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火明命(ほあかりのみこと)日本
 「播磨国風土記」に出てくる。大汝命(おほなむちのみこと)の子で、猛々しい性格であった。そのため、大汝命はこれを棄てて船で逃げようとしたが、火明命は風波を巻き起こしてその船を打ち壊してしまった。

ボアン Boannケルト
 白い牛の彼女、の意。寛大と肥沃の女神。又、ボイン(Boyne)川の女神でもある。

ポイトス Poitosギリシア
 ギガース(Gigas)の一。
→ギガース(Gigas)

ポイマンドレス Poimandresメソポタミア
→ヘルメス・トート(Hermes=Thoth)

宝印手菩薩(ほういんしゅぼさつ)仏教
 宝に象徴されるものを手にする者、の意。地蔵菩薩の本誓を体現し、大悲の手を衆生に差し伸べて菩提に導く。

鳳凰(ほうおう)中国
 鳳皇とも書く。別名、鳳鳥(ほうちょう)。形が鶏のようなもので、五色の文様のある羽を持つ。
→朱雀(すざく)

傍蟹宮(ほうかいくう)仏教
→蟹宮(かいくう)

法海勝慧遊戯神通如来
(ほうかいしょうえゆげじんつうにょらい)
仏教
→薬師七仏(やくししちぶつ)

法海雷音如来(ほうかいらいおんにょらい)仏教
→薬師七仏(やくししちぶつ)

宝月智厳光音自在王如来
(ほうがつちごんこうおんじざいおうにょらい)
仏教
→薬師七仏(やくししちぶつ)

宝冠童子(ほうかんどうじ)仏教
→宝冠菩薩(ほうかんぼさつ)

宝冠菩薩(ほうかんぼさつ)仏教
→宝冠童子(ほうかんどうじ)

(ほうき)中国
 巨大な猪の怪物で、(げい)に脚を射られて退治された。

箒神(ほうきがみ)日本
 出産の神。

法挾護童子(ほうきょうごどうじ)仏教
→三十六童子(さんじゅうろくどうじ)

宝供養(ほうくよう)仏教
 如意輪観音(にょいりんかんのん)の使者で、宝珠を供養する。

放光仏頂(ほうこうぶっちょう)仏教
→光聚仏頂(こうじゅぶっちょう)

豊国大明神(ほうこくだいみょうじん)日本
 豊臣秀吉。出世の神様。江戸時代は抑圧されていたが、明治になって復活した。

宝字称徳孝謙皇帝
(ほうじしょうとくこうけんこうてい)
日本
→称徳天皇(しょうとくてんのう)
→孝謙天皇(こうけんてんのう)

火羅図房宿(ぼうしゅく)仏教
 和名、そいぼし。ニ十八宿の一。完成の神。蝎虫宮に位置する、四つの星からなる(現在の蠍座の第十六星を中心とする四星)。

火羅図昴宿(ぼうしゅく)仏教
 和名、すばるぼし。ニ十八宿の一。火の神。スバルのこと。牛密宮に位置する六つの星からなる(現在の牡牛座にある散開星団)。

宝粛昭成真君(ほうしゅくしょうせいしんくん)道教
 変成王(へんじょうおう)の道教での名前。
→変成王(へんじょうおう)

法守護童子(ほうしゅごどうじ)仏教
→三十六童子(さんじゅうろくどうじ)

宝手菩薩(ほうしゅぼさつ)仏教
 宝珠を手にする者、の意。

茅将軍(ぼうしょうぐん)中国
 マラリアを治してくれる神。長江や河の流域で信仰されている。

寶生山平和大御神
(ほうしょうざんへいわおおみかみ)
平和教
 世界平和を祈念して顕現した唯一の神。

宝生如来(ほうしょうにょらい)仏教
 金剛界四仏の一。南方の月輪に住み、平等性智の徳を司る。

法上菩薩(ほうじょうぼさつ)仏教
 別名、曇無竭(どんむかつ)。衆香城で般若(智慧。悟りを開く働き)を説いていた菩薩で、常啼菩薩(じょうたいぼさつ)の師。

宝処菩薩(ほうしょぼさつ)仏教
 宝の鉱山、の意。あらゆる願いを満たす如意宝珠を生み出す。

法水司(ほうすいし)道教
→七十五司(しちじゅうごし)

放生司(ほうせいし)道教
→七十五司(しちじゅうごし)

彭祖(ほうそ)道教
 調理師の神。(せんぎょく)の玄孫で、養生術に熟達している。

疱瘡神(ほうそうがみ)日本
 疱瘡(天然痘)をもたらす疫病神(やくびょうがみ)。

宝蔵護童子(ほうぞうごどうじ)仏教
→三十六童子(さんじゅうろくどうじ)

方相氏(ほうそうし)中国
 疫鬼(えきき)を追い払う神。後に開路神(かいろしん)となった。
→開路神(かいろしん)

疱瘡神(ほうそうしん)アイヌ
 別名、パコロカムイ(伝染病の原因を持つ神、の意)、アプカシカムイ(巡行する神、の意)。疱瘡(天然痘)をもたらす疫病神で、江戸時代末期にはアイヌの人口が激減するほど猛威を振るった。

宝蔵天女(ほうぞうてんにょ)仏教
 吉祥天(きっしょうてん)と同一視される事の多い天女。

法蔵菩薩(ほうぞうぼさつ)仏教
 元は国の王であったが出家して世自在王仏(せじざいおうぶつ)の元で修行し、四十八の誓願を立てる。五劫(ごこう)という長い時間(約45億年)の後に、ついに悟りを開いて阿弥陀如来(あみだにょらい)となった。

鳳鳥(ほうちょう)中国
→鳳凰(ほうおう)

胎蔵界曼荼羅宝幢如来(ほうどうにょらい)仏教
 胎蔵界四仏の一。大日如来の菩提心を幢旗とする。

(ほうとう)中国
 字は士元(しげん)。成都武侯祠(文臣廊)の祭神。

都北陰大帝(ほうとほくいんたいてい)道教
 道教の神統譜『真霊位業図』によると、第七階位の主尊。

豊年星(ほうねんぼし)日本
→心宿(しんしゅく)

宝波羅蜜菩薩(ほうはらみつぼさつ)仏教
 宝生如来(ほうしょうにょらい)が毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)を供養する為に出現させた女尊で、財福の徳を意味する。天女形で羯磨衣(かつまえ)を着る。

法波羅蜜菩薩(ほうはらみつぼさつ)仏教
 阿弥陀如来(あみだにょらい)が毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)を供養する為に出現させた女尊で、諸法実相を意味する。天女形で羯磨衣(かつまえ)を着る。

宝瓶宮(ほうびょうくう)仏教
→賢瓶宮(ほうびょうくう)

宝輻辟支仏(ほうぶくびゃくしぶつ)仏教
 輪宝によって煩悩を打ち払った境地を表わしたもの。

胎蔵界曼荼羅方便波羅蜜菩薩(ほうべんはらみつぼさつ)仏教
 十波羅蜜菩薩の第七。方便(具体的手段)の徳を表わす。両手に羂索をもっている。

豊隆(ほうりゅう)道教
 雲の神。別名、雲師(うんし)、雲中君(うんちゅうくん)。

ボーディサットヴァ Bodhisattva仏教
→菩薩(ぼさつ)

青木繁「わだつみのいろこの宮」火遠理命(ほおりのみこと)日本
 火の静まる、の意。火折尊とも表記する。別名、天津日高日子穂穂手見命(あまつひこひこほほでみのみこと)、山幸彦(やまさちひこ)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)。
 豊玉姫(とよたまびめ)との間に鵜葺草葺不合命(うがやふきあへずのみこと)をもうけた。

北辰菩薩(ほくしんぼさつ)仏教
→妙見菩薩(みょうけんぼさつ)

僕程(ぼくてい)中国
 火神・祝融(しゅくゆう)を補佐する神。火を司る。

北斗七星(ほくとしちせい)陰陽道
 北辰(北極星)の周りを回る七つの星のことで、即ち、貪狼星(とんろうせい)、巨門星(こもんせい)、禄存星(ろくぞんせい)、文曲星(もんごくせい)、廉貞星(れんじょうせい)、武曲星(むごくせい)、破軍星(はぐんせい)。
 別名、北斗真君(ほくとしんくん)、北斗星君(ほくとせいくん)、北斗七星真君(ほくとしちせいしんくん)。

北斗七星真君(ほくとしちせいしんくん)陰陽道
→北斗七星(ほくとしちせい)

北都上相泰始皇(ほくとじょうしょうたいしこう)道教
 道教の神統譜『真霊位業図』によると、第七階位の左位筆頭。

北斗真君(ほくとしんくん)陰陽道
→北斗七星(ほくとしちせい)

北斗星君(ほくとせいくん)陰陽道
→北斗七星(ほくとしちせい)

菩薩(ぼさつ)仏教
 悟りを求めて修行する人、の意。

保寿司(ほじゅし)道教
→七十五司(しちじゅうごし)

ホズル Hodr北欧
 バルドルの兄弟で盲目。ロキにそそのかされてバルドルを殺してしまった。別名、ホッド(Hod)。

保生大帝(ほせいたいてい)道教
 医療の神。

ポセイドン Poseidonギリシア
 ゼウスの兄にして海の王。オリュンポス12神の一。海底に住み、地震を起こし、地下水、泉を支配する。

菩提樹神(ぼだいじゅしん)仏教
 釈迦は菩提樹の下で悟りを開いた。その菩提樹の守護神。

菩提達磨(ぼだいだるま)仏教
→達磨(だるま)

穂高大明神(ほだかだいみょうじん)日本
→ものぐさ太郎(ものぐさたろう)

木公(ぼっこう)中国
→東君(とうくん)

胎蔵界曼荼羅発生金剛菩薩(ほっしょうこんごうぼさつ)仏教
 金剛部の諸尊を金剛手院中に発生させることを司る。別名、金剛部発生(こんごうぶほっしょう)。
→金剛部発生(こんごうぶほっしょう)

発生仏頂(ほっしょうぶっちょう)仏教
→大転輪仏頂(だいてんりんぶっちょう)

ホッド Hod北欧
→ホズル(Hodr)

ボッビ・ボッビ Bobbi-bobbiアボリジニ
 オーストリア北部のビンビンガ(Binbinga)人の祖先神。蛇。

福神根付布袋(ほてい)中国
 七福神の一。後梁の禅僧。福々しい容貌、肥大した体で、腹を出している。

火照命(ほでりのみこと)日本
 隼人阿多の君の祖。別名、海幸彦(うみさちひこ)。

ポテンティアテス Potentatesユダヤ
→パワーズ(Powers)

ほとほりぼし日本
→星宿(せいしゅく)

ボナ・デア Bona Deaローマ
 良き女神、の意。ファウヌスの娘で、肥沃と処女性と病気平癒の女神。特に婦人たちの信仰を集めた。5月1日には、この女神の祭り(男子禁制)が行われた。別名、テラ(Terra)。

ホニール Honir北欧
 アサ神族の足の長い神。優柔不断で有名。ラグナロク(Ragnarok)を生き延びる。

ボヌス・エヴェントゥス Bonus Eventusローマ
→エヴェントゥス・ボヌス(Eventus Bonus)

火迦具土(ホノカグツチ)日本
 火の神。生まれてくるとき、伊邪那美(イザナミ)の産道に大火傷を負わせ、死なせてしまう。その為に、怒り狂った父親の伊邪那岐(イザナキ)に斬り殺された。
 別名、火夜芸速男(ほのやぎはやお)、火古(ほのかがびこ)。

ポノス Phonosギリシア
 殺戮の女神。エリス(Eris)の子。

ポノス Ponosギリシア
 労苦の女神。エリス(Eris)の子。

ボブ・ディラン Bob Dylanアメリカ
 フォークロックの神様。詳細はこちらを参照(ただし英語ですが)。

ボブ・マーリー Bob Marleyジャマイカ
 レゲエの神様。70年代にレゲエ・ブームを起こした。

ボマジ Bomaziザイール
 ザイールのブションゴ族(Bushongo)及び他の諸民族の祖先神。

誉田別尊(ほむだわけのみこと)日本
→応神天皇(おうじんてんのう)

ホモボヌス Homobonusキリスト
 実業家の守護聖人。ロンバルディアのクレモナの裕福な商人で、貧民救済に尽力した。死後、地元住民に推戴されて聖人の位に列せられた。

ボラク Borakイスラム
 稲妻、の意。預言者ムハンマドの乗り物で、頭は人、胴は翼の付いた馬、尾は孔雀。ムハンマドを乗せて天国へと連れて行った。

堀河天皇(ほりかわてんのう)日本
 第七十三代天皇。和名、善仁(たるひと)。

ポリュノメ Polynomeギリシア
 ネレイデス(Nereides)の一。
→ネレイデス(Nereides)

ポリュヒュムニア Polyhymniaギリシア
 ムーサイ(Musai)の一。聖歌を司る。
→ムーサイ(Musai)

ポリュボテス Polybotesギリシア
 ギガース(Gigas)の一。ポセイドン(Poseidon)が島の一部分を引きちぎって彼の上に投げつけて抑えつけた。
→ギガース(Gigas)

ホルアクティ Horakhtyエジプト
 地平のホルス、の意。光の神として、ラーと同一視された。
→ホルス

ボルヴォ Borvoケルト
 沸騰、の意。暑さと治療と源泉の神。ローマのアポロ(Apollo)と同一視された。別名、ボルマヌス(Bormanus)、ボルモ(Bormo)。

ボルグヒルド Borghild<北欧
 夜霧の女神。英雄シグムンド(Sigmund)の妻。

ホルコス Horkosギリシア
 誓言の女神。エリス(Eris)の子。誓いを破ったり、偽りの誓いをした者を苦しめる。

ポルコス Phorkosギリシア
 ガイアとポントスの息子。グライアイとゴルゴンの父。

ホルス Horusエジプト
 顔、もしくは上にあるもの、の意。オシリス(Osiris)とイシス(Isis)の子で、父オシリスの地位を簒奪した叔父のセト(Set)を、壮絶な戦いの末に破り、地上の最高神となる。別名、ハロエリス(Haroeris)、ホルアクティ、ハルマキス(Harmachis)、ハルシエシス(Harsiesis)など。

ホルス Xorsスラブ
 太陽神らしいが、詳細は不明。

ホルスの息子たち Sons of Horusエジプト
 死出の旅路を支援する、ホルスの四人の息子たちで、イムセト(Imset)、ハピ(Hapi)、ドゥアムテフ(Duamutef)、ケベクセネフ(Kebechsenef)のこと。死者の臓器を入れるカノポスの壷(Canopic jars of Neskhons)の蓋にあらわされる。

ホルタ Hortaエトルリア
 農耕の女神。

ホルダ Holdaゲルマン
 空の女神。死者の魂や魔女と共に夜空を駆ける。キリスト教では悪魔とされた。別名、ホルデ(Holde)、フルデ(Hulde)。

ホルダド Hordadペルシア
→ハルワタート(Haurvatat)

ホルデ Holdeゲルマン
→ホルダ(Holda)

ポルピュリオン Porphyrionギリシア
 ギガース(Gigas)の一。ヘラ(Hera)をレイプしようとした時に、ゼウス(Zeus)の雷霆に撃たれ、ヘラクレスの弓矢(Herakles)に射られて殺された。
→ギガース(Gigas)

ホル・ヘケヌ Hor-Hekenuエジプト
→ホルス(Horus)

ボルマヌス Bormanusケルト
→ボルヴォ(Borvo)

ボルモ Bormoケルト
→ボルヴォ(Borvo)

ボレアス Boreasギリシア
 北風の神。エオス(Eos)の子。

ポレヴィト Porevitスラブ
 詳細は不明。

ポレヌト Porenutスラブ
 詳細は不明。

ホレール Holler北欧
 死と破壊の神。疫病と災害をもたらす。

ホロケウカムイアイヌ
 狼の神。

ボロンティク Bolontikuマヤ
 マヤの地獄の神々の総称。

ボンディエ Bôdyéハイチ
→ボン・デュー(Bon Dieu)

ボン・デュー Bon Dieuハイチ
 ロア(Loa)の上位に位置する神で、人間の世界とはかけ離れた世界にいるため、人間並びに人間の住む世界とは関わらない。別名、ボンディエ(Bôdyé)。

梵天(ぼんてん)仏教
 十二天の一。上方の守護神。跋羅賀摩(ばらがま)とも表記する。インドのバラモン教における宇宙の最高原理、ブラフマー(梵)を神格化したもの。別名、娑婆世界主(しゃばせかいしゅ)。

梵天女(ぼんてんにょ)仏教
 梵天の妃とも、梵天の世界創造力を神格化したものともいう。

ポントス Pontosギリシア
 深い海、の意。海洋の神で、ネレウスの父。

ポントメドゥーサ Pontomedusaギリシア
 ネレイデス(Nereides)の一。
→ネレイデス(Nereides)

本間宗久(ほんまむねひさ)日本
 相場の神様。大坂堂島の米相場で大成功(連戦連勝)を収め、酒田五法という相場の秘伝を残した。

本命(ほんみょう)道教
→冥道十二神(めいどうじゅうにしん)

本明海上人(ほんみょうかいしょうにん)仏教
 山形県東岩本の真言宗本明寺の即身仏。天和三年(皇紀2343年)入滅。信心すれば病気、特に眼病に効果があるとされる。

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