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「ビッグイシュー」購入と分析52


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今回の分析対象ビッグイシュー日本版 55号
購入日時平成18年8月16日(水)
購入場所新宿西口
表紙(P1)
 表紙はマドンナ。中年女とは思えない瑞々しさが写真からは感じられます。メーキャップ、整形、撮影技術などを駆使しているんでしょうねえ。
 又、頽廃的な雰囲気も一興ですな。

ヨーロッパはもう主人ではない、台頭する南アフリカ映画(P7-9)
 要するに今までは欧米人がアフリカを舞台にした映画を撮っていたんだけど、最近ではアフリカ人が映画を撮り始めた、ということ。
 それ自体は大いに結構なことですが、記事ではまだまだアフリカを十把一絡げにしている感があります。アフリカと一口に言っても人種も習俗も言語も宗教もバラバラなんですが、情報不足のために一緒くたにされてしまう。
 でも、こうしたアフリカ映画が次々と世界中へ配信されることで、この情報不足をある程度は解消することが出来るかもしれません。

ハリケーン・カトリーナ被害後、低所得者用住宅が激減、住民提訴へ(P10)
 低所得者用住宅7381戸の内、5000戸以上を取り壊すと政府が発表し、元住民18名が「公共住宅の住民の権利を侵害している」と提訴したとのこと。
 政府は「貧乏人はとっとと出て行け」とでも言いたいんでしょうか? 寧ろ、被災による経済の大打撃で失業者が増え、このような低所得者用の住宅のニーズが高まっているというのに。

アート作品(P25)
 徳山きみあきさん(http://www.geocities.jp/k_tokuyama2/)の写真2点を紹介。「今日も遊び疲れてpillyに帰る」では、高速道路から移動中に撮ったのであろう、ピンボケした看板や、都市の薄汚れた明かりなどに、疲労感がよくあらわれています。
 尚、pillyという単語は手許の辞書に載っていなかったので意味はわかりません。どうしても知りたかったら作者に訊くなりしてください。

(続く)
著・泉獺(H18.8/25)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 第55号」(有)ビッグイシュー日本 2006年8月15日

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