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「ビッグイシュー」購入と分析69


「ビッグイシュー」購入と分析1011121314151617181920212223242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253545556575859606162636465666768

今回の分析対象ビッグイシュー日本版 72号
購入日時平成19年5月19日(土)
購入場所新宿西口

表紙(P1)
 表紙を飾るのは、スペシャルインタビューのBONNIE K(ボニー ケー)。二人の女性が奇抜な格好でポーズを決めています。この格好で原宿・渋谷は歩けても、銀座や新橋は歩けないだろうなあ。

ドキュメンタリー映画 米国で公開禁止の『コマンダンテ』
フィデル・カストロ(キューバ国家元首)とオリバー・ストーン監督
(P7-8)
 カストロのドキュメンタリー映画ができるなら、金正日のドキュメンタリー映画も作られないものでしょうか。テリー伊藤さんとかが作ってくれないかなあ。
 それにしても、アメリカがこの映画を公開禁止にするなんて、ケツの穴が(ry

英国のフェアトレード事情(P8-9)
 ビッグイシューは時々フェアトレードの記事を載せていますが、今回はイギリスのフェアトレード事情についてのインタビューです。
 インタビューを受けたフェアトレード関係者によると、フェアトレードの効果は認めつつも、「フェアトレード商品を買うごとに、小さな声ではあるけれど、政治的な発言をすることになる」と言っているように、まだまだ「小さな声」の段階にとどまっており、大きなうねりとなっていないことがわかります。
 ちなみに、日本のフェアトレード事情も紹介されており、それによると「英国の規模にはまだまだ及ばない」とあり、まだまだ小さい。しかしながら、スタートしたばかりですのでこれは当然。今後の成長を待つとしましょう。
 いや、フェアトレードの発展を望むなら、寧ろフェアトレードの商品を買った方がいいでしょう。かくいう私は、フェアトレードの店(ピープルツリー表参道店)でインドの指輪(\500-)を買いました。

ART(P26)
 上月ひとみさんの油絵3点を掲載。
 「サクラガイのイコン」という作品があるのですが、私にはオッパイを象徴しているように思えてなりません。貝が横に二つ並んで尖端が上を向いているし、ピンク色だし、そもそも貝といえば…いや、フロイト的解釈はこのくらいにしておきましょう。

クリエーターの視点13
一見ミニチュアに見える写真たち「small planet」写真家の本城直季さん
(P28)
 現実の風景をミニチュア風に撮るとは、これまた逆転の発想ですな。ミニチュアを現実の風景っぽく撮ろうとするのが当たり前でしたから。
 こういうミニチュア風の写真を自分も撮ってみたいという誘惑に少しは駆られますが、オートフォーカスのデジカメじゃ無理でしょうなあ。

テレビうらおもて39
スポーツ中継の時間ミステリー
(P29)
 スポーツ番組は中継「風」だが、実は録画であるということ。
 テレビは所詮テレビ。実際に会場に足を運んで観戦するのが一番だってことを我々に教えてくれているような気がします。
 とはいえ、デジタル放送の普及で多チャンネル化が進むと、リアルタイムで生中継するのに充分な枠を確保できますので、将来はこの「ミステリー」が解消されるのではないでしょうか。

(続く)
著・泉獺(H19.5/27)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 72号」(有)ビッグイシュー日本 2007年5月15日

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