ローゼンメイデン |
第1話「薔薇乙女」 |
2004/10/8 2:10 TBS |
す〜ば〜ら〜し〜。まず、蟻プロのOP。この耽美世界を表現できるアーティストが他にあろうか。というより、この歌が広げるイメージの力が強く、フランス人形が動き出すという異様な光景に説得力を与えているような感じすらあります。
そして、そのフランス人形「真紅」がこの上なく高飛車なのがいい(笑)。「まったく、人間のオスは想像以上に下劣ね」「抱き方が違う」などと引きこもり少年をピシピシひっぱたく姿が痛快。演じるのは沢城みゆきで、同じ高飛車系キャラであるGAのミントを思い出すところですが、ぴたテンの湖太郎もこなしてましたし、やっぱうまいわ、この人。
でも単に高飛車なだけではなく、紅茶の味を元に諫めるところなど後味も良く、実にいい雰囲気に仕上がってます。
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ローゼンメイデン |
第2話「雛苺」 |
2004/10/15 01:55 TBS |
まさにフランス人形の呪い、といったお話。ミーディアムのご利用は計画的に。巴の気持ちがあまり見えてこなかったので、雛苺の独り相撲という感じでした。
わざわざ助けに行くとは真紅もなかなかお節介な奴だと思いきや、彼女たちはお互いのローザミスティカを賭けて戦う「アリスゲーム」のルールに従っているようです。
勝てばより「アリス」に近づけるとか。…どういう意味なんでしょ?
しかし結局ローザミスティカを奪うことはせず、純粋に人助け。また「ジュンのことを本当に分かっているのは、のりなのよ」とアドバイスするなど、
なんかいい人感がいっぱいな…。もっと高飛車でもいいぞ(ぉぃ)。でも、トイレをダイニングルームと間違えて鞄に隠れるところなどは、なかなかキュートな反応で結構、結構。
今回被害者になった巴ちゃんは、今後ジュンの更正のキーとなるのでしょうか。
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ローゼンメイデン |
第3話「水銀燈」 |
2004/10/22 01:55 TBS |
前回「巴の気持ちがあまり見えてこない」と書きましたが、それが語られました。でもジュンが雛苺のことを気に掛けていることで満足したのか、会いに行ったりはしませんでしたな。一応、彼女は真っ当な生活を送っているようです。
サブタイトルになっている水銀燈は今回、顔見せだけ。なんか真紅ちゃん押されてますよ? エナジーの補給源たる家来から離れたせいなのでしょうか。
だいたい家来もちっとも言うこと聞かないし、ここはビシッと躾ないと。紅茶を垂らす程度じゃ全然足りません(ぉ。
それにしても、人形に朝食を用意したりすることに何の疑問も抱かないのりが、すげぇ天然(笑)。
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ローゼンメイデン |
第4話「翠星石」 |
2004/10/29 2:55 TBS |
なんの前フリもなく翠星石登場〜。繊細そうな外見に反して、「自分のねぐらにもぐってろ、デス〜」とか訳分からん言葉遣いのギャップが楽しい。
なんらかの事件があって人間を信じられなくなったようですが…。
ドールたちが、ジュンをよってたかって更正するという展開になってますな。今回も真紅がいろいろ気づかっているシーンがありましたが、個人的に楽しみなのは
「気遣いは無用だわ」と割れた窓ガラスを放置プレイするようなところです(ダメじゃん(笑))。
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ローゼンメイデン |
第5話「階段」 |
2004/11/5 1:59 TBS |
冒頭のお断りシーン、のりが天然ボケなのか、天然を装ってのお断りなのか…。こういうのが一番やっかいなんだよな(笑)。
おいたはするけど素直な雛苺と、いい子そうに見えて性悪な翠星石との全面戦争というお話。そこにジュンと真紅が巻き込まれて…。
結局、真の王者は誰なのか、思い知った一同なのでありました。
「いやよ、めんどくさい」と一蹴しつつも、くんくんにつられる真紅。すっかりお笑いキャラだ…(T_T)
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ローゼンメイデン |
第6話「涙」 |
2004/11/12 1:54 TBS |
水銀燈の再来。前回は押され気味だったものの、今回はミーディアムであるジュンが同行していたため、結果的には圧倒しました。
ヘタレなジュンが文字通り輝いた瞬間。お裁縫までできてしまうとは驚きです。わたしゃボタン付けも満足にできませんが(ぉ。
アリスゲームに勝って、真紅は何を求めるのか。お父様とは? 第1話の冒頭に出てきた少女となにか関係があるのか。
水銀燈との戦いでダメージを負ったのか、真紅が倒れたところで次回に続く。
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ローゼンメイデン |
第7話「夢」 |
2004/11/19 01:55 TBS |
またしても山本くん、のりに振られるの巻:-) 前回は天然ボケ、今回は寝ボケの前にあえなくダウンです。見込みはなさそうだが…がんばれ。
さて、寝ぼけることもできないくらい深い眠りについてしまった真紅を蘇らせるのが今回のお話。学校まで行き、巴の力を借りてその方法を調べるとは、
彼にとっては大きな前進でしょう。目覚めた時の高飛車ぶりがうれしい?ジュンくんなのでした。「その割には目が赤いようだけど?」と挑発しつつも、
照れ隠しなのか、背を向けたままでお礼を言う真紅がいー感じです。
お父様ってのは、彼女らを作ったという人形師ローゼンのことですか。
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ローゼンメイデン |
第8話「蒼星石」 |
2004/11/26 01:55 TBS |
翠星石の双子の妹、蒼星石が登場。男の子かと思った…いわゆるボクキャラです。蒼星石のじいさんはちょっと怖いですね。逃げないようにヒモで縛っておくなど、異常性がよく出てました。
冒頭、ジュンとのスキンシップを楽しむ人形たち。翠星石も最初はどうしようもない性悪女かと思いましたが、次第に可愛らしくなってきてます。
特に照れながらジュンの事を語るところや、蒼星石がいくら言っても聞き入れてくれない切なさをジュンにぶつけるところなど、なかなかのポイントアップです。
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ローゼンメイデン |
第9話「檻」 |
2004/12/3 01:55 TBS |
一見、めでたしめでたしの終わり方で、実際じいさん・ばあさんは良かったろうけど、レンピカもスィドリームも奪われてしまったのでした。水銀燈に完敗ですよ?
真紅もいいところなし。
…でも、奪われたら即ただの人形になるってわけではないのか。今回の話で翠星石は大いに株を上げたので、もっと活躍して欲しいですね。
逆に、蒼星石は現状から一歩も抜け出せないまま終わっちゃったって感じだな〜。
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ローゼンメイデン |
第10話「別離」 |
2004/12/10 01:59 TBS |
水銀燈からアリスゲームを挑まれる真紅。今の彼女には勝ち目はないと言うことなのか、ジュンたちとの一時を惜しむように過ごすのでした。
あれだ、普通の劇をやるより彼女たちを出した方が子供たちには絶対ウケると思います:-)
ジュンに繕い物をさせる傍らで、楽しげに見ている真紅が激烈にかわいー。いい表情じゃないの。
紅茶の入れ方に例えてのりを諭すところは、1話の再来って感じですね。
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ローゼンメイデン |
第11話「運命」 |
2004/12/17 2:25 TBS |
真紅vs水銀燈。真紅でお人形さん遊びとは、水銀燈も相当に倒錯してます。いい感じだ(ぉ。
実際、そんなすがるような表情(画像)をされたら、ちょっとたまりません(ダメっぽい)。
ダメって言えば、のりが「そうよ、あなたはダメよ!」と言った時には、ひっくり返りそうになりました(^^;)。とうとう逆ギレしてジュンを追い込んでしまうのかと(笑)。
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ローゼンメイデン |
第12話「真紅」 |
2004/12/24 2:20 TBS |
風に流される真紅の長い髪。「レディが髪を触らせるのは、心を許した相手だけよ?」なんてセリフも心地よく、ベタベタに甘えまくるのが実にいい感じです。
ここから別れへと続く流れは自然で納得がいくものだっただけに、最後は蛇足のような。
これにて完結。第1話を観た時は、これは!と思ったのですが、その後の展開はいまひとつ…。一番の敗因は真紅がいい人過ぎたんじゃないですかね。
もっとわがままいっぱいに振り回すのかと期待してたんですが。それと、ジュンくん更正物語だったのも予想外でした。
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