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第1話「かぜ -breeze-」 |
2005/1/7 0:30 BS-i |
なるほど、これが「がお」なのか…。というわけで、原作(ゲーム)を知らないので、非常に今更感溢れるレビューになると思いますが、その辺はご容赦ください。
さて、絵がとてもきれいですね。よく動いているし、かわいい。しかし、メインで登場した女の子3人がみんな「ふしぎちゃん」なのには度肝を抜かれました:-)。
普通、一人くらいしっかり者がいないか? 母親の言うとおり、ヒロインの観鈴ちゃんはかなり危なっかしい子。それに「ひまひま星人」とかシャボン玉とかも普通はないよなぁ(笑)。
とはいえ、セリフがきれいなんですよね。ラストの「遠くまで見渡せて、地上にいることなんて全部ちっぽけに見えて…」のくだりは、夕焼けに染まる空と海の美しい背景と相まってかなり印象的です。それに「がお」についても、可愛らしく聞こえるように適当に作ったわけではなく、子供である象徴という伏線チックな部分もあっていい感じです。
川上とも子の美少女モード声もよく、今後に期待してしまいます。
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AIR |
第2話「まち -town-」 |
2005/1/14 0:30 BS-i |
ポテトなんか思いっ切り「ぴこぴこ」とか鳴いてる(?)んだけど。…なんて指摘も無意味に思えるほど、見事なまでにさっぱり分からん(^^;)。
雰囲気はいいんですけどね。この不思議世界はありのままに受け入れるしかないのかな〜。それとも、やがてバラバラのピースがぴったりはまるんでしょうか。
ふしぎちゃんぶりがさらに加速していく観鈴。親にも「変やしな」なんて言われてるし。むぅ。今日はそんな彼女の誕生日だという。
ここで普通に考えれば、ケーキを置いていった彼は観鈴の父親なんでしょうけど…。はてさて…。
なんて考えてると、突如佳乃がブレイク! そっちが先か!(笑) まったく油断できません。
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AIR |
第3話「こえ -whisper-」 |
2005/1/21 0:30 BS-i |
「産んでもらってごめんなさい、なんて言われたら激怒するぞ?」この主人公ってものすごくまともですよね。いいこと言うわ。
つーか、ほかのキャラがみんなトンデモ系だからか…。あと、観鈴ママも結構まともっぽい。親をやることには向いてないかもしれないが。
微妙に往人が観鈴ママに突っかかってると思ったら、娘の誕生日に何もしなかったことを暗に非難しているんですな。
ちなみに、観鈴ちんはぜんぜん印象薄くないと思います。むしろ強烈(^^;)。
さて、前回ラストでブレイクしかけた佳乃は今回のラストでさらに悪化。二重人格? それともだれかが憑依しているのでしょうか。
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AIR |
第4話「はね -plume-」 |
2005/1/28 0:30 BS-i |
うーん、長々と戦国時代だかのエピソードを流した割には、それがどう佳乃やあの羽に係わっているのか分かりません。
どうせ分からないなら、繊細な感性ゆえに二重人格のようになってしまった、みたいな感じで、あえて説明のためのシーンなんかないほうが面白いんじゃないかと思いました。
もっとも、今後あの羽を軸に話が展開するならそうもいかないかもしれませんが。今のところはなんとも言えません。
ビジュアル的には圧倒的に美しいので、もったいないなーと思います。
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AIR |
第5話「つばさ -wind-」 |
2005/2/4 0:30 BS-i |
相変わらず美しい映像、ちょっとした仕草も丁寧に描いてあって…と見ていたら、突如観鈴ちんがちょっとした仕草どころではないオーバーアクションを展開。
びっくりしたー。というか、怖い…。これがあるから、彼女はずっと孤独だったと。ついでに晴子さんも実の母親でないことが判明。
まぁ、確かにあんな大きな子供がいるような歳には見えませんが、そういう意図でキャラデザしたのかは不明:-)
もう一人ブレイクしたのは、美凪…のお母さん。うーん、なるほど、それで美凪も不思議ちゃんにならざるを得なかったというところでしょうか。
設定の突飛さについていけない部分はありますが、ようやくAIRがどういう作品なのか、分かってきたような気がします。
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AIR |
第6話「ほし -star-」 |
2005/2/11 0:30 BS-i |
なぜ美凪ママが娘のことを思い出したのか、さっぱり分かりませんでした。本来、そこにドラマが必要なのでは。
美凪が特に何かしたわけでもないし。
しかし、美凪とみちるの背中合わせの別れのシーン。「笑顔で…」と懸命に涙をこらえ、一片の羽を残して去っていくというシーンは大変美しく、感動的ですらありました。恐るべし、演出のマジック。
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AIR |
第7話「ゆめ -dream-」 |
2005/2/18 0:30 BS-i |
う〜ん……?な部分が多くて、あんまり感情移入できないです。理由も分からずに弱っていく女の子を、ほら、かわいそうでしょう?
と見せられても困ってしまう、というのが正直な感想。
お母さんが観鈴をほったらかして旅に出てしまうのもよく分からん。本当に押し付けられたのが嫌になっちゃったんでしょうか。
多分、物語的にはそうではないはずですが、その割には往人の話に耳を貸さないのが腑に落ちません。
「お前が笑うのを観てれば幸せだったんだ」と往人が慟哭するのも謎。この場合、「〜すれば、お前を助けられたんだ」とならないと、
その前の往人が家を出るという行為に意味がなくなってしまうのでは。
――こんな感じで、謎がいっぱいの状態ですが、なにやら来週は「正歴」という時代の話になるようなので、ここでいろいろと明らかになるのかもしれません。
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