「ビッグイシュー」購入と分析41
「ビッグイシュー」購入と分析1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37>、38、39
今回の分析対象 | ビッグイシュー日本版 44号
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購入日時 | 平成18年2月15日(水)
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購入場所 | 新宿西口
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キャメロン・ディアス(P5-7)
今号のスペシャルインタビューはハリウッド女優のキャメロン・ディアス。
記事によると出演作は「バニラ・スカイ」「ギャング・オブ・ニューヨーク」「シュレック」など。(あいにく、私はこれらの内の一つも観ていない!)
ところでこの人はこんなことを言っています。
「出演料がいくらとか、話題になりそうとか、自分のキャリアにとってプラスになるかもしれないとか、そういうことは考えないの。私が探しているのは、心から素晴らしいと思える脚本、何かを常に求めてて旅に出るような役柄、それに新しいことへの挑戦。誰もが共感できるような、等身大の女性や個性的な役柄を演じたいの。」
このあたりに、役者としても職人魂を感じますなあ。でも、
「私はいつだって100%よ!」
の部分はハッタリをかましているように思います。
ストリート・エコノミックス(9)
21世紀の錬金術師たち(P7)
要するにホリエモンたちは現代の錬金術師だとした上で、
「現代の錬金術師たちは、いずれの部類に属するのだろうか。(略)いずれにせよ、付き合い方は注意を要する。彼らに翻弄されることなく、彼らの奇抜さと貪欲さとをどう全人類的進化のために活用するのか。それが我々に問われているところだ。結局のところ、錬金術師も使いようである。」
と結んでいます。その点で言えば、ホリエモンを持ち上げた政治家やメディアはホリエモンの使い方を誤ったわけで、その結果、自民党は今ホリエモン問題で叩かれています。
それにしても、「全人類的進化」とは大上段に構えましたな。当の錬金術師たちや、彼らに群がる有象無象はどのくらい認識していることやら。
正義への希望をもとめるヘスース・T・オソリオの闘い(P8-9)
グアテマラの人権活動家・オソリオの闘いの物語。36年間でマヤ先住民20万人が虐殺された、か…。20万人も死んで日本じゃ大して報道されない。彼らの肌が浅黒いからなのか、情報の伝達者がいないのか、日本人が無関心なのか。う〜ん…。
アート作品(P32)
今号はjunaida(http://junaida.com/)さんの作品4点。メルヘンチックであると同時に、明るいタッチの中に不気味さが感じられます。
(続く)
著・泉獺(H18.2/28)
【参考文献】
「ビッグイシュー日本版 第44号」(有)ビッグイシュー日本 2006年2月15日
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