★スペシャルインタビュー メグ・ライアン (ロンドン、レズリー・フェルパーソン) |
彼女が主演する映画「イン・ザ・カット」の封切りに合わせての映画宣伝インタビューです。スターともなると幾つものインタビューを一日のうちに何回もこなさなければならず、その疲労感がよく伝わってきます。 それから大写しの顔をよく見ると、メグの顔の皺がわかります。トップスターですから化粧やエステ、整形などで若作りをしているのでしょうけど、寄る年波には勝てませんな。しかしながら、前号の矢井田瞳よりはカメラ映りがいいです。 |
独裁者に安息の地はあるのか(ロンドン、マシュー・コリン) |
ないです。 結論から先に言ってしまいましたが、独裁者というのは権力を握っている間は絶えず猜疑心に襲われ続け、暗殺の危機も絶えず付きまといます。又、権力を失った後は裁判にかけられたり政治的カードにされたりしています。 P7には世界地図があり、そこに現代の独裁者たちが載っているのですが、そこには隣のあの国の将軍様がいない! この点は現代の日本人にとっては片手落ちに思えてなりません。 ちなみに、この記事で取り上げられていた、リカルド・オリッジオ『独裁者の言い分――Talk Of The Devil』(柏書房)の英題部分(Talk Of The Devil)を読んでプッと吹き出してしまいました。そうか…独裁者ってDevilだったんですか…。 |
戦場の子供たち(桜木奈央子) |
「アフリカの真珠」と呼ばれるウガンダの北部グルからの写真付レポート。たった2Pのスペースに、写真が大小併せて16枚も載っており、その隙間に文章をねじ込んでいる感じです。 今後の展望(これからコンゴは、グルはどうなるのか)について述べられていないのは残念ですが、写真も文章も現地ならではの情報に満ちており、なかなか面白い。 |
『ロード・オブ・ザ・リング』の名脇役たち | ||||||
どうも主役のインタビューがかなわなかったらしいのがうっすらと透けて見えるようです。
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見つめ、見つめられる顔 | ||||||
顔。顔。顔。いやはや、顔コンプレックスは強いですな。
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「パンクしない自転車」誕生!(櫻井靖子) |
自動的に自転車のタイヤに空気を送り込んで適正な空気圧を維持してパンクを防止する装置「エアーハブ」を開発した中野隆次さんの話。上目遣いに微笑む中野さんは鈴木宗男そっくりでした。 ちなみに、「パンクしない自転車」とわざわざカッコ付きなのは、たとえエアーハブを使っていても、釘などを踏んでしまえばパンクしてしまうからでしょうか。 ともかくも、中小企業のエンジニア社長の苦労話が続いて、講演等のタネには最適でしょう。 |
年金制度(大杉剛) |
世界と日本の年金制度を比較した記事。記事にはスウェーデンやフィンランドが取り上げられているのに、右下の表には日米独韓の4ヶ国のみ。なぜ? 尚、最後に我が国の年金制度の課題を、番号を付けて列挙している点はわかりやすくて好感が持てる。 |
白鳥マイカ(谷内実保) |
インタビュー記事。「死ぬまで音楽に触れていたい」(P25)との言葉には共感するところがありました。 |
『この世の外へ クラブ進駐軍』(松本博行) |
阪本順治監督の”反戦映画”、『この世の外へ クラブ進駐軍』の紹介記事。映画がその時代々々の影響を受けるという見方には私は賛成です。作り手は皆、時代の子なのですから。 ちなみに、最後の一文「音楽に敵も味方もない。映画にも敵も味方もない。」(P26)は、クサい発言ですな。 |
大阪路上ライブ(六斎絵り子) |
夜、JR大阪駅周辺で路上ライブをやっている人たちを観察したもの。インタビューはしていませんな。 そういえば、溝ノ口にもゆず風のがいましたなあ。あと、中国人のおじさんも。 ともかくも、イラストがラブリー。 |