「ビッグイシュー」購入と分析95
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今回の分析対象 | ビッグイシュー日本版 98号
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購入日時 | 平成20年7月3日(木)
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購入場所 | 新宿西口
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表紙(P1)
表紙を飾るのは、スペシャルインタビューに登場する音楽ユニット「MONKEY MAJIK(モンキーマジック)」。
ノーンギシュの日々(18)(P7)
前号で取り上げられたライオンの病気の原因が判明。農薬のカーボフュラン(商品名:フュラダン)とのこと。しかもこの農薬は、アメリカでは完全使用禁止になっているシロモノです。尚、ライオンが農薬の被害を受ける経緯を大雑把に説明すると以下の通り。
農民が農作物に農薬を使用
↓
農薬まみれの農作物を野生の草食動物が食べて
草食動物の体内に農薬が蓄積。
↓
その草食動物を肉食動物が食べて
肉食動物の体内に農薬が蓄積。
食品に仕掛けられた時限爆弾 トランス脂肪酸の恐怖(P8-9)
トランス脂肪酸の危険性を強調しています。日本は…無規制ですか。まあ、死人が続出しないと規制に動かないんでしょうなあ。
中島岳志の眼(7)柳沢元厚労相の「産む機械」発言(P9)
柳沢伯夫厚生労働大臣(当時)の「女性は産む機械」発言を取り上げています。
当時、あの発言に対して私は、「こういう考えを持っている人間が厚生労働大臣を務めていることがわかっただけでもマシ」と皮肉った記憶がありますが、中島氏はこの発言をさらに掘り下げています。
> 要は、働いて税金を納めてくれる人間を多く
>確保したいというのが「少子化対策」であり、そ
>の延長線上で「女性は産む機械」という発想が
>出てきているのである。
私の見解を述べておくと、労働人口を増やしたいという国家の思惑は理解できますが、そのための手段として出産を「機械化」するのは無理があると思います。又、出産の後に続く「育児」の問題をどうするのか、柳沢発言はそれについての配慮も欠けています。
ART(P20)
島谷麻華さんの作品2点を掲載。不気味な作風です。
テレビうらおもて(64)CMを見ても買いたいものがない(P24)
CMを見ても購買意欲をそそられないのなら、その商品に魅力や必要性がないか、CMがヘタクソであるかのどちらかでしょう。まあ、どっちでもいいですよ、私はCMなんざ殆ど見ないですし。
次号予告(P34)
イラストにアンパンマンが登場。やなせたかしさんが登場するのか!?
(続く)
著・泉獺(H20.7/5)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 98号」(有)ビッグイシュー日本 2008年7月1日
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