「ビッグイシュー」購入と分析74
「ビッグイシュー」購入と分析1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73
今回の分析対象 | ビッグイシュー日本版 77号
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購入日時 | 平成19年8月15日(水)
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購入場所 | 新宿南口
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ストリート・エコノミックス42村上ファンド顛末記 インサイダー取引では世直しはできない(P8)
「今の日本には、確かに世直しが必要だ。だが、インサイダー取引にその役割を担わせようというのは、どう考えても無理がある。」
それもそうですな。インサイダー取引をして世直しと称したとしても、「不正をやらかして、てめぇだけが丸儲けしてるだけじゃねぇか」ということになるわけです。
世直しの方法なら、他にもあります。最近ですと、世論の圧倒的支持を得ての郵政民営化がその一例です。
特集 平和省をつくる(P9-17)
8月15日が終戦の日であり、「平和祈念の日」とのこと。というわけでこのような特集を組んだのでしょう。
「軍隊を捨てた国」コスタリカ 平和のモデルへの道のり(P12-13)
軍隊を持たない国として夙に有名なコスタリカですが、そんな状態でよくもまあ戦争に巻き込まれなかったものだと思います。戦争ってのはこちらが望んでいなくても、相手国が望めば起こるものだからです。最近の「テロ戦争」とやらでは、国が望んでいなくても、武器を持った連中が望んでいれば戦争になります。
ART(P24)
松原正武さんのモノクロ写真「暗黒写真/るてん」一枚を掲載。これは水面を撮ったものでしょうか。何にせよ、論理の通じぬ宇宙が展開されています。
テレビうらおもて44 私たちの心をむしばみつつある「アンチ」(P27)
ここでいうアンチとは、「論争のマナーをこえて、特定の国・民族・組織・団体・個人をおとしめ、ひぼう中傷する掲示板やブログのこと」だそうです。
私もそのような「アンチ」を読むことがあるのですが、その際に注意しなければならないのは、ただの誹謗中傷と正当な批判、気の利いたジョーク・皮肉を区別しておくことです。アンチの中にも、少数ですが読むに値する書き込みがあるのです。
(続く)
著・泉獺(H19.8/27)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 77号」(有)ビッグイシュー日本 2007年8月15日
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