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「ビッグイシュー」購入と分析106


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今回の分析対象ビッグイシュー日本版 109号
購入日時平成20年12月?日(?)
購入場所不明

表紙(P1)
 表紙を飾るのは、スペシャルインタビューのペネロペ・クルス。

スペシャル・インタビュー ペネロペ・クルス(P4-6)
 P4のペネロペ・クルスの顔が、オードリー・ヘプバーンに似ています。表紙のペネロペは似ていないんですがね。

ストリート・エコノミックス(72) ビッグスリーの嘆き節に異論――歴史を忘れた彼ら(P6)
 アメリカの三大自動車会社(フォード、GM、ダイムラー・クライスラー)が政府に支援を求めていることに異論を唱えています。
 結論から先に言うと、政府の支援策は議会で否決されました。自動車産業の政治力が低下したんでしょうなあ。

ブラジル・サンパウロ スクオッターたちの闘い(P8-9)
 スクオッターとは空きビルや廃墟などの建物に勝手に住み着いた不法占拠者のことです。
 記事によると、サンパウロでは「路上生活者1万5千人の一方で、市内には空き家40万戸」というから驚きです。これじゃあスクオッターを大量生産しているようなものですな。
 さて、ひるがえって我が日本国はどうでしょう。派遣切りなどで家と職を失った人たちが増加している一方、マンションやオフィスビルがどんどん空いてきています。TBSラジオの番組で小西克也さんが、日本もスクオッターが出てくると言っていたのを思い出します。

特集 モノ減らす、ゆとり生活(P11-18)
 年末の大掃除にちなんでこのような特集が組まれたものと推察いたします。

先進国を飛び越える、モンゴルとナイジェリアの非電化プロジェクト(P17)
 電気を使わない冷蔵庫と干物製造機を紹介。電気を使わずにここまでできるなんてすげえ…と思ったものの、よくよく考え直してみると、干物は天日干(てんぴぼし)で作ることができるし、冷蔵庫だって昔は電気を使っていなかった(氷を使っていた)んだよなあ…。

テレビうらおもて(74) 出演者は素材? 長すぎるテレビ番組収録時間(P26)
 「2時間の番組の収録に、夕方から深夜まで6時間半もかけた」とのこと。当然のことながら、事前の打ち合わせなどを含めると出演者・スタッフの拘束時間がもっと長い。
 とはいえ、「視聴率の低迷」→「広告費の減少」→「番組制作費の削減」により、そんなに長い時間をかけられなくなっています。

(続く)
著・泉獺(H21.1/6)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 109号」(有)ビッグイシュー日本 2008年12月15日

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