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R.O.D THE TV (感想終了)

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第1話「紙は舞い降りた」
2003/10/16 2:58 フジTV

直前にANIMAXでOVA版を放送してくれたので、事前学習はばっちりです。パラレルワールドだろうと思っていたら、繋がりがある模様。これはOVA版を先に見ておいた方がよさそうです。

最初、ねねね先生が異能力者なのかと思ってましたが実は普通の人でした。なのに啖呵の切り方が格好いい。さすが千鳥(笑)。

作品としてはまだ何とも言えませんが、冒頭のシーンが気になるなぁ…

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第2話「ダメ人間ども集まれ」
2003/10/23 3:08 フジTV

生活能力ゼロの紙姉妹3人がねねね先生のところに居候するまでのお話。たしかにダメ人間どもだ、こりゃ。先生もブチ切れるというもの。しかし、彼女がすさんでいるのは別の理由のはずなので、果たして毒をもって毒を制すことになるのか。編集者のリーさん曰く、「元気だなぁ」ということなんで効用はありそうです。

そのリーさんもただ者じゃなさそうな…

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第3話「神保町で逢いましょう」
2003/10/30 3:08 フジTV

ふふ〜ん、アニタの距離の取り方が好感もてます。ダメ姉貴とはえらい違いだ(笑)。釘を差されて禁断症状になってしまったマギーは笑えますが。

地下の書房など、やっぱりOVA版の続編という感じ。今後はOVA版の知識も前提として感想を書きます。神保町のお得意さまだった読子さんとねねねぇはタメ口関係だったんだな…。てっきりお姉さんとして慕っているのかと思ってました。

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第4話「中一コース」
2003/11/13 3:08 フジTV

ようやく動き出しました。これ以上ダラダラ生活を見せられるのもなぁ、と思っていたのでよい頃合いです。やはりR.O.Dは華麗なアクションあってこそでしょう。OPにちらっと出ているジョーカーも表に出てきたことだし、楽しみです。

アニタが編入した学校、女の子が粒ぞろい〜。学園シーンも頼みます:-)

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第5話「やつらは騒いでいる」
2003/11/20 3:08 フジTV

アニタちゃんってば、反抗期? 先週まであんなにいい子だったのに――と思いきや敵の技のせいでした。なーんだ。マギーは「落ち込んだ」らしいのですが、 いつもこんなもんでは-)。影響を受けなかったのはミシェール。安定した人格…というよりは、なにも考えていないから? ストレスはたまらない性格ですね。 今の時代、このくらい能天気でないとダメかも(笑)

今回の敵はあっさりやられちゃいましたが、OVAのあの人を思い出しますな。

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第6話「ライトスタッフ」
2003/11/27 3:08 フジTV

「ま、『真夜中の解放区』を読んで」 これはさすがのねねね先生も気恥ずかしいに違いない。というわけで、本嫌いなアニタが読書感想文を書くというお話。 久美ちゃんのかわいさが堪能できます(そっちかよ!)。

派手さはなかったけど、安心してみていられる作りでした。それに姉たちのだらけ生活がどうも趣味に合わないので、それらが押さえ気味だったのもよかった。

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第7話「藪の中」
2003/12/4 2:58 フジTV

いつもとガラリと雰囲気の違う話。まー姉が妙に切れるのでニセモノかと思った:-)

なにやら怪しげな動きを見せるのがジョーカー。かつての上司のジェントルマンはお亡くなりになっちゃったんでしょうか? OVAではジェントルマンからの プレッシャーに耐えつつ切り盛りしているところが見所でした。今回はどういうポジションにいるのか…? 嘘くさい口上がとっても怪しげです。

画像はそんなジョーカーの秘書を務めるウェンディ女史。…この人、OVAのあのドジッ娘だとは言われるまで全く気が付きませんでした。どう見ても違いすぎる:-) ドジッ娘でもちゃんといい女になるのだなぁ…(笑)

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第8話「夜に惑わされて」
2003/12/18 3:13 フジTV

先日、OVA版R.O.Dを改めて見たところ、冒頭のシーンで「貯金すれ! ねねね」と読子へのメッセージが貼り付いているのを発見?しました。そうか、この時から名前だけはねねねさんも出てたのか…。やっぱりOVAから連続して見るのが吉ですね。

そのねねねぇは今回もあまり出番はなし。アニタたちが夜の学校に集まる話でした。が、まったり見ていたら思いがけない方に話が展開します。岡原クンが思い切って久美ちゃんに コクるもあえなく撃沈。…じゃあ、「トオルちゃん」とか言って雰囲気出すなよ〜と突っ込む間もなく、「好きなのかも知れない…変だよね」となにやら意味深なセリフ。 さらに「一緒にいると嬉しくて死んじゃいそうなの」 …え゛っ、もしかして百合百合っすか? しかしアニタじゃ百合って感じがしないなぁ(←多少ポイントがずれてます)。 気の毒なのが岡原クンで、そりゃ確かに「マジかよ…」って言うしかないよなぁ。こんなフラれ方をしたら立ち直れないかも〜。

まぁ、この恋愛模様?がどれだけ本筋に絡むかよく分からないですが…。

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第9話「闇の奥」
2003/12/25 3:40 フジTV

「産休で来た、あの眼鏡の…」 なるほど、読子さんが産休教師として授業を受け持っていた時に、ねねねぇと知り合ったってことかな? OVA版の冒頭でも産休教師の仕事が、とか言っていたので読子さんは何度も代理教師をしているんでしょうね。

お話の方は、突然本筋を進み出した…のかな? 勢力としては大まかには、読仙社と今回出てきたアリスたちが属する陣営になるんでしょうか。 ジョーカーと読仙社は手を組んだから、ジュニアとアニタたちは確かに「味方」になるんですね、一応。もっとも今回の話を見る限り、敵味方は ごちゃごちゃ変化しそうですが…。

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第10話「クリスマス・キャロル」
2004/1/15 2:58 フジTV

前回はハードな話でしたが、今回は中締め的な回。ねねね先生の再スタート宣言と、三姉妹が姉妹になった日を語るというお話でした。 最終回の後日談のよう。もらい泣きしてしまったねねね先生が「にょほほほー」とごまかしているのがほのぼのしてます。

新人作家の永井葵ちゃんはちょっぴり成長したしのぶちゃん(らぶひなの)みたいで、ちょこっと萌え。

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第11話「さよならにっぽん」
2004/1/29 2:58 フジTV

唐突にやってきた日本との別れ。お互いぎこちなく別れの日を迎えてしまうアニタと久美ちゃんが泣かせます。「赤毛のアン」を媒介に心通わせるのは本作らしい表現で、いいシーンでした。そしてしっかりと抱き合う二人。…いいな〜、女の子同士っていいな〜(ぉぃ

それにしても唐突な別れだ、と思ってましたがそういうことか! リーさん、ただモンじゃないとは思ってましたが、これは完全に意表を突かれましたよ。満足そうにタバコをくゆらせる姿が小憎らしい。

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第12話「紙々の黄昏」
2004/2/5 2:58 フジTV

前回、鮮やかに裏切ってくれたリーさんですが、「あいつのことは忘れろ。俺そうする」と本音がちらちら。うまそうに吸ってみせたタバコも「こんなに不味かったかな…」と、4年という歳月は決して短くはなかったことを感じさせてくれます。さぁ、どうしますか…。

ねねねぇ救出に向かった三姉妹は久々に華麗な紙アクションをみせてくれます。こうでなくちゃ。ただ、文字通り紙そのものの切れ味で勝負していた「本家」に比べて、ロボットや弓矢を模した武器で戦うのは多少不満だったりします…。

そして、なにやら妖しげな動きを見せるジュニア。…ということはやっぱりジョーカーも妖しげ。ま、この人の読仙社への「忠誠」は嘘くさかったもんなー(笑)。

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第13話「続・紙々の黄昏」
2004/2/12 2:28 フジTV

真骨頂、紙アクション炸裂。しかし、後半は静の演出でリーとねねねの対峙を盛り上げます。そして、やはりねねねたちを守って銃弾に倒れたリーさん。死の淵で煙草を吸ってみせ、「うまいなぁ…」と一言。お約束だけど、しびれるシーンでした。

で、香港水没!? と驚いているうちにエンディング。留守録に記録された声でまたしても驚かされて、そのまま次回へ。

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第14話「紙葉の森」
2004/2/12 2:58 フジTV

一転、ウェンディによるレポート作成という形でOVA版をも含めた背景の解説。あの偉人たちはそういうことだったのか…。

さて、このウェンディ女史もいまひとつ、本心が読めない人であります。ジョーカーへの憧れを抱きつつ、今や有能な秘書となった彼女。 彼女は現状をどう思っているのかな? 必ずしもジョーカーの行動すべてに賛成しているようにも見えないけど。

ジョーカーは英国やジェントルマンを裏切ったわけではなく、その再生のために一芝居打ったということらしい。らしいんだけど…ほんと?(笑) EDが変わったということは まだ結構続くのでしょうか? さらにどんでん返しがありそう。

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第15話「仄暗き地の底で」
2004/2/19 2:28 フジTV

読子さん登場、と思いきやナンシー(妹)が…。そうきたか。多少は事情が見えてきましたよ。

しかし、三十路面したヒロインが出てくるとはなー。例えば、かつては二十歳でブイブイ言わせていた赤い彗星も、逆襲のシャアでは33歳になっていたり しましたが、ヒロインとしては前代未聞ではないだろうか(笑)。ちっとも外見が変わっていないのが救いか。

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第16話「華氏四五一」
2004/2/19 2:58 フジTV

「だって、ジョーカーさんは、悪い人じゃないですか」と装飾なしで語った読子さん。うむ、分かりやすいぞ〜(笑)。

やっぱりウェンディ女史から目が離せません。集めた書物に自ら火を付けるなど、以前の彼女からは考えられないことです。 「罪を償え」と憎しみの表情で迫る彼女。「あの時」に一体なにがあったのか…?

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第17話「スイートホーム」
2004/2/26 2:28 フジTV

アニタが読子のことを片時も目を離さないでいたのは、ねねねぇの大切な人である彼女に興味があるからなのかな、と思っていました。 実は、アニタの記憶にある炎に照らし出された人影が読子だと直感したから。…どうなんでしょうねぇ、読子が焚書するのは有り得ないと思うんですが。 そんな有り得ないことが起きてしまうほど、ひどいことが起きたのか。

そんな読子さんにためらいもなく銃を向けてしまうウェンディさんもまた、有り得ない。けど、それが今の彼女です。 しかしその震える拳が意味するものは? 取り逃がした悔しさなのか、それとも、読子を本当に撃ってしまったことへの動揺なのか…?

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第18話「告白」
2004/3/4 2:43 フジTV

ジュニア君が当然のように一緒にいたので、いつの間に和解をっ? と焦ってしまいました。それも含め、今回の事件の裏側を語るというお話。以前からジョーカーは腹黒かったのね〜。ジュニアの件だけではなく、自分の恋人までその犠牲になっていたと知った読子さんがぶち切れたというのが、 大英図書館の没落の原因だったようです。

―― って、読子さんに恋人ー!? いつの間に。他のメディアの話なのかなぁ。OVAとTVしか知らないので、その辺になるとちと弱いです。

しかし、ジョーカーさんもあの場でそんなに煽らなくても…(^^;)

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第19話「家族ゲーム」
2004/3/11 2:28 フジTV

ショッキングな映像を見せられ、飛び出してしまったアニタもマー姉、ミー姉たちにしっかりと手を握られて回復。 血の繋がりはないけど、家族っぽい絆を感じさせるシーンでした。そして、突然判明した血の繋がりに驚きながらも、順応しつつあるナンシーとジュニア。 苺が二つなんていうささやかなエピソードも温かみがあります。…そんな二つの家族ゲーム。

それゆえに、家族ゲームに参加する機会を奪われたウェンディが哀れに感じるのです。血の繋がりはなかったけど、ひょっとしたら家族ゲームができたかも知れない ウェンディとジュニア。しかし「あなたにはもっと重要で、汚い任務を」というジョーカーがだめ押しをします。いや、本当にひどい男だ。英国紳士とも思えません。 ま、「Top Secret」も正しく綴れないくらいだしな:-P

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第20話「悲しみよこんにちは」
2004/3/19 2:28 フジTV

読子さんとアニタが共闘。にょほほ〜んとしているように見えて、実戦では読子さんのほうが上だと。場数を踏んでいるだけあります。 さあ、連れ去られたみんなに追いついたというところで、ヘリが爆発。ショックで崩れ落ちる二人、なんですが、すでに脱出した後だったとか、そもそもそのヘリじゃなかったとか、そういう可能性は考えつかなかったんでしょうか? 経験豊富な読子さんらしくないような…。先に激発してしまったアニタに何も言えなかったのかも知れませんが。

そのアニタは独り学校へ。なぜ学校へ…?? 普通はねねねぇのアパートに向かうってもんじゃないでしょうか…。姉たちが死んだことを固く信じちゃってるんでしょうな〜。 しかし逢いたかったのであろう久美ちゃんにも、どういうわけか忘れられている。…フェイドゥムにでも侵食されたのか?(違います) というところで、終了。ENDです。

END…って、これで放送終了か! うわ〜、フジTVもやってくれますね。困ったもんだ。フジTVのアニメは軒並みクオリティが高いだけに、なんでこんな打ち切り方をするのか大変疑問です。しかし、抗議のためにフジTVのアニメは今後見ないというのも本末転倒ですし、まったくもって困ったものです。

ただ、本作 R.O.D THE TV に関して言えば、いまいち三姉妹に感情移入できなかったので、涙が出るほど悔しいというほどでもないんです…。 でもウェンディの行く末だけは気になるなぁ…。