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「ビッグイシュー」購入と分析61


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今回の分析対象ビッグイシュー日本版 64号
購入日時平成19年1月3日(水)
購入場所新宿南口

 今号は「2007.1.1&15合併号」であり、価格は300円です。又、ページ数も40ページと、通常より(※前号は32ページ)多めです。
 ちなみに、P38の「お知らせ」によると、
(1)今年から合併特大号は300円とし、内容も増やす。
(2)300円の内、ホームレスの収入は150円。
(3)月2回の通常販売の時は今までどおり200円。
とのこと。

勇気みなぎるカルタ(P4-5)
 勇気の出る言葉を集めてカルタ形式にしたものです。もっとも、「釣り場に行ったら、そこの土地の人のいうことを、よく聞け」といったような、勇気とは関係ないんじゃないかと思えるものもありました。が、これはおそらくテーマに合致する言葉を見つけられなかったのでしょう。

ニコール・キッドマン(P6-7)
ゴリラズ(P8-10)
 ニコール・キッドマンは「パーフェクトなんて求めない」、ゴリラズは「完璧なポップバンド」と対称的です。どちらのスタンスがいいかは各人の判断にゆだねますが、私自身は「自分も他人も、完璧(パーフェクト)な奴なんていやしないし、なれっこない」と思っているので、前者の方に共感します。

ストリート・エコノミックス29(P10)
 イタリアがユーロ圏から離脱したらユーロ崩壊が起こるかもしれないと述べています。
 思うに、確かにイタリアがユーロを捨ててリラに回帰すれば、ユーロの地位の低下は免れません。しかし、時代の流れは欧州統合にあり、逆行があってもそれは一時的になるんじゃないでしょうか。

著作権フリーの地図が誕生?(P11)
 要するに地図のウィキペディアといったところ。
 もし日本で導入されたら、最初はお粗末で使い物にならないものの、時間が経つにつれて都会から情報が充実してゆくことでしょう。

新春特集 小さく無力な市民が切り拓く壮大な世界と言葉たち(P14-19)
 コンクリートで岸を固められた霞ヶ浦に、アサザを植え、100年かけて豊かな植生を取り戻そうというもの。
 コンクリート護岸といえば今では「景観が悪い」「自然を破壊する」などと言われて不評ですが、当時(高度経済成長時代)はそれがモダンであり、合理的であり、経済的であり、先進的であったはず。時代が変わった、あるいはそういう考えが間違いだったと気付いたということでしょうか。
 100年後には私は生きていないし、これを読んで下さっている皆様もおそらくは生きていないでしょう。その時、このアサザプロジェクトはどのように評価されるのか? 先見の明があったと賞賛されるのか、あるいは新しい価値観のもとに否定されるのか?
 私は、水と草の匂いのする光景は好きなので、肯定的な評価を望みます。

お年玉プレゼント!!(P26)
 突込みどころはギムニクバランスボール。「本格エクササイズができる」と銘打っているのに、写真には新聞を読むデブの白人男性が。エクササイズしてないじゃん!

ART(P29)
 有薗正俊さんの作品3点を掲載。見たところ点描の油彩画で、実に淡いタッチです。これはリアリズムそっちのけの幻想的な、まるで白昼夢に出てくるような光景です。
http://www.h2.dion.ne.jp/~arizono/index.htm

(続く)
著・泉獺(H19.1/27)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 第64号」(有)ビッグイシュー日本 2007年1月1日

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