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DearS (完)

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第0話「前夜祭〜はじめてなんです〜」
2004/7/4 00:30 TVK

来週の本放送開始前に、主役声優3人による番組紹介。例によって予備知識0で見てますが、OPは桃井と。…ふむ、とりあえず掴まれてみました(速っ)。

予想される内容としては、おねティの主役をツインズで差し替え、ダ・カーポ風味でちょびっツする、といった感じでしょうか? 監督自らエロさが売りといっていますから、素直に楽しみにしておくことにします。ちゃんと仕掛けもありそうですし。

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第1話「I□MI□UNW⊇△(甘噛みたいの)」
2004/7/11 00:30 TVK

本放送開始。え〜と、エロ可愛くてとてもいい!(ぉ。肝心なところはさりげなくガドガードされているところも萌えます。

私はあんまりメガネっ娘は得意じゃないんですが、寧々子は好感度高いです。クールに見えて「地球人の小荷物」なんていう可愛い表紙の本を読んでたりして。 武哉の頬をむにゅっと刺しているのも妙にいい。

異星人とのコミュニケーションの初歩も微笑ましかったな。 前回の前夜祭でレンはメロンパンが好きという話がありましたが、好きだったんじゃなくて、好きになったのね。

こんな感じで萌え演出には事欠かないことに加え、ちゃんと伏線を張ってきているので今後の展開が楽しみです。ほら、肉親かも知れないし(それはない)。

ところで、サブタイトルの表記は困った(笑)。とりあえず雰囲気だけ再現。

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第2話「小さかったかしら」
2004/7/18 00:30 TVK

こうしてDearSとの奇妙な同棲生活が始まりました。でも、寧々子が同居を認めたのはちと意外。別の部屋を用意する(しようとする)んじゃないかと思ってましたが。

類い希な容姿、驚くべき言語習得能力、そしてなによりご主人様には絶対服従…武哉でなくとも、彼らの目的を訝る人がいてもおかしくないですな。ただ、侵略とか乗っ取りとかそういうのではなく、後半に出てきた新キャラがポツリと漏らした「ただの奴隷に過ぎませんから」と言ったあたり、もっと悲劇的な理由があるんじゃないかと思いますが…。DearSのSがわざわざ大文字になっているのは、スレイヴのSなんでしょうね。

今回の話は、エロい先生は本当にただのにぎやかしだし、寧々子の行動も腑に落ちないのでイマイチ。ついでにデフォルメキャラは苦手なので、これを多用されるとつらい…。でも、上のDearSのこととか、親元から離れて暮らしている武哉など、ちらちら見えてくる事情の方は気になります。

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第3話「たま!たま!」
2004/7/25 00:30 TVK

「ちぃ、おぼえた!」じゃなくて「レンは理解した」ですか。記憶力は良さそうなだけに、どんどん大変になりそうだ。

今回から本格的にミゥが登場。レンとは関係なく、この街に普通にやってきたようです。彼女は本来のDearSとしてホームステイを開始するも、いまいち空回り気味。 もちろん本当の転校生は彼女なのですが、レンが勘違いされて一緒の高校生活を送ることになりそう。 レンのことをフォローしようとして、火に油を注いでしまった寧々子が意外で笑えました(てっきり言いくるめるのかと)。ま、火を付けまくったのは先生ですが:-)

イレギュラーな経緯で武哉の元にやってきたレンを回収しようとしているのが、ニァ。…あ、田村ゆかりだ。てっきり桃井先生だろうと思ってましたよ。

…と、こんな感じで、物語の基本要素は揃ったってところでしょうか。「性的欲求を感知」とレンが武哉のベッドに潜り込むシーンは、サービスシーンのようでいて、DearSの「お仕事」を垣間見せてくれるという結構ダークなところですな。

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第4話「口をふけ」
2004/8/1 00:30 TVK

寧々子の策で留学生として学校に通うことになったレン。そこに本物の留学生ミゥが現れて衝突するというお話。

なかなか構成が良くて、レンにもミゥにもそれぞれ肩入れできるようになってます。 初めて見るDearSにみんながちやほやして好意的に受け入れられるのも分かるし、ミゥがニセモノ扱いされて憤るのも当然。このときに高圧的な物言いになってしまったことから他の生徒の反発を買ってしまいますが、視聴者には冒頭でホームステイ先のおばあちゃんとのちょっとしたやりとりを見せているため、本当はそうではないことも分かります。 料理対決の時に、おばあちゃんの言葉を思い出すところも好感度高し。

同時に、レンのおかしなところも徐々に明らかになってます。レンというのは「ない」という意味であって、彼女が最初に「レン…(以下略)」と言ったのは自己紹介ではなかったんですな…。

今回は、「子猫ちゃん」の出番なし、というか顔出しなし。…醤油プレイ?(どんなプレイだ)

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第5話「とぎ……?」
2004/8/8 00:30 TVK

夕張ポスターとか、北海道タペストリーとか、すっかりメロンパンフリークと化しているレンの寝床が笑えます。つーか、メロンパンと夕張は直接の関係はないでしょうが、この中途半端な知識っぷりがいいですな。

いろいろ食ってかかるミゥも、なんだかんだで学校になじんでいるようで微笑ましい。素直なよい子ですよ。

レンの方も単に武哉にくっついているだけではなく、料理などのご奉仕も精進している模様。武哉は見た目が悪い、と言っていますが、まぁ海鮮丼だと思えないこともない。その上に乗っているメロンパンを除けば :-P

しかし、ご奉仕といえばやっぱり夜のアレ。伽ときたもんだ。いいとこで終わっちゃったぞ(笑)。こちらのほうは最初からプログラムされているようで。DearSの基本機能みたいですが、少なくとも武哉は知らなかった模様。これを知ってるなら、宇宙人に征服されるという彼の主張も納得できるんですけどね。では宇宙人嫌いの理由はなんなんでしょうか。

今回は「子猫ちゃん」が登場。しかも普通の:-)セリフ付きですよ。これは校長ガーデン同様、本編には絡まないんですかね(笑)

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第6話「欲求不満ですわ」
2004/8/15 00:30 TVK

「武哉の匂いが好き」と耳元で囁くレン。いや〜、エロいなぁ。しかし、「ご主人さま」「勤め」がどーにも引っかかって、伽モードに入ったレンを遠ざける武哉。そしたら「もう、伽はしない」 …うぉ、そんなにあっさりと…。武哉のばかが(笑)。

一方、典型的なDearS(なのか?)であるミゥは今ひとつご奉仕しがいのない日々に欲求不満。レンにお節介を焼くことにしますが…。なんだかんだで地域に溶け込んでいるレンがうらやましくもあり、寂しくもあり。レンにお節介を焼いたのも、再調教が決定している彼女を哀れに思ったことも理由のようです。前回に引き続き、好感度アップですな〜。

微妙に言葉遣いが古いミゥをいちいちレンが突っ込むのが可笑しかった。ザルを被ると背が伸びなくなるなんて、今の若い人は知らんのだろうな…。

途中、ものすごい作画が混じっていたような気がしますが(絵心ゼロの私ですら思うのだから、かなりなもんです)、さすがにレンのPHは気合い入ってましたな:-)

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第7話「いやらしい……」
2004/8/22 00:30 TVK

前回の最後に出てきたのは、武哉の義理の妹、菜月だった。この娘が台風のように武哉を引っかき回します。まだまだお子ちゃまの彼女は、お兄ちゃんがレンと同棲していると分かってブチ切れ。…まぁ、高校生が同棲してたら止めるわなー、普通は。多感なお年頃ならばなおさらです。

武哉とレンの関係については、お母さんが登場したことでうやむやのままになりました。このお母さんが武哉にとっては継母であり、反発して一人暮らしをしているようです。 でも嫌いというわけでもなさそう。さりげなく「母さん」とか呼んでるし。分かっちゃいるけど、今ひとつ素直になれないって奴ですか?

そんな表のドタバタとは対照的に、静かに思い悩むミゥ。レンが再調教されてしまうことに耐えられないのか…? いい娘ですな〜。

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第8話「マ、マイ・ボール……」
2004/8/29 00:30 TVK

沈みがちなミゥ。レンに同情しているのかと思っていましたが、それだけではなく、自らの過去に原因があるというお話。昔はドジっ娘だったんですな:-)

一生懸命やればそれでいいのではなく、結果を出さなければ。 ご主人様を失ったときにそう決心したのであろう彼女は、その後パーフェクトなDearSになったのだから大したものです。 そんな彼女から見れば、レンは歯がゆくもあり哀しくもあり。そこでレンに決闘を申し込みますが…。

武哉と二人穴に落ちたときに、実はそこはホームステイ先の井戸だったというのは一見ギャグに見えても、そこが帰るべき場所だったということなのでしょう。 おじいさん、おばあさんが顔を見せたとき、不覚にもちょっと涙腺が緩んでしまいましたよ。ミゥはいいー娘だ。武哉に抱きつくレンを見て「ムカ…?」ってのも今後に期待させます。

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第9話「ちくっとした」
2004/9/5 00:30 TVK

無愛想で、女の子のウケはよくない武哉。そんな彼の幼なじみであり、なにかと世話を焼いてきた寧々子。しかし突如現れたレンのお陰で、そのポジションが微妙なものに。 今のところ、一歩退いたところで二人を見守っていますが、このまま幼なじみで終わってしまうのか、打って出る時が来るのか見物です。

今回は寧々子メインなれど、引き続きミゥも盛り上がってますよ。パン屋で思わずメロンパンをもらってしまうところなど、なかなか乙女心を感じさせます。 ミゥの方は、バンバン打って出るでしょう:-)

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第10話「乱交するですにぃ」
2004/9/12 00:30 TVK

ミゥが武哉に勉強を教えるのを見て、「ちり…」と割って入るレンです。順調に三角関係化が進んでますよ。 しかし「レンはどこが分からないのか、分からない」と、その自慢げな表情はなんなんですか(笑)。あくまでも天然なレンと、最後までは押し切れないミゥとの決着は果たして付くのでしょうか。

メロンパンフリークのレンちゃんは北海道に興味があるようだ。確かに、北海道のメロンはうまいが、メロンパンはなかったなぁ:-P

さて、第7話で出てきた菜月が再登場。予告通り、こちらの中学校に通うことになったようです。ここで、"バイター"たるニアとキィに遭遇。 どちらかと主従の関係を結んだりするのでしょうか…?

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第11話「経験……してみる?」
2004/9/19 00:30 TVK

当初から武哉たちとは無関係に子猫ちゃんたちと戯れていた色男がレンに急接近ですよ。本編には関係ないキャラだと思っていたので意外ではありますが、 分かりやすい形で絡んできました。そしてレンを回収すると武哉に宣言するキィ。さあ、どうする武哉?ってなところですが…。

それにしてもミゥがいーですね。武哉のシャーペンを返しそびれたり、きつねうどんが好きなことを覚えていてくれたことに喜んだり、レンが彼の頬をちょろっとなめた場面を見てしょんぼりしたり…女の子ですね。

愛が分からないというレンですが、これはレンだけではなく、ミゥも含むDearS全体がそうなのでしょうか。

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第12話「……しかも熱かった」
2004/9/26 00:30 TVK

DearSも最終回。DearSとして、命令されることでしか自分を表現することのできないレンが「武哉と一緒にいたい」と希望し、それを受けて武哉がご主人様宣言。 うまく1クールでまとまったのではないでしょうか。クラスメートや街の人たちの応援もよかった。ご主人様と奴隷という呼称はどうかという意見もあろうかと思いますが、 画像のようなレンの表情を見れば、その呼称が単なるレトリックだと言うことが分かります。

それにしてもミゥはいい子でした(何度も書いてますが(笑))。本来であればレンの回収に反対できない彼女が、武哉がレンを放棄することに同意すると涙を流して(それでいいのかと)訴えたり、ホームステイ先で自分がいなくなったらどう思うか尋ねたり…。おじいさん、おばあさんの優しさに触れ、またまた涙をぽろぽろ流す姿に、こちらももらい泣きしそうになりました:-)。

今まで以上に接近した武哉とレン、それを見て「ちり…」となるミゥと寧々子、最後の最後で目覚めたフィナ様など、物語はこれからだと言わんばかりのパワーがありながらも確かにこれで完結したと思わせる、なかなか気持ちの良いエンディングでした。