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ファヴォニウス Favoniusローマ
 好意的な、の意。温和な西風にして春の先駆者の神。ギリシアのゼピュロス(Zephyros)と同一視される。
→ゼピュロス(Zephyros)

ファウナ Faunaローマ
 別名、マリカ(Marica)。ファウヌスの妻、もしくは姉妹、もしくは娘。

ルーベンス「ファウヌスとバッカスの巫女」ファウヌス Faunusローマ
 サトゥルヌスの孫。田野・牧畜・予言の神。12月5日にこの神の祭りが行われた。ギリシアのパーン(Pan)と同一視された。
→パン(Pan)

ファウンス Faunsローマ
 野生の森林に棲む牧神で、ファウヌスの眷属。ギリシアのサテュロス(satyrs)と同一視される。

ファグス Fagusケルト
 ゴール地方とピレネー山地のブナの神。

ファティマ Fatimaイスラム
 イスラム教の開祖・マホメットの四女で、イスラム世界では理想の女性とされる。イスラム教の秘儀の中で崇拝され、イマームの叡智の源とされている。又、ファティマの手をかたどったお守りがある。

ファヌエル Phanuel,Fanuelヘブライ
 ヤコブと格闘した天使。別名、パニエル(Paniel)。

ファマ Famaローマ
 噂、の意。テルス(Tellus)の娘で、評判と噂の女神。

ファメス Famesローマ
 飢餓の女神。

ファルズフ Pharzuphヘブライ
 偽善者、の意。快楽・情欲の天使。ユダを唆(そそのか)して、息子エルの嫁タマラと交わらせた。

ファロ Faroマリ
 マリのバンバラ族の天空と水の女神。宇宙の振動によって妊娠し、人類の祖先を生んだ。又、全ての生き物に水を与え、人間に言葉、道具、農業、漁業を教えた。現在は天に居て、400年毎に世界の調和を確認するために地上に戻る。

桓因(ファンイン)韓国
 韓国の天帝。庶子の桓雄(ファンウン)に三個の天符印(神器の一種らしい)を授けて地上に遣わした。

桓雄(ファンウン)韓国
 桓因(ファンイン)の庶子で、天から太伯山に降臨し、熊女(ウンニョ)と交わって檀君(タングン)をもうけた。

ファンド Fandケルト
 妖精の女王。海神マナナン・マクリル(Manannan mac Lir)の妻。

フィアクル Fiacreキリスト
 アイルランドからフランスに渡ってきた隠世修道士。自分の庵の周りで野菜を作っていたことから庭師の守護聖人とされ、ずっと後にパリで、貸し馬車がホテル・サン・フィアクルのそばにあったのでフランス語で四輪馬車をフィアクルと呼ぶようになったことから、辻馬車の御者の守護聖人とされた。

フィオンヌアラ Fionnualaケルト
 リル(Lyr)の娘。

フィチロポチトリ Huitzilopochtliアステカ
→ウィツィロポチトリ(Uitzilopochtli)

フィツナウナ Huitznaunaアステカ
 400の星の神々。月の女神コヨルシャウクイ(Coyolxauhqui)の管轄下にある。

フィデス Fidesローマ
 誠実(faith)の意。誠実の女神。

フィラコチャ Huiracochaインカ
→ヴィラコチャ(Viracocha)

フー Huエジプト
 ラーの男根の出血から生まれた、ラーの知恵と洞察の神。じ所から生まれた、兄弟の女神シアと結婚した。

フヴァル Hvarペルシア
 太陽神。

風姨(ふうい)中国
 風の神。

馮夷(ふうい)道教
→河伯(かはく)

馮夷(ふうい)中国
 『淮南子』に出てくる、古代の名御者。雷の車に乗り、雲を6頭の馬に仕立てて宇宙を駆け巡った。

プゥイル Pwyllケルト
 ウェールズのダヴェッド(Dyfed)の王。リアノン(Rhiannon)と結婚した。

風雨司(ふううし)道教
→七十五司(しちじゅうごし)

風師(ふうし)中国
→風伯(ふうはく)

プーシャン Pusanインド
 道路・牧人・家畜の守護神。

馮習(ふうしゅう)中国
 字は休元(きゅうげん)。成都武侯祠(武将廊)の祭神。

風天(ふうてん)仏教
 十二天の一。北西の守護神で、風の神。ヴァーユが仏教に取り入れられたもの。右手に風幢(ふうとう)を持つ老翁の姿で表わされる。

風天妃(ふうてんき)仏教
 風天(ふうてん)の妃。

風天妃眷属(ふうてんきけんぞく)仏教
 風天妃(ふうてんき)の眷属。

風天眷属(ふうてんけんぞく)仏教
 風天(ふうてん)の眷属。童子形。

風伯(ふうはく)中国
 風の神。別名、風師(ふうし)、飛廉(ひれん)。

夫婦宮(ふうふくう)仏教
 十二宮の一。つがい、の意。双子座に相当する。

夫乙那(ブウラ)韓国
 耽羅(済州島)の三神人の三番目。漢拏山の北の麓の毛興穴(三姓穴)より出現し、日本の碧浪国の姫と結婚して夫氏の祖となった。

不壊金剛(ふえこんごう)仏教
→烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)

フエフエテオトル Huehueteotlアステカ
 古い神、の意。
→シウテクトリ(Xiuhtecuhtli)

フェブリス Febrisローマ
 熱、の意。熱から保護してくれる女神。

フェブルース Februusエトルリア
 冥界と浄化の神。

フェリッペ・ポランコ Felipe Polancoプエル
トリコ
 サルサの神様。

フェレンティナ Ferentinaローマ
 ラティウムのフェレンティヌム(Ferentinum)の山間都市の女神で、ラテン国家を保護する。

フェロニア Feroniaエトルリア
 火と肥沃の女神。

フェロニア Feroniaローマ
 豊作の女神。この女神の祭りが11月15日に行われた。

フェンネル Fennelケルト
 アイルランドの妖精の女神。

フェンリル Fenrir北欧
 巨大な狼。ロキと巨人の女・アングルボダの息子。気性が激しい。予言によると、神々と巨人族との最後の戦いの日に、神々の世界を滅ぼす存在で、オーディンを呑み込むという。その為、神々に恐れられ、魔法の紐で縛られて地下に封印されている。

フォイベ Phoibeギリシア
 ウラノスとガイアの娘で、ティタン神族。コイオスを夫として、その間にアステリア、レトをもうけた。

フォドラ Fodlaケルト
 ゲール人がアイルランドに来る前に島を統治していた、フォモール(Fomorians)の三柱の女神の内の一柱。

フォモール Fomoriansケルト
 アイルランドの巨人。アイルランドに侵入し、先住のパートロン(Partholons)を倒して天下を取ったが、後にやってきたフィルボルグ(Firborg)人に敗れた。

フォルセティ Forseti北欧
 正義の神。バルドル(Balder)の息子。

「運命の寓意」(16世紀)フォルトゥーナ Fortunaローマ
 幸運の女神。

フォルナクス Fornaxローマ
 オーブン、の意。パンを焼く女神。

フォンス Fonsローマ
→フォントゥス(Fontus)

フォントゥス Fontusローマ
 別名、フォンス(Fons)。ユピテルとユトゥルナの息子で、井戸の神。10月13日にこの神の祭りが行われた。

ブガ Bugaシベリア
 神の意で、シベリアのトゥングース人の最高神。ブガは、土から骨と肉を、鉄から心臓を、水から血を、火から体温を拵えて二人の人間を造った。

深草帝(ふかくさてい)日本
→仁明(にんみょうてんのう)

フガダーン Hu'Gadarnケルト
→ケルヌンノス(Cernunnos)

ブギド・イ・アイバ Bugid Y Aibaハイチ
 ハイチとプエルトリコの戦争の神。

不休息菩薩(ふきゅうそくぼさつ)仏教
 休むことなく衆生を救済する菩薩。

フギン Huginn北欧
 思考、の意。オーディン(Odin)に仕えるワタリガラス。昼間、世界中を飛び回り、夜になると戻ってきてオーディンの肩に止まり、見聞した出来事を報告する。ムニン(Muninn)とは一対。

福一万虚空蔵(ふくいちまんこくうぞう)仏教
 広大無限の福徳を授ける菩薩。
 尚、この尊の名前の訓みを区切るところを間違えると、とんでもないことになる。

胎蔵界曼荼羅不空供養宝菩薩(ふくうくようほうぼさつ)仏教
 空しからざる供養の宝珠を具える者、の意。諸仏諸菩薩に対する、空しからざる供養によって衆生の苦を取り除き、安楽をもたらす。

胎蔵界曼荼羅不空羂索菩薩(ふくうけんじゃくぼさつ)仏教
 大悲の綱と鉤糸で衆生を救う事は空しいことではない、の意。蓮華と羂索(けんさく)を持つ。

不空見菩薩(ふくうけんぼさつ)仏教
 決して見逃さない、の意。仏眼を開いて一切の衆生を観察し、一切の悪趣を除き、涅槃へと導く。左手に仏頂を載せた蓮華を持つ。

胎蔵界曼荼羅不空鉤観自在菩薩(ふくうこうかんじざいぼさつ)仏教
 智慧を行じて衆生を利する。千手観音(せんじゅかんのん)の眷属。

胎蔵界曼荼羅不空金剛菩薩(ふくうこんごうぼさつ)仏教
 (悟りの智慧の働きが)空しくなく、金剛のように堅固、の意。

不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)仏教
 金剛界四仏の一。

不空大可畏明王観世音菩薩
(ふくうだいかいみょうおうかんぜおんぼさつ)
仏教
→大可畏明王(だいかいみょうおう)

三皇図(如水宗淵筆)
三皇図
(如水宗淵筆)
伏羲(フクギ)中国
 漁猟の神。下半身が蛇体。八卦を作りだし、人々に牧畜・漁猟を教えた。
 ある伝承によると、妹の女(じょか)とともに石臼に乗って洪水を生き延び、長ずるに及んで近親相姦の禁を犯して夫婦となり、人類を生んだという。
 別名、青帝(せいてい)、太(たいこう)。

福徳神(ふくとくじん)日本
 応徳ニ年(皇紀1745年)に京都で盛んに信仰された神。町の風紀を乱すとされたため、検非違使によって弾圧された。性崇拝に関する神かもしれないが、詳細は不明。

(ふくひ)中国
→洛神(らくしん)

服白衣観音(ふくびゃくえかんのん)仏教
→白処尊菩薩(びゃくしょそんぼさつ)

佛神霊像図彙福禄寿(ふくろくじゅ)中国
 七福神の一。短身・長頭・ひげが多い。中国では南極星の化身という。

普賢延命菩薩(ふげんえんめいぼさつ)仏教
→大安楽不空真実菩薩(だいあんらくふくうしんじつぼさつ)

胎蔵界曼荼羅普賢菩薩(ふげんぼさつ)仏教
 遍く賢い、の意。増益・延命に効験がある。白い象に乗った姿でよく表わされる。
 別名、遍吉菩薩(へんきつぼさつ)。

普光王童子(ふこうおうどうじ)仏教
→三十六童子(さんじゅうろくどうじ)

胎蔵界曼荼羅豊財菩薩(ぶざいぼさつ)仏教
 財の豊かさ、の意。福徳と智慧の財が豊かで、安寧と幸福を求める者に、自在にその財を与える。左手に二本の蓮華を持つ。

武左衛門(ぶざえもん)日本
 洲本八狸(すもとやだぬき)の一。防犯の神様。毎夜パトロールして、鍵をあけたままの無用心な家の戸に、外側から鍵をかけて懲らしめた。

プサマテ Psamatheギリシア
 ネレイデス(Nereides)の一。ゼウス(Zeus)とアイギナ(Aigina)の子アイアコス(Aiakos)との交わりを嫌ってアザラシに変身したが、結局は彼と交わって、ポコス(Phokos)をもうけた。
→ネレイデス(Nereides)

フサマラー波照間
 波照間島の、雨を司る神。

巫支祈(ふしき)中国
→無支祁(むしき)

不思議慧童女(ふしぎえどうにょ)仏教
 詳細は不明。

胎蔵界曼荼羅不思議慧菩薩(ふしぎえぼさつ)仏教
 計り知れない智慧を授けてくれる。

不思議童子(ふしぎどうじ)仏教
→三十六童子(さんじゅうろくどうじ)

フシコカムイアイヌ
 古い神。

伏見天皇(ふしみてんのう)日本
 第九十二代天皇。和名、煕仁(ひろひと)。

藤村新一(ふじむらしんいち)日本
 発掘の神様。前期旧石器時代の遺跡発掘(宮城県上高森遺跡、北海道総進不動坂遺跡など)で、別の遺跡から出た石器を埋めて、日本原人の遺跡の発掘を捏造した。

ブシャスタ Bushyastaペルシア
 人々を怠けさせる、黄色い悪魔。

プシュパダヌス Pushpadhanusインド
 矢を弓で飾る者、の意。カーマ(Kama)のこと。
→カーマ(Kama)

不浄潔金剛(ふじょうけつこんごう)仏教
→烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)

不浄忿怒(ふじょうふんぬ)仏教
→烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)

藤原采女亮政之(ふじわらうねめのすけまさゆき)日本
 髪の神様。京都府京都市右京区嵯峨の御髪神社の祭神。日本最初の髪結い(理容業者)とされる。

藤原鎌足(ふじわらのかまたり)日本
 別名、中臣鎌足(なかとみのかまたり)。談山神社の祭神。中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)と共に蘇我入鹿(そがのいるか)を殺し、大化の改新を推し進めた。

藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)日本
 上御霊神社の祭神。藤原宇合(ふじわらのうまかい)の嫡男で、藤原氏による政治の継承を目指したが失敗、大宰府に左遷される。天平十二年、吉備真備、玄らを除くために反乱を起こす(藤原広嗣の乱)が、敗れて斬首された。

藤原夫人(ふじわらのぶにん)日本
 下御霊神社の祭神。伊予親王(いよしんのう)の母で、息子と共に服毒自殺した。

藤原宮御宇天皇(ふじわらのみやぎょうてんのう)日本
→持統天皇(じとうてんのう)

藤原百川(ふじわらのももかわ)日本
 護王神社の祭神。藤原宇合(ふじわらのうまかい)の八男。称徳(孝謙)天皇が崩ずると、左大臣藤原永手・内大臣藤原良継らと謀り、吉備真備(きびのまきび)の推す文室珍努・同大市を排して白壁王(光仁天皇)を皇嗣に擁立した。

ブスマルス Bussumarusケルト
 ローマのユピテル(Jupiter)と同一視された神。

武聖帝君(ぶせいていくん)道教
→関羽(かんう)

プセウドス Pseudosギリシア
 嘘言の女神。エリス(Eris)の子。

傅僉(ふせん)中国
 成都武侯祠(武将廊)の祭神。

扶桑大帝(ふそうたいてい)道教
→東君(とうくん)

ブダ Budhaインド
 水星のこと。ナヴァ・グラハ(Nava Graha)の一。
→ナヴァ・グラハ(Nava Graha)

プタ Putaローマ
 ブドウの木の女神。

歩多鬼衆(ぶたきしゅう)仏教
 今まであった、生まれた、の意。一説には夜叉の一種ともいう。いずれも童子形で皮袋を持つ。

ふたつ岩団三郎(ふたついわだんざぶろう)日本
 佐渡のムジナの総大将。別名、十二権現(じゅうにごんげん)。

プタハ Ptahエジプト
 創造者、の意。古代エジプトの首都メンフィスの創造神。バステト(一説にはセクメト)を妻とする。

仏海上人(ぶっかいしょうにん)仏教
 新潟県村上市の真言宗観世音寺の即身仏。明治三十六年入滅。

伏羲(ふつぎ)日本
→伏羲(ふくぎ)

胎蔵界曼荼羅仏眼仏母(ぶつげんぶつも)仏教
 仏の目を神格化したもので、一切の諸仏の母とされている。

仏守護童子(ぶっしゅごどうじ)仏教
→三十六童子(さんじゅうろくどうじ)

ブッダ Budhaインド
 ヴィシュヌの化身で、魔族(いわゆる仏教徒)に間違った教え(いわゆる仏法)を説いて、魔族にバラモン教を捨てさせて力を失わせた。

仏陀 Budda仏教
 悟った人、の意。
→釈迦(しゃか)

仏頂尊(ぶっちょうそん)仏教
 如来の頂は見ることが出来ないという三十二相の無見頂相を神格化したもの。五仏頂(ごぶっちょう)などがある。

経津主神(ふつぬしのかみ)日本
 香取神宮の祭神。日本書紀によると武甕槌神(タケミカヅチノカミ)と共に葦原の中つ国に下りてきて大国主命(オオクニヌシノミコト)に国譲りを求めた。この神についてはよくわからないが、武甕槌神に似た性格を持っているのだろう。

仏母大孔雀明王
(ぶつもだいくじゃくみょうおう)
仏教
→孔雀明王(くじゃくみょうおう)

不廷胡余(ふていこよ)中国
 南海の島にいる神。人面で、二尾の青蛇を耳飾にし、二尾の赤蛇を踏みつけている。

プディシティア Pudicitiaローマ
 謙遜、の意。謙遜と純潔の女神。

ブト Butoエジプト
 色のついたパピルス、の意。コブラの女神。ハゲタカの女神ネクベト(Nekhbet)と共に、ファラオを守護する。ブトは王冠に蛇形章(コブラお守り)として置かれた。別名、エジョ(Edjo)、ウジョ(Udjo)、ワジェト(Wadjet)、ワジト(Wadjit)。

傅彡(ふとう)中国
 成都武侯祠(文臣廊)の祭神。

不動恵童子(ふどうえどうじ)仏教
→三十六童子(さんじゅうろくどうじ)

Acalanatha不動明王(フドウミョウオウ)仏教
 動かざる尊者、の意。大日如来の使者とも、大日如来の憤怒の姿ともいう。右手に降魔の剣、左手に羂索(ケンサク)を持つ。別名、阿遮羅嚢他(あしゃらなた)。

太玉命(ふとたまのみこと)日本
 忌部氏の祖神。布刀玉命とも表記する。天の岩戸の前で太御幣を持ち、天照大神が岩戸から引き出されたところを注連縄を張って後戻りできないようにした。

太詔戸神(ふとのりとのかみ)日本
 対馬の太祝詞(ふとのりと)神社の祭神。亀卜の神。

プトラ Putraインド
 力の子、の意。火神アグニのこと。
→アグニ

船井幸雄(ふないゆきお)日本
 経営コンサルタントの神様。詳しくはこちらを参照されたし。

フナブ・ク Hunab Kuマヤ
 マヤの最高神。三つの洪水の後に世界を再構築した。イツァムナー(Itzamna)の父。

フフ Huhエジプト
 無限の空間を擬人化した、原初の神。蛙、もしくは蛙の頭を持った人間として表わされる。別名、ヘフ(Heh)。

フフルンス Fuflunsエトルリア
 植物と活力と愉快の神。ギリシアのディオニュソス(Dionysos)やローマのバッカス(Bacchus)と類似する。
→ディオニュソス(Dionysos)
→バッカス(Bacchus)

フベルト Hubertキリスト
 アルデンヌの森林地帯で宣教活動をした為、アルデンヌでは猟師の守護聖人となった。

ブボナ Bubonaローマ
 馬と牛の女神。

ブヤスタ Buyastaペルシア
 人々の労働を妨害する、怠惰の悪魔。ダエヴァス(Daevas)の一。

孚佑帝君(ふゆうていくん)道教
→呂洞濱(りょどうひん)

冬将軍(ふゆしょうぐん)ロシア
 (モスクワに突入したナポレオンが、厳寒と積雪とに悩まされて敗北した史実に因む)冬の異名。冬の厳しさを擬人化した表現。(『広辞苑』)
 ちなみに、ヒトラーのナチス・ドイツ軍もこれに散々苦しめられた。

フュリーズ Furiesローマ
 復讐の女神たち。罪人を責め、残酷ではあるが、非情に公平。ギリシアのエリニュス(Erinyes)と同一視される。
→エリニュス(Erinyes)

武羅(ぶら)中国
 天帝の密都(行宮)を司る神。

ブライド Brideケルト
 ブリージッド(Brigid)のスコットランド名。

フラカン Hurakanマヤ
 片足、の意。風と嵐の神。洪水を引き起こすことによって怒りを表現する。ハリケーン(hurricane)の語源となった。Huracanとも表記する。別名、フリカン(Hurrican)。

ブラギ Bragi北欧
 詩と雄弁の神。吟唱詩人の守護神。オーディン(Odin)とフリッグ(Frigg)の息子で、女神イドゥン(Idun)を妻とする。別名、ブラゲ(Brage)。

ブラゲ Brage北欧
→ブラギ(Bragi)

フラシェギルド Frashegirdペルシア
 素晴らしい製作、の意。回復の女神。

プラジュニヤーパーラミター Prajnaparamita仏教
→般若菩薩(はんにゃぼさつ)

プラバーカラ Prabhakaraインド
 光を造る者、の意。太陽神スーリヤのこと。
→スーリヤ

ブラフマー Brahmaインド
 世界創造神。ヒンドゥー教の三大神の一柱。四つの頭と四本の腕を持つ。又、祭祀、苦行を果たした者には、必ず恩恵を与える(たとえ神々に敵対する魔族であろうとも)。有力な神様なのだが、あまり人気が無い。
 別名、スヴァヤンブ(Svayambhu)。

ブラフマーニー Brahmaniインド
 七母神の一。霊薬を魔神に振りかけて魔神の力を削ぐ。ブラフマーの妃とされる。

フラ・ラフタイ
 三人兄弟がいた。兄は僧に金を施したために死後太陽となり、次兄は僧に銀を施したので死後は月となった。三男は僧に、ひどく汚い器に米を入れて与えただけだったので、貪欲の罰として真っ黒な怪物になってしまった。
 この怪物はフラ・ラフと呼ばれ、腕と爪と耳しかない。フラ・ラフは兄たちの幸福を妬んで、しばしば戦争をしかけ、これが日食や月食の原因になるのだという。

ブランウェン Branwenケルト
 愛と美の女神。リル(Lir)の娘。

フランシスカ・カブリニ Francisca Cabriniキリスト
 移民の守護聖人。アメリカに渡ってイタリア移民に慈善活動を行なった。

フランシスコ・ザビエル Francisco de Xavierキリスト
 日本などにキリスト教を伝えた、イエズス会の宣教師。死後、「インドの使徒」の称号を贈られ、外国におけるカトリック宣教師の守護聖人となっている。

フランシスコ・サレジオ Francisco de Salesioキリスト
 著述・ジャーナリズムの守護聖人。カルヴァン主義の活動をしていた頃に、多くの時事問題のパンフレットを書いたことによる。

プランダラ Purandaraインド
 都市の破壊者、の意。インドラのこと。
→インドラ

フランチェスコ(アッシジの) Francesco d'Assisiキリスト
 エコロジーの守護聖人で、フランシスコ修道会の創設者。小鳥に説教したことで有名。

プリアプス Priapusローマ
 庭とブドウ栽培と水夫と漁師の神。男根をそそり立たせた男性の姿であらわされる。

プリアポス Priaposギリシア
 アフロディテ(Aphrodite)とディオニュソス(Dionysos)の息子で、男根の神。

ブリアレオス Briareosギリシア
 ヘカトンケイルの一。
→ヘカトンケイル

フリーカムイアイヌ
 片方の翼だけで七里はある巨大な鳥。十勝川の上流、パンケニコロ川が合流するあたりの絶壁にある、カムイロキという洞窟に棲み、海へ出て鮭や鯨を捕って食べていた。人間とは交渉がなかったが、ある時、人間の女性がフリーカムイの水飲み場を荒らしたのに怒り、心が荒れて、以後は人間と言わず、鹿と言わず、つかみ上げて引き裂き、木や草を吹き倒し、家を壊すようになった。
 最後は、巨大な男根を持つ男が、槍でフリーカムイを突き殺した。

ブリージッド Brigidケルト
 ダグダ(Dagda)の娘でブレス(Bres)の妻。火の女神。キリスト教が入ってきた時、ケルトにおけるこの女神への信仰が強かったので、キリスト教はこの女神を悪魔として排斥せずに、聖ブリージッドとして取り込んだ。
 別名、ブリジット(Bridget)、ブリギッド(Brighid)、ブリジンド(Brigindo)。

ブリガス Burigasペルシア
→ブリジャス(Burijas)

フリカン Hurricanマヤ
→フラカン(Hurakan)

ブリガンティア Brigantiaケルト
 ヨークシャーとブライント川、ブレント川の保護の女神。牛に関連した牧歌的な女神でもある。

ブリギッド Brighidケルト
→ブリージッド(Brigid)

ブリクタ Brictaケルト
 ルクソウィウス(Luxovius)の妻。
→ルクソウィウス(Luxovius)

ブリジット Bridget>ケルト
→ブリージッド(Brigid)

ブリジャス Burijasペルシア
 カッシート(Kassites)人の戦争の神。別名、ブリガス(Burigas)。

ブリジンド Brigindoケルト
 ブリージッド(Brigid)のフランス名。
→ブリージッド(Brigid)

ブリタニア Britanniaケルト
 ロマーノ・ケルト人(イギリス)の保護の女神。

オラウス・マグヌスによる銅版画(16C、ニデック絵画コレクション蔵)フリッガ Frigga北欧
→フリッグ(Frigg)

フリッグ Frigg北欧
 オーディン(Odin)の妻でバルドル(Baldur)の母。息子のバルドルを死なせないようにと、全てのもの(ワルハラの広間の西の宿り木はのぞく)にバルドルを傷付けないように頼んで回った。
 別名、フリッガ(Frigga)。

プリティヴィー Prithviインド
 広いもの、大地、の意。大地の女神で、インドラの母。仏教では地天(ぢてん)。

プリトナ Pritonaケルト
→リトナ(Ritona)

フリナ Furinaローマ
 泥棒の女神。

ブリハスパティ Brhaspatiインド
 木星のこと。ナヴァ・グラハ(Nava Graha)の一。
→ナヴァ・グラハ(Nava Graha)

プリュデリ Pryderiケルト
 心配する、の意。リアノン(Rhiannon)とプゥイル(Pwyll)の息子。

ジョアン・フランソワ・デ・トロイ(1679-1752)「プシュケとプルートー」プルートー Plutoローマ
 富、の意。冥界の神。サトゥルヌスの息子で、プロセルピナを妻とする。冥界の富を独占している為、とても裕福で、又、冥界に入ったものは決して帰ってこないことから非情な神とされた。ギリシアのハデスと同一視される。
→ハデス(Hades)

ブルク・チャブタン Buluc Chabtanマヤ
 戦争の神。

プルシャ Purusaインド
 原初の巨人。神々がプルシャを犠牲として祭祀を執り行うと、プルシャから動物、人間、神々、太陽・月などが生まれた。(原人讃歌)

フルデ Huldeゲルマン
→ホルダ(Holda)

プルトス Plutosギリシア
 富の神。地母神デメテル(Demeter)と英雄イアシオン(Iasion)の子で、あらゆる国に往来して富を授けた。

震々(ぶるぶる)日本
→臆病神(おくびょうがみ)

プルリヤシュヒッタイト
 ヒッタイト神話の主神。嵐の神。

プレアデス Pleiadesギリシア
 オケアノスの娘プレイオネとアトラスとの間に出来た七柱の女神。母親と一緒にボイオチアで遊んでいる時にオリオンに見初められて五年間ストーカーされ、ついには白い鳩になって逃げまわっていた。ゼウスがそれを憐れんで星にした。これがプレアデス星団(昴)である。
 すなわち、アルキュオネ(Alkyone)、メロペ(Merope)、ケライノ(Kelaino)、エレクトラ(Elektra)、ステロペ(Sterope)、タユゲテ(Taygete)、マイア(Maia)のこと。

プレイオネ Pleioneギリシア
 オケアノス(Okeanos)の娘で、アトラス(Atlas)との間にプレアデス(Pleiades)をもうけた。

フレイ Frey北欧
 雨と太陽、豊作と生殖の神。ニオルド(Njord)の息子でとても美しい。最後は火の巨人スルト(Surt)に斬り殺される。別名、フレイル(Freyr)、ユングィ(Yngvi)。

フレイヤ Freya北欧
 ニオルドの娘。フレイの妹で、美と愛の女神。二匹の猫が引く車に乗る。国引き神話のゲフィオンは、この女神だとも言われている。

フレイル Freyr北欧
→フレイ(Frey)

ブレキリフヌアデ Brekyirihunuadeガーナ
 ガーナのアカン族(Akan)の最高神。全てを知り、全てを見るという。

プレクサウレ Plexaureギリシア
 ネレイデス(Nereides)の一。
→ネレイデス(Nereides)

ブレゲ Breguet,Abraham Louisスイス
→アブラアン・ルイ・ブレゲ(Abraham Louis Breguet)

ブレス Bresケルト
 肥沃と農業の神。フォモールの王子エラサ(Elatha)と女神エリュー(Eiru)の息子で、兄弟で王のヌアダ(Nuada)が戦いで片腕を失うと、代わりに王位に就き、ブリージッド(Brigid)と結婚した。しかし専制的で高い税金を課したので、ヌアダが銀の腕を着けると追放された。

プレスター・ジョン Prester Johnキリスト
 中世ヨーロッパで噂された伝説上の英雄。東方のキリスト教国の王で、中東のイスラムを征伐してキリスト教の楽土を築くとされた。

プレスリー Presley,Elvisイギリス
→エルビス・プレスリー(Elvis Presley)

武烈天皇(ぶれつてんのう)日本
 第二十五代天皇。和名、小泊瀬稚鷦鷯尊(おはつせのわかさざきのみこと)。

ブレンダン St.Brendanキリスト
 アイルランドの12使徒の一人。「約束の地」と呼ばれる楽園への航海をした。

プロヴィデンティア Providentiaローマ
 事前に考慮する女神。

プロヴェ Proveスラブ
 樫の木と関係のある主神らしいが詳細は不明。一説にはペルーン(Perun)の別名とも。

扉絵のための習作(ウフィツィ美術館)フローラ Floraローマ
 春に開花する花の女神。この女神の祭り(Floralia)は4月28日から5月1日にかけて行われた。ギリシアのクロリス(Chloris)と同一視される。

ロセッティ「プロセルピナ」(ロンドン、テートギャラリー)プロセルピナ Proserpinaローマ
 ペルセポネー(Persephone)と同一視された。名前の由来はおそらく、穀物の成長を意味する"proserpere"(出現、の意)。別名、プロセルピネ(Proserpine)。
→ペルセポネー(Persephone)

プロセルピネ Proserpineローマ
→プロセルピナ(Proserpina)

プロテウス Proteusギリシア
 ポセイドンの息子。自在に姿を変える力をもち、賢明で未来を予知することができる。ポセイドンのアザラシを飼っている。

プロト Protoギリシア
 ネレイデス(Nereides)の一。
→ネレイデス(Nereides)

ブロナハ Bronachケルト
 崖の女神。

ブロノ Brono北欧
 日光、の意。バルドル(Balder)の息子。

ブロミオス Bromiosギリシア
 ディオニュソス(Dionysos)の異名。
→ディオニュソス(Dionysos)

プロメテウス Prometheusギリシア
 先見の明、の意。考えてから行動する者。ティタン神族であったが、ティタンとオリュンポスの戦いではオリュンポスの勝利を予見してオリュンポス側に着く。
 始めて人間を造り、後にゼウスから火を盗み出して人間に与えるが、その為にコーカサス山に縛り付けられ、ゼウスの放った鷲に肝臓を食べられ続けた。後にヘラクレスに救出される。

フロリアヌス Florianusキリスト
 オーストリアの殉教者で、エンス川で溺死させられた。この溺死のために、水難、更には拡大解釈されて火の災難に対して御利益があるとされて、消防士の守護聖人となった。

ブロンテス Brontesギリシア
 キュクロプスの一。
→キュクロプス

フワワ Huwawaメソ
ポタミア
→フンババ(Humbaba)

フンアハウ Hunahauマヤ
→アフプチ(Ahpuch)

フンアフプ Hunahpuマヤ
 フン・フンアフプ(Hun Hunahpu)の息子で、兄弟のイシュバランゲ(Ixbalangue)と共にヴクブ・カクィス(Vucub Caquix)を殺し、冥界シバルバ(Xibalba)を服属させた。

フンアフプ・グッチ Hunahpu-Gutchマヤ
 人間を創った十三柱の神々の一。

フンアフプ・ウティウ Hunahpu Utiuマヤ
 人間を創った十三柱の神々の一。

ブンイプ Bunyipアボリジニ
 原初の時代から生き続けている水の怪物。疫病をもたらす。普段は水場に潜み、食料があれば害を加えないが、必要とあれば人間を水の中へと引き込む。

文魁夫子(ぶんかいふうし)道教
→五文昌(ごぶんしょう)

フン・カメ Hun Cameマヤ
 冥界シバルバ(Xibalba)をヴクブ・カクィス(Vucub Caquix)と共同統治していたが、復讐にやってきたフンアフプ(Hunahpu)とイシュバランゲ(Ixbalangue)に殺された。

文曲星(ぶんきょくせい)中国
 文運を司る星宿。別名、文星(ぶんせい)。

文衡聖帝(ぶんこうせいてい)道教
→関羽(かんう)

文昌帝君(ぶんしょうていくん)道教
 文芸の神。文昌六星を神格化したもの。別名、梓潼帝君(しどうていくん)、霊応帝君(れいおうていくん)、済順王(さいじゅんおう)、英顕王(えいけんおう)。

ブンジル Bunjilアボリジニ
 オーストラリアのクリン族(Kulin)とウルンジェリ族(Wurunjerri)の創造神にして最高神。人間を造った。

興進様(フンジンサマ)統一
教会
 統一教会の教祖・文鮮明の次男で、文鮮明の身代わりとして霊界へ逝き、霊界の王となっている。

文星(ぶんせい)中国
→文曲星(ぶんきょくせい)

プンチャウ Punchauインカ
 太陽神。

忿怒月黶尊(ふんぬがつえんそん)仏教
→降三世明王(ごうざんぜみょうおう)


胎蔵界曼荼羅
忿怒月黶菩薩
(ふんぬがつてんぼさつ)
(ふんぬがつえんぼさつ)
仏教
 黶とはホクロのことで、仏の額の白毫(びゃくごう)、または第三の眼のこと。護摩の灰を額につけることによって呪力を発揮し、もろもろの障害を破壊する。忿怒の形相で、右手に戟、左手に金剛杵を持っている。

胎蔵界曼荼羅忿怒鉤観自在菩薩(ふんぬこうかんじざいぼさつ)仏教
 慈悲の鉤をもって衆生を教化・教導する。忿怒の形相はしていない。

胎蔵界曼荼羅忿怒持金剛菩薩(ふんぬじこんごうぼさつ)仏教
 鋭利な金剛杵を持ち、それをもって障害を打ち破る。忿怒の形相はしていない。

ブンバ Bumbaザイール
 ザイールのブションゴ族(Bushongo)の創造神にして最高神。原初、暗黒、水、ブンバだけがあった。ある時、ブンバが胃痛で苦しんで、最初に太陽を、次に月、大地、全ての生き物、そして最後に人類を吐き出した。

フンハウ Hunhauマヤ
→アフプチ(Ahpuch)

フンババ Humbabaメソ
ポタミア
 杉林の怪物。一つ目で口からは毒と炎を吐く。ギルガメシュ(Gilgamesh)とエンキドゥ(Enkidu)に倒された。元々は自然を神格化したもの。別名、フワワ(Huwawa)。

ブンブラマ Bunbulamaアボリジニ
 雨の女神。

フン・フンアフプ Hun Hunahpuマヤ
 双子の兄弟フンアフプ(Hunahpu)とイシュバランゲ(Ixbalangue)の父。冥界シバルバ(Xibalba)で開かれた球技大会に参加し、敗れて首を切られた。

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