かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第1話「少年はその日変わった」 |
2006/1/12 01:30 tvk |
「ガール・ミーツ・ガール」……なかなか期待させるタイトルです。と思って見始めたらアバンタイトルから、来た(笑)。
夕焼けに染まる誰もいない教室に女の子が二人、口付けをかわす…そこに出くわした別の女の子もまた…?
女の子同士の三角関係(?)の軸となる子が元は男の子っていう設定が絶妙。
この理不尽な設定をわざわざ宇宙人まで持ち出して、後戻りできない状況に仕立て上げました。
はずむを振った神泉さんが、柔らかくウェーブした黒髪のいかにもガーリッシュな子でかわいい。しかも声が堀江由衣ときたもんだ。
彼女が「彼」を振った理由は「男の子を好きになれない」のか「女の子しか好きになれない」のかは分かりませんが、後者っぽいですな。
今後の展開に大期待〜。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第2話「彼女は彼女である事を自覚した」 |
2006/1/19 01:30 tvk |
「彼女」になってしまったはずむ君は、意外にも落ち着いています。もともとなよっとした感じだったので、違和感がないのか…。これがほんとの「性に合っている」ってことか(ぉ。
一方、とまりちゃんの方は大混乱。自分の身近な人間、しかも憎からず思っていた異性が突如、同性に変わってしまったとあっては当然でしょう。
しかし、生来の気風のよさや正義感の強さもあって再び友情を育むことになりそうです。…果たして友情で終わるのかどうかは、分かりませんが(笑)。女の子レッスンA-Zは見物:-)。
一番のキーパーソンであるやす菜ちゃんは、まだ距離を置いています…。
さて、最後に出てきた宇宙人。これがちょっと不安材料ですね〜。不要じゃないかと思うんですが、どう動くでしょうか。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第3話「はずむの心、やす菜の心」 |
2006/1/26 01:30 tvk |
やす菜ちゃんは、極度の男性恐怖症なのか…? パパもだめとなると重症ですな。はずむの告白を断ったのはそこに原因があったためで、決してキライだったわけではなく……次回予告を見ると期待しちゃうなぁ(笑)。
はずむの一大決心によって「友達」として関係を修復することができたわけですが、女の子として再挑戦するという通常ではありえないシチュエーションを最大限に利用したといえましょう。もうすっかり女の子として馴染んでます。
宇宙人と先生は、やっぱ不要だわ〜(苦笑)。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第4話「少女三角形」 |
2006/2/2 01:30 tvk |
きった〜〜〜! 「ガール・ミーツ・ガール」の真価が今ここに(爆)。どんどん仲良くなるはずむとやす菜を不安げに見守るとまりちゃん…。
苺の半分こは…すごいぞ、これは:-)。
「アイツ、なんでも私に話してくれるからさ、すごくうれしそうだったぞ」は軽いジャブといったところですが、女の子歴が短いはずむ君には彼女の不安が分かりません。でも、やす菜と服を選ぶ姿は女の子以外の何者でもありませんけど:-)。
そして、ここからやす菜ちゃんがもー止まりませ〜ん。ペアルックで町を歩きながら「見えないかな、恋人同士に…」と言ってしまって思わず赤面…は、まだ可愛いもんで、カラオケ屋で押し倒されたときなんかはむしろ落ち着いた口調で「二度目だね…」と潤んだ瞳ではずむの頬に手を触れて…。うおお〜(笑)。
やす菜はとまりの気持ちに気が付いているようで、キッと睨み付けておいてから「行きましょう?」とはずむに声を掛ける辺り、女の子ってコワイなと:-)。そして告白からキス直前まで、ノンストップですよ。なんたって、はずむは憎からず想っていた相手。やす菜にとって最大の障害である、彼が男であることが解消された今、なんら止めるものはありません。…なにか間違っているような気もしなくもありませんが(笑)。とはいえ、花壇をの世話を一生懸命していた頃も、はずむは例のノイズ交じりの像には見えていなかったことは、一つポイントかもしれません。
で、キスを制止させてしまったとまりちゃん。はずむへの想いをストレートに表現したやす菜に対し、「はずむのこと振ったんだろ。はずむのこと傷つけたんだろ!」としか言えなかったとまりちゃんは、かなり守勢に立ってしまったと言わざるを得ません。
「舞台に登るのか、降りるのか」とあゆきに二択を突きつけられ、覚悟を決める前に舞台に登ってしまった彼女の今後の巻き返しに期待します。
あゆきと言えば、彼女は妙に核心を突くキャラですな。どうしても宇宙人を出したいなら、彼女が宇宙人だという設定にすればよかったのに。
神視点でなにもかもお見通しといった態度も納得できるし、より自然な展開になったんじゃないでしょうか。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第5話「やす菜の目に映るもの」 |
2006/2/9 01:30 tvk |
よかった、予想が外れてなくて:-)。週間ヒロインページに書いたように、やす菜ははずむが女の子だから近づいたわけではなかった。
あくまでも彼女が「はずむ」だから。それは呼び方にも現れていました。
もし、女の子になったことを歓迎していたのなら、はずむ「くん」ではなく「ちゃん」と呼んでいたでしょう。また、男の子のときもノイズ交じりの像に見えていなかったこと。これらの伏線が、今回のやす菜の告白へと繋がっていきました。
そうして、第1話の冒頭にあった、あの夕焼けの教室の中でのキスシーンになっちゃうわけですね。これをとまりちゃんに見られてさぁ大変。ま、よく考えるととまり以外に見られたほうが、もっと大騒ぎになっていたような気もします。
やす菜は自分の気持ちや、特異体質(心因的なものか?)までもさらけ出しているため、現在のところ極めて強い立場にいます。
とまりが見えないようにガードして(?)はずむと歩くところなんぞ、やるわ〜と思ってしまいました:-)。
一方、とまりちゃんも反撃に出ますが、ちょっとやり方が子供っぽい。次回がんばるのか? 期待します〜。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第6話「お嫁さんとお婿さん」 |
2006/2/16 01:30 tvk |
やす菜とはずむ、二人のキスシーンに遭遇してしまったとまり。どうする?どうする?と思ったら、カラ元気でごまかし。あー、ドツボにはまるタイプですな。そんな彼女の態度に驚いて追いかけようとするはずむを、やす菜ががっちりキャッチ!「ありがとう…受け止めてくれて」 うむ、こうでなくては:-)。
やす菜ちゃんとしては、女の子同士ではあるけれども、とても真剣なのですよ。
それに比べて、はずむの行動が怪しい。とまりに避けられたことがどうにも気になり、やす菜の言葉は上の空。しかも(そうだ、ボクはやす菜ちゃんを…)と、まるで義務感から来ているようなセリフまで吐く始末。挙句、「ずっとそばにいて、ずっと一緒にいて欲しい人なんだ」ととまりに衝撃の告白。
…ちょっと、待て〜。「バカなこと言うなよ、お前、やす菜のこと好きなんだろ!」というとまりちゃんのセリフに激しく同意。が、結局、とまりちゃんもはずむの気持ちを受け入れるような形に…。人畜無害そうに見えて、実は女性にはだらしなかったはずむクンなのでした。
とまりちゃんが男の子だったら、もうちょっと説得力があるんですけどねー。かつては親友だったとまり「君」。自分が女の子になった今、彼のことが気になりだして…とか。微妙にやおいチックなのが、アレですが:-)。
果たしてこれからどうするのでしょう。はずむの二股生活が始まるのか、それともみんな女の子なんだし三人で仲良くすればいいんじゃない?と開き直ってしまうのか、大注目です。いずれにせよ、はずむ許すまじですよ:-P
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第7話「みんなで海へ」 |
2006/2/23 01:30 tvk |
前回、とんでもない悪女(?)であることが判明したはずむくんですがー(笑)、今回何事もなかったかのように「みんなで海へ」。
マジかよ…(^^;。
明日太に対する無邪気な態度は容認するとしよう。ずっと親友だったのは本当だし。明日太にとっては生殺しですけどねぇ。合掌…。
さて本題は、やす菜ととまりの二人。余裕の表情のやす菜と、戸惑いっぱなしのとまり。
やす菜ちゃんとしては、はずむととまりが「あんなこと」になっているとは露知らず。あの余裕はそこから来ていたようです。
でも、キスを拒否されたことはどう思っているんだろう? それを踏まえて、はずむくんのことをもっとよく知りたい、ってことでしょうか。
とまりの気持ちには気が付いていると思ってたんですが…。
生真面目なとまりちゃんは「私も好きなんだ、はずむのこと」とやす菜の非を責めるのではなく、ようやく自分の気持ちを語って宣戦布告。
これで「舞台に上った」と言えるでしょう。
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第8話「見ているだけが……」 |
2006/3/2 01:30 tvk |
一大バトルが始まるかと思いきや、やす菜ととまりはむしろ友情関係に。そんなぁ。
もっとも、はずむのことをあきらめたわけではないので、お互いを認め合った上での小競り合いになるのでしょう。しかし、もっと緊迫感溢れる関係のほうがよかった。いっそのこと、はずむ抜きで二人で盛り上がりません?(ぉ
こうなっちゃたのは、はずむが予想外の悪女になったからでしょうかねぇ…。(はずむのことを独占したいがために)悪女になるのはやす菜かなと思っていたので、だいぶこちらの目論見からは外れてしまいました。
さて、あゆきがなぜ「見ているだけ」なのか、というエピソードも語られていました。が、正直よく分からん…。はずむに好意を持っているらしいというのも意外(すみません、鈍感で:-))。…ということは、はずむくんは男子だった頃からモテモテだったってこと? むぅ、ますます許せんなぁ〜(笑)。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第9話「この願いはかないますか?」 |
2006/3/9 01:30 tvk |
やす菜ととまり、引き続き緩やかな同盟関係といったところか。はずむの隣にいたいと思いつつも、ライバルを蹴落とすには優しすぎるようで。
そんな二人に挟まれて、はずむくんは「どっちか選べない」とは贅沢な悩みだ…。男だったら振られてるよ:-)。つーか、やす菜ちゃんをください(ぉ。
やす菜ととまりの最大公約数は、はずむに幸せでいて欲しいということのよう。悩むはずむに「両方とも食べていいのよ」とドキドキの言葉を掛けてあげます。ハーレム完成ですか!? まったくうらやましい限りですな〜。誰か、お仕置きしてあげてください:-P
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第10話「小さな嵐」 |
2006/3/16 01:30 tvk |
そうこなくっちゃ! まやかしの平和は崩れ去り、これからはバチバチ火花散る展開ですよ、きっと。
発端となったのはちょっとした誤解だったわけですが、とまりちゃんとしては、やす菜ははずむとキスしているのに現状維持っていうのはずるい、という思いもあったのかもしれません。結局、小さな穴からダムが決壊するように、とまりの気持ちも止まらなくなってしまった、といった感じ。
髪を下ろして「どうだ、女の子っぽいか…?」と迫る彼女をはずむも拒むことはせず…。
しかし、はずむも女の子になったことだし、女の子っぽいことは重要じゃないんでは?:-) むしろ、ボーイッシュで引っ張ってくれるタイプのほうがいいかもよ。
それにしてもあの二人より、はずむの節操のなさが問題だと思うなぁ、ほんと。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第11話「やす菜の瞳から消えたもの」 |
2006/3/23 2:00 tvk |
衝撃のキスシーンの冒頭。駅の反対側までダッシュして平手打ちを喰らわすやす菜がすごい:-)。それだけ、はずむに対しても、とまりに対しても真剣だったということです。「お返し」するとまりもそれは同じ。
まぁそれなのに、はずむときたら…。「そんなときに、とまりちゃんのことなんか考えられないよ!」と拒絶したり(とまりも間が悪いけど)、気晴らしに明日太を誘ったり嫌な女度がさらに上昇。バシバシ決まるあゆきの攻撃はよくぞ言ってくれた!ってなもんです。
でも、やす菜がとまりに事情を話したことで、二人の間では話がついてしまったようです。うーむ、「やす菜のほうがよりはずむを必要としている」のは事実かもしれないけど、ここまでやっておいて退くのは、どうか。次回どんな決着を付けるのか、楽しみにしていますよ。
ところで、宇宙人の言っていた「似たような症状」ですが、原因が根本的に違うんではないかと。この人たち、ほんとに何しに出てきたんだろう…。
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かしまし 〜ガール・ミーツ・ガール〜 |
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第12話「やがて恋が始まる」 |
2006/3/30 01:30 tvk |
……なんだこの終わり方はー! 迷走の末、やす菜と別れてとまりに戻ったってことですか? うわ〜、ほんとに最低の子だな…。ひょっとしてやす菜には振られたのかもしれませんが。なんと言っても今や彼女の選択肢は無限大。素敵な男の子(女の子でも可(笑))が世の中にはいることが分かったので、あえてはずむにしがみつく必要はないわけです。もう、とまりも振っちゃえ(ぉ。
てなわけで、最高の出だしだったこの作品は、はずむの性格設定を誤ったことでとんでも結末になってしまいました。ラストは本気で引っくり返ったぞ…。
主人公が男から女になることで女の子同士な関係になるという、百合スキーにとっては究極の妄想とも言えるこの設定。単純で強引だけどコロンブスの卵的で目から鱗、だったんですがね〜。この設定を使って、別のストーリーを誰か作ってくれませんかね…。
宇宙人やあの先生に、本当にまったく意味がなかったのも驚愕ですが、これはもういいや(苦笑)。
最終回で唯一良かったと思ったのは、やす菜とお父さんの関係が回復したこと。お父さん、ずっと娘に避けられていたわけですから、これはうれしいでしょう。
やす菜は本質的にはファザコンというか年上好みじゃないかと(まったくもって勝手に)思っているので、娘と仲良くやってください:-)。
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