remove
powerd by nog twitter

「ビッグイシュー」購入と分析54


「ビッグイシュー」購入と分析1011121314151617181920212223242526272829303132333435363738394041424344454647484950515253

今回の分析対象ビッグイシュー日本版 57号
購入日時平成18年9月22日(金)
購入場所新宿西口
表紙(P1)
 誰だこのガングロねえちゃんは!?
 ビヨンセ? 知りませんなあ。(※本誌P4-5の彼女のインタビュー記事によれば、「ビヨンセ・ノウルズが今や時代を代表するソウルの歌姫であることに疑いをさしはさむ者はいないだろう。」とのこと。)

「身体醜形恐怖」と向き合う(P9-10)
 「自分の外見に欠点があると強迫観念を持ってしまう身体醜形恐怖に苦しむ人の数はイギリスだけで数十万人に上ると専門家は推定する。」(P9)
 そういえば、「日本には対人恐怖症があるが、アメリカにはない。アメリカには神経症などの精神病理があるのだ。」という話を聞いたことがあります。とすると、イギリスはこれでしょうか。

「高松英昭 誌上写真館」(P12-13)
 あれ? 左下の人は見た憶えがあるぞ。ええと…、「根本庄吾/55歳/JR新宿駅西口京王デパート前で販売」ですか。成程、この人からビッグイシューを買ったことがありましたな。

生と死、交錯する町・釜ヶ崎(P18-19)
 この記事を読んでいて、「棄民の地」という言葉が脳裏をよぎりました。

世界の当事者になる――雨宮処凛(P21)
 今号ではVol.2とあり、前号から始まったコラムなのですが、このコラムを読んでいて「雨宮処凛という人は当事者になりたいという我欲が強いなあ」と感じました。例えば、本人が「私自身が世界の当事者でありたくて右翼団体に入った」と述べていますが、「世界の当事者」などと大上段に構えるあたりが欲望の大きさを物語っていると思います。
 直、私は別に欲望の強さそのものを否定するつもりはありません。これは一種のエネルギーであり、善用も悪用も可能だし、暴走もありうるからです。
公式サイト

アート作品(P25)
 益村千鶴さんの油絵。マンガ『ベルセルク』のベヘリットを思い出しました。

(続く)
著・泉獺(H18.9/30)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 第57号」(有)ビッグイシュー日本 2006年9月15日

【戻る】