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ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜 (完)

ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜 次話
第1話「ギルガメスの塔」
2009/1/9 01:30 テレ玉

OPの「落ちるフォーク」のギャグが直球過ぎて笑った。いや、直球じゃなくてフォークだけど(笑)。

さて、ドルアーガを倒してから早半年。ジルはニートになってました。まぁ、これはしょうがない。命を掛けた冒険の果てに、兄と好きな子に裏切られたらねぇ…。 むしろ、腐りきっていなかったことを褒めてあげたいくらい。まぁ、一般人であったならば、あんな悪い女のことは忘れてファティナと生きていきなさいよ、とでもアドバイスするところですが、それじゃ物語が始まりません。

ファティナのほうは事態を現実的に捉えているようですが、やっぱり、ニーバへの反発からジルに頼っている面は否めません。 ニーバなりカーヤなりが現れたら一瞬で壊れそうな今の二人の関係がどうなるか、楽しみですねぇ。

幼女カイの登場、ギルガメス王の謎の振る舞い、普通に格好良かったウトゥなど、なかなか面白そうな要素を入れ込んできてます。 …しかし、ウトゥって中身あったんだね。999の車掌みたいに透明人間なのかと思った(ぉ。

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第2話「王都メスキア」
2009/1/16 01:30 テレ玉

ファティナ、かわいそう……「ひぎぃぃぃぃ」だもんな〜(ぉ。

…じゃなくて、彼女としてはせっかくささやかな幸せを掴みかけていたのに、全部ぶち壊しなのですから、登頂に反対するのも当然。 でも結局、付いていくことにしちゃうんだな。 「わ、私をちゃんと守ること!」を条件とするあたりが可愛いところでもあり、今度こそは裏切らないで欲しい、という本音でもあります。 ただ、結局似たような男を選んでおいて「男運がない…」と嘆く女性のように見えなくもない。カーヤが出てきたら、ジルはどうするんでしょ。

周りの人間が、さりげなく協力してくれるところが気持ちいいですね。ウトゥにせよ、ケルブにせよ、エタナにせよ。そういや、エタナは軍を辞めなかったんですな。

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第3話「夢の町メルトランド」
2009/1/23 01:30 テレ玉

ダメ人間メルト登場。「131英雄」と言っていたから、ジルたちのことも尊重しているかと感心して損した(^^;)。 クーパが付いていながら、なんてこったい。 新参メンバーの「もしかしてあの人強いんですか?」がツボに入りました。まぁ、呉越同舟というか、結局今回も巻き込まれてしまいましたがね。

ローパーとファティナの組み合わせで「らめぇ」を思い出すジルもダメすぎるが、カイに対してものすごいテンション高いウトゥってどうなんだ…? ちょっと退いたよ…(^^;)

ところで、リッチの象徴の「イクラ丼」って、もしかしてWebラジオネタですか??

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第4話「幻影の中へ」
2009/1/30 01:30 テレ玉

おー、なんか話がつながってきたじゃない? こういう展開なら、一期から時間が空いたのはつらいな。前の伏線なんか覚えてねぇっての(^^;)。

どうやらカーヤも単なる悪女ではなかったようで(そりゃそうだ)。

カーヤの母親?おばあちゃん?に当たるらしいカイは、血筋なのか性格的によく似てるような気がする。 そして、いろいろな年齢を演じ分ける矢島晶子がうまいよな〜、やっぱり。

でも、まだ4話だし、まだまだどんでん返しがありそう。ニーバの目的は全く不明だし。

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第5話「影の国」
2009/2/6 01:30 テレ玉

ああ、ギルが完全に悪人に…カイの尻に敷かれておかしくなってしまったんでしょうか(違)。このままだと、ほんとに第二のドルアーガになりそうだな〜。

ところで、CMの販促会議がおもしろかった。やっぱ「らめぇ〜」なのか!?というところで、「ひぎぃ」が来ましたね。すっかりそんなキャラでファティナ可哀想(笑)。

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第6話「四つの刺客」
2009/2/13 01:30 テレ玉

おや? ヘナロって巻き込まれたように見えて、実は…なんかある?(なんかってなんだ) 光っているのは刺客に反応しているのか…?

というわけで、刺客です。前作で開けられないまま葬られた棺の中身、気になっていた人も多かったはず。まさかあんなものが入っていたとは。しかし、長い伏線だったな…というか、すっかり忘れていました(^^;)。

カーヤとニーバの大人の会話の後で、出ました、ヒートボディ! 経験値減っちゃう〜(笑)。まぁ、経験値MAXですかね、ニーバは。 オンラインゲームではどういう扱いになっているかは知りませんが、イシターの復活ではヒートボディでローパーをじゅうじゅう焼いてた気がするなぁ。

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第7話「常春の館」
2009/2/20 01:30 テレ玉

なるほど、ヘナロはパズズの関係者か。要するに、使命を受けてジルたちのところに潜入していたのね。親子ってのは予想外でしたが。

そういうわけで、今はもうこの世にはいない、会いたい人と再会できる「常春の館」。アーメイ姉さんが登場ですよ。 唯一の塔頂経験者として苦労しましたよね〜。そして始めてみせる女の子っぽい姿。これはジルが望んだってことなのかな。 むかつく前に、ファティナもアピールすればよかったのに。

お風呂シーンの髪を結んだファティナはよかったですけどね。それに、昨今のアニメにしては湯気少なめでした。えらい。 というか、DVDの売りが湯気薄いとかやめましょうよ…。

後ろ髪を引かれる思いがありながらも、ニーバとカーヤのように決然と前に進むことを選んだジルご一行。ここでのアーメイとのやりとりがいいです。 ファティナは、カーヤのヘアバンドを結んだジルに不安そうですけど。

一方、騎士団唯一の常識人だった騎士はここでリタイア。ちょっと意外ですね。 姉がどのような形で亡くなり彼がなぜ騎士団に入ったのか、そのあたりが不明なので(もしかして描かれてたっけ?)彼にとっては、前に進む理由がなかったのでしょう。

今回の話は非常にうまくまとまっていて、シリーズ全体を引き締める、いい話でしたね。

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第8話「二人はかつて」
2009/2/27 01:30 テレ玉

ファティナ、肩の力を抜いてジルに告白。でも気持ちを押しつけることなく「これは私のリハビリ」というあたりが、さっぱりしていてよいじゃありませんか。 ただ、「嘘さえなければそれでいい、私結構タフだから」というのは、退場フラグっぽい!?

そのファティナがカーヤと、ジルはニーバとそれぞれ別に再会してしまうのが、面白い。そして、二人はかつて師弟関係だったニーバとグレミカも再会です。 グレミカの従者を倒してしまったことで、さらに憎悪の渦が拡大していきます。この対立軸の多さ、シリアス路線ですねー。ちゃんとまとめられれば、かなり面白そう。

エタナも死亡フラグっぽいので心配。決起の計画が漏れているってことでしょ。元隊長さんはどうする?

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第9話「夢の終わりに」
2009/3/6 01:30 テレ玉

クーパ、もうメルトなんかを守るために…。とうとう正体を明かしたヘナロですが、結局クーパを治すためにカーヤの元に連れて行くのであります…。

クーパとカーヤの会話は面白かった。以前の仕打ちを怒るふうを見せつつもカーヤの状況を察した上で励まし、「笑顔は腹黒く見えますので」とみんなが思っていたことをさらりと言ってのける。人生経験の差でございます、とまで言えてしまう10歳!って何者〜。

そして、とうとう黒ギル発動です。ギルガメス王、ノリノリで反乱軍の抹殺命令出してますよ。エタナさんの蜂起はやっぱりバレバレですよ。ケルブ早く来て〜。

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第10話「ラストリゾート」
2009/3/13 01:30 テレ玉

ファティナが「いい人」なセリフを連発していて、これは死亡フラグなのかと心配してしまいました。 「大丈夫よ、私はいつでもアツイ女だから!」あたりはものすごく格好のいいシーンで、同時に死亡フラグレベルも最高でしたが、ま、ニーバに会うまでは死ねませんね〜。 しかし、「ジルに逃げていたかも」と発言。これは幕引き宣言なのかな…。それぞれ、元の鞘に収まっちゃうのかね。

ケルブがやってきました、いいところに!「親衛隊は死を恐れない!」「♪親衛隊は〜洗い残しもし〜ない〜 ふふーん」 一番、おいしいところを持って行きやがりました。もうエタナは一生付いていくしかないねぇ。

そして、ダメ男メルトもやってきました、いいところに。でも、ここでツンを出して悪ぶってしまうところが、ケルブとの格の違いよね〜。クーパは一生付いていかない方がいいと思うなぁ(ぉ。

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第11話「神をうつもの」
2009/3/20 01:30 テレ玉

「うつもの」と平仮名だったので、なにかあるなと思っていましたが、「討つもの」と「撃つもの」ということですね。

塔上と地上でのそれぞれ剣での戦いが重々しくて盛り上がります。

ジルがカーヤにヘアバンドを着けてあげるシーンが格好よいですな。最終回直前でようやく出会えた二人。 ジルって共感できるところがあまりなかったんですが、ここのところ、いい役回りです。

ラストでは、ウラーゴンがまさかのアシスト。あの時点で、もっとも「孤独を知るもの」だったのかもしれない。 お陰で黒ギルを倒したジルだけど、それだけにニーバの対抗心を燃やしてしまった。サキュバスが煽る煽る。

ドルアーガと化したニーバを止められるのか!? クライマックスらしい盛り上がり方で、最終回が楽しみ。

ドルアーガの塔〜the Sword of URUK〜 前話
第12話「つないだ手は…」
2009/3/27 01:30 テレ玉

ファティナ、ほんとにいい女だな…。ニーバとジルと二回もカーヤに取られたようなもんだけど、本気の平手打ちで「ちゃら」。涙をぱらっと流して「…別に?」というのもいいし、ウトゥのプロポーズも「…やーよ!」と返すところも清々しい。

そんなわけで、とうとう最終回。ジルとニーバの対決です。ニーバの鬱屈した内面は今まで丹念に描いていただけに、この対決は盛り上がりました。まるで映画のよう。 決着が付いたあと、「もう絶対に、あなたを裏切らない!」とジルを助けたカーヤも泣かせます。

後日談が面白い。なんだかんだ言ってウトゥとファティナは一緒に冒険しているし、女王になった?カーヤはお忍びで市井に出かけてジルに会ったりしているし、ケルブとエタナはきっちり結婚しているし…。なにより、ニーバらしき人がサキュバス似の子供といっしょに暮らしているというのが興味深い。 ニーバが倒されたときサキュバスはあわてて駆けつけているんですよね。単純に彼を利用しているだけと思いきや、もう一段感情が入っていたようですな…。

以上、第2期は極めてシリアスにきっちり盛り上がって面白かったです。ここまでやってくれるとは思っていなかっただけに、うれしい誤算。