remove
powerd by nog twitter

「ビッグイシュー」購入と分析111


「ビッグイシュー」購入と分析101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142434445464748495051525354555657585960616263646566676869707172737475767778798081828384858687888990919293949596979899100101102103104105106107108109110

今回の分析対象ビッグイシュー日本版 114号
購入日時平成21年3月1日(日)
購入場所渋谷南口

表紙(P1)
 表紙を飾るのは、スペシャル記事のオバマ大統領。ビッグイシューの表紙にはよくハリウッドスターやトップミュージシャンなどが登場するのですが、こうしてバラク・オバマを眺めてみると、彼らと遜色ないように見えてきますな。

ビッグイシュースペシャル オバマ政権とキリスト教(P4-6)
 オバマ政権といえば、グリーン・ニューディール政策など矢継ぎ早の経済対策が目をひきますが、この記事はオバマ政権とキリスト教の距離について述べています。
 宗教かあ…。こいつは理解するにせよ対処するにせよ、なかなか厄介ですな。

ストリート・エコノミックス(77)政治の焦りが生んだ政府紙幣構想(P6)
 ちょっとだけ話題になった政府紙幣構想を、「とんでもない思いつき」と述べ、「こんな発想まで飛び出すようだと、政治家たちの心理状態はかなり危うい」と断じています。
 政府紙幣なんか発行したら、財政規律の倫理の底が抜けてしまいますからね。あと、ハイパーインフレも怖い。

スペシャルインタビュー パティ・スミス(P7-9)
 今回のオバマ特集で割を食ったのが、ミュージシャンのパティ・スミス。世間的には
   バラク・オバマ > パティ・スミス
 ですから。
 それはさておき、この人、61歳には見えない…。

ART(P20)
 島村洋二郎さんの絵4点を掲載。半世紀前の作品が並んでいるなと思っていたら、この人は故人でしたか。  それにしても、作品はどれも危険な香りがします。「ヒロポン中毒の女」(1953年)なんて、タイトルからしてヤバい。

テレビうらおもて(79)歴史を平気で歪めるテレビ(P23)
 日本テレビ系「日本史サスペンス劇場」の特番で、なぜ学生が安田講堂に立てこもったのかについて触れていないことにお怒りの模様。  「なぜそうなったのか?」というのは、歴史を調べる上で基本的かつ重要なことです。例えば、織田信長は比叡山を焼き討ちしましたが、そこで「なぜ焼き討ちしたのか」がわからないと、歴史がサッパリ見えなくなります。

(続く)
著・泉獺(H21.3/20)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 114号号」(有)ビッグイシュー日本 2009年3月1日

【戻る】