「ビッグイシュー」購入と分析1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20
今回の分析対象 | ビッグイシュー日本版 第22号
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購入日時 | 平成17年2月15日(火)
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購入場所 | 新宿西口
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この日は中野に用事(※1)があったので、その途中で立ち寄った新宿で本誌を購入。その後、中野でもビッグイシューが売られているのを見て、
(こっちで買っておけばよかったかな)
と思いました。中野の方が行く機会が少ないし、そもそも人通りだって中野の方が少ないのですから。
当日、帰宅したのは9時半で、疲れていたこともあって読まずに寝ることにしました。ところが、午前2時の地震やら個人的な悪夢やらでロクに眠れず、これを執筆している16日現在、寝不足で目の下に隈ができています。頭の回転も芳しくありません。
したがって、こんな状態で読んでいても分析なんてできるわけがない。そんなわけで、ちょっと養生しますわ。調子が良くなったら書きます。(2/16)
とか何とか言っていたら、出来の悪い文章がゾロゾロと書けてしまいました。まあいいや、お金貰ってるわけじゃないし。
でも今回はあまり分析になってないよなあ。「購入と分析」という看板を掲げている以上は、何らかの分析をしておかないと申し訳ない気持ちになります。(2/19)
ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦(P2)
ビッグイシューが本を出しました。櫛田佳代『ビッグイシューと陽気なホームレスの復活戦』です。定価1575円、全国主要書店で好評発売中とのこと。
ちなみに断わっておきますけど、私はこの本を買うつもりはありませんよ。というのは、私はビッグイシューの記事が好きだからであって、ホームレスを助けてやろうなんていう殊勝で偽善的な心を持ち合わせていないからです。
民営化された戦争―急成長する「民間軍事企業」(P7-9)
民間軍事企業(記事の中ではPMF,Private Militariy Firm.別の文献ではPMC,Private Military Contruction)についての記事。イラク戦争の報道で時折登場するのでご存知の方も多いことでしょう。
小泉首相が「民間でできることは民間で」なんて言ってますが、それを実行しているようなものなのがアメリカ軍。軍内部の様々な業務をアウトソーシング(外注)しています。それで、これを受注しているのがPMFというわけです。
今後、この流れはアメリカから他国に波及するのでしょうか。ひょっとしたらアメリカがこの分野における「市場の開放」を迫ってくるかもしれません。
特集 告白なんて怖くない――失恋のすすめ(P11-18)
どんどん恋をして、どんどん告白して、どんどん失恋しちゃいましょう!っていうのがこの特集の趣旨。(←8ページに渡る複数の記事をこの一文にまとめること自体、無理がありますが、竹村健一風に言えば「大体でええんや」ということで勘弁してください。)
『葉隠』の「忍び恋」とは対称的な世界ですな。『葉隠』が述べる理想的な恋愛とは、ある人に恋をして、それを誰にも知られることなく想い続けて、そして誰にも知られることなく死んでゆく。これを忍び恋という。
現在のオープンな恋愛至上主義的な考えの下では、今回の特集記事の方が支持されますが、こんな「時代遅れ」の考えを理解する輩がいてもいいんじゃないでしょうか。
ドラッグ依存症からゴスペルシンガーに(P20)
ニューヨークの薬物依存症更生施設(Addicts Rehabilitation Center)のゴスペルグループ、ARCゴスペルクワイアの記事。
私が個人的に注目したのが最後の雑学。あの有名な讃美歌「アメイジング・グレイス」は、「牧師だったジョン・ニュートンが、奴隷貿易船の船長をしていた自らの過去を悔い、『神は私のようなものも救ってくださった』と1760年頃作詞した」とのこと。へえ〜。いやなに、私の手になる著作権切れmidiにこの曲が収録されていまして、この曲には若干の思い入れがありますんでね。
YOUR ISSUE(P21)
読者の投稿欄。3件中2件が19号のミッフィーネタ。そういえばP28のバックナンバーを見渡してみると、19号のミッフィーの表紙の奴が一番キャラが立っています。
編集後記(P30)
今回の編集後記に読者調査が載っていました。それによると、
年代
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20代以下 | 39%
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30代 | 21%
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40代 | 17%
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50代 | 19%
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60代以上 | 5%
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男性の比率が少ないですね。もし男性の比率をもっと上げたいと思うのなら、私に秘策があります。それは「下ネタ」です。下ネタをやると女性層が逃げる逃げる…。どうも失礼しました。
次号予告(P32)
次号(23号)のスペシャルインタビューはなんとレオ様! 今はヨン様に押されているものの、日本での人気はまだまだ高い(はず)。若い女性のハートをつかむ記事になるかもしれません。
※1.日経ライフプランセミナー。詳しくは(有)ジャパンスワーサービスの方にアップしているレポートをご覧あれ。
(続く)
著・泉獺(H17.2/27)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 第22号」(有)ビッグイシュー日本 2005年2月15日
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