昭和42年前半 鉄道ニュース
東京都交通局、財政再建団体の指定を受ける(民間企業でいうところの債務超過に相当) 1/1伊予鉄道横河原線【新駅開業】北久米、田窪(2代) 1/1
旧ビスタカー復旧 1/7
昨年11月12日、河内国分駅で準急に追突大破したビスタカーT世、モ10007は貫通式に改造されて出場、モ18200系と組んで運用される予定
奥羽本線【信号場開設】金谷信号場 楯岡〜袖崎間 1/11
湖西線、鍬入れ・起工式挙行 1/12
先月28日に運輸省の認可を得た鉄道公団建設の湖西線は、大津市で鍬入式及び起工式を挙行。江若鉄道との競合部分は、買収交渉が完了次第着手されるが、全線完成は47年3月の予定。複線電化方式で、交直切替は湖北の塩津付近で車
上切換を行なう計画
上野駅改良工事起工式挙行 1/12
上野駅の改良工事が着工されたが、同駅は35年前に建設され、常磐線と東北線の立体交差部分で、地平線の出入列車が平面交差し、列車扱いが極度に行きづまっていたものである。
工事は
- 地平の旧手荷物専用ホームを旅客ホームに改造、高架ホームをこれにかぶせて、地平8線、高架12線の計20線(現在17線)とする。
- 在来ホームの拡幅・延長を行なう。
- 鷺谷付近に常磐線の地平出入線を新設、常磐線の発着を地平・高架併用とする。
- これにより原則として、上野発の特急・急行は地平ホーム発、ローカル列車は高架ホーム発とし、長距離ローカル客の錯そうを分離する。
- 公園口から高架各ホームに延びる連絡こ線橋を地平各ホームの上にまで延長、通路〜ホーム間はエスカレータで連絡する。
- 地下連絡通路は地平改札口の直上をチューブ式の中2階通路で浅草口へ延長、現在の地平改札口を利用する流れと立体交差させる。
なおこれらにより、列車の発着能力は約2倍に、駅内流動は大幅に改善される。
三河島の貨物線使用開始 1/15
三河島事故の第一のきっかけとなった三河島〜南千住間の常磐線と、田端〜隅田川間の平面交差を解消するため、同区間の海側に貨物専用線が一線平行の形で増設された。関連三河島事故37/5/3
大阪市交通局4号系統廃止 1/15
路面電車廃止計画の一環として、4号線(あべの橋〜京阪東口〜肥後橋間)の運転を廃止、同時に天王寺運輸事務所(霞町車庫、現在のフェスティバルゲート付近)も廃止された。
大阪市電 天王寺車庫廃止 1/16
武蔵野西線に工事施行認可 1/20
運輸省は鉄道建設公団が認可申請した武蔵野西線(浦和〜稲城間30km)の工事施行について認可を行なった。同線は東京外環状線の一部をなすもので、すでに武蔵野東線(浦和〜松戸間)と小金線(松戸〜船橋間)は着工されており、近く武蔵野南線(稲城〜川崎間)も認可申請を行なう予定。なお武蔵野西線は浦和から東武東上線北朝霞(新設)・新座・東所沢・西武池袋線新株山・新′ト平・国。
鉄中央線西国分寺(新設)・北府中・国鉄南武線府中
本町を結んで稲城に達する予定で、46年度完成の計画
阪本線も工事施行認可 1/20
運輸省は鉄道建設公団が申請した阪本線(五条〜阪本間22.5km)中未認可となっていた城戸〜阪本間11.1kmについても工事施行を認可。同線は阪神と南紀を短絡する計画の一部で、将来十津川沿いに新宮まで延長される予定。
新有田川橋りょう完成 1/20
紀勢本線複線化工事の一環として計画されたもので、紀伊宮原〜藤並間の有田川の横断を、旧線の直角横断をやめ、斜め横断の複線を新設、とりあえず上り線を使用、同区間の上下列車を新線に切換えた。下り線使用開始は8月の予定
猿猴川橋りょう完成 1/20
老朽化した山陽本線広島駅西側の猿猴川橋りょうは、旧橋りょうの両側に別々に上下新線を建設、下り線はすでに使用を開始していたが、今回上り線も切換えたもの
水戸線で電機の試運転実施 1/20
電化工事を進めている水戸線小山〜友部間は、2万X交流による電化工事を完了、交直両用電機EF80による試運転を実施。24日からは練習運転。なお電機は2月1日から一部営業列車をけん引、403系交直両用電車による営業は3月20日から、真岡線直通を除き、一斉に電車化。
盛線、中村線のエ事実施計画認可 1/31
運輸省(現・国土交通省)は鉄道建設公団が提出した盛線(釜石〜盛間43キロ)中、綾里〜三陸間(7.6km)と、中村線(土佐佐賀〜中村間22.5km)中、浮鞭〜中村間(11.7km)の工事実施計画を認可。前者は新線計画の久慈線、着工中の気仙沼線と結び三陸縦貫鉄道を形成するもの。後者は宿毛線と結び四国西部循環線を形成するものである。関連キーワード→三陸鉄道・土佐くろしお鉄道
上田丸子電鉄(株)、丸子線の廃止を運輸省(現国土交通省)に申請 1/
水戸線【交流電化】小山〜友部間 2/1
電化工事の完成した水戸線では、3月22日の全面時刻改正に先行して、貨物列車12本の電機けん引を開始。
常磐線【駅名改称】公園下(仮降車場)→偕楽園(仮降車場) 2/1
紀勢本線【複線化】南広信号場〜湯浅間 2/8
711系電車第1陣北海道入り 2/8
北海道初の国電として日立製の2両が札幌運転区に到着、汽車製の2両は12日到着。
国鉄山陽新幹線3区間の工事認可申請 2/8
山陽新幹線は新大阪〜同山間165km中、新大阪〜大阪市加島町間、神戸市内〜相生撮市内間、岡山市〜同市中島田町間の計約64kmの最終ルートの決定を終り、岡山新駅とあわせ、運輸大臣に工事の認可申請。
北陸鉄道金沢市内軌道線 全線廃止 2/11
京葉線にエ事認可 2/13
運輸省(現・国土交通省)は鉄道建設公団が申請した京葉線(塩浜〜木更津間104km)建設実施計画中、塩浜操駅〜品川ふ頭間(11.1km)に対し工事認可を
行なった。同区間は全長の73%・7.9kmがトンネルでその中3キロが水底部をくぐる難工事、甲線、電化複線、50kmレール、PC枕木を使用。主要道路とはすべて立体交差となる予定。
地下鉄9号線 綾瀬〜日暮里間起工式挙行 2/13
営団建設の9号線(綾瀬〜代々木上原間32km)は、その一部綾瀬〜日暮里間(7.6km)の起工式を千住新橋わきで挙行。
私鉄大手16社 ATSの緊急取りつけ計画を運輸省に提出 2/15
鼠ヶ関トンネル貫通 2/15
羽越線複線化の一環として掘削中の鼠ヶ関〜小岩川間の鼠ヶ関トンネルが貫通。同トンネルは複線形としては同線最長のもの。43年10月使用開始予定。
駅名改称 伊予鉄道 松山駅前→国鉄駅前、同一番町→大街道 2/15
伊予鉄道郡中線【新駅開業】 鎌田 2/15
明治大学入試、入試阻止派の学生が御茶ノ水駅構内に座り込みを行い、ラッシュ時の国電が止まる。 2/20
伊勢崎線 曳舟〜鐘ヶ淵間高架化 2/21
東武鉄道では都心部の踏切解消のため、曳舟〜鐘ヶ淵間(2.3km)のうち下り線を一先ず高架化したが、上り線も完成。
同区間の踏切12カ所を完全に解消。なおこれに伴い曳舟・玉ノ井両駅は高架駅となった。
鹿島線・瀬戸線に工事認可 2/23
運輸省は鉄道建設公団が申請した鹿島線(水戸〜佐原間69.6km)と瀬戸線(瀬戸〜稲沢間30km)の工事実施計画に対し、前者には全線、後者には高蔵寺〜勝川間(10km)の中央西線併行部分に対し工事認可。前者は鹿島灘沿いに常磐線水戸と成田線佐原を直結するもので、霞ケ浦をまたぐ北浦鉄橋(1,232m)から着工。乙線、非電化単線、また後者は岡多線瀬戸から一部中央西線とラップしながら名古屋市を避けて稲沢に至る短絡線で、中央・東海道・岡多・瀬戸各線の電車基地も、同線と中央線がラップする神領にあわせて建設される。
東京駅鉄道会館12階建に 2/23
東京駅八重洲口は29年10月6階建の民衆駅としてスタートしたが、もともと12階建で承認されていたもの。
近畿日本鉄道【複線化】高田市〜橿原神宮間 2/25
同区間は昭和4年複線として建設され、戦時中、尺土〜橿原神宮間を鉄材供出で単線化、戦後、尺土〜高田市間のみ複線に戻していたもの。これにより南大阪線は阿倍野〜橿原神宮間全線が複線に戻ったことになる。
東市来〜鹿児島間 複線化起工式挙行 2/25
鹿児島本線の最大のネックといわれている、同線最南端の東市来〜鹿児島間(26.4km)の複線化工事起工式が挙行された。これにより同線約400キロ中70%の280kmが複線化されることとなる。完成は昭和46年9月の予定。
東北本線【複線化】貝田〜越河間 2/27
東北本線福島〜岩沼間はあと5区間の未複線化区間を残しているが、
本年10月までには全部複線化、上野〜盛岡間が完全複線となる。
西日本鉄道天神大牟田線【複線化】大善寺〜三潴間、大溝〜蒲池間 2/
土讃線、CTC導入 多度津〜阿波池田間 3/1
特急気動車「北海」新設 3/1
函館〜旭川・釧路間特急気動車「おおぞら」の旭川編成を分離、小樽経由とし,函館〜旭川間。6時間55分運転。函館線経由としては初の特急となった。
途中停車駅は長万部・倶知安・小樽・札幌・岩見沢・滝川の6駅
自動車輸送専用貨物特急登場 3/1
国鉄物資別輸送の花形ク5000形を使用した特急貨物が、遂に新鶴見〜百済間に登場。
阪急千里山線【延伸開業】 3/1
- 【駅名改称】新千里山→南千里
- 北千里駅で日本初の磁気券式自動改札機が設置
- 着工から14ヶ月で延伸というスピード工事であった。
国鉄
山陽新幹線の新大阪〜西宮間の最終ルートを決定、運輸省に報告 3/3
新婚専用列車「ことぶき号」宮崎へ出発 3/3
紀勢本線【複線化】下津〜加茂郷間 3/3
山陽新幹線全ルート決定 3/3
最後まで地元との利害関係で決定のおくれた山陽新幹線大阪市内〜芦屋市間(15km)は、六甲トンネルの取付部まで高架で建設することを地元が了承、運輸大臣に認可申請した。
伊予鉄道郡中線 【新駅開業】古泉 3/9
宇高第3舶起工式挙行 3/10
宇高航路の新船取替を実施中の国鉄は、第3船(船名「阿波丸」の予定)を三菱重工下関造船所に発注、起工式を孝行した。竣工9月末の予定。
青函トンネル遂に海底に到達 3/10
本州と北海道を寝たままで結ぶ、文字通りの夢の海底トンネル掘削工事は、北海道側渡島吉岡駅附近から14度のこう配で津軽海峡の海底へ向け、調査斜坑を掘削中であったが、遂に延長1、210mで海底部に達し、今度は水平に本州側へ向って掘り進むことになった。なお水平坑の掘削にはスイスから購入したボーリングマシンがいよいよ威力を発揮する予定。
東北線の地すべりの脅威解消 昨夏大規模な地すべりで大混乱を起こした東北線浅虫〜野内間は、金山が再び地すべりを始めたため、地すべり地帯の裏側に掘削中の浅虫トンネル(1、510m)を含む新線を予定より1週間早く使用開始した。なお同トンネルは東北線複線電化工事の一環として進められていたもの。
新横ケ根トンネル貫通 中央西線複線電化工事の一環として武並〜恵郷間に掘削中の新槙ケ根トンネル(2、766m)が貫通した。
東海道新幹線16番線ホーム完成 3/10
新幹線東京駅18番線使用開始 新幹線東京駅(新大阪は4線)は、将来の増発、列車種別発車ホーム区分の実現のため、16番線を増設、これと同時にホームとも70m伸延、16両運転も可能となった。
これにより、「ひかり」18、19番線、「こだま」16、17番線に分離
紀勢本線【複線化】初島〜下津間 3/11
天塩康砿鉄道閉鎖を発表
不況にあえぐ炭鉱業界は閉山が相次いでいるが、北海道天塩炭鉱鉄道は経営不振のため、住吉炭鉱と日新炭鉱及び鉄道を閉鎖すると組合側に通告。
紀勢本線【複線化】紀伊由良〜南広信号場間。南広信号場廃止 3/14
横浜市営地下鉄に認可答申
尾西線複線化申請
名古屋鉄道では年々輸送量の増加する尾西線新〜宮一弥富間の複線化を決定、名古屋陸運局に申請。
山陽新幹線 新大阪〜岡山間起工式赤穂市で挙行 3/16
山陽新幹線全線建設工事鍬入、起工式挙行 46年春完成の予定
鹿島線建設工事鍬入起工式挙行 3/16
先月23日工事認可のあった鹿島線(水戸〜佐原間)は鉄道建設公団の手によりいよいよ着工の運びとなった。
旧京都市電のちんちん電車運転開始 3/16
上総湊〜館山間自動信号化 3/16
保安近代化と輸送力増強を進める房総西線は上総湊〜館山間の信号自動化を完成、これで蘇我〜館山間はすべて自動式に統一。
臨時気動車特急「雷鳥」運転 3/18
上野〜金沢間の気動車特急「はくたか」の金沢滞泊時間を活用した間合い運用で金沢〜大阪間に臨時気動車特急「雷鳥」が週末に運転された。同区間を3時間49分で走行
多摩「こどもの国」へ新線計画
横浜市港北区と東京都町田市にまたがる「こどもの国」に、国鉄横浜線長津田駅から電車を通す計画を審議中の運輸審議会は、3月22日免許を答申したので、近く大橋運輸相が正式に許可する。
電車化 水戸線小山〜友部間(50.2km)
京浜急行電鉄特急最高速度を105km/hに引き上げる 3/19
高山本線【信号場開設】鷲原信号場 白川口〜下油井間 3/19
北上線 無煙化 3/20
東海道線【新駅開業】三ヶ根 3/20
京浜急行【新駅開業】羽田整備場前 3/20
東京国際空港の整備場地区への通勤者輸送のため。
東京モノレール羽田線【新駅開業】羽田整備場(現・整備場駅) 3/20
阪急神戸線夙川〜御手洗川間高架化完成 3/21
同工事は西宮市内の整備を目的としたもので、8ヶ所の踏切が立体化。
東海道新幹線の功績に対し、島秀雄がスペリー賞受賞 3/23
鹿児島本線 【複線化】荒尾〜南荒尾間 3/23
紀勢本線【複線化】加茂郷〜冷水浦間 3/24
東海道本線【新駅開業】三ヶ根(さんがね) 蒲郡〜幸田間 3/24
大阪市営地下鉄2号線(現・谷町線)一部営業開始3/24
大阪駅と天王寺駅を地下で結ぶ市営地下鉄2号線は、東梅田〜谷町4丁目間(3.5km)で営業を開始
伊豆箱根鉄道駿豆線 三島〜修善寺間自動信号化 3/25
近鉄葛城索道線 【開業】葛城山口ープウェイ営業開始 3/26
葛城登山口〜着城山上聞斜長1,420m、51人乗りゴンドラ2両使用
神岡軌道 猪谷〜茂住間運行休止 3/27
寺崎トンネル貫通 3/28
総武線物井〜佐倉間複線化工事の一環として同区間に掘削中の寺崎トンネル(250
m)が貫通した。来年3月佐倉までが複線となる予定。
開拓使号色彩復元完成 3/29
交通博物館に陳列中の旧幌内鉄道コトク5010〜開拓使号は退色が甚だしいので昨年暮から大井工場の手で行なわれていたもの。
近鉄丹波橋駅開業(旧堀内駅の復活) 3/29
伏見〜近鉄丹波橋〜桃山御陵前間復活。ただし1年間は丹波橋・近鉄丹波橋駅の併用となる(近鉄の特急・急行・準急は近鉄丹波橋を、普通と京阪直通列車は丹波橋を使用)
富山港線 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧 3/30
名古屋地下鉄南北・東西両延長線営業開始 3/30
名古屋市営地下鉄2号線【開業】金山〜栄間
名古屋市営地下鉄東山線【開業】 東山公園〜星ヶ丘間
奈良電丹波構駅旧線に戻る。 3/31
昭和20年以来京阪電車との相互乗入れのため、旧線を廃止していた奈良電は、輸送量の増加をさばくため、急行・準急を旧線にもどし、旧堀ノ内駅跡に新丹波橋駅を建設、京阪丹波橋とは、66mの長大連絡橋で結んだ。
富山港線1500V化、買収線区の昇圧完了 3/30
国鉄各組合に五万人の合理化案を発表 3/31
井笠鉄道 神辺線・矢掛線を廃止。線路用地は鉄道建設公団に買収 3/31
神岡軌道【廃止】猪谷〜茂住間 3/31
釜石線 無煙化 3/
国鉄南方貨物線の建設を開始 3/
野上電気鉄道 紀伊阪井、沖野々、野上中の各駅を請負制に変更 3/
クロ151(181)改造のクロハ181運用開始 4/1
釧網線【仮乗降場新設】桂台 4/1
標津線【仮乗降場→駅】光進 泉川〜西春別間、平糸(ひらいと) 春別〜西別間 4/1
三江北線【新駅開業】 明塚(あかつか)石見梁瀬〜粕淵間 4/1
【駅名改称】 4/1
越後交通 寺泊新道→寺泊(てらどまり)
京成電鉄 千葉海岸→西登戸(にしのぶと)
西武鉄道 豊岡町→入間市(いるまし)
釧網本線 網走〜鱒浦間【仮乗降場新設】桂台(かつらだい) 4/1
標津線【仮乗降場→駅】光進、平糸 4/1
小名浜臨港鉄道【社名変更】福島臨海鉄道 県・国鉄が出資 4/1
京成千葉線【駅名改称】千葉海岸→西登戸 4/1
西武池袋線【駅名改称】豊岡町→入間市 4/1
東武根古屋線 全線廃止 4/1
井笠鉄道 井原〜神辺間、北川〜矢掛間廃止 4/1
名古屋市営地下鉄4月から延伸 4/1
1号線、東山公園〜星ヶ丘間1.1km、2号線 栄〜金山間3.1kmの計4.2kmを延長開業
近鉄北勢線 麻生田変電所(300kw水銀整流器1台:内部線浜田変電所から移設)運用開始 4/1
大阪市営トロリーバス 地下鉄堺筋線建設のため、大阪駅前〜天神橋筋六丁目間を扇橋経由から中崎町経由に変更 4/1
大崎電車区一部使用開始 4/3
2階式電車区で注目される大崎電車区の一部が使用開始
赤羽線電車は101系電車8両編成に置換え 4/3
鉄道弘済会労組の販売員ら約3,100人、約1万円の賃上げと労働条件改善を要求し24時間ストに入る。 4/3
閣議、4月1日の南海電鉄事故に関連して、立体交差化・車道拡幅など踏切整備の方針を決定 4/4
営団地下鉄9号線 4/7
御茶ノ水〜大手町間起工式挙行
天皇皇后両陛下(昭和天皇)臨時「ひかり」によるお召し列車運転 4/7
国鉄保有電車10,000両突破 4/10
20両の新車が落成し、国鉄が保有する電車の総数は10,018両となり、世界最高となった
相模鉄道本線【複線化】大塚本町〜電車基地間 4/10
名鉄西尾線パノラマカー乗り入れ開始 4/10
東武鉄道伊勢崎線【新駅開業】せんげん台 大袋〜武里間 4/15
名鉄電車神宮前〜呼続間上り高架新線使用開始 4/16
同社名古屋本線神宮前〜呼続間は、名古屋市都市計画の一環として立体化することになり、上り高架が完成使用を開始
中間の堀田駅は当分貨物ホームを改造して仮上りホームとし、下り仮線は従前の上り線を使用する。
【社名改称】小名浜臨港鉄道株式会社→福島臨海鉄道株式会社 4/20
信越本線【複線化】群馬八幡〜安中 4/25
山陽新幹線帆坂トンネル東工区で地鎮祭挙行 4/26
(西工区は5月に着工)
佐久間線の一部に工事認可 4/27
運輸省は建設公団が申請した佐久間線(飯田線佐久間〜二俣線遠江二俣間35km中)遠江二俣〜遠江横山間(13.8km)に対し、工事実施計画の認可を行った。同区間は単線非電化、6月着工の予定。
「石狩丸」「えさん丸」竣工 4/28
「石狩丸」は旧青函連絡客貨船で、昭和32年三菱(神戸)製の「十和田丸」を貨物専用に改造したもの。
貨車搭載能力は18両から一気に48両に改善。
「えさん丸」は1隻で旧来のタグボート2隻分の能力を持つ新鋭船、両船とも5月から就航の予定
湘南新貨物ルート本決まり 4/28
湘南地区の通勤輸送改善を計画中の国鉄は旅客線に使用される現在の貨物線(現・横須賀線)の代替ルートを常務会で決定。
同線は新鶴見操車場(現・信号場)から鶴見を経由、地下に潜って横浜線大口駅北で同線をオーバークロスし、東横線とは地下でクロス、第三京浜国道、相模鉄道をオーバークロスして戸塚駅に達するもので、途中貨物専用の新保土ケ谷を設置、現在線の保土ケ谷・戸塚の貨物扱いは廃止、計画では全長13.7kmのうち、9.1kmが地下部分となる。
こどもの国線開業 4/28
1959年の皇太子明仁親王成婚を記念して、旧日本軍田奈弾薬庫跡地の丘陵に1965年に開園、当初より社会福祉法人こどもの国協会が施設を保有し、東急に運転管理を委託する形で営業されていたが、地方鉄道法に代わる鉄道事業法の施行により、1987年4月1日、協会が第3種鉄道事業者、東急が第2種鉄道事業者となった。
東急が受託経営にあたり、平日19、休日36往復運転が行われる。
川崎市営トロリーバス営業最終日 4/30
名鉄、私鉄界のトップを切って名古屋本線全区間にATS-M型の地上設備を完了 4/
万代公共臨港線開業 5/1
新潟地震まで新潟市の流通センターをつとめた国鉄万代駅の壊滅により、新潟県が万代島に貸物設備を再建した。万代公共臨港線は新潟駅から分岐、栗ノ木川を横断し、水産物揚場線を経由万代島先端に至る2.5キロで、県が管理運営する(経費
全額新潟県負担)
川崎市営トロリーバス【全線廃止】 5/1
鯨崎トンネル貫通 5/5
日豊線複線化工事中の仏崎〜西大分間の鯨崎トンネル(73m)が貫通。(電化複線形トンネル)
万国博乗入れ鉄道問題解決 5/7
1970年大阪で開催される万国博に備え、観覧者輸送のための鉄道乗入れ問題について、大阪府と京阪神急行(現・阪急)の2者が共同出資会社(北大阪急行)を設立、吹田市江坂〜上新田間(5.9キロ)を新会社が建設、その先会場までを万博協会・大阪府・大阪市・阪急が共同負担で仮線を敷設、会期中の運営は阪急があたることで合意。なお仮線部分は場合によってはバスとすることも考慮されている。
着工10月、44年3月上新田まで完成の予定で、万博開会までには営業開始が見込まれている。
信越本線【信号場→駅】(貨)上沼垂(かみぬったり) 5/10
今宮駅存続と決定 5/10
湊町地区改良計画の一環として、3月31日限り廃止が決定した関西本線今宮駅は、地元の強い存続運動の結果、正式に存続することが決定。
天塩炭礦鉄道(株) 運輸営業廃止申請 5/12
阪神淀川橋りょう使用開始 5/12
阪神電鉄本線の淀川橋りょうは、堤防より低位置にあり、台風などで水位が上れば線路上の水門を閉じなければならないことで有名な橋りょうであったのを改良
日の丸自動車鉄道線廃止 5/14
日光軌道線廃止 5/16
東武鉄道では、5月16日付で、「日光軌道線(日光駅前〜馬返間)の運輸営業廃止について」を正式に文書で組合に提案、9月末の廃止を計画
理由として、いろは坂の開通で利用者が激減した事
地元の社寺、旅館から廃止促進の陳情が有った事
バスの方が運賃が安い事
県知事及び市長も軌道線の廃止に賛成な事
以上の理由が上げられている。
小平〜萩山間複線化に着手 5/15
西武鉄道新宿線、小平〜萩山間は、上水線の拝島駅乗入れ完成により輸送量の大幅増大が見込まれるため、先行工事を行なうこととなった。
木浦トンネル貫通 5/16
北陸線糸魚川〜直江津間線増工事の一環として、浦本〜能生間に掘削中の木浦トン
ネル(1,570m)が貫通。43年12月完成の予定。
北陸本線【複線化】泊〜越中宮崎間 5/19
大糸線電化延伸起工式挙行 5/19
大糸線は現在信濃森上まで電化され新宿からの直通乗入れも行なわれているが、これを8両 編成で南小谷まで乗入れさせようとするもので、12月に完成、冬山シーズンに間にあわせる予定。なおこれに伴い松本〜南小谷間19駅のホームも伸延。
土木学会本四連絡橋に結論 5/19
高松琴平電気鉄道琴平線を単線並列から複線に変更 5/21
私鉄総連の中小134組合、大手並みの4300円の賃上げを要求し始発から24時間ストに入る。 5/21
北陸本線【複線化】滑川〜東滑川間 5/22
山陽新幹線帆坂トンネル西区工事現場で「地鎮祭」実施 5/22
今回着工されるのは、帆坂トンネルの西半分3.5kmと蕃山トンネル915m、その付近の地上部分405mで、これにより山陽区間は本格的な建設工事のスタートを切ったこととなる。
磐越西線で電気機関車による試運転実施 5/24
郡山〜喜多方間で新製ED77形交流電機による試運転を開始
「阿波丸」進水式挙行 5/25
宇高新船取替計画の最終船「阿波丸」が三菱下関造船所で進水、ぎ装に入った。完成9月上旬、10月改正から就役の予定。なお「阿波丸」の完成により、四国の旧国名を名乗る「讃岐丸」・「阿波丸」・「土佐丸」・「伊予丸」が全部大型船で出揃うこととなり、戦争直後の「鷲羽丸」グループは全部姿を消す予定
山形車両基地起工式挙行 5/25
米沢〜山形間の電化進捗に伴い、山形地区の輸送力増強に対処するもの。場所は蔵王〜山形間の南館地区内、留置洗浄等9線、収容能力74両で、43年10月完成の予定。
長野原線電化試運転開始 5/28
磐越西線で、電車試運転を実施 5/28
信濃追分〜篠ノ井間複線化起工式挙行 5/30
信越線長野鉄道管理局管内のネックとなってきた信濃追分〜篠ノ井間(58.1km)に着手。同区間の複線化が完成すれば、上野〜長野間で約40分のスピードアップが見込まれている。
(芦別線)第三工区の新城〜新城峠間の路盤工事を開始
5/
青函航路で乗用車航送開始 6/1
国鉄では自動車旅行の普及に呼応して、新船の揃った青函航路で、小型乗用車を輸送することを計画中であったが、7隻の新船の2等プロムナードデッキ改装。青森第1岸壁の積卸しスロープウェイ、函館第2岸壁の積卸しエレベータ一が完成したので。下り1便(十和田丸)から輸送を開始。
当分1・2・209・208の各便で6台ずつ、1日24台を輸送する。なお乗車定員以内の乗客は無賃輸送となる。
世知原線【貨物営業廃止】祝橋〜世知原(-2.8km) 6/1
土讃線阿波池田高知間単線自動信号化完成使用開始 6/1
なお7月1日からは多度津〜高知間がいよいよCTC化される予定
磐越西線練習運転開始 6/1
7月1日の電化開業(郡山〜喜多方間)に備え、磐越両線で電車列車1往復、客車列車6往復、貨物列車2往復の練習運転が始まった。
長野原線電車試運転実施 6/1
7月1日から電化開業(渋川〜長野原間)予定の長野原線で165系電車による初の直通試運転が行なわれ、6月いっぱい、練習運転に入った
川崎市電【廃止】池上新田〜塩浜間 6/1
浜町三丁目〜池上新田間、単線化、三線軌条を取り止め。
名鉄バスセンター開業、本社事務所を同バスターミナルビル内に移転 6/1
名鉄バスセンター開業、本社事務所を同バスターミナルビル内に移転
近鉄名古屋駅5番線使用開始 6/1
名古屋近鉄ビル及び国鉄名古屋駅改良工事にあわせて施工中の近鉄名古屋駅改良工事で、新しく地下5番線が完成した。なおこれと同時に、名古屋近鉄ビル地下1階駅コンコースと地下駅を結ぶ通路も完成した。
新幹線2人乗務間題解決 6/6
新幹線の電車運転士乗組員数は開業以来、当局側と組合側で争われてきたが、「ひかり」2名、「こだま」1名(検査掛添乗)に決定、当局は調停申請を取下げた。
新鳥居トンネル貫通 6/8
中央西線複線電化工事の一環として、奈良井〜藪原間に掘削中の新鳥居トンネル(複線型2、157m)が貫通した。同区間は旧鳥居トンネル、20%。こう配、300m曲線などがあり同線最大のネックとなっていたため、在来線の東側約1キロに別線を建設したもの。来年8月完成、10月から使用開始の予定。
長野原(現吾妻)線【直流電化】渋川〜長野原間 6/10
長野原線電気機関車による運転を開始(電車による運転は7月1日から)
長浜トンネル貫通 6/10
北陸本線複線電化工事の一環として、有間川〜谷浜間に掘削中の長浜トンネル(複線型1、153m)が貫通した。同トンネルは本年1月、10名の生埋め事故を起こした難工事で知られる。来年7月完成、10月から使用開始の予定。
伊予鉄道横河原線【電化】松山市〜平井間 6/10
磐越西線 【電化】郡山〜喜多方(交流50Hz・20kV) 6/15
磐越西線電気機関車による運転開始(電車による運転は、長野原線同様7月1日から)
日本初の官民一体型のニュータウン「くずはローズタウン」造成工事起工式 6/15
石槌山ロープウエイ認可 6/15
高松陸運局は国定公園石槌山登山ロープウエイが申請した、ロープウエイ架設を認可した。同山は西日本最高峰(1,981m)で、ロープウエイは延長1、606m、定員51名乗りの大型ゴンドラ2台を使用徒歩3時間の登頂時分を10分に短縮する。来年4月完成の予定。
茨城交通茨城線【営業廃止】大学前〜石塚間 6/16
信越本線【複線化】笠島〜青海川間 6/19
日本鉄道建設公団法一部改正 6/19
佐久間線起工式挙行 6/20
静岡県遠州地方と長野県伊那地方を結ぶもので、遠江二俣〜佐久間間32キロの工事線。当面着工されるのはこのうち遠江二俣〜遠江横山間13。4キロで、規格は丙線単線(注:完成はしていません)
東京モノレール、日立運輸等と合併にきまる 6/20
開業以来、営業不振に悩む東京モノレール(浜松町羽田空港間)は、遂に20億の累積赤字をかかえ、日立運輸・西部日立運輸と合併することになった。合併期日は11月1日、新社名名は日立運輸東京モノレール会社となる。
流山電気鉄道【駅名改称】流山電鉄 6/20
京成電鉄新千葉〜京成千葉間高架複線完成、使用開始
6/24
東急田園都市延長続着工式挙行 6/26
東急田園都市線は、昨年4月溝の口〜長津田間を延長開業したが、今回さらに、長津田〜小川間(1.1km)を延長するもの開業来年4月の予定
営団大手町駅全面使用開始 6/26
中央線中野から東場町を経て西船橋に至る営団東西線は、現在大手町までが完成しているが日本橋寄りが延長工事のため未使用となっていたもの。
鹿児島本線【複線化】田原坂〜植木間 6/27
同区間はカーブとこう配で悪評が高く、在来線4.5キロ中2.5キロ(田原板トンネルを含む)を別線で建設したもの。
山陽新幹線岡山県下諸工事起工式挙行 6/28
民営鉄道協会発足 6/28
従来の私鉄経営者協会が発展的に解消、新社団法人を設立したもので、全国私鉄・営団等108社が参加した。
名鉄バスセンター開業 6/
日本国内初のビル(立体)型バスターミナルで、当時としては東洋一の規模を誇った
鶴居村営軌道 新富士〜温根内廃止
津軽森林鉄道 幹線廃止
小田急電鉄「箱根フリーパス」発売開始
中央本線、国電区間が中野から高尾まで延長。同時に「特別快速」の運行を開始。設定時より昼間時のみ運行
鉄道に関する事件・事故【昭和42年前半】
西鉄北九州線二重事故 1/13午前11時35分頃、門司大里東口〜門司病院間で、戸畑発門司行き電車(630号)が小型トラックと衝突して脱線、さらに反対側から来た門司発戸畑行き電車(118号)が衝突、死傷者13名午後10時半頃、直江津市の北陸本線長浜トンネル工事現場で落盤、10人生埋め 1/20→1/24 5人救出 豊橋鉄道で電車脱線転覆 1/27
渥美線老津〜杉山間で、通学生で満員の新豊橋発田原行き2両編成電車がミキサー車と衝突、1両目が脱線築堤下に転落横倒しになり、40名が重軽傷東京駅八重洲中央口のくず入れで、手製の鉄パイプ爆弾が爆発、22人が重軽傷 3/31 南海電鉄で脱線転落事故発生 4/1
大阪府泉南郡泉南町(現泉南市)で午後7時半頃樽井〜尾崎間を走行中の下り和歌山行き急行電車が大型トラックと衝突。衝突時炎上したトラックを巻き込みながら電車は男里川河原に転落、5両編成のうち前部2両は、折り重なるようにぶつかり合い転落、3両目は2両目に支えられる形でかろうじて線路上に残った。この事故で乗客5名が死亡、186人(229人の報道もあり)が重軽傷を負った。大型トラックの踏切内でのエンストが原因新幹線爆破未遂事件 4/15
さらに、事故編成の運転士が事故直前まで、自分の息子を運転室内に入れていたことが発覚し、大問題となった。
南海は、この年重大事故が続き社長の退陣にまで発展
下り新幹線「ひかり21号」が小田原付近を走行中に午後1次頃、7号車の空席で、時限装置付の爆弾を車掌が発見、源氏物語の本の中に仕込まれており、ページをくりぬきダイナマイト3本が入れられていた。詰め所で火事。組合員死亡 4/30
本をケースから引き出すと爆発する仕掛けになっていた。
午後9時半頃、大阪市東淀川区の国労宮原分会分会詰め所でガソリンが発火、プラカードつくりの組合員1人が死亡山陽電鉄で時限爆弾爆発 6/18
山陽電鉄の下り姫路行き普通電車が神戸市垂水区の塩屋駅に停車した直後、2両目の網棚に仕掛けてあった時限式爆破装置が爆発、乗客2名が死亡、29人が重軽傷(重軽傷17名の記事もあり)室蘭本線で貨車脱線転覆 6/25
東室蘭発五稜郭行278レが大岸駅進入の際、機関車次位から19両が脱線、うち13両が横転、上下線とも不通となった。開通翌26日近江鉄道脱線転覆 6/29
同鉄道愛知川発米原行(始発電車2両連結)が、尼子〜高宮間犬上川橋りょうにさしかかったところ、ダンプカーカが直前を横断、ダンプカーと1両目が河原に転落、2両目が宙吊りとなった。早朝のため電車側に死者はないが重軽傷6名を出した。去る4月1日の南海事故と同類の重大事故。
世相【昭和42年前半】
寺山修司、横尾忠則らが劇団「天井桟敷」を創設 1/1
NHK大河ドラマ「三姉妹」(原作大佛次郎、脚本鈴木尚之、主演岡田茉莉子、藤村志保、栗原小巻)の放送が始まる 1/1
ルビー、没。ケネディを殺したオズワルドを殺害 1/3
アメリカのソプラノ歌手 メアリー・ガーデン(Garden,Mary)没 1/3
東京証券取引所、第2回国債上場 1/4
アメリカが、対ローデシア貿易を禁止 1/5
兵庫県教育委員会、42年度から県立高校の学級定員を50人から48人にすると決定 1/5
アメリカ軍がベトナム戦でメコンデルタに侵攻 1/6
上海の造反派が、市党委員会の権利を剥奪する(1月革命) 1/6
自治省、法務省など4省庁と14団体の代表を集め、明るく正しい総選挙推進運動本部の発足総会開催 1/6
政令第 2号 ダム使用権登録令 1/6
政令第 3号 流通業務市街地の整備に関する法律施行令 1/6
指揮者 シューリヒト(Schuricht,Carl)没 1/7
アメリカ国防省が、ベトナム参戦の米軍は47万3000人と発表 1/9
アメリカのジョンソン大統領が、予算教書でベトナム戦争の継続と増税を提案 1/10
東マレーシアからイギリス軍が完全撤退 1/11
中国共産党中央が、紅衛兵の指導する革命派の労働者たちが上海を人民の管理下に置こうとする動きに対して支持を表明 1/11
日本血液銀行協会買血による血液製造を全廃し、預血方式1本とすることを決定 1/12(参考)
トーゴでクーデター 1/13
中国で、公安6ヵ条が公布 1/13
午後6時54分頃、徳島沖で自衛隊対潜哨戒機と同ヘリコプターが衝突し墜落、双方の乗員10人死亡 1/16
ソ連国防相が、ミサイル迎撃ミサイルの実戦配備を発表 1/17
ゴアが、住民投票でインド連邦直轄地として確定 1/17
東京間借り人協会、礼金の廃止・公営無料紹介所の設置などを求める公開質問状を自民など5党に手交 1/17
三鷹事件再審請求中の死刑囚竹内景助が東京拘置所で病死
警察庁、捜査権の及ばない沖縄からの選挙投票依頼文書の発見を強化するよう全国の警察に要望 1/18
旧勲章年金受給者に関する特別措置法(昭和42年法律第1号)1/18
連合国占領軍等の行為等による被害者等に対する給付金の支給に関する法律の一部を改正する法律(昭和42年法律第2号)1/18
内閣の放射能対策本部、中国の核実験による放射能降下物対策についいて協議 1/18
佐藤首相、沖縄施政権一括返還の立場を表明 1/19
癌研主任研究員、ねずみによる実験で紙巻タバコのタールで肺癌以外にも肝臓癌も発生と発表 1/20
午後10時20分頃、北海道白老町の日鉄鉱業白老鉱山調査現場で落盤事故が発生し、5人が死亡 1/21
アメリカ最高裁が、ニューヨーク州の忠誠諸法に対して違憲判決を下す 1/23
中国共産党中央、文革小組、国務院などが人民解放軍の奪権闘争介入を要求 1/23
大橋武夫運輸相、新東京国際空港公団の工事実施計画の申請を認可 1/23
ブラジルで憲法が発布される。中央政府の権限が強化 1/24
共産党機関誌「赤旗」が、初めて公然と中国共産党を批判 1/24
建設省令第 2号 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法施行規則 1/24
中国人民解放軍が文化革命への介入を表明 1/25
モスクワの赤の広場で、中国人留学生とソ連警官が衝突する。北京では反ソデモが激化 1/25
琉球立法院文教社会委員会が、勤務評定実施と教員の政治活動禁止を目的とする教法2条を採択 1/25
東大医学部学生自治会、インターン制度廃止などを要求して26日からの無期限学部スト実施を決定 1/25
劉少奇国家主席が、大衆の前で毛沢東語録を暗唱させられる 1/26
兵庫県警、精神障害者の運転による交通事故防止のため、精神鑑定委員会設置を決定 1/26
午前6時31分、ケープケネディ宇宙センターでの有人宇宙船「アポロ1号」の打ち上げ訓練中に船内で出火があり、純粋酸素が満たされていた船内が瞬時に火の海になって、グリソム、ホワイト、チャーフィーの3飛行士が死亡 1/27
ワシントン、モスクワ、ロンドンで、宇宙平和利用条約に調印 1/27
宇宙空間平和利用条約の調印式、日本を含む27カ国が調印 1/27
建設省令第 3号 流通業務市街地の整備に関する法律施行規則 1/27
ユーゴのチトー大統領が、非公式にソ連を訪問 1/28
第31回衆議院議員選挙が行われれ、自民277、社会140、民社30、公明25、共産5となり、自民党の得票率が過半数を割る 1/29
第31回総選挙、公明党(公明党のwebsite)25名当選 1/29→参考wikipedia公明党
いわさきちひろの夫の松本善明が共産党代議士に当選 1/29
埼玉2区から山口敏夫(26)が初当選 1/29
横綱大鵬が、2度目の6場所連続優勝を成し遂げる 1/29
アーグラーに、アジア救癩協会のインド・センターが開設 1/30
明大紛争で初めて機動隊が学内に導入、神田の大学院校舎で軟禁状態の小出学長らを救出 1/30
西ドイツが、1955年のハルシュタイン・ドクトリンを修正し、ルーマニアと国交を結ぶ 1/31
黒竜江省に最初の革命委員会が成立 1/31
九重親方が、出羽海部屋から独立 1/31 日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)、「体制金融」の第1号として日産自動車に対する40億円の融資を決定 2/1
日本銀行、初の国債対象買いオペレーションを実施 2/2
政令第13号 首都圏近郊緑地保全法施行令 2/2
モスクワで、100人ほどのソ連人が中国大使館に乱入 2/3
山東省に革命委員会が成立 2/3
厚生省、政府初の原爆被爆者実態調査を発表。40年11月の生存者は29万8500人 2/4
ニカラグアで、ソモサ(子)が大統領に選出 2/5
上海コミューンが成立 2/5
ベトナムで、アメリカ空軍が「枯葉作戦」を開始 2/6
日本マーガリン協会、バターとの紛らわしい表示を避けマーガリンと明示する旨公取委に申し入れ 2/6
韓国で、新韓党と民衆党が合同して新民党が発足 2/7
トヨタ自動車工業、自動車生産累計300万台を達成 2/7
ワルシャワで、ソ連・東欧7ヵ国外相会議が開催 2/8
共和製糖事件で、東京地検が菅貞人共和製糖前社長、重政誠之代議士の秘書を業務上横領などの容疑で逮捕 2/8
インドネシア国会がスカルノ大統領解任を決議 2/9
初の建国記念の日、各地で反対集会 2/11
ニコシアでアジア・アフリカ人民連帯機構理事会が開催される。親中国派はボイコット 2/12
関東地方に3日続きの積雪、都内の雪は30cmを越え、羽田空港は一時全面閉鎖 2/12
全米学生協会に対するCIAからの資金供与が明るみに出る 2/13
公明党第4回大会で、竹入義勝が委員長に、矢野絢也が書記長に選出される 2/13
日産コンツェルンを結成した実業家・政治家 鮎川義介、没 2/13
中南米の14ヵ国が、ラテンアメリカでの核兵器の禁止に関するトラテロルコ条約に調印 2/14
作家 山本周五郎、没 2/14
消費者科学連合会、牛乳値上げ反対の緊急声明発表 2/14
インドで第4回総選挙が行われ、国民会議派が勝利 2/15
建設省、日光東照宮の「太郎杉」伐採について、東照宮の異議申し立てを却下と発表 2/15
建設省令第 5号 ダム使用権登録令施行規則 2/15
アルバニアで文化大革命が開始 2/16
首都圏整備委員会、首都圏緑地保存法を初適用し、逗子・葉山など10区域を指定 2/16
第二次佐藤内閣発足、閣僚は全員再任 2/17
アメリカの理論物理学者 オッペンハイマー(Oppenheimer,John Robert)没 2/18
東京教育大学教授、美濃部亮吉、社会党(現・社民党)からの要請にこたえて東京都知事選への立候補を内諾 2/19
炭労、石炭産業再建対策を政府に要求して第1次中央行動に入り、500余人が通産省に陳情 2/20
中国共産党中央が、党、軍、政府中央機関への立ち入りと接収禁止を通達 2/21
米琉球民政府法務局長、琉球政府裁判所に米民政府布告・布令の審査権はないと言明 2/21
水質審議会、足尾銅山の渡良瀬川の流水基準を決定 2/21
政令第20号 中部圏開発整備法施行令 2/21
ワルシャワで、ヨーロッパ共産党会議準備会議が開催 2/22
平和運動家 柳原白蓮、没 2/22
佐々木社会党委員長(現・社民党)、民社党は第二保守党と発言、西尾民社委員長は重大な侮辱と反論 2/22
日本社会生活協同組合連合会と消費科学連合会、東京で牛乳値上げ反対の会合をそれぞれ開催 2/22
マレーシアで、マレー語を唯一の国語とする国語法が国会に上程 2/23
建設省(現・国土交通省)、古都保存法による特別保存地区をはじめて告示 2/23
上海市人民公社が、改めて上海市革命委員会を発足 2/24
琉球で、文教社会委員会で1月25日に採択された教法2法に反対する2万人のデモで琉球立法院本会議が流会となる。法案は11月に廃案となる 2/24
反共産党系全学連など1500人、米軍立川基地拡張反対集会を立川市砂川の拡張予定地で開催 2/26
原爆ドームが荒れ放題で風化が進んでいると報道 2/26
ブエノスアイレスで、第3回特別米州会議が開催され、OAS憲章の改定議定書が採択される 2/27
総評第33回臨時大会開催 2/27
. 川端康成、石川淳、安部公房、三島由紀夫らが文化大革命に対する抗議声明発表 2/28 ポーランド・チェコ友好協力相互援助条約が締結 3/1
沖縄に関する第12回日米協議委員会、沖縄船舶に「日の丸」と琉球旗を併揚することについて合意 3/1
ベンガル州のナクサリバーリーで、農民が蜂起 3/2
インドの西ベンガル州で、共産党が主導する統一戦線内閣が発足 3/2
文部省、給食費の父母負担軽減のため、モデル地区にコールド・チェーンの設置を決定 3/3
日蓮宗僧侶で血盟団事件の指導者 井上日召、没 3/4
高見山大五郎が、外人初の関取 3/4
ポーランド・東ドイツ友好協力相互援助条約が締結 3/5
第1回青梅マラソンが開催 3/5
インドのケーララ州で、共産党が主導する統一戦線政府が発足 3/6
ハンガリーの作曲家 コダーイ(Kodaly,Zoltan)がブダペストで没 3/6
日本航空、世界一周線の営業を開始 3/6
物価安定推進会議、首相官邸で第一回会合を開催 3/7
政令第27号 入会林野等に係る権利関係の近代化の助長に関する法律による不動産登記に関する政令 3/7
厚生省、各都道府県知事・市長に対し。ワクチン製造に使った動物の処理を厳重におこうなうよう次官通達 3/9
ラッセル、サルトルら文化人が、「ベトナム戦犯国際裁判」の開催を発表 3/10
久慈市議会、全国初の児童手当支給条例を可決(第五子以下に14歳まで月500円を給付 3/10
世界平和アピール7人委員会など学者・文化人グループ15人、被爆者援護法早期制定を坊厚相に要望 3/11
中国共産党機関紙「人民日報」で、東京の善隣学生会館乱闘事件に関し、初めて日本共産党を名指しで非難 3/11
インドネシア暫定国民協議会が、スカルノの全権を剥奪し、スハルト議長を大統領代理に決定 3/12
フランス総選挙が行われ、ド・ゴール派が後退し、左翼が進出 3/12
インドで、インディラ・ガンジー内閣が成立 3/13
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの学生が、左派教員の処分に反対してシット・インを行う 3/13
佐藤首相、第三次防衛力整備計画(三次防)の大要決定 3/13
法務省令第12号 人権擁護委員定数規程 3/14
ブラジルでコスタが大統領に就任 3/15
吹田市千里で万国博覧会会場の起工式挙行 3/15
社会党(現・社民党)・共産党など。「明るい革新都政をつくる会」結成 3/16
チェコ・東ドイツ友好協力相互援助条約が締結 3/17
仏教各宗派の50人で構成の「ベトナム問題平和解決について訴えをする会」北爆中止アピールを発表 3/17
ドーバー海峡で、アメリカの大型タンカー「トリー・キャニオン号」が座礁し、大量の石油流出で漁業や生態系に大きな被害が出る 3/18
共和製糖事件で、東京地検が相沢重明社会党参議院議員を取り調べる 3/18
厚生省、ワクチン製造業者の使用動物の処理状況を一斉調査するよう関係都府県に指示 3/20→関連 狂犬病ワクチン採取後の子やぎの肉を鶏肉に混ぜては売った家畜商を逮捕 3/18
仏領ソマリで国民投票が行われ、仏領残留を決定 3/19
大蔵省令第 8号 公認会計士等登録規則 3/20
横浜市中区の日本水上学校(日本で唯一の水上生活者の子供のための全寮制の小学校)の閉校式 3/22
外資審議会、ソニーと米国IBMとの教育・訓練用機器の共同開発計画を認可 3/23
共和製糖事件で、東京地検が相沢重明社会党参議院議員を起訴 3/24
宅地審議会、開発許可制度の創設など「都市地域における土地利用の合理化対策」を西村建設相に答申 3/24
トルコ・ソ連経済援助協定が締結 3/25
沖縄戦の「ひめゆり部隊」・「白梅部隊」等女子学徒8人を含む軍人・軍属2万2,484人に叙勲を発令 3/25
タイのシルク王となったアメリカの実業家ジム・トンプソン(61)が、友人らと休暇を過ごすために訪れたマレーシア中部の保養地キャメロン・ハイランドで、1人で散歩に出たまま行方不明になる。ついに発見されず 3/26
久留米大学医学部公衆衛生学教室、大牟田川から水銀を検出、第三の水俣病を懸念 3/26
日本基督教団総会が、「第2次大戦下における日本基督教団の責任についての告白」を発表 3/26
チェコスロバキアの電気化学者 ヘイロフスキー(Heyrovsky,Jalosalav)没 3/27
東大医学部の無期限スト、教授会代表と学生・研修医の話し合いがつき、2ヶ月ぶりに解決 3/27
住民が自衛隊の通信線を切った恵庭事件で、最高裁が無罪判決を下す。自衛隊の違憲の判断はおこなわず 3/29
労組や労働金庫が出資し、勤労者に安い頭金で住宅を分譲する日本勤労者住宅協会が発足 3/29
パリのNATO司令部が閉鎖 3/30
東京駅で鉄パイプ爆弾爆発。22人重軽傷 3/31
国会議員の秘書の給料等に関する法律等の一部を改正する法律(昭和42年法律第3号)3/31
総理府設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第4号)3/31
文部省設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第5号)3/31
昭和四十二年分の給与所得等に係る所得税の源泉徴収の臨時特例に関する法律(昭和42年法律第6号)3/31
期限の定めのある国税に関する法律につき当該期限を変更するための法律(昭和42年法律第7号)3/31
昭和四十二年分の退職手当等に係る道府県民税及び市町村民税等の臨時特例に関する法律(昭和42年法律第8号)3/31
中小企業信用保険臨時措置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第9号)3/31
プラント類輸出促進臨時措置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第10号)3/31 警視庁、交通110番を新設
中国の「紅旗」が「愛国主義か売国主義か」を発表したことにより、反劉少奇デモが激化 4/1
南ベトナム新憲法が公布 4/1
ブラジルのカパラオ山脈で民族革命運動のゲリラ活動が開始 4/3
カイロでアフリカ5ヵ国首脳会議が開催 4/4
アメリカのキング牧師が、良心的兵役拒否を呼びかけ 4/4
オランダで、デ・ヨングが首相に就任 4/5
市民の協力を求め無謀運転の車を目撃者2人以上で検挙 4/5
富山県のイタイイタイ病は三井金属神岡鉱業所の廃水が原因と岡山大教授と富山の萩野医師発表 4/5
鉄鋼労連の春闘統一スト、八幡製鉄所など多くの組合でスト権を確立できなかっため、実施不能となる 4/6
ダマスクス上空で、イスラエル空軍機がシリア空軍機を撃墜 4/7
佐藤首相、三木外相・長田蔵相との協議で、インドネシアに一部贈与を含む6000万ドルの新規援助を決定 4/8
インドの第21次憲法改正が行われ、シンディー語が新たに公用語とすることが確定 4/10
広島市の原爆ドーム補強工事の起工式挙行 4/10
選挙制度審議会が、政治資金規制法案を答申 4/10
日本近代文学館、近代文学の専門図書館として東京駒場に開館(13日一般公開) 4/11
青年医師連合がインターン制度に反対して医師国家試験をボイコット 4/12
歌人で童話作家 窪田空穂、没 4/12
ニューヨークとサンフランシスコで50万人のベトナム反戦デモが行われる 4/15
東京都知事に美濃部亮吉当選、初の革新都政 4/16(Wikipedia参照)
歴史科学協議会が創立 4/16
東ドイツの社会主義統一党大会で「社会主義的人間共同体」のテーゼが発表
文部省、8都道府県の小・中学生を対象に、学校給食での漂白・無漂白パンの食べ比べテストを開始 4/17
新潟水俣病は昭電鹿瀬工場排水のメチル水銀禍と発表 4/18
ドイツの首相を勤めた アデナウアー(Adenauer,Konrad)没 4/19
大阪地裁、女性は結婚後は無収入とみなし、交通事故死の賠償計算は25歳までと新判断 4/19
北京市革命委員会が成立 4/20
浅草のストリップの女王 ジプシー・ローズ、没 4/20
ギリシアでクーデターが起こり、軍事政権が樹立される。国王コンスタンティノス2世はイタリアに亡命 4/21
佐藤首相が武器輸出3原則を表明 4/21
ストックホルムの世界卓球選手権で、日本が男女団体に優勝する。個人戦でも6種目で優勝 4/22
新東京国際空港設置反対同盟の1359人、運輸相に工事認可取消を求める訴訟を東京地裁に起こす 4/22
中部太平洋のマーシャル群島等13島へ遺骨収集に向かうた遺族代表2人、横浜から出港 4/23
チェコでヨーロッパ共産党会議が開催 4/24
ソ連の宇宙船ソユーズ1号の回収に失敗し、コマロフ大佐が死亡 4/24
厚生省食品衛生調査会、一部食品を除き、人工甘味料ズルチンの使用禁止を決定 4/24
東京地裁、富士通信機械製造(株)が共産党員である経歴を隠して入社した社員を解雇したのは無効と判決 4/24
沖縄出身者約80人、即時祖国復帰を要求して東京三宅坂の社会党本部横で24時間のハンガーストライキに入る 4/27
モントリオール万博が開幕 4/28
世界ヘビー級チャンピオンのカシアス・クレイが、徴兵宣誓を拒否する。世界ボクシング協会はタイトルを剥奪 4/28
福岡地裁、全国学力調査阻止事件の控訴を棄却、学力調査については教育基本法に反せずと判断 4/28
茨城県東海村に日本原子力研究所の高速増殖炉臨界実験装置が臨界点に達し、初めて原子の火がともる 4/29 第38回メーデー、全国約660万人が参加 5/1
イギリスのウィルソン首相が、EECへの加盟再申請を閣議決定したことを発表 5/2
バートランド・ラッセル主唱の「ベトナム戦犯裁判」がストックホルムで開かれる。 5/2
日本初の商業用原発、敦賀原発の起工式 5/2
韓国で、朴正煕が大統領に再選 5/3
憲法施行20周年記念日、社会党・総評系、民社系、同盟系、共産党系の護憲団体がそれぞれ記念集会を開催 5/3
文部省、幼児教育の普及状況をまとめる、全国3,388市区町村で幼稚園の無い市町村が1,709 5/4
西尾末広民社党委員長、定期大会を前に辞意を表明 5/6
直木賞を受賞した 木村荘十、没 5/6
劇作家 ライス(Rice,Elmer)没 5/8
カンボジアで、ジアヌークが国際的承認を要請 5/9
バートランド・ラッセルらが提唱したストックホルムでのベトナム戦犯法廷で、アメリカが有罪判決を受ける 5/10
イギリスがEEC加入を申請 5/11
女優 轟夕起子、没 5/11
アイルランドが、EECへの加盟を申請 5/12
インドで、イスラムの政治家ザーキル・フセインが大統領に就任 5/13
ケネディ・ラウンド(関税一括引き下げ交渉)調印 5/15
政府派遣のペリリュー島遺骨収集団が出発 5/16
建設省、歩行者の事故増加のため横断歩道橋の建設を推進するよう、7大都市の市長などに緊急通達 5/16
リチャード・キンブル主演の「逃亡者」をTBSが放送開始、高い視聴率 5/16
香港の九龍で、反イギリスの暴動が激化 5/17
国連緊急軍が、シナイ半島から撤退 5/18
警視庁の「月光部隊」が初出動、夜間反射塗料を塗った白バイでパトロール 5/18
文部省、大学・研究機関への米軍の援助についての資料を参院予算委委員会に提出。総額3億8,700万円 5/19
アラブ連合のナセル大統領がアカバ湾封鎖を宣言 5/22
中東危機でウ・タント国連事務総長がカイロに到着 5/23
最高裁が、朝日訴訟の判決で、健康で文化的な最低限度の生活の判断は厚生大臣に裁量権があるとの判断 5/24
三派全学連(約700人)と革マル全学連(約400人)が、東京日比谷公園での砂川基地拡張阻止全学連総決起集会で乱闘、双方の学生約10人が負傷 5/26
オーストラリアの憲法改正の国民投票が行われ、アボリジニに対する差別的例外規定の削除が決定 5/27
関税定率法等の一部を改正する法律(昭和42年法律第11号)5/27
石炭対策特別会計法(昭和42年法律第12号)5/27
炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第13号)5/27
前年8月に出港したスランシス・チチェスター号が、ヨットによる世界一周に成功してプリマス港に帰港 5/28
ナイジェリア東部州がビアフラ共和国として独立 5/30
東洋工業(現・マツダ)、ロータリーエンジン搭載のスポーツカー「マツダ コスモスポーツ」を発売 5/30
税制簡素化のための国税通則法、酒税法等の一部を改正する法律(昭和42年法律第14号)5/30
住宅融資保険法の一部を改正する法律(昭和42年法律第15号)5/30
公労委、三公社五現業関係労組の賃上げに関する仲裁裁定書を労使双方に交付、定期昇給を含め平均4,516円 5/31
外務省設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第16号)5/31
文部省設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第17号)5/31
国立学校設置法及び国立養護教諭養成所設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第18号)5/31
通商産業省設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第19号)5/31
所得税法の一部を改正する法律(昭和42年法律第20号)5/31
法人税法の一部を改正する法律(昭和42年法律第21号)5/31
相続税法の一部を改正する法律(昭和42年法律第22号)5/31
印紙税法(昭和42年法律第23号)5/31
租税特別措置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第24号)5/31
地方税法等の一部を改正する法律(昭和42年法律第25号)5/31
裁判所職員定員法の一部を改正する法律(昭和42年法律第26号)5/31
中小企業近代化促進法の一部を改正する法律(昭和42年法律第27号)5/31
政令第108号 印紙税法施行令 5/31
大蔵省令第19号 印紙税法施行規則 5/31 イスラエルで挙国一致内閣が成立 6/1
国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律(昭和42年法律第28号)6/1
臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律(昭和42年法律第29号)6/1
国家公安委員会規則第 3号 巡査長に関する規則 6/1
外資審議会、資本取引自由化の第1次分として50業種を決め、水田蔵相に答申 6/2
釜ヶ崎暴動 6/2〜6/5
国家公務員等の旅費に関する法律の一部を改正する法律(昭和42年法律第30号)6/2
私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律(昭和42年法律第31号)6/2
農林省関東農政局、管内9県の灌漑対策会議を開催、用水不足の農地は約28万ha 6/3
イスラエル・アラブ連合間で戦闘開始(第三次中東戦争) 6/5
ベルギーの指揮者 クリュイタンス(Cluytens,Andre)没 6/5
在外公館の名称及び位置を定める法律及び在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律(昭和42年法律第32号)6/5
理化学研究所法の一部を改正する法律(昭和42年法律第33号)6/5
スエズ運河が封鎖 6/6
東アフリカ共同体が発足 6/6
国連安保理が、中東戦争の停戦を決議 6/6
閣議、資本取引自由化についての基本方針を決定 6/6
イスラエルがエルサレム旧市を占領 6/7
文部省、全国小中学校児童生徒の水泳能力調査まとまる。女子教員の31%は泳げないなど 6/7
アラブ諸国が停戦決議を受諾 6/8
韓国で第7回総選挙が行われ、共和党が勝利する。新民党が再選挙を要求 6/8
自衛官の大学院入学反対などを主張する「全京大1万人集会」で共産党系と反共産党系の学生が乱闘 6/8
エジプトで、アブド・アンアースィルが辞意を表明する。翌日、民衆デモで撤回 6/9
佐藤首相、国会周辺デモを許可した東京地裁の決定に異議申し立て 6/9→6/10地裁決定を取消
ケネディ・ラウンドが調印 6/10
ソ連、東欧諸国がイスラエルと断交 6/10
アメリカの俳優 スペンサー・トレイシー(Tracy,Spencer)が心臓発作で没 6/10
東京教育大学評議会が筑波研究学園都市への大学移転を強行採決 6/10
科学技術庁設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第34号)6/10
シリアが戦闘を停止 6/11
新潟水俣病患者とその遺族、昭和電工に損害賠償と慰謝料を請求する民事訴訟を新潟地裁に起こす 6/12
登録免許税法(昭和42年法律第35号)6/12
登録免許税法の施行に伴う関係法令の整備等に関する法律(昭和42年法律第36号)6/12
アメリカで、マーシャルが初の黒人最高裁判事に任命される 6/13
閣議。政治資金規正法及び公職選挙法改正案を決定 6/13
沖縄居住者等に対する失業保険に関する特別措置法(昭和42年法律第37号)6/13
東京教育大学で、移転反対で学生が授業をボイコット 6/14
学者・文化人など約40人による政治資金規正協議会、政治資金規正法改正案に対する批判声明を発表 6/14
自民党交通安全対策特別委員会、8月から自動車保険の死亡事故保険金を300万円に倍増の方針決定 6/15
沼田義明が世界ジュニア・ライト級王者 6/15
日本住宅公団、東京練馬区石上井公園団地用地に、土地収用法を初適用して強制買収 6/16
中国が初の水爆実験に成功、と発表 6/17
ソ連のフルシチョフ首相が国連総会でイスラエルを非難 6/19
民社党第9回定期大会開催 6/19
日本鉄道建設公団法の一部を改正する法律(昭和42年法律第38号)6/19
佐藤首相、閣議で中国水爆実験(6/17)の、「死の灰」による飲食物への汚染対策を二階堂科学技術庁長官に指示 6/20
厚生省設置法の一部を改正する法律(昭和42年法律第39号)6/20
民社党第9回大会で、西村栄一が委員長に、春日一幸が書記長に選出 6/21
下水道法の一部を改正する法律(昭和42年法律第40号)6/21
下水道整備緊急措置法(昭和42年法律第41号)6/21
プノンペンに南ベトナム解放戦線常駐代表部が設置されることが決まる 6/22
アメリカのグラスボロで米ソ首脳会談が行われる 6/23
東京教育大教授、家永三郎が、国を相手に教科書不合処分取消の行政訴訟を起こす(第2次教科書裁判)6/23
壷井栄、没 6/23
スペインで、宗教自由法が承認 6/26
ラングーンで、反華僑暴動が発生 6/26
農業共済基金法の一部を改正する法律(昭和42年法律第42号)6/26
中小企業信用保険法の一部を改正する法律(昭和42年法律第43号)6/26
政令第146号 登録免許税法施行令 6/26
チェコスロバキア作家同盟大会が開かれ、政府と党を批判 6/27
ロンドンのバークレー銀行に世界初のATMが設置 6/27
イスラエルが、エルサレム旧市を併合 6/28
農林省、農薬のパラチオンとTEPPの製造・使用を45年(1970年)から全面禁止とし、各地方農政局に通達 6/28
アメリカのグラマー女優 ジェーン・マンスフィールド(Mansfield,Jayne)がニューオリーンズ近郊で自動車事故で没 6/29
東京都衛生局、清涼飲料水の一斉検査で、はえ・ガラスの破片などが混じる182件などをこの日までに摘発 6/29
ジュネーブでケネディ・ラウンド最終文書が調印 6/30
佐藤首相が韓国を訪問 6/30
労働科学研究所の人体実験によると、過度の冷房は仕事の能率を低下させる、と新聞に 6/30
宮内庁法の一部を改正する法律(昭和42年法律第44号)6/30
地方交付税法の一部を改正する法律(昭和42年法律第45号)6/30
昭和四十二年度における地方財政の特別措置に関する法律(昭和42年法律第46号)6/30
船舶整備公団法の一部を改正する法律(昭和42年法律第47号)6/30
交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律(昭和42年法律第48号)6/30
大蔵省令第37号 登録免許税法施行規則 6/30
昭和42年 生活関連
立ち食いソバや全国に出現/首都環状線全線開通 7/4 新宿駅東口グリーンハウスにフーテン族が出現、更にアングラ族、ヒッピー族も出現 ">大阪梅田の阪急デパートで、阪急ブレーブス(現オリックス)の初優勝を記念してバーゲンセールを実施。優勝記念セールの始め
昭和42年 流行語
アングラ/エスカレーション/ケロヨーン/ハプニング/フーテン/ハイミス/ヒッピー/フリーセックス/ボイン/マイカー族/マクルーハン理論/ムチウチ症/大きいことはいいことだ/核家族/昭和元禄/蒸発/中流意識/星の王子さま/大和魂
昭和42年 生活関連
昭和42年 こんなものが発売
シャチハタ工業は、Xスタンパーネーム(シャチハタ印鑑の商品名)を発売 3月
ホンダN360を発売開始
東洋工業「コスモスポーツ」を発売開始
早川電機(現・シャープ)、IC(集積回路)を使用した電卓を発売
バルタン星人 ウルトラマンシリーズで登場した怪獣の一つ、人形を買った人も多いのでは?
ケロヨン 児童劇団木馬座に出てきたキャラクター ♪クルクルカッポンカッポンポンという最初の始まりの音楽も懐かしい。
トヨタ2000GT発表 007の映画の中でボンドカーとして使われた。
缶ビールにリングプル缶が使われ始める。6月
怪獣ブースカ ユニークなキャラで最近は某新聞のCMにも出ていたと思うが、個人的には見た記憶がありません。^^;