piano |
第1話「感情を込めて」 |
2002/10/5 20:30 キッズステーション |
「私は野村美雨。中学2年生。ピアノを習ってます」 …内容的にはこれしかないんだよね。でもきれいな作品ではないでしょうか。チュチュがバレエ音楽ならpianoはショパンだ!っていう感じでもないし、あんまり上げたり下げたりするようなものじゃないですね。川澄さんの言を借りれば「見終わった後に『ほこほこ』する」感じですか。
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piano |
第2話「やわらかみを持って」 |
2002/10/5 21:00 キッズステーション |
第2話は結婚記念日に起こるちょっとした出来事。普通は中学生くらいになるともうお父さんの味方はしてくれないんじゃないかな…(悲)。番組終了後に美雨役の川澄さんと優希役の川上とも子さんの対談がありましたが、「(美雨ちゃん達は)よくできた子だね〜」と身も蓋もなく言ってました(笑)。
しかし、川澄さんは今クールも大暴れだよなぁ。
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piano |
第3話「はつらつと勢いよく」 |
2002/11/25 20:00 キッズステーション |
「でも今日はなんだかいい日だった」 …確かにまとめるとそういうセリフになるなぁ。憧れの先輩に告白するわけでもなく、ピアノの先生に八つ当たりされるわけでもなく、ほんのちょっぴりずつの幸せの積み重ねを描いてます。もうちょっと演出にタメがあったほうがいいような気もしますが、このクセのなさがいいのかもしれません。美雨ちゃんの髪型だけですね、クセがあるのは(笑)。
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piano |
第4話「快活に」 |
2002/12/2 20:00 キッズステーション |
友達の優希ちゃんの告白話。だいたいこの手の話では、フラれて友達が慰めるという展開だと思うんですが、さくっと成功してしまいました。…ほんとに幸せな世界だなぁ。んな簡単に行くわけないだろっ! とか思ってしまうのは、見る側に余裕がないからですかね(爆)
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piano |
第5話「心をゆらして」 |
2002/12/9 20:00 キッズステーション |
ちょっと事件らしい事があったので、盛り上がりました(普段に比べれば)。ま、彼氏とけんかしてしまった友達と一緒に泣いてしまうというのは男にはちと分からない世界ですが、そういうもんなんでしょう。でも、今まではやらされていたピアノが、自分からやるものへのターニングポイントにはなったかもしれません。
そのピアノの先生と、お姉ちゃんは過去に何かがあったようです。こっちの展開に期待してしまいますね。
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piano |
第6話「生き生きと」 |
2002/12/16 20:00 キッズステーション |
「どれ、大きくなって…ないな」と美雨の背を見るお姉ちゃん。どうせなら胸の方を…ってそういう下品さとは無縁の作品ですね、どうもすみません。
そんなわけで、仕事にちょっと疲れてしまったお姉ちゃんがお休みを取るお話。どうでもいいけど、お姉ちゃんのおみやげの中にお父さん向けのものはなかったような…父親って…(T_T)。
美雨の建前論を黙って受け止めるお姉ちゃんは大人ですねぇ。「一生懸命すぎると、たまに疲れちゃうらしい」とお姉ちゃんが疲れてしまった理由は本当には分かっていない美雨ちゃんですが、中学生ならこんなものかな? 自分もそのころはそんな風に思っていたんだろうか…。
白川「くん」となにか発展するかと思ったけど、さらっと、あくまでもさらりと流れていきました。久しぶりに暁子さんの顔を見たせいか、白川先生はレッスンと称して自らピアノを弾き出したりします。…この人、思いっきり気分で指導してるなぁ。
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piano |
第7話「心を込めて大胆に」 |
2002/12/23 20:00 キッズステーション |
pianoもクリスマスネタで来るとは思いませんでした。引っ込み思案の美雨ちゃんは、クリスマスパーティに参加する事や、ピアノの発表会に出ることも決める事ができません。憧れの高橋先輩に対する思いも恋愛未満といった感じです。
…はっきりしろ〜と言いたくなったりもしますが、大事に育てられたんでしょうねぇ。お姉ちゃんは竹を割ったような性格なのでその反動でしょうか。
でも最後に先輩に声を掛けたのは彼女にしてはよくやりました。彼に演奏を聴きたいと言われて発表会に出る事を決意。ちょ〜っと動機が不純ですが、発表会でどんな思いを込めて演奏するのか楽しみにしておきましょう。
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piano |
第8話「哀しく沈むように」 |
2003/1/3 20:30 キッズステーション |
病気になった高橋先輩のことが気になって曲作りが進まない美雨ちゃんです。というよりもともとコンクールに出場するという動機が薄いからそうなってしまうんでしょう。今のところ、美雨ちゃんは史上まれに見る「何もしない」主人公ですが成長して何かを掴む、はずです。
しかしこの作品、どうも演出が淡泊でもの足りない感じがします。何気ない日常を描くなら、もっと工夫が必要だと思うのですが。
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piano |
第9話「愛しさを込めて」 |
2003/1/6 20:00 キッズステーション |
前回ラストで何故ピアノを弾いてきたのかを自問していた美雨ちゃんですが、その答えが出せずにとうとうピアノを辞める決心をしてしまいます。同時に高橋先輩への憧れも。その決定に納得できない優希ちゃんは絶交宣言をしてしまいます。一方、教え子を失うことになる白川先生もピンチ。同僚の先生に「人に上手く接することができないだけ」と責め立てられてしまいます。白川先生は自分でも分かっているだけに、指摘はそうとう痛かったんじゃないですかね。
いままでまったり過ごしてきた本作品ですが、とうとういろんな伏線が動き出して衝突した回でした。ひょっとしたら最もドラマティックな回だったのかしら。
でも、やっぱり放っておけなかった優希ちゃんのお陰でピアノを弾く意味を見いだした美雨ちゃん。その夜、高橋先輩からも連絡が入って、誰かを思うことは決して意味のないことではないと知ります。
…うーん、黙って見守ってくれたお母さんも含め、結局、周りの人が解決しちゃったな。自分からは動かない主人公です。彼女の成長がメインテーマなのかと思ってましたが、どちらかというと他人を思う気持ちの大切さを説いているんですね。
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piano |
第10話「やさしさを持って」 |
2003/1/13 20:00 キッズステーション |
白川先生が講師を辞めてしまうのは分かるような、分からないような…。少なくともこのタイミングで辞めることはないわな。いつもレッスン室に閉じこもって外を眺めているのはイカンと自覚したからでしょうが、その直接の原因が同僚に責められたことにあるように見えてしまいます。やっぱり美雨の成長物語としては不十分のように感じました。
まぁ、予定調和ではありましたが、きれいには終わりました。最後は美雨の演奏で締めてもらいたかったですが。
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