「ビッグイシュー」購入と分析110
「ビッグイシュー」購入と分析1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109
今回の分析対象 | ビッグイシュー日本版 113号
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購入日時 | 平成21年2月16日(金)
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購入場所 | 新宿南口
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表紙(P1)
表紙を飾るのは、ヒゲ面のブラット・ピット。ブラピの横に「特集 野宿問題はなくせる」とあり、何だかこのブラピが野宿をするんじゃないかと一瞬、錯覚してしまいました。
特集 野宿問題はなくせる(P11-18)
ホームレス特集第4弾。
P16では昨年末に話題になった日比谷派遣村を取り上げています。そこで日比谷派遣村について少々思うところを述べさせてもらいます。
派遣村ができた後、役所は公共の施設(日比谷公会堂など)を開放して派遣村の「村民」たちを収容しましたが、この時「最初からそうすればいいのに」という意見が出たのを記憶しております。
たしかに、行政が迅速な対応を取って、セーフティネットを「天網恢恢疎にして漏らさず」にしていれば派遣村はできなかったかもしれません。
しかし、あえて日比谷という目立つ場所に「村」を作り、霞ヶ関で示威行動を起こすことによって、世にこの問題を広く知らしめ、役所の重い腰を上げさせる「政治的効果」があったのだと思います。
ART(P22)
米谷水枝さんのルソーっぽいイラスト2点を掲載。ただし、ルソーの作品よりも幻想の度合いが高い。
テレビうらおもて(78)「原点」再確認!年末年始番組の明暗(P25)
「明」は「バラエティ的な演出を極力減らし、歌を聴かせる時間を増やした」紅白歌合戦であり、「暗」は「『かくし芸』がまったく行われていない」かくし芸大会です。
ちなみに私はどちらも観ませんでした。そもそも歌番組は観ないし、芸能人のかくし芸に興味はないからです。
次号予告(P30)
次号(114号)のスペシャル企画は「バラク・オバマ」。しかしさすがにビッグイシューではアメリカ大統領に単独インタビューできないので、「スペシャルインタビュー」ではなく「スペシャル企画」となっております。
(続く)
著・泉獺(H21.3/5)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 113号」(有)ビッグイシュー日本 2009年2月15日
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