| ワ | ラ | ヤ | マ | ハ | ナ | タ | サ | カ | ア |
| ヰ | リ | ミ | ヒ | ニ | チ | シ | キ | イ | |
| ル | ユ | ム | フ | ヌ | ツ | ス | ク | ウ | |
| ヱ | レ | メ | ヘ | ネ | テ | セ | ケ | エ | |
| ヲ | ロ | ヨ | モ | ホ | ノ | ト | ソ | コ | オ |
| イラスト | 所属 | |
| 説明文 | ||
![]() | ヴァースキ Vasuki | インド |
| パーターラーという地下世界に住んでいるナーガの王。「乳海の攪拌」で縄代わりとなった。 | ||
| ヴァーチュ Vac | インド | |
| 言語の女神。 | ||
| ヴァーチューズ Virtues | ユダヤ | |
| 高潔、の意。力天使。天使の第五階級に属し、地上に奇跡をもたらす。別名、タルシシム(Tarshishi)、マラキム(Malakim)、ドゥナミス(Dunamis)。 | ||
![]() | ヴァーマナ Vamana | インド |
| ヴィシュヌの化身で、侏儒。アディティの息子として生まれ、アスラ族の王・バリを地下世界に封じ込めた。 | ||
| ヴァーユ Vayu | インド | |
| 風を神格化したもの。白い旗を持ち、鹿に乗る。仏教では風天(ふうてん)。 | ||
| ヴァール Var | 北欧 | |
| 契約と結婚協定の女神。契約にそむく者に復讐する。 | ||
| ヴァイシュナヴィー Vaishnavi | インド | |
| 七母神の一。チャクラと法螺貝を持つ。ヴィシュヌの妃とされる。 | ||
| ヴァイシュラヴァナ Vaisravana | インド | |
| クベーラ(Kubera)のこと。仏教の毘沙門はこれを音写したもの。 →クベーラ(Kubera) | ||
| ヴァイナテーヤ Vainateya | インド | |
| ヴィナターの子、の意。ガルダ(Garuda)のこと。 →ガルダ(Garuda) | ||
| ヴァイローチャナ Vairocana | 仏教 | |
| →大日如来(だいにちにょらい) | ||
| ヴァサンタ Vasanta | インド | |
| 春の神。 | ||
| ヴァタ Vata | ペルシア | |
| 風の神。 | ||
| ヴァニル Vanir | 北欧 | |
| ヴァナヘイム(Vanaheim)に住む神々。アサ神族と戦っていたが和睦し、人質(神質?)としてニオルド(Njord)、フレイ(Frey)、フレイヤ(Freya)を送った。 | ||
| ヴァフラン Vahran | ペルシア | |
| →ヴェレスランガ(Verethragna) | ||
![]() | ヴァラーハ Varaha | インド |
| ヴィシュヌの化身で、巨大な猪。大地が水中に没していた時、大地を持ち上げた。 | ||
| ヴァラーヒー Varahi | インド | |
| 七母神の一。ヴィシュヌの化身・ヴァラーハの妃とされ、鋭い牙で魔神たちの腹を引き裂く。 | ||
| ヴァリ Vali | 北欧 | |
| オーディンの息子。ラグナロクを生き延びる。 | ||
![]() | ヴァルカヌス Vulcanus | ローマ |
| 火(特に破壊的な火)と技術の神。ヴァルカン(Vulcan)ともいう。イタリアのエトナ山に工房を持ち、そこで神々や英雄たちの武器を作っている。ギリシアのヘパイストス(Hephaistos)と同一視された。尚、地名のバルカン半島はこの神の名に由来する。 →ヘパイストス(Hephaistos) | ||
| ヴァルカン Vulcan | ローマ | |
| →ヴァルカヌス(Vulcanus) | ||
![]() | ヴァルキリー Valkyries | 北欧 |
| 殺害された者の選択者、の意。兜をかぶり、槍を持った若い女性の姿をしている。オーディンに仕え、来たるべきラグナロクに備えて、戦死した勇者をヴァルハラ(Valhalla)にスカウトしてオーディンの兵隊にする。 別名、ワルキリー(Walkyries)、ヒルド (Hildr)、スケグル(Scögul)、ゲンドゥル(Göndul)、ゲル(Göll)、ラーズグリーズ(Rádhgrídh)。 | ||
![]() | ヴァルナ Varna | インド |
| 青空の意。元々は四季の調整者で人間を監督していたが、後に西方(大海)の統治者に降格した。仏教では水天(すいてん)。 | ||
| ヴァルハン Varhagn | ペルシア | |
| →ヴェレスランガ(Verethragna) | ||
| ヴァレンティヌス St.Valentinus | キリスト | |
| 恋人の守護聖人。ヴァレンタイン・デー(2/14)の起源となった人。 西暦269年、ローマ皇帝クラウディウス2世は「兵士は結婚すると、故郷にいる愛する者を思って士気が落ちる」ということで兵士の結婚を禁じた。しかし司教のヴァレンティヌスはそれを破って密かに兵士の結婚式を執り行い、それが発覚して270年2月14日に処刑された。 | ||
| ヴァンス Vanth | エトルリア | |
| 無慈悲な運命(死)の女神。翼の上にある目で全てを見る。短いスカートと狩猟用の靴を履いている。 | ||
| ウィ Wi | 北米 | |
| スー族の太陽神。月の女神ハンウィ(Hanwi)の夫。 | ||
![]() | ヴィーレンドルフのヴィーナス Venus of Willendorf | 欧州 |
| 先史時代の地母神の一。オーストリア南部のヴィーレンドルフで発見された。 | ||
| ヴィヴァスヴァット Vivasvat | インド | |
| 輝く者、の意。太陽神スーリヤのこと。 →スーリヤ | ||
| ヴィカ・ポタ Vica Pota | ローマ | |
| 古代ローマの勝利の女神。ヴェリア(Velia)というところに、この女神の寺院がある。 | ||
| ヴィグネーシュヴァラ Vighnesvara | インド | |
| 障害を除く主、の意。ガネーシャ(Ganesa)のこと。 →ガネーシャ(Ganesa) | ||
| ヴィクトリア Victoria | ローマ |
| 勝利の女神。特に、戦いに勝利して帰ってきた将軍によって崇拝された。英語のvictory(勝利)の語源。 ギリシアのニケ(Nike)と同一視される。又、キリスト教が普及すると、天使と見なされるようになった。 →ニケ(Nike) | ||
| ヴィシュヴァカルマン Visvakarman | インド | |
| 一切の創造者、の意。天地創造の力を神格化したものだが、後に工芸・建築の神となった。仏典では毘首羯磨(びしゅかつま)と音写された。 | ||
| ヴィシュヌ Visnu | インド |
| 世界維持神。ヒンデュー教の三大神の一柱。四本の腕があり、それぞれにチャクラ(円盤の武器)、棍棒、左巻きの法螺貝、水蓮を持っている。世界が危機的な状況に陥った時に、様々な姿に化身して活躍する。社会の上層部に信者が多い。 | ||
| ヴィダル Vidar | 北欧 | |
| オーディンの息子で、ラグナロクでは、父を呑み込んだフェンリルの口を引き裂いて殺す。ラグナロクを生き延びる。 | ||
| ウィチャマ Wichama | インカ | |
| 最初の女性の第二子。母親を殺したパチャカマク(Pachacamac)を海に放り込んで殺した。 | ||
![]() | ウィツィロポチトリ Uitzilopochtli | アステカ |
| 南のハチドリ、南の彼、もしくは左のハチドリ、の意。戦争と太陽と都市テノチティトラン(Tenochtitlan)の神。コアトリクエ(Coatlicue)の息子で、母親の子宮から完全武装した姿で産まれ、母の首を切り落とした姉妹のコヨルシャウクイ(Coyolxauhqui)を殺してその頭を空に投げて月にした。別名、フィチロポチトリ(Huitzilopochtli)。 | ||
| ヴィドゥウス Viduus | ローマ | |
| 分割者、の意。死体から魂を分離する神。 | ||
| ヴィナター Vinata | インド | |
| ガルダの母。蛇族の奴隷となっていたが、息子のガルダに救出された。 | ||
| ウィナボジョ Winabojo | 北米 | |
| →ナナブッシュ(Nanabush) | ||
![]() | ヴィラコチャ Viracocha | インカ |
| インカの最高神にして嵐と太陽の神。頭に太陽を載せ、手に稲妻を持ち、雨の涙を目からこぼしている。別名、フィラコチャ(Huiracocha)。 | ||
| ヴィルカキス Vilkacis | ラトビア | |
| 狼の目、の意。別名、ヴィルカティス(Vilkatis)、ヴィルカタス(Vilkatas)。人々を恐怖に陥れる狼男。 | ||
| ヴィルカタス Vilkatas | ラトビア | |
| →ヴィルカキス(Vilkacis) | ||
| ヴィルカティス Vilkatis | ラトビア | |
| →ヴィルカキス(Vilkacis) | ||
| ウィロトゥティス Virotutis | ケルト | |
| →アポロ・ウィロトゥティス(Apollo Virotutis) | ||
| ウィンディゴ Windigo | 北米 | |
| アルゴンキン族の神話に登場する、氷の心を持った人食い巨人。冬の飢餓を擬人化したものらしい。 | ||
| ウィンドヌス Vindonnus | ケルト | |
| →アポロ・ウィンドヌス(Apollo Vindonnus) | ||
| ヴェイヴェ Veive | エトルリア | |
| 復讐の神。月桂樹の冠をかぶり、弓矢を持ち、傍らにヤギを従えている。 | ||
| ヴェイオヴィス Veiovis | ローマ | |
| 医療の神。矢(もしくは稲妻)を持った若者の姿で表わされる。春には疫病を防ぐ為に、この神にヤギが犠牲に供された。ギリシアのアスクレピオス(Asclepius)と同一視される。別名、ヴェディオヴィス(Vediovis)。 →アスクレピオス(Asclepius) | ||
| ウエウエコヨトル Ueuecoyotl | アステカ | |
| 老けた老けたコヨーテ、の意。セックスと無責任な快楽の神。 | ||
| ウェーヤ・マーテ Wehja mahte | ラトビア | |
| →ヴェヤ・マテ(Veja mate) | ||
| ヴェーレス Veles | スラブ | |
| 詳細は不明。一説にはヴォーロス(Volos)と同一視される。 | ||
| 上杉謙信(うえすぎけんしん) | 日本 | |
| 春日山神社の祭神。越後に勢力を誇った戦国大名。仏教に傾倒し、自らを毘沙門天(びしゃもんてん)の生まれ変わりであると称した。 | ||
![]() | 上杉鷹山(うえすぎようざん) | 日本 |
| リストラの神様。松岬神社の祭神。米沢藩第九代藩主。当時危機的な財政状況にあった米沢藩を、質素倹約の断行などで復興させた。 ジョン・F・ケネディが尊敬する政治家。 | ||
| ヴェスタ Vesta | ローマ | |
| 竈の女神。長い服を着た、厳しい女性(処女)として描かれた。ギリシアのヘスチア(Hestia)と同一視された。ロバを使いとする。 →ヘスチア(Hestia) | ||
| ヴェディオヴィス Vediovis | ローマ | |
| →ヴェイオヴィス(Veiovis) | ||
![]() | ヴェヌス Venus | ローマ |
| 愛と美の女神。元々は庭とブドウ畑の女神だった。ユピテルの娘で、マルスやヴァルカンの恋人となった。ギリシアのアフロディテ(Aphrodite)と同一視された。 →アフロディテ(Aphrodite) | ||
| ウェネボジョ Wenebojo | 北米 | |
| →ナナブッシュ(Nanabush) | ||
| ウェプアウエト Wepwawet | エジプト | |
| →ウプアウト | ||
| ヴェヤ・マテ Veja mate | ラトビア | |
| 風の母、の意。森林と鳥を守護する。別名、ウェーヤ・マーテ(Wehja mahte)。 | ||
| ウェラウディヌス Veraudinus | ケルト | |
| ルクセンブルクのウィッデンブルクで祀られていた夫婦神のうちの男性の方。妻はインキオナ(Inciona)。この夫婦神の詳細は不明。 | ||
| ウェリタス Veritas | ローマ | |
| 真実、の意。サトゥルヌスの娘で、真実の女神。 | ||
| ウェル Wer | エジプト | |
| 偉大なるもの、の意。エジプト原住民の光の神で、右眼が太陽、左眼が月であった。 | ||
| ウェルクウァクトル Vercvactor | ローマ | |
| 一番目に耕す神。二番目がレダラトル(Redarator)、三番目がインポルキトル(Imporcitor)。 | ||
| ヴェルサ Veltha | エトルリア | |
| →ヴォルトゥムナ(Voltumna) | ||
| ヴェルダンディ verdandi | 北欧 | |
| ノルン三姉妹の次女で、現在を司る。母性的な性格の持ち主。 | ||
| ウェルチ | アメリカ | |
| →ジャック・ウェルチ | ||
| ウェルトゥムヌス Vertumnus | ローマ | |
| 季節と植物の熟成の神。 | ||
| ウェルノストヌス Vernostonus | ケルト | |
| ハンノキの神。 | ||
| ヴェルベイア Verbeia | ケルト | |
| 北ヨークシャーのウォーフ川(Wharfe)の女神。 | ||
| ヴェル・マテ Velu mate | ラトビア | |
| ヴェリ(Veli=死者の魂)の母、の意。死者の魂を受け取る。 | ||
| ウェルミヌス Verminus | ローマ | |
| 虫神、の意。牛の中の虫の神。 | ||
| ウェレ Wele | ケニア | |
| ケニアのカヴィロンド族(Kavirondo)の最高神。彼は最初に天、太陽と月、そして星を作り、最後に大地と人間を創った。 又、彼は善悪二つの側面を持つ。一方は白い神オムワンガ。もう一方は黒い神グマリ。 | ||
| ヴェレスランガ Verethragna | ペルシア | |
| 勝利の神。人と悪魔によって行われた多くの悪事を処罰する。別名、ヴァフラン(Vahran)、ヴァルハン(Varhagn)。 | ||
| ヴォウル・カサ Vouru-kasa | ペルシア | |
| 水神。アパム・ナパト(Apam Napat)の父。 | ||
| ヴォータン Wodan | ゲルマン | |
| 北欧神話の主神・オーディンのドイツ名。狩猟、嵐、狂奔、陶酔、予言の神。英雄ジークフリートの祖父。 | ||
| ヴォーロス Volos | スラブ | |
| 家畜の神。一説にはヴェーレス(Veles)と同一視される。 | ||
| ウォスイェト Wosyet | エジプト | |
| 若者の守護神。 | ||
| ヴォセグス Vosegus | ケルト | |
| フランスのゴール地方のボージュ森の神。 | ||
| ウオタン Uotan | マヤ | |
| →ヴォタン(Votan) | ||
| ヴォタン Votan | マヤ | |
| 英雄神にしてドラムの守護神。別名、ウオタン(Uotan)。 | ||
| ウォト Woto | ザイール | |
| ザイールのションゴ族(Shongo)の火の神。別名、オト(Oto)。 | ||
| ヴォフ・マナ Vohu Manah | ペルシア | |
| 良識、の意。アメシャ・スペンタス(Amesha Spentas)の一。正しき者の魂を天国につれてゆく。悪魔アカ・マナ(Aka Manah)と対立する。別名、ヴォフ・マノ(Vohu Mano)。 | ||
| ヴォフ・マノ Vohu Mano | ペルシア | |
| →ヴォフ・マナ(Vohu Manah) | ||
| ヴォル Vor | 北欧 | |
| 結婚と契約の女神。 | ||
| ヴォルトゥムナ Voltumna | エトルリア | |
| 別名、ヴェルサ(Veltha)。地獄の神で、エトルリアの12の都市国家の守護神。 | ||
| ウカ・パチャ Uca Pacha | インカ | |
| 冥土、の意。冥界の神。 | ||
| 浮経野豊買尊(うかぶとよかうのみこと) | 日本 | |
| 『日本書紀』一書第一に登場する。 →豊斟酌渟尊(とよくむぬのみこと) | ||
| 鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと) | 日本 | |
| 山幸彦の子で神武天皇の父。鵜戸(うど)神宮の祭神。 | ||
| 右禁郎定録真君中茅君 (うきんろうていろくしんくんちゅうじくん) | 道教 | |
| 道教の神統譜『真霊位業図』によると、第六階位の主尊。 | ||
| ウクエティス Ucuetis | ケルト | |
| ブルゴーニュのアレシア(現アリーズ・サント・レーヌ)に祀られていた夫婦神の男性の方。妻はベルグシア(Bergusia)。職人の守護神だったらしい。 | ||
| ヴクブ・カクィス Vucub Caquix | マヤ | |
| 冥界シバルバ(Xibalba)に棲んでいた悪魔で、巨人カブラカン(Cabrakan)とジパクナ(Zipacna)の父。自らを太陽であり月であると称したが、神々が送り込んだ双子のフナフプ(Hunahpu)とイシュバランゲ(Ixbalangue)に殺された。。 | ||
| 保食神(うけもちのかみ) | 日本 | |
| 食べ物の女神。日本のハイヌウェレ。口から色々な食べ物を出して月読命を饗応したが、月読命が「口から出した汚いものを食わせるのか」と怒って、保食神は殺されてしまう。後に天照大神が使者を派遣してみると、保食神の死体の頭頂部から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦と大豆と小豆が生じていた。使いの者がそれらを取って天照大神に献上すると、天照大神が喜んで、それ以降農耕が開始された。(作物の死体化生神話) | ||
| 雨師(うし) | 道教 | |
| 雨を司る神のこと。有名なもので赤松子(せきしょうし)がいる。 | ||
| 于児(うじ) | 道教 | |
| 夫夫山の神。『山海経』によると、人の姿をしていて、体に2尾の蛇をまとっている。いつも長江の淵に遊び、姿を見せたり消したりする時に光を放つ、とのこと。 | ||
| 艮の金神(ウシトラノコンジン) | 大本教 | |
| 大本教の主神。かつては世界を守護する根本神であり、善一筋の主宰神であったが、悪しき神々がこの神を東北に押し込めてしまったために、鬼門(東北=艮の方角)の崇り神にされた。また、この神は国武彦命(クニタケヒコノミコト)、稚姫君命(ワカヒメギミノミコト)、国常立命(クニトコタチノミコト)、大国立命(オオクニタチノミコト)、弥勒(ミロク)、達磨(ダルマ)などと同一の存在だという。 大本教の開祖・出口なおにしばしば取り憑いて、「お筆先」という託宣を述べた。 | ||
![]() | 宇治の橋姫(ウジノハシヒメ) | 日本 |
| 嫉妬に狂う崇り神。嵯峨天皇の御代、とある嫉妬深い貴族の娘が、貴船大明神の力を得て鬼となり、男女を問わず殺していたという。別名、橋姫明神(はしひめみょうじん)。 | ||
| ウジャト Vaget | エジプト | |
| →ブト(Buto) | ||
| ウジョ Udjo | エジプト | |
| →ブト(Buto) | ||
| 右相(うしょう) | 道教 | |
| 道教の神統譜『真霊位業図』によると、第五階位の右位筆頭。 | ||
| ウシレ Usire | エジプト | |
| →オシリス(Osiris) | ||
| 後神(うしろがみ) | 日本 | |
| 臆病神(おくびょうがみ)の一種で、何かやろうとする人間の後頭部の髪の毛を引っ張って、躊躇させる。後神の力は、ハゲには効かないものと思われる。 | ||
| 羽人(うじん) | 道教 | |
| 別名、飛仙(ひせん)。羽が生えて昇天する仙人のこと。 | ||
![]() | 烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう) | 仏教 |
| 烏枢渋摩明王(うすしまみょうおう)とも書く。物質的な不浄を払う。また、体内に宿った女の子を男の子に変える力を持つ(変成男子の法)。 別名、穢積金剛(えしゃくこんごう)、受触金剛(じゅしょくこんごう)、不浄潔金剛(ふじょうけつこんごう)、不浄忿怒(ふじょうふんぬ)、不壊金剛(ふえこんごう)、火頭金剛(かとうこんごう)。 | ||
| 烏枢渋摩明王(うすしまみょうおう) | 仏教 | |
| →烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう) | ||
| ウスプランカ・ウシッラムカ | アイヌ | |
| 支笏湖の大蛇。英雄オキクルミに退治された。 | ||
| ウスランガ Uthlanga | 南アフリカ | |
| 架空の湿地の女神。尚、この地から全ての生命が生まれたとされる。 | ||
| 右聖金闕帝晨後聖玄元道君 (うせいきんけつていしんごせいげんげんどうくん) | 道教 | |
| 道教の神統譜『真霊位業図』によると、第ニ階位の右位筆頭。 | ||
| 宇多天皇(うだてんのう) | 日本 | |
| 第五十九代天皇。和名、定省(さだみ)。別名、朱雀太上天皇(すざくのだじょうてんのう)。 | ||
| ウタ・ナピシュティム Uta-Napishtim | メソポタミア | |
| →ウトナピシュティム(Utnapishtim) | ||
| 日本 | ||
| 京都府宇治市の宇治上神社の祭神。応神天皇の子で、兄の仁徳に皇位を譲り自殺したとも、兄と皇位を争って敗れ自殺したともいう。 | ||
| 宇宙元霊神(うちゅうげんれいしん) | 自然社 | |
| →皇大神(すめおおかみ) | ||
| 有頂天(うちょうてん) | 仏教 | |
| →非想天(ひそうてん) | ||
| 鬱華(うつか) | 中国 | |
| 天空に昇って太陽の中に留まった仙人。別名、鬱儀(うつぎ)。 | ||
| 鬱儀(うつぎ) | 中国 | |
| →鬱華(うつか) | ||
| ウットゥ Uttu | メソポタミア | |
| シュメールの蜘蛛の女神。衣服と織物を司る。 | ||
| 宇豆彦(うづひこ) | 日本 | |
| →珍彦(うづひこ) | ||
| 珍彦(うづひこ) | 日本 | |
| 国つ神で、倭直部(やまとのあたひら)の始祖。神武東征の折、速吸之門(はやすひなと)で神武一行を迎えた。 別名、槁根津彦(さをねつひこ)、椎根津彦(しひねつひこ)、宇豆彦(うづひこ)。 | ||
| 鬱塁(うつるい) | 道教 | |
| 鬼門の門神。神荼(しんと)と共に、度朔山(どさくさん)の山頂の大桃樹の枝の間にある北東の門(鬼門)を守っていて、多くの鬼を取り締まっている。 | ||
![]() | ウトゥ Utu | メソポタミア |
| シュメールの太陽と肥沃の神。空神エンリル(Enlil)によって創られた。 | ||
![]() | ウトナピシュティム Utnapishtim | メソポタミア |
| 生命を見た者、の意。ギルガメシュ叙事詩によると、エア(Ea)の霊夢で大洪水の難を逃れ、神より不死を与えられて死の海のかなたに住んでいる。別名、ウト・ナピシュティム(Ut-napishtim)、ウタ・ナピシュティム(Uta-Napishtim)。 | ||
| ウト・ナピシュティム Ut-napishtim | メソポタミア | |
| →ウトナピシュティム(Utnapishtim) | ||
| 宇奈岐日女(うなぎひめ) | 日本 | |
| 大分県湯布町の宇奈岐神社の祭神。美しい女神で、力自慢の醜い巨神・道臣命(みちのおみのみこと)に命じて湯布院の地を開拓した。 | ||
| ウヌト Unut | エジプト | |
| 野ウサギの女神。 | ||
| ウネグ Uneg | エジプト | |
| 植物の神。 | ||
| 采女命(うねめのみこと) | 日本 | |
| 奈良の采女神社の祭神。奈良時代の采女(宮廷の女官)で、天皇の寵愛が薄れたのを嘆いて猿沢の池に投身自殺した。 采女神社は采女の怨霊を鎮めるために祀ったものであろう。 | ||
| 宇乃治比古命(うのちひこのみこと) | 日本 | |
| 「出雲国風土記」に出てくる。親の須我禰命(すがねのみこと)を恨んで、北方の出雲の海潮を押し上げて、この神を漂流させた。 | ||
| 優婆髻設尼童女(うばけいしにどうにょ) | 仏教 | |
| 右手に、鋭い智慧を表わす槍を持つ。文殊菩薩の布施の徳を司る。 | ||
| 烏婆計童子(うばけいどうじ) | 仏教 | |
| →三十六童子(さんじゅうろくどうじ) | ||
| ウパシュルティ Upasruti | インド | |
| 夜に聞こえる超自然的な声の女神。予知能力を持つ。 | ||
| 嫗嶽明神(うばだけみょうじん) | 日本 | |
| →健男霜凝日子(たけおしもこりひこ) | ||
| 上筒男命(うはつつのをのみこと) | 日本 | |
| 住吉三神(すみよしさんじん)の一。 →住吉三神(すみよしさんじん) | ||
| 優鉢羅(うはつら) | 仏教 | |
| 八大竜王の一。 →八大竜王 | ||
| 上津綿津見神(うはつわたつみのかみ) | 日本 | |
| 安曇連(あづみのむらじ)の祖神。 →中津綿津見神(なかつわたつみのかみ) →底津綿津見神(そこつわたつみのかみ) | ||
| 優波離(うぱり) | 仏教 | |
| 釈迦の十大弟子の一人で、戒律を守り犯さなかった。 | ||
| 日本 | ||
| 神世七代の一。泥の男神。沙土煮尊(すひぢにのみこと)とは一対。『古事記』では宇比地邇神(うひぢにのかみ)と表記する。 | ||
| ウピニス Upinis | バルト | |
| 清流の神。 | ||
| ウプアウト Upuaut | エジプト | |
| 道を開く者、の意。別名、ウェプアウエト。戦いと死の神で、立っている狼もしくは狼の頭を持つ武人の姿で表わされる。ファラオの軍隊と英霊の為に道を開く。 | ||
| 産土神(ウブスナノカミ) | 日本 | |
| その土地の土着の神の総称。 | ||
![]() | 烏摩(うま) | 仏教 |
| 自在天(じざいてん)の妃。インドのパールヴァティー(ウマー)が仏教に取り入れられたもの。自らを三界の主と称した夫の自在天と共に、降三世明王(ごうざんせみょうおう)に踏みつけられた。 | ||
| ウマー Uma | インド | |
| 優しい女神、の意。パールヴァティー(Parvati)のこと。 →パールヴァティー(Parvati) | ||
| 可美葦牙彦舅尊(うましあしかびひこぢのみこと) | 日本 | |
| 天地が分かれた時に、その間から葦牙(あしかび)のように生成した男神。『日本書紀』一書第一、第二、第三、第六、『古事記』に登場する。尚、古事記では宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)と表記する。 | ||
| 可美真手命(うましまでのみこと) | 日本 | |
| 饒速日命(にぎはやひのみこと)の子で、神武東征に従った。 | ||
| 厩神(うまやがみ) | 日本 | |
| 厩(馬小屋)の神。 | ||
| 海幸彦(うみさちひこ) | 日本 | |
| →火照命(ほでりのみこと) | ||
| うみやめぼし | 日本 | |
| →危宿(きしゅく) | ||
| ウムヴェリンカンギ Umvelinqangi | 南アフリカ | |
| 雷と地震となって顕現する、現在の全ズールー族の創造神。湿地の女神・ウスランガと結婚する為に天から降臨した。 | ||
![]() | 楳図かずお(うめずかずお) | 日本 |
| 恐怖漫画の神様。代表作は「まことちゃん」「洗礼」「14歳」など。 | ||
| 宇夜都比弁命(うやつべのみこと) | 日本 | |
| 「出雲国風土記」に出てくる。詳細は不明。 | ||
![]() | 浦島太郎(うらしまたろう) | 日本 |
| 別名、水江浦島子(みずのえうらしまこ)。長寿・縁結びの神。京都府与謝郡伊根町宇良(うら)神社の祭神。 | ||
| ウラニア Urania | ギリシア | |
| ムーサイ(Musai)の一。天文を司る。 →ムーサイ(Musai) | ||
| ウラヌス Uranus | ローマ | |
| →ウラノス(Uranos) | ||
| ウラノス Uranos | ギリシア | |
| 天空、の意。ガイアの息子にして夫。ガイアの子のヘカトンケイルやキュクロプスをタルタロス(地下世界)に閉じ込めたため、ガイアの怒りを買い、それによって末っ子のクロノスに男筒を切られ、神々の王の座をクロノスに奪われる。 | ||
| ウリウプラニリ Wuriupranili | アボリジニ | |
| 太陽の女神。 | ||
![]() | ウリエル Uriel | ユダヤ |
| 神の炎、の意。大天使の一。最後の審判では善人を復活させ、悪人を地獄に突き落とすとされる。 | ||
| 右理中監劉 | 道教 | |
| 道教の神統譜『真霊位業図』によると、第六階位の右位筆頭。 | ||
| ヴリトラ Vritra | インド | |
| 障害、の意。水をつかさどる巨大な悪竜。アスラ族。黄色い目と黒い皮膚を持つ。毎年、インドラと天地を揺るがす戦いを繰り広げている。 | ||
| ヴリトラハン Vritrahan | インド | |
| ヴリトラ(Vritra)を殺す者、の意。インドラ(Indra)のこと。 →インドラ(Indra) | ||
| ウル Ull | 北欧 | |
| 栄光、の意。女神シフ(Sif)の息子で、トール(Thor)の継子。公正と決闘の神で、弓術とスキーに優れている。女神スカディ(Skadi)がニオルド(Niord)と離婚した後、この女神と結婚した。別名、ヴルドル(Vuldr)。 | ||
| ウルカグアリー Urcaguary | インカ | |
| 地下の宝の神。 | ||
| うるきぼし | 日本 | |
| →女宿(じょしゅく) | ||
| ウルシャナビ Urshanabi | メソポタミア | |
| ウトナピシュティム(Utnapishtim)に仕える船頭。 | ||
| ウルスラ St.Ursla | キリスト | |
| 少女、女学校教師の守護聖人。イギリス南部のとあるキリスト教国の王女で、1万1千人の処女(!)と共に殉教した。 | ||
| ウルド Urd | 北欧 | |
| ノルン三姉妹の長女で、過去を司る。 | ||
| ヴルトゥルヌス Vulturnus | ローマ | |
| 東の風の神。ギリシアのエウロス(Eurus)と同一視された。 →エウロス(Eurus) | ||
| ヴルドル Vuldr | 北欧 | |
| →ウル(Ull) | ||
| 優楼頻羅迦葉(うるびんらかしょう) | 仏教 | |
| ウルヴェーラ村の火を祭る修行者集団の長で、後に釈迦の弟子となった。伽耶迦葉(がやかしょう)とは兄弟。 | ||
| ウルリクムミ Ullikummi | ヒッタイト | |
| クマルビ(Kumarbi)が生み出した巨人。嵐の神テシュブ(Teshub)に戦いを挑むが、両脚を切られて敗れた。 | ||
![]() | ウロボロス Ouroboros | 欧州 |
| 自分の尾を咥えている巨大な宇宙蛇。全てを生み出すと共に全てを呑み込む、原初的存在。 | ||
| 表通魄命(うわつとおりしろみたまのみこと) | 日本 | |
| →五臓神(ごぞうのかみ) | ||
| 雲華夫人(うんかふじん) | 中国 | |
| →瑤姫(ようき) | ||
| 吽迦羅金剛(うんからこんごう) | 仏教 | |
| →降三世明王(ごうざんぜみょうおう) | ||
| ウンクルンクル Unkulunkulu | 南アフリカ | |
| ズールー族(Zulus)の言葉で、先祖、の意。ウスランガの地の葦から生まれた。成長して重くなった時、地上に落ちた。 | ||
| 雲師(うんし) | 道教 | |
| →豊隆(ほうりゅう) | ||
| 雲中君(うんちゅうくん) | 道教 | |
| →豊隆(ほうりゅう) | ||
| 熊女(ウンニョ) | 朝鮮 | |
| 元々は熊であったが、人間になりたいと願い、桓雄(ファンウン)の助言通りに修行して遂に人間の女となり、後に桓雄と結婚して檀君(タングン)を産んだ。 | ||
| ウン・ネフェル Un-nefer | エジプト | |
| 良き未来、の意。オシリスの地下の冥界神および裁判官としての名前。 | ||
| 雲陽先生(うんようせんせい) | 道教 | |
| 黄帝の時代の龍の飼育係で、古代の仙人。黄帝の命を受けて、陽石山の神龍池で龍を飼育した。 | ||