来てしまいます。 その前のシーンで、志摩子さんと乃梨子が二人でお茶を入れている何気ないシーンがあったんですが、ここでは仲睦まじい(もう、目と目をしっかりと合わせちゃって…)姉妹として描写されていただけに効果的でしたね。

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第7話「未来の白地図」
2009/2/18 01:30 テレ玉

冒頭、ケーキ作りをする志摩子さんがっ! エプロン姿とりわけ頭巾がとてもよい〜。 腕も細い〜。さて、志摩子さんといえば、今回驚愕の事実が明らかになりました。 なんと、お兄さんがいるというではありませんか。…ちょっとー、志摩子さんが妹ですよ? 「お兄ちゃん!」とか呼んだりするかもしれないんですよ? 考えただけでも鼻血が…(それは裏番組)。

有馬菜々の顔見せ、令のリリアン大には行かない宣言など、緊迫感あふれるシチュエーションの連続でしたね。菜々の登場にテンパっている令がちょっと面白い(笑)。 しかし、なんと言っても山場は瞳子、祐巳のロザリオを拒否する!ですね。 今のところ瞳子の事情は分かりませんけど、「聖夜の施しはよそでなさったら?」という物言いはキツイ。 そら、祐巳も凹むわ。でも、「施し」にすがらない瞳子はえらいのかもしれない。 私なら、祐巳ちゃんにあんな風におずおずとロザリオを差し出されたら、さくっと手に取ってしまいそうだ(^^;)。

祥子さまとプレゼント交換を始めた時には普通に受け答えしていたので、あれ?祐巳ちゃん意外とタフ?と思いきや、祥子さまにプレゼントを受け取ってもらえたことでほっとしたのか、瞳子ちゃんには受け取ってもらえなかったこととの落差に悲しくなったのか、じわっと涙が。 「一度断られたくらい、大したことではないわ」という祥子さまの台詞は説得力がありますね。 そんなお姉さまの励ましに一つ一つ「はい」と従順な子犬のように答える祐巳が「あの…やっぱり、ちょっと泣いていいですか」と断ってから大泣きし始めたところは、こちらもうるっと来てしまいました。

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第8話「くもりガラスの向こう側」
2009/2/25 01:30 テレ玉

盛り上がっていたクリスマスパーティが一転、暗い雰囲気に…。こうなってしまっては、祐巳の失恋報告をするしかないですね。悲しいけど。 テーブルに残った小さなツリーが侘びしい。でも、ここぞとばかりに全力でフォローしてあげる祥子さまが、すごくいいです。 祐巳からもらったブックカバーに触れながら、「私はあなたのお姉さまだから」と語る、実に優しいお姉さまです。

そんなわけで、薔薇ファミリー勢揃いで小笠原邸での新年会。華やかー。特に志摩子さん。着物姿が美しい〜! 高校生でこんなに着物が似合う子いないよ? 赤い髪飾りもかわいい。祥子さまもお似合いですが、貫禄がありすぎてどう見ても20代後半にしか見えないところが難点。 ぶっちゃけ、玄関で出迎えたときには、清子さんかと思った(^^;)。あと、さりげなく、由乃のリボンタイに惹かれます。 正統的なお嬢様スタイルですね。

そんな大人っぽい、落ち着き払った祥子さまが「祐巳、服をお脱ぎなさい」とゲームの指令に鼻息が荒いのがむちゃくちゃ可笑しい。 指令は着物を着せろであって、祐巳を脱がすことじゃないから!(笑)

さて、お泊まりの定番と言えば、みんなでお風呂。…と思ったら、志摩子さんが先に上がっちゃった。まぁ普通に考えれば、温泉でもなければ一緒には入らないよな…。 姉妹スールで入ってホロリあり、えー、ポロリあり? などという期待は全くしておりません、マリみてですから!(T_T) だいたい、志摩子さんのパジャマ姿ですらもう二度と拝めない級の、ものすごいカットですよ。髪に巻いたタオルと、脇に抱えたのはドライヤーか、そんな普通の女の子っぽいポーズがかえって貴重〜。あと、さりげなく(またかよ)、片方の三つ編みをほどいた由乃がよいです。やっぱり、ストレートの方が可愛いんじゃない?

就寝時、乃梨子の寝顔を見て瞳子のことを思う祐巳…なのですが、「親友の妹でさえ、こんなに『感じる』のに」というセリフ、聞き間違えたかと思って何度も巻き戻してしまいました(ぉ。いや、もちろん変な想像はしておりません、マリみてですから! (ちなみに原作では「いじらしく感じる」。もう意図的に省いたんじゃないかという…)

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第9話「仮面のアクトレス」
2009/3/4 01:30 テレ玉

生徒会選挙は、通例はつぼみブゥトンが昇格するためのセレモニーなんですが、去年に引き続き第4の候補者が現れるという異例の展開になりました。 もちろん焦点は瞳子の気持ち。ですが、なぜ彼女が負けるために立候補したかは不明です。

今回の見所、そのいち〜。感情的な由乃vsほんわか志摩子さん。「由乃さんのそういうところ好き」とエフェクト付きで言われたら、そりゃ赤面して沈黙するしかないわな〜。この返しは彼女にしかできません。

そのに〜。乃梨子vs瞳子。鋭いやりとりの後、「友だちだって言ってくれて、うれしかった」と涙を流す乃梨子が美しい〜。心根がね。「おめでたい人ね」「あなたに相応しいほどには」って高校生とは思えないセリフです。

そのさん〜。瞳子のお弁当を預かっていた先生が、やたら美人(笑)。祥子さんと並んだら、どちらが年上か分からないんじゃないかっていうくらい、可愛らしいじゃないですか。ところで、瞳子のお母さんって、もっと線の細い人だと思っていましたが、意外に貫禄があってちょっと驚き。

そのよん〜。志摩子さん&乃梨子の演説舞台袖の応援三昧。ほんと微笑ましい姉妹スールだな〜。おねだりしてお姉さまに抱きしめてもらう祐巳ってのも、すごい絵ですけど。 このとき、瞳子ちゃんは見てなかったのかなー。

マリア様がみてる 4thシーズン 前話次話
第10話「キーホルダー」
2009/3/11 01:30 テレ玉

もう、ほんっと白薔薇さんちはラブラブなんだから。というお話。このエピソード省略されなくてよかった〜。 志摩子さんと乃梨子の口論(?)というレアなシチュエーションなだけではなく、ちょっぴりわがままテイストな志摩子さんが堪能できる、ファンとしては絶対に外せないシーンです。 照れる志摩子さんが絶品ですよ。前回の由乃の発言に影響されたのかもしれませんね。

さて、本筋の瞳子ちゃんのお話。祐巳のほうはすっかり肝が据わってしまいましたね。周りの人間の方がばたばたしています。ひたすら気を揉んでいる乃梨子が可哀想でもあります。 意外に祥子さまも蚊帳の外だしね。

柏木さんと祥子さまの会話は微妙な要素がたくさんあったな〜。柏木さん、時々祐巳を意識した発言をするのがよくわからん。

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第11話「ハートの鍵穴」
2009/3/18 01:30 テレ玉

瞳子が、なぜあんなにも他人を信用できないのか、なかなか汲み取れません。親も、柏木も、美術部の部長も、全力でケアしているように思えるのですが。 幼い頃、実子ではなかったことに対する仕打ちがよほどひどかったということでしょうかね…。

瞳子は、いつから祐巳のことが好きだったんだろう? どうやら、中等部の頃から気になる存在ではあったようです。 瞳子の日替わりリボンは、祐巳のそれを真似たのかな?と密かに思っていたのですが、それはないようですね。残念。

祐巳に対するひどい言葉の数々は、逆に、彼女に対する甘えのようにも見えました。彼女が声を荒げるのは、必ず身近な人だから。 祥子さまは、なにげに容赦ないですね。泣き崩れている瞳子を放置プレイですもん。たまたま乃梨子が来たから救われたわけですが。これもマリア様のお導きでしょうか。 瞳子に手をさしのべた時の乃梨子の表情がとても穏やかで、それこそマリア様のようでした。

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第12話「クリスクロス」
2009/3/25 01:30 テレ玉

女の子どうしでチョコの授受を行う女子校のバレンタイン……ファンタジーな光景だなぁ。中には受け取ってくださいっ!てな感じの表情の子もいたりして、いいものね〜。

紅薔薇さんちの授受は、「どんな顔して受け取るか、私だけに見せてください」と、なかなか言うようになった祐巳が印象的。祥子さまを調教済みって感じすらする(笑)。お姉さまが包みを開けている間、しっかりと「どんな顔して受け取るのか」見ているところがかわいい。

白薔薇さんちは、祐巳のことをころころと笑いながらも、しっかり目で気持ちをやりとりしているところが、良すぎる…(笑)。 ついでに、瞳子を見に行った乃梨子の様子に気がついて、頬を手で包み込んであげる志摩子さんが、よく考えると結構大胆な行為をしていてびっくりします。大勢人がいるのに。ごちそうさまです(^^)。

祐巳を挟んだ祥子さまと瞳子の関係は、ある意味で三角関係と言えなくもない。それを意識しての祥子さまの「ライバルにもなってくれない」という発言であり、イベント開始直前の3人の位置関係でもあるわけです。でも、このときに祐巳はまっすぐに瞳子のことを見ていて、祥子さまはあくまでも背景にさーっと流れるだけという演出がなかなかツボを突いてくれました。

関係と言えば、やっぱり瞳子と乃梨子の友情は見逃せません。「瞳子は祐巳さまを甘く見すぎている」と懇々と説く乃梨子の言葉が感動的ですらあります。 小説を読んでいるはずなのに、うるっと来てしまう。こういうことがあると、本当にアニメで見られてよかったなーと思います。

マリア様がみてる 4thシーズン 前話
第13話「あなたを探しに」
2009/4/1 01:30 テレ玉

「私を祐巳さまの、妹にしてくださいませんか!」 一気に状況がプラスの方へ変化したこの瞳子の言葉。この時や、副賞のデートの途中で見せた瞳子の表情の数々が何ともこそばゆく、最大の見所となっていました。「でも、祐巳さまは私が必死で作った垣根をどんどん壊してやってくるし…」と語る口調がまた良い。釘宮さんでよかった!

こんな感じで、祐巳と瞳子はこれからスールになる!というところで4thシーズン終了となりました。確かにここで切るしかないでしょうね。 それでも途中のエピソードがかなり端折っていて、もったいないなぁと思うことがしばしばでしたけれども。しかし極端な話、好きなキャラが動いてしゃべってくれるだけでもうれしいのです。

残りをOVAでやってくれることを期待します!