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「ビッグイシュー」購入と分析15


「ビッグイシュー」購入と分析10111213141516

今回の分析対象ビッグイシュー日本版 第18号
購入日時平成16年12月2日(木)
購入場所渋谷

忘れられたアフガニスタン
”解放”という虚像”食えない”現実――中村哲さんが語るアフガンの今
(P7)
 言われてみればその通り、すっかり忘れられています。3年前にアフガン空爆があったなんて憶えている人、さすがにいるでしょうけど、ちゃんと意識している人、少ないんじゃないでしょうか。
 中村哲さんだって空爆時は散々テレビに出演していたのに、今じゃサッパリです。まあ、中村さんはアフガンの医者だから本業に戻ればいいんですけど。
 イラク戦争で吹っ飛んじゃいましたね、アフガン問題。ブッシュはドンパチやりすぎですよ。


雪ふりつもる物語(P26)
 雪を題材にした小説の紹介。
 う〜ん、それなら私は白銀の世界が似合う音楽を、自作の著作権切れmidiの中からお届けしましょう。
 J.S.ピエポント「ジングル・ベル」をスローテンポのオルゴールで。


テレビを見ない人のためのテレビ時評
保守かリベラルか、揺れる金八55歳の秋
(P28)
 仲田卓央氏のコラム。要約すると金八先生は昔リベラルだったのが今じゃ保守だってことで、昔の金八よ戻って来い、というもの。
 いやいや、ドラマなんてそんなもんですって。時代の流れに乗ろうとしてそのおこぼれにあずかろうとしているんですよ。
 昔は社会党とか共産党が強かったし、教師にもアカが多かったんです。ところが今じゃ社会党は消えちゃったし(まだあったっけ?)、共産党だって似たようなもの。教師の方だって日教組の組織率が低下してもうストライキができないんだとか。
 おまけにイラクに自衛隊が行っているし、憲法改正もやると来ては、金八先生が保守化するのは当然といえば当然でしょう。


健康クロスワード(P31)


次号19号(12/15と1/1の合併号)予告(12月15日発売)(巻末)
 ミッフィーの作者、ディック・ブルーナ氏に、『ビッグイシュー日本版』がインタビューするとのこと。
 外国の有名人へのインタビューといったら、外国のビッグイシューからの発信記事と相場が決まっていますからね。これはちょっと珍しい。編集部も奮発したものですなあ。

(続く)

著・泉獺(H16.12/12)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 第17号」(有)ビッグイシュー日本 2004年11月15日

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