「ビッグイシュー」購入と分析90
「ビッグイシュー」購入と分析1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89
今回の分析対象 | ビッグイシュー日本版 93号
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購入日時 | 平成20年4月16日(水)
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購入場所 | 新宿
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表紙(P1)
表紙を飾るのは、キーナ・ライトレイ。誰?
ストリート・エコノミックス(57)(P6)
新銀行東京に批判的です。曰く、「もう役割を終えて退場の時が来ている」「賞味期限が切れている」とのこと。たしかに、新銀行東京のそもそもの役割は、銀行の貸し渋り・貸し剥がしに対して民間企業に救済の手を差し伸べるというもの。貸し渋り・貸し剥がしの問題が解消されたら新銀行東京は用済みです。
もしも新銀行東京を存続させたいのなら、新しい存在理由を見つけてやることですな。
中島岳志の眼(2)『ホームレス中学生』のベストセラー化(P9)
> 私にはどうしても「ある不安」がよぎってしまう。
>それは、この本のベストセラー化によって、「貧困
>でも明るく生きること」が規範化されはしまいかと
>いう不安である。
考えすぎです。そもそも、お笑い芸人が自らの貧乏や不幸をネタにすることは昔からありました。
それに、ベストセラーが国民の規範を形成するとは限らない。例えば郷ひろみ『ダディ』や松本人志『遺書』はベストセラーになりましたが、それらが後世にどんな影響を与えたでしょうか?
ノーンギシュの日々(13)500メートルの距離でも迷ってしまう森林や平原(P10)
逆に、マサイの人が大都会東京にやってきたら、500メートルの距離でも迷ってしまうんじゃないでしょうか。
特集 都会の道草生活(P11-21)
道端の草とか苔とか茸とか。あと、フルーツとか。
ART(P24)
安田菜津紀さんの写真5点を掲載。左翼の人が好んで撮りそうな、そんな政治性を感じます。それじゃあ次はチベットへ…ってそれは無理か。中国様を敵に回すのは恐れ多いですからねえ。
追伸:この号でも、チベットに関する記事は見受けられませんでした。
(続く)
著・泉獺(H20.5/1)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 93号」(有)ビッグイシュー日本 2008年4月15日
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