「ビッグイシュー」購入と分析２１

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今回の分析対象	ビッグイシュー日本版　第２４号
購入日時	平成１７年３月１５日（火）
購入場所	新宿南口

　前号は体調不良でロクなことを書けませんでした。今号は…やっぱり体調が思わしくないけど前回よりはマシ。というわけで前より若干パワーアップ気味で好き勝手に書かせていただきます。
表紙(P1)
　表紙を飾るのは女優のオドレイ・トトゥ。まあ、監督のジャン・ピエール・ジュネより華があるし、薬物中毒のイアン・ブラウンの病的な顔より百倍もいい。
　でも、画質があんまりよくないような…。

イアン・ブラウン――今の俺を阻止できるのはマシンガンだけだ(P6-7)
　元ザ・ストーン・ローゼスのボーカル、イアン・ブラウンのインタビュー記事。インタビューの前半は麻薬のことばかり（ブラウン本人はマリファナ常用者）。日本だったらこんなことは言えません。それだけ日本が麻薬に対して厳しい証拠なのですが、この海外とのギャップを楽しむ（？）のもいいかもしれません。

フリートレードゾーン、中央アメリカ、ニカラグアのマキラ工場――１日１８時間、日給２ドル以下で働く女性労働者(P8-9)
　この記事の末尾に(Chitra Ramaswamy/© Street News Service:www.street-papers.org)とあり、この記事は他誌配信の記事だとわかります。これからもこういう記事が増えてくることでしょう。

Pot Mathematics（壺算）――英語で落語を楽しもう(P18)
　落語「壺算」の英訳。落語ってぇのは、音楽や漫才のように聴くもの（＋観るもの）ですからね、こうして活字になってしまうと魅力が半減しちゃう。

テレビを見ない人のためのテレビ時評
大河ドラマよ、頼むから本筋に還れ(P25)
　仲田卓央氏のコラム。今回はＮＨＫの大河ドラマ「義経」にイチャモンをつけています。曰く、五条の大橋のシーンで使われたワイヤーアクションが「ものすごく安っぽかった」とバッサリ。
　私も同感です。あのシーンは明らかにワイヤーアクションだとわかるシロモノで、確かに安っぽい。ワイヤーアクションを使うのなら、それとわからないようにしないと。

枝元なほみのスローシンプルフード――春の気楽な混ぜずし(P27)
　自動車の運転免許を取得中ですか、ああそうですか。それで、今回の料理は「春の気楽な混ぜずし」ですか、ああそうですか。…って、コラムと料理はあんまり関係ないじゃん！　などとぼんやり考えてしまいます。
（続く）
著・泉獺(H17.3/23)

【参考文献】
「ビッグイシュー日本版　第２４号」（有）ビッグイシュー日本 2005年3月15日

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