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「ビッグイシュー」購入と分析64


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今回の分析対象ビッグイシュー日本版 67号
購入日時平成19年3月4日(土)
購入場所有楽町

表紙(P1)
 あれ? ニコラス・ケイジって、こんなに頭髪があったっけ?

ストリート・エコノミックス32(P6)
 今回は限界集落(高齢化や過疎化で共同体として存続できなくなっている集落)の問題を取り上げ、最後に「現代落語『限界長屋』の台本を書いてくれる作家はいないか」と結んでいます。要するに「誰かこの問題の解決策を提案してよ!」と言って終わっているわけです。
 だったら私がそれに応えて「落語」風に解決策を提案するとしましょう。それは、「吉原を作ること」ですな。エロは世界を救う! とまあ、落語だから馬鹿馬鹿しいハナシになるわけで。

たび重なる肉体的虐待『グアンタナモ、僕たちが見た真実』(P8)
 アルカトラズ刑務所みたいに、いつか閉鎖されるんじゃないか。

市民たちの、一夜のホームレス体験、新しい住宅法を生む(P9-10)
 パリ市内の運河沿いにテント村を作り、「裕福なパリ市民」に一日ホームレス体験生活をさせる試みを紹介。
 これを日本に喩えるなら、ヒルズ族やシロガネーゼを荒川の河川敷のテント村に招待して…となるんでしょうが、果たしてそんなことができるかどうか。

特集 フリーターの今と未来は? 出口なき若者たち(P12-19)
 この前、竹中平蔵が講演で「格差問題はつまり貧困問題のこと」と言ってました。格差社会を作り出した張本人の一人が言っているから実に説得力があります。  さて、若者が貧困化すると、社会にどんな影響が出てくるでしょうか? ちょっと予想してみました。
(1)ハングリー精神を持つ者が増える
 貧乏人は金持ちに較べてハングリー精神に富むから、貧乏人が増えればハングリー精神を持つ者も増えることになります。スポーツなどの分野で活躍する人が出てくるでしょう。ただし、アン○ニオ○木のように金に汚い人間も増えますけどね。
(2)社会の不安定化
 フランスを見よ。この項目の説明はこの一言だけで十分であり、もしサッパリわからないのだとしたら痴呆が進行している可能性があります。病院へ行ったほうがいい。
(3)国力の衰退
 これはもう色んな所で言われていることですので省略。
(4)少子化
 年収100万円でどうやって出産・育児をしろと? 「産め産め」と言うのなら、身銭を切って彼らの出産・育児費用を負担してやるがいい(しみったれにはできない相談だ!)。

ART(P25)
 渡瀬健吾さんの作品3点を掲載。植物と黄色が印象的です。
http://www4.tokai.or.jp/k.watase/index.html

テレビうらおもて(P28)
 ようやく「あるある大事典」ネタです。でも、ここで取り上げられている構造的な問題って、全然解決されていないような…。ということは、古くても十分通用する問題だということでしょうか。と同時に、同様の問題が再び勃発するんでしょうな。

(続く)
著・泉獺(H19.3/15)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 第67号」(有)ビッグイシュー日本 2007年3月1日

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