昭和20年後半 鉄道ニュース
名古屋港線 名古屋〜名古屋港間の旅客営業廃止。東海橋乗降場廃止 1/1秋保電気軌道、軌道を鉄道に変更 1/1
五戸鉄道【社名変更】南部鉄道 1/1
地方鉄道に変更して日本硫黄沼尻鉄道部と改称 1/1
長野原線【開業】渋川〜長野原(42.4km) 1/2
鉄道運賃改正等ニ関スル件要綱、閣議決定 1/4(貨物営業のみ。日本鋼管群馬鉄山専用線 長野原〜太子間も同時開業)
【新駅開業】金島(信号場)、中之条(信号場)、岩島(信号場)、(貨)長野原
青森〜上野間上り1本,奥羽線経由1往復削減 1/5
阪神国道線 甲子園線 浜甲子園〜中津ノ浜間休止(再開されず) 1/6 東京急行電鉄大師線【延伸開業】入江崎〜桜本間。大師線全通 1/7 名古屋港線【延伸開業】白鳥駅〜名古屋市卸売市場へ至る専用線 1/8
仙台鉄道局、東京に向け木炭専用列車を編成 1/8
国有鉄道必勝運営体制整備ニ関スル件、閣議決定 1/9
京阪神急行電鉄石山坂本線 滋賀里→坂本方へ400m移設 1/10
別府鉄道野口線 不要不急線に指定され、資材供出のため全線休止 1/11
東京急行電鉄 戦時統合により東京都内のタクシー事業者を4社に統合するため、日東自動車と東京タクシーを中心に11社1個人の経営統合が決定 1/16
東武鉄道東上本線 武州松山駅(現東松山駅)〜武蔵嵐山間、飛行場建設のため移設 1/17
京王御陵線 北野〜多摩御陵前間休止 1/21
山陽線時刻改正。陸運転嫁と施設衰損により列車削減,速度の低下を行う。 1/25
東京〜鹿児島間急行1・4列車(熊本まで急行、所要36時間5分),
東京〜門司間急行3・2列車(上りは下関発,所要25時間30分),急行5・8列車(所要25時間11分)
東京〜広島間急行7・6列車(呉線経由,所要20時間)ほか
東京〜博多間1往復,東京〜門司間1往復
東京〜広島間2往復
京都〜門司間4往復(うち上り1本下関発)運転。山陽〜九州間の中距離直通列車は4往復のみとなる
函館本線【別線新設】森〜渡島砂原 【新駅開業】渡島砂原、掛澗、尾白内、東森 1/25
国の命令により高松琴平電気鉄道志度線 八栗〜志度間を休止、資材供出 1/26
静岡鉄道 可睡支線、可睡口〜可睡間を休止(後廃止) 1/31
三重交通北勢 西桑名車両区を阿下喜駅構内に疎開 2/1
伊予鉄道高浜線 全線が金属供出のため単線化 2/1
高松琴平電気鉄道長尾線 出晴〜長尾間を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更 2/1
京都市電 蹴上線 東山仁王門〜蹴上間休止 2/1
京都市電 梅津線 西大路四条〜天神川間開業 2/2
武蔵野鉄道武蔵野線【駅休止】上り屋敷、東所沢、天覧山 2/3
近畿日本鉄道'【休止】法隆寺線法隆寺〜平端間 2/11
近畿日本鉄道 大浜支線【休止】大浜北町〜大浜海岸間 2/11
近畿日本鉄道南大阪線【単線化】尺土〜橿原神宮駅間 2/11
浅野川電気鉄道【廃止】 粟ヶ崎遊園前〜粟ヶ崎海岸間1.8km 2/11
法律第7号 鉄道抵当法中改正法律 2/12
紀勢西線 紀三井寺〜東和歌山(現在の和歌山)間に宮前信号場開設 2/15
運輸通信省、京浜地区通過の乗車券を発売停止 2/16
名鉄豊川市内線【開業】国府〜市役所前(現在の諏訪町)間 2/18
京成電鉄全線を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更 2/20
伊予鉄道高浜線全線が金属供出のため単線化 2/21
空襲被災者の疎開は鉄道運賃が無料となる 2/28
日光軌道が日光登山鉄道を合併 2/28
東京急行電鉄小田原線 相模鉄道からの海老名駅〜本厚木駅間直通運転再開 2/
松浦線 有田〜伊万里〜佐世保間全通 3/1
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松浦線【路線分離】世知原線 肥前吉井〜世知原(6.7km)
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松浦線 【路線分離】 柚木線 左石〜柚木間
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松浦線【路線分離】臼ノ浦線 佐々〜臼ノ浦(3.8km)
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【駅廃止】四ツ井樋
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【路線廃止】実盛谷〜小浦〜四ツ井樋〜佐々間(旧線)
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【駅廃止】実盛谷、真申(初代)、小浦(初代)
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【新線開業】相浦〜小浦〜佐々 【新駅開業】小浦(2代)、真申(2代)
定山渓鐡道【廃止】白石〜東札幌(2.7km) 戦時資材供出 3/1
福島電気鉄道 飯坂西線 福島〜飯坂温泉間を軌道法による軌道から地方鉄道法による鉄道に変更 3/1
福島電気鉄道 飯坂東線を軌道法に基づく軌道線から地方鉄道法に基づく鉄道路線へ変更 3/1
東武亀戸線 東京大空襲により、虎橋通駅廃止 3/10
日向軌道 廃止 3/10
救護対策実施委員会、内務大臣官邸で開催。乗車にも配給にも罹災証明書は不要などの救護対策を決定 3/12(3/10?)
東京急行電鉄 平山孝が取締役社長に就任 3/12
大阪市営地下鉄1号線 大阪大空襲。異例の駅開放・終夜運転で市民の避難を助ける 3/13
近畿日本鉄道高野線 難波駅乗り入れ休止、全列車汐見橋駅発着となる 3/14
大阪市電阪堺線(三宝線) 出島〜湊ノ浜間を休止 3/14
旅客ノ輸送制限ニ関スル件、閣議決定 3/14
空襲の激化による輸送対策実施,急行列車は東京〜下関間1・2列車(所要24時間30分>を除き全廃 3/20
筑波鉄道(初代)と合併して常総筑波鉄道に改称 3/30
京阪神急行電鉄石山坂本線 滋賀里〜坂本間が金属供出のため単線化 3/31
沖縄県営鉄道嘉手納線 運行を停止 3/
沖縄県営鉄道糸満線 運行を停止 3/
沖縄県営鉄道与那原線 運行を停止 3/
沖縄県営鉄道海陸連絡線 運行を停止 3/
戦時特別賃料を適用、旅客運賃30%値上げ 4/1
関釜連絡船、興安丸、アメリカ軍(B29投下)の機雷で損傷 4/1
中央東線【信号場→駅】冠着 4/1
草軽電気鉄道 東京急行電鉄の傘下に入る 4/1
武蔵野鉄道武蔵野線【新駅開業】 長江貨物 4/1
西濃鉄道市橋線 全線の旅客営業廃止。赤坂本町駅廃止 4/1
根室拓殖鉄道に社名変更 4/1
北陸鉄道粟津線 軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更 4/1
北陸鉄道動橋線 軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更 4/1
北陸鉄道山代線 軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更 4/1
西濃鉄道市橋線【旅客営業廃止】全線 4/1
【駅廃止】赤坂本町
北陸鉄道連絡線 軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更
関釜連絡船、壱岐丸、アメリカ軍(B29投下)の機雷で損傷 4/5
京福電気鉄道越前本線【駅営業再開】比島 4/5
京福電気鉄道三国芦原線【駅営業再開】太郎丸、三国神社 4/5
川崎市電 渡田五丁目〜浜町三丁目間延長 4/11
東武鉄道東上本線 東京大空襲により池袋地区で被災。特に東武堀之内駅は被災により駅が崩壊。金井窪駅と共にそのまま消滅 4/13
東京鉄道局が疎開無賃輸送の制限を始める。建物疎開者・妊婦等を優先。小口荷物は一家族5個まで 4/14
南武線 空襲により川崎〜向河原間不通、17日に浜川崎まで、19日向河原まで開通、平間駅と武蔵中丸子駅休止 4/15
信越本線【複線化】押切 〜 苅谷田(仮信号所)4/15
東武鉄道東上本線【駅廃止】金井窪 4/15
信越本線【仮信号所廃止】苅谷田 4/16
室蘭本線【信号場新設】鳥伏 4/20
長崎本線【新駅開業】岩松 4/20
別府大分電鉄・国東鉄道・耶馬渓鉄道・宇佐参宮鉄道・豊州鉄道(もとの日出生鉄道)・別杵自動車が合併し、大分交通発足 4/20
別杵自動車が合併し、大分交通発足
宇佐参宮鉄道 交通統制により、県下の鉄道・バス会社と共に大分交通へ統合
耶馬渓鉄道は大分交通へ合併 4/20
国東鉄道 交通統制により、大分交通へ合併。大分交通国東線となる
豊州鉄道 大分交通へ合併。大分交通豊州線となる
別府大分電鉄 交通統合により大分交通へ合併、大分交通別大線となる
中央東線 国分寺〜東京競馬場前間復活 4/24
東武鉄道船橋線【駅休止】北柏 4/30
京阪神急行電鉄京津線 1944年12月11日に廃止された愛宕山鉄道の客車3両を譲受
4/
大空襲下における陸上輸送力確保要綱に基づき第一次旅客列車削減
5/1
田川線【駅名改称】川崎→豊前川崎 5/1
長崎本線【駅名改称】神埼→肥前神埼 5/1
日豊本線【駅名改称】曽根→下曽根、松江→豊前松江 5/1
【駅名改称】苅田港→苅田港事務所(手続上は廃止新設)
名古屋鉄道大曽根線の新小牧駅に乗り入れる。(旧)小牧駅廃止 5/1
小牧線(後の岩倉支線)が新小牧駅に乗り入れ。岩倉支線の小牧駅が廃止され、新小牧駅を小牧駅と改称
峡西電気鉄道 戦時統合により県内数社のバス会社と合併し、山梨交通発足。これにより、山梨交通電車線となる 5/1
京阪神急行電鉄が交野電気鉄道を合併。【駅名改称】交電磐船→京阪神磐船 5/1
大谷軽便線 西川田〜立岩間、鶴田〜新鶴田間旅客営業認可 5/4
呉市交通局呉市電、空襲による被害甚大 5/5
三菱鉱業(臨)【新駅開業】農場前(初代) 5/6
熊本市電健軍線【延伸開業】水前寺公園〜三菱工場前(現在の健軍町)間 5/6
茨城交通水浜線 大洗〜祝町間が不要不急線に指定され休止 5/8
添田線【駅名改称】川崎→豊前川崎 5/10
東京都区内で長距離乗車券発売駅を制限、交通公社と22駅のみで、前日申告により1人1枚 5/15
佐世保線【信号場→駅】大塔 5/15
京阪神急行電鉄石山坂本線【駅休止】唐橋前、中ノ庄、三井寺、山上、穴太、松ノ馬場 5/15
京阪神急行電鉄京津線【駅休止】 蹴上、大谷、札ノ辻 5/15
北陸鉄道
白銀町〜六枚町〜金沢駅前、小坂神社前〜鳴和開業 5/17
運輸通信省廃止、運輸省設置。外局であった通信院は逓信院と改称し内閣所管となる
5/19
東京駅駅長の発案で、200余名の女子駅員が明け非番に学ぶ「東京駅高女」が誕生 5/20
東武亀戸線【駅廃止】平井街道駅廃止、【駅休止】北十間・十間橋通 5/20
東武鉄道東上本線【駅休止】東武堀之内 5/20
東武鉄道船橋線【駅休止】 武州川辺 米島〜川間間 5/20
東武大師線 全線営業休止 5/20
東武伊勢崎線【駅休止】玉ノ井 5/20
東武西板線 全線営業休止 5/20
東濃鉄道駄知線【運輸営業休止許可申請】新土岐津駅、小川町停留場 5/23
関釜連絡船、新羅丸、アメリカ軍(B29投下)の機雷で沈没 5/27
関釜連絡船、金剛丸、アメリカ軍(B29投下)の機雷で損傷 5/27
秩父鉄道秩父本線【駅廃止】(貨)広瀬川原 5/28
山陰本線【信号場開設】綾羅木〜幡生間に稗田信号場 5/30
丸山水力専用鉄道 工事中止。完成箇所のレールは供出 5/
函館本線 軍川(現大沼〜渡島砂原〜森間全通 6/1
【別線開業】軍川(現在の大沼)〜渡島砂原
【新駅開業】池田園、銚子口、鹿部、渡島沼尻
【信号場新設】新本別(銚子口〜鹿部)
信越本線 【新駅開業】 越後岩塚 6/1
中央東線 韮崎〜穴山間に新府信号場開設 6/1
大沼電鉄 全線廃止 6/1
東急目蒲線 矢口渡〜道塚〜蒲田間休止(1946年廃止) 6/1
東急東横線 並木橋駅、新太田町駅休止 6/1
茨城交通 上水戸〜大学前(当時は南袴塚)間電化 6/1
相模鉄道 東京急行電鉄に経営委託 6/1
名古屋鉄道常滑線【駅名改称】大同前→大同町 6/1
近畿日本鉄道【旅客営業休止】小房線 6/1
近畿日本鉄道南大阪線【駅休止】橿原神宮西口 6/1
近畿日本鉄道伊賀線【旅客営業休止】伊賀神戸〜西名張間 6/1
【駅休止】鍵屋辻、広小路、四十九、市部、上林
京阪神急行電鉄京津線【駅営業再開】大谷 6/1
近鉄長野線【駅休止】富田林西口 6/1
近畿日本鉄道伊賀線 伊賀神戸〜西名張間が休止 6/1
高松琴平電気鉄道長尾線出晴〜高田間の軌間を1435mmに改軌 6/2
仙北鉄道 金華山自動車、千葉自動車、松山人車軌道、大宮司自動車、千田自動車を吸収合併 6/4
金華山軌道、仙北鉄道に吸収合併されて、会社解散
田町電車区被災、(横須賀線電車は、電気機関車による牽引を実施、ラッシュ時30分、閑散時60分)
京阪神急行電鉄京阪本線 空襲で天満橋駅、天満橋運輸事務所、同保線事務所が全焼 6/7
阪神武庫川線 空襲により洲先駅が被災 6/9
第2次旅客列車削減。長距離直通列車は朝夕の通勤時間帯を残して昼間閑散時打切り、間引き運転とする 6/10
幸袋線【貨物支線廃止】高雄分岐点〜高雄(幸袋駅構内に併合)6/10
【駅廃止】(貨)庄司、(貨)高雄
南武線【駅廃止】武蔵中丸子 6/10
中央東線 韮崎〜穴山間に新府信号場開設 6/10
糸田線【貨物支線廃止】糸田〜豊国(糸田駅構内に併合) 【駅廃止】(貨)豊国 6/10
後藤寺線【旅客営業廃止】上三緒〜筑前山野 【貨物支線廃止】赤坂〜赤坂炭坑(赤坂駅構内に併合) 【駅廃止】(貨)赤坂炭坑 6/10
伊田線【貨物支線廃止】中泉〜日焼(中泉駅構内として存続)、金田〜堀川(金田駅構内として存続) 【駅廃止】(貨)藤棚、(貨)日焼、(貨)堀川 6/10
幸袋線【貨物支線廃止】高雄分岐点〜高雄(幸袋駅構内に併合) 【駅廃止】(貨)庄司、(貨)高雄 6/10
田川線【貨物支線廃止】後藤寺〜南(後藤寺駅に併合) 【駅廃止】南(後藤寺駅に併合) 6/10
筑豊本線【貨物支線廃止】 6/10
小竹〜塩頭、鯰田〜鯰田炭坑(鯰田駅に併合)、飯塚〜忠隈(飯塚駅に併合)、長尾〜豆田(桂川駅に併合) 【駅廃止】(貨)塩頭、(貨)新入(直方駅に併合)、(貨)鯰田炭坑(鯰田駅に併合)、(貨)忠隈(飯塚駅に併合)、(貨)豆田(桂川駅に併合)
鹿児島本線 【貨物支線廃止】 球磨川〜八代間が廃止(八代駅の側線に変更) 6/10
京成電鉄本線 上野公園〜日暮里間休止 6/10
京阪神急行電鉄 梅田直通急行が新淀川橋梁上で爆撃被災、以後、直通運転休止 6/10
近畿日本鉄道【駅廃止】深日南淡輪〜孝子間 6/11
釜石東線【旅客営業開始】釜石〜陸中大橋 【新駅開業】松倉 6/15
南武線【新駅開業】武蔵小杉 6/16
東京急行電鉄東横線【新駅開業】 武蔵小杉 6/16
並木橋駅、新太田町駅休止 6/1
予讃線 高松〜宇和島間全通 6/20
宇和島線【開業】八幡浜〜卯之町間 6/20
宇和島線の宇和島〜卯之町間を編入し予讃本線全線開通
戦局悪化により韓釜、博釜両航路の運航不能となる 6/20
宇部西線(現在の小野田線)とを繋ぐ貨物支線として岩鼻〜居能間開業 6/20
豊橋電気軌道 空襲により全線不通に。翌年2月に全線復旧 6/20
京阪神急行電鉄京阪本線 空襲で滝井駅付近の線路が被災 6/26
高松琴平電気鉄道市内線 直通運転開始 6/26
高松琴平電気鉄道長尾線 高田〜長尾間の軌間を1435mmに改軌。(高松)市内線と長尾線に乗り入れ開始
関釜連絡船 船舶の空襲による被災と対馬海峡の封鎖により事実上消滅 6/
代田連絡線世田ヶ谷中原(現・世田谷代田)〜代田二丁目(現・新代田)間【延伸開業】 6/
名鉄鷹来線 工事着工
比叡山鉄道比叡山鉄道線 不要不急線として旅客営業を休止。海軍に接収され、車両は貨車に改造
日曹炭鉱天塩砿業所専用鉄道 一坑〜三坑間3.3km延長
三井鉱山株式会社神岡軌道線 地方鉄道へ昇格
下夕張森林鉄道 南部貯木場(南大夕張駅隣接)〜下夕張 16.8km竣功。その後10.4km延長。
千頭森林鉄道 大根沢〜柴沢開通
昭和20年後半 鉄道に関する事件・事故
高山線で脱線,益田川へ転落1/10高山線飛騨金山駅〜焼石駅間にある益田川第三鉄橋を走行中の下り303列車(C58牽引)が競合脱線を起こし、客車6両のうち2両目と3両目が脱線のうえ下の益田川に転落した。死者43名、負傷者56名。
競合脱線の原因として戦時体制下のため客車やレールなどの鉄道施設が荒廃していたことが背景。
南海電鉄浜寺公園駅構内で衝突 1/20
大阪の南海電気鉄道南海線浜寺公園駅構内で運転士が信号を誤認して列車に街突。死者11、重軽傷75。
アメリカ軍の機銃掃射で多数の被害 2/16〜2/17
2/16 | |||
房総東線 | 八積〜上総一宮 | 貨250列車 | |
房総東線 |
太東〜長者町 | 客209列車 | 乗客・乗員4名負傷 |
成田線 | 下総豊里駅構内 | 客411列車 客416列車 |
両機関車破損 |
成田線 | 下総松崎〜成田 | 貨483列車 | 負傷1名、機関車破損 |
常磐線 | 水戸〜勝田 | 貨239列車 | 運転に支障なし |
2/17 | |||
東金線 | 成東〜求名 | 客4列車 | |
房総西線 | 蘇我〜浜野 | 通信線切断 | |
常磐線 | 神立〜高浜 | 貨292列車 | 機関車破損 通信線切断 |
中央線 | 武蔵境駅構内 | ケーブル切断 | |
中央線 | 国立〜立川 | 線路大破 立川駅構内中島専用線使用不能 |
|
相模線 | 門沢橋駅構内 | 客212列車 | 機関士・乗客各1名負傷 |
東海道線 | 平塚駅構内 | 客6列車 | 負傷25名 機関車破損 |
東海道線 | 袋井〜磐田 | 線路破壊 | |
東海道線 | 浜松〜高塚 | 貨957列車 | 機関車破損 |
飯田線で落石で川へ転落 2/17
7時36分、201電車(2両編成)が愛知県の飯田線三河槙原〜三河川合間走行中、山腹からの落石が電車を直撃、2両とも約6m下の三輪川へ転落。死者20,重軽傷23。
連絡船が回航中座礁 2/
新造戦時標準船第9青函丸が、横浜へ回航中、アメリカ潜水艦の攻撃を避けて接岸しすぎ千葉県勝浦沖で座礁
雪崩で脱線転覆 3/2
19時30分北陸本線谷浜〜名立間を514レ〈C51272号牽引)が進行中,雪崩による崩落土砂に乗り上げて脱線転覆。機関車は転落して海没。郵便車は脱線転覆、荷物車は脱線傾車、続く3等車も脱線傾斜。
青函連絡船沈没 3/6
青森港内にて、戦時設計(戦時標準船W型)の第五青函丸が防波堤に接触し沈没。死者・行方不明者82名
大阪市電 大阪大空襲により一部路線が運休 3/14
混合列車が川に転落。3/16
大湊線野辺地川橋梁(青森県)進行中の客貨混合列車が脱線、河中に転落・死者3名、重軽傷46名
モーターカー、貨物と正面衝突 3/21
21時50分頃、北陸線市振〜親不知間のレール破損のため工事用モーターカーを使用して進行中、打合せ不足のため、前方から貨物列車(D518号牽引)が接近。貨物列車は戦時下の灯火管制で減光していたため、互いに直前まで気付かず、正面衝突。4人死亡10人負傷。
北条線、飛行機の不時着が原因で事故 3/31
16時20分頃、試験飛行していた日本海軍の戦闘機「紫電改」が故障のため北条線、網引〜法華口間に不時着、その際レールを曲げてしまったその直後に610レ(客車1両)の機関車が転覆。客車は脱線大破し、11人死亡、62人(104人の記述もあり)が負傷。戦時中でありこの種の事故はあまり公表にされない場合が多い、なお事故現場付近には慰霊碑が建立されているので訪問されたい。
第5青函丸、青森港岸壁にぶつかり沈没 3/
東武鉄道下り貨物列車と上り旅客列車が、伊勢崎市今泉町付近で衝突。死者11名、重軽傷52名
4/11
富山地方鉄道で正面衝突 5/17
大阪市営地下鉄で車輌が火災 4/28富山地方鉄道本線の東新庄〜越中三郷間で正面衝突、死者43,重軽傷257(死者35、重軽傷150とする資料もあり。)
パニックで乗客1人が死亡、188人がけが 富山地方鉄道の三郷駅で、上りと下り列車が正面衝突。死者35人、重軽傷者150人 5/17
東京急行電鉄東横線
帝都高速度交通営団銀座線 アメリカ軍の空襲による施設の破壊のため運休が相次ぐ
昭和20年後半 世相
ポーランド国民解放委員会が、ルブリンでポーランド臨時政府と改称 1/1
東京逓信局、都内に初の「簡易型電話所」を設置 1/1
東京にB29来襲、警戒警報発令のため、天皇は軍服のまま御文庫の庭で四方拝の儀を行う。 1/1
日本製風船爆弾が太平洋を越えてモンタナ州に落下と、アメリカの週刊誌が伝える。 1/1
戦時最後のプロ野球試合が在阪4球団で5日間、甲子園球場で行われる 1/1
国鉄吾妻(あがつま)線の「渋川〜長野間」が開通 1/2
米艦載機約500機、台湾・沖縄に来襲 1/3
B29 78機、名古屋に来襲、市街地を焼夷弾爆撃 1/3
小磯国昭首相、「決戦、比島(フィリピン)全域へ移行。レイテ戦況必ずしも可ならず」と閣議で発言 1/4
軍需省、プラチナ精製の功で3社を表彰 1/4
アメリカ軍、小笠原諸島を砲撃 1/5
政府、所得税など6項目の税率引上げを発表。 1/5
米艦隊、ルソン島のリンガエン湾に侵入、湾岸の日本軍陣地に艦砲射撃を開始 1/6
大政翼賛会、小磯国昭首相に「強力な政治を」と要望する 1/7
首相官邸で朝鮮・台湾在住民政治処遇調査会が第2回総会を開催 1/7
大審院、日雇い労働者の闇賃金取締まりを指示 1/8
アメリカ軍がルソン島に上陸 1/9
アメリカ軍、リンガエン湾中央部に米艦隊800隻が集結し、ルソン島への上陸を開始 1/9
持久戦の準備を進めていた山下奉文大将の指揮する第14方面軍約13万が迎撃。島内各所で戦闘となる 1/9
高等試験停止 1/10
警視庁は、管下の各署防犯主任に対し、防空能力者・防衛資材の点検を中心に戸口調査を指示 1/10
ギリシャ国民解放戦線とイギリス軍・ギリシャ政府の間で休戦協定が調印 1/11
女流作家。「朝の星」を著した ネグリ(Negri,Ada)没 1/11
最高戦争指導会議で、五大決戦緊急措置要綱を決定、本土決戦を予期する防衛措置を進めていくことに 1/11
岩手県大川目国民学校の生徒が空襲罹災(りさい)者宛に送った「煎り豆」1俵が東京に到着 1/11
ソ連軍が東部戦線で大攻勢を開始する。ドイツ軍の前線が破られる 1/12
日本のタンカー「さんるいす丸」を含む大型輸送船団(ヒ86船団)が南支那海でアメリカ軍の攻撃を受ける 1/12
「緊急施策措置要綱」閣議決定 1/12
外資金庫法案要綱、閣議決定 1/12
昭和20年度学童集団疎開継続ニ関スル措置要領、閣議決定 1/12
アメリカ軍、ダルモンテス上陸 1/12
回天特別攻撃隊「第二次玄(げん)作戦」、ニューギニアのアドミラルティ、アメリカ本土のフンボルト湾等に停泊中のの米艦船を攻撃 1/12
三河地震。東海地方にマグニチュード6.8の地震。死者行方不明者2306、住家全半壊2万3776、非住家全壊9187 1/13
東海地方に地震(M6.7)(三河大地震)、死者1961名、家屋の全半壊1万7000戸の被害が出たが戦時中のため報道されず 1/13
中学以上の学校では教職員を補佐、学生が輪番制で夜間防空体制をとるよう文部省が通達 1/13
B29 73機、名古屋の三菱重工業を爆撃、伊勢豊受大神宮も被弾 1/14
ローマ教皇とシャルル8世の間に協定が成立する。ナポリへのフランス軍の通行の自由が認められることなど 1/15
経済学者 ガッセル(Gassel,Gustav)没 1/15
外務省、在米抑留邦人1653名の氏名調査を完了したと発表 1/15
シャルル8世がローマ教皇宮に入る。教皇アレッサンドロ6世の前にシャルルはひざまずく 1/16
B29 一機、京都市内を初空襲、死亡41名、罹災729名 1/16
ソビエト連邦軍(ソ連軍)がポーランドの首都ワルシャワを占領1/17
第4航空軍司令官富永恭次、独断で戦闘指令所をフィリピンから台湾へ移動(のち問題化) 1/17
最高戦争指導会議、本土決戦体制の確立を内容とした「今後採るべき戦争指導大綱」を決定 1/18
大日本婦人会東京支部、3人以上の航空要員を育てた母親22人を表彰 1/18
イタリアボノミ政権対日同盟を破棄 1/19
阪神地区にB29 69機来襲、川崎航空機の明石工場が爆撃の目標となる 1/19
政府、物価対策強化のため戦時物価審議会の設立を決定、会長に小磯首相 1/19
「空襲対策緊急強化要綱」閣議決定 1/19
戦局ノ推移ニ伴フ産業配置ノ修正ニ関スル件、閣議決定 1/19
ハンガリーがソ連に無条件降伏し、新しく樹立されたハンガリー政府がドイツに宣戦布告 1/20
大本営が本土決戦を決定し、作戦をたてる 1/20
アメリカでフランクリン・ルーズベルトが大統領4期目を開始 1/20
ハンガリーが連合国に対して降伏 1/20
大本営、帝国陸海軍作戦計画大綱を上奏。裁可。本土決戦準備を秋までに終えることを決定 1/20
陸軍は、中島飛行機に特攻用兵器の開発を指令。中島は特攻攻撃機「剣」(海軍呼称「藤花」)を開発 1/20
アメリカが日本本土空襲強化のため硫黄島と沖縄の攻略を決定 1/22
船員動員令・船員待遇職員令の二勅令を公布。船員の身分・待遇を改善 1/20→施行1/25
アメリカ軍、ボリオア半島に上陸。英軍はラムレー島に上陸 1/21
小磯首相、第86議会で「皇国今や興廃の関頭に立つ。生か死か、断乎国体を護持」と施政方針演説 1/21
東部・中部・西部の各軍を5方面軍に改編 1/22
醤油の配給価格値上げ。容器・輸送費などの値上がりで、並1升が70銭、上は85銭 1/22
農商省、鋳掛け業者総動員で全世帯の鍋釜1個ずつを年内に修理するように通達 1/22
都庁で古紙とちり紙交換の店を開く 1/23
ドイツでA4bロケットが発射される1/24
小磯首相、衆議院で「日満支総合経済計画」の樹立・推進のため、各章担当事務の改善を約す 1/24
英軍機120機、スマトラのパレンバンを攻撃 1/24
最高戦争指導会議、軍需生産増強と生産防衛体制強化などを内容とする「決戦非常措置要綱」を決定 1/25
東北帝大に硝子研究所が設立 1/25
文部省、「大日本教化報国会」を結成 1/25
警視庁、銭湯の男女入浴日を分けるように指示 1/26
連合国軍の「レド公路(インド〜昆明間)」が全通する 1/26
ソ連軍がアウシュヴィッツ強制収容所に到着 1/27
マリアナからのB29 70機、東京の銀座、上野、千住などを爆撃、死者540人 1/27
詩人野口雨情死去。享年62歳 1/27
軍需充足会社令公布。運輸・建設業などに軍需会社法を準用するため 1/27
詩人 野口雨情没 1/27
ビルマで爆雷かかえて突入した朝鮮人兵に初感状 1/28
吉田軍需大臣、衆議院で南方からの石油輸送のため、液体燃料の「日満支自給体制」確立が不可欠と言明 1/28陸軍中央部、2月末までに30隊編成を内容とする第一次特攻部隊の仮編成要領を発令 1/29
米海軍誌が「富士山は東京空襲の目印」という記事を掲載 2/1
厚生省指定工場規則公布 1/29
トルコ、対日断交。(2月23日に対日宣戦布告) 1/29
アメリカ軍、スピック湾に上陸 1/30
輻射線化学研究所、活材工学研究所設立 1/30
造船材となった沼津千本松原の松の根を、今度は松根油の原料として掘り出す 1/30
国語学者 橋本進吉、没 1/30
大東亜戦争ノ現段階ニ即応スル与論指導方針、閣議決定 1/30
藷類増産対策要綱、閣議決定 1/30
アメリカ軍、バタンガス西岸に上陸 1/31
沖縄の第三二軍、満17歳から45歳までの県民男子の現地防衛招集を実施(第二次)1/31
歌壇誌アララギ、戦災で休刊 1/
陸軍特攻ボート「連絡艇」をリンガエン泊地攻撃に投入
陸軍省、「改正陸軍管区表」を施行。東北・東海の二軍管区を新設。ラジオの軍情報は軍管区情報に変更 2/1
臨時軍事費予算追加。最高戦争指導会議、情勢の変化に応ずる仏印処理決定 2/1
東京の日比谷公園で「B29撃墜展覧会」を開催 2/1
日本軍機の体当たり攻撃をうけて墜落したB29の機体を、日比谷公園に20日間展示アメリカ軍、サブ島に上陸 2/2
閣議、新聞界の統制機関、日本新聞会の解散を決定(解散と日本新聞公社設立は3/1) 2/2
アメリカ軍が、マニラ市内に進入 2/3
アメリカ軍、マニラ市内に侵攻 2/3
沖縄県の学徒動員を強化 2/3
ヤルタ会談(ソ連)開催。アメリカ大統領ルーズベルト、イギリス首相チャーチル、ソ連指導者スターリンが対日本戦について協議(2月11日まで)2/4
アメリカ・イギリス・ソ連首脳のヤルタ会談が始る(ルーズヴェルト、チャーチル、スターリン)2/4
米英ソ首脳による「ヤルタ会談」始まる。(〜11日) 2/4
B29迎撃ロケット「秋水(しゅうすい)」配備予定の部隊を新設する 2/5
台湾総督府職員をして台湾護国勤労団の業務を従事させる法令公布 2/5
浜田大蔵専売局長、貴族院での答弁で、大蔵省、「塩不足解消は自家製造で」会社・隣組・学校での塩の自家製造を要望 2/5
B29迎撃用ロケット機「秋水」配備予定の第三一二海軍航空隊を新設(厚木)、横須賀鎮守府に編入 2/5
フィリピンのマロロスでフク団員がアメリカ軍に殺害される(マロロス事件)2/6
ロンドンで第1回世界労働組合会議が開催 2/6
東京杉並区で、浴槽の出入りに号令をかける銭湯が、「号令銭湯」として評判、と新聞に 2/6
マッカーサー元帥が3年ぶりにマニラに帰還 2/7
沖縄県、平時行政から戦時行政へ切り替わる 2/7
農商省、山林局に松根油課を新設、航空機燃料の増産を目指す 2/8
ゾルゲ事件で検挙された反戦主義者 北林トモ、没 2/9
米英、マルタ島で日本本土侵攻計画を検討 2/9
大本営、国内警備体制強化のため各府県に官民の警備隊を組織し軍管区司令官の指揮下に編入を決定 2/9
昭和19年度物資動員計画第4四半期改訂実施計画(基本計画、主要物資需給計画)ノ件、閣議決定 2/9
法律第1号 国勢調査ニ関スル法律(明三五法四九)ノ昭和二十年ニ於ケル特例ニ関スル法律 2/9
法律第2号 外資金庫法 2/9
B29、群馬県太田町の中島飛行機工場を空襲 2/10
通信非常態勢ノ強化ニ関スル件、閣議決定
外資金庫登記令公布 2/10
法律第3号 兵役法中改正法律 2/10
法律第4号 陸軍軍法会議法中改正法律 2/10
法律第5号 海軍軍法会議法中改正法律 2/10
ヤルタ会談が終了する。秘密協定を含むヤルタ協定 2/11
皇后の短歌「つき(次)の世を」に曲をけて放送 2/11
ソ連の対日参戦を決めたヤルタ秘密協定締結 2/11
内務省に戦力増強推進部を設置 2/11
英軍と第15軍がビルマで交戦。(イラワジ会戦) 2/12
ヤルタ会談の共同コミュニケを発表 2/12
法律第6号 会計法戦時特例中改正法律 2/12
法律第7号 鉄道抵当法中改正法律 2/12
ソ連軍、ハンガリーのブダペスト占領 2/13
連合国軍が、ドイツの古都ドレスデンに無差別爆撃を行う。ドレスデンは廃墟の町となる 2/13
イギリス軍、ドイツのドレスデンを空襲 2/13
陸軍省、「防衛招集」の通達方法変更を公布。「適宜の方法」で変化する敵情に対応 2/13
閣議、昭和20年度の貯蓄目標を600億円に決定 2/13
沼津警察署、白金・ダイヤ買い占めの10名を送検 2/13
チリ、エクアドル、パラグアイ、ペルーが連合国に加わる 2/14
チリ政府、日本に宣戦布告
中国が、ヤルタ協定に同意を表明 2/14
近衛文麿、「敗戦は必至、だが憂うべきは共産革命」との上奏(近衛上奏文)をして終戦工作を行うが、天皇は「もう一度戦果をあげてから」とこれを無視 2/14
文部省、医師の緊急養成の為、歯科医学専門学校卒業者を再教育、医師資格を与える、と新聞に 2/14
法律第8号 臨時資金調整法中改正法律 2/14
法律第9号 戦時民事特別法中改正法律 2/14
法律第10号 会社等臨時措置法中改正法律 2/14
法律第11号 生命保険中央会法 2/14
法律第12号 損害保険中央会法 2/14
法律第13号 日本通運株式会社法中改正法律 2/14
沖縄第32軍、「一人十殺」の戦闘指針を通達 2/15
海軍電波本部廃止 2/15
海軍戦力査閲令公布 2/15
非常通信本部発足。9日の閣議決定に基づき通信院(運輸通信省)に設置 2/15
法律第14号 恩給法中改正法律 2/15
法律第15号 金資金特別会計法外五法律中改正法律 2/15
法律第16号 所得税法外十六法律中改正法律 2/15
法律第17号 地方税法及地方分与税法中改正法律 2/15
法律第18号 昭和二十年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル等ノ為ノ公債発行ニ関スル法律 2/15
法律第19号 地方鉄道及軌道ニ於ケル納付金等ニ関スル法律 2/15
アメリカ艦隊が硫黄島に空母10隻を含む艦艇37隻で徹底砲撃を開始 2/16
アメリカ軍、コレヒドールに上陸 2/16
米艦載機1200機が関東・東海地方の各地を攻撃し、初めて「宣伝ビラ」を散布 2/16
運輸通信省、京浜地区通過の乗車券を発売停止 2/16
軍需金融等特別措置法公布(3月23日施行)。軍需資金の供給一元化を目指す 2/16
現役青年学校職員俸給費国庫補助法 2/16
ベネズエラ政府、日本に宣戦布告 2/16
法律第20号 現役青年学校職員俸給費国庫補助法 2/16
法律第21号 銀行法等特例法 [昭21までの題名:軍需金融等特別措置法] 2/16
法律第22号 台湾銀行法中改正法律 2/16
法律第23号 戦時金融金庫法中改正法律 2/16
反枢軸労働組合が新世界労働組合連盟を結成 2/17
帝国発明協会、入賞161件を表彰 2/17
飯田線で列車が三輪川に転落。死者18人 2/17
アメリカ軍、硫黄島守備軍の攻撃で上陸作戦失敗 2/17
アメリカ軍、硫黄島に上陸 2/18
警察・憲兵隊が米機投下の宣伝ビラ届出を強く要望。「敵の謀略、心許せぬ紙の爆弾」と新聞に 2/18
日本正教会主教佐々木銀次、スパイ容疑で憲兵隊に連行 2/18
アメリカ軍、硫黄島に上陸開始 2/19
法律第24号 船員保険法中改正法律 2/19
法律第25号 石炭配給統制法中改正法律 2/19
法律第26号 農林中央金庫法中改正法律 2/19
法律第27号 産業設備営団法中改正法律 2/19
B29 131機、東京を空襲。 2/19
米軍海兵隊6万1千人、戦車200両で硫黄島に上陸を開始 2/19
昭和天皇、四地方行政協議会会長から事情を聞く2/20
メキシコシティーで米州国際会議が開かれる 2/21
海軍第二御楯特別攻撃隊32機、硫黄島周辺の米艦船を攻撃 2/21
ミンダナオ島で特攻兵器「甲標的」出撃 2/21
関東州船舶待遇職員令公布 2/21
フィリピンで、アメリカ軍がフク団幹部を党獄 2/22
最高戦争指導会議、戦局の緊迫を認める内容の「世界情勢判断を決定」 2/22
翼壮議員同志会の河盛安之介ら16名、より強力な新党結成をと「翼賛政治会」を脱会 2/22
輸血取締規則公布 2/22
アメリカ軍、フィリピンのマニラを占領
トルコが、日本とドイツに宣戦布告 2/23
アメリカ軍、硫黄島の擂鉢山を占領 2/23
トルコ政府、日本に宣戦布告
生産強化企業再整備及工場緊急疎開ノ一体的実施機構ニ関スル件、閣議決定 2/23
臨時生産防衛対策中央本部設置ニ関スル件、閣議決定 2/23
厚生省、空襲による輸血急増により、血液感染の予防措置強化に着手 2/24
探検家河口慧海(えかい)死去。享年79歳 2/24
B29 201機、東京を空襲、2万戸被災、皇居に初めて焼夷弾が落ちる 2/25
エジプトが日本とドイツに宣戦布告 2/26
陸軍省および参謀本部首脳会議、戦力配分を陸軍優先とする「本土決戦完遂基本要項」を決定 2/26
マニラの日本軍通信途絶 2/26
新潟県高田市で平地の積雪が3.77メートル 2/26
日本画家 橋本関雪、没 2/26
海軍、条件をさらに広げて予備役の軍医・歯科医を募集(公示) 資格は満23歳から44歳まで 2/27
軍需生産企業体制及運営に関する件、閣議決定 2/27
イランが日本に宣戦布告 2/28
アメリカ軍、パラワン島に上陸 2/28
陸相、本土決戦のため、内地・樺太・千島・朝鮮方面に18個師団を基幹とする第一次兵備軍令を示達 2/28
海軍気象学校設立 2/28
空襲被災者の疎開は鉄道運賃が無料となる 2/28
法律第28号 司法官試補及弁護士試補タル資格ノ特例ニ関スル法律 2/28
マリアナ諸島司令官にC・E・ル・メイ少将が任命され、日本本土絨毯爆撃作戦が始まる 2/
ジャワの郷土防衛義勇軍(ペタ)のブリタル大団が抗日武装蜂起し、鎮圧 2/
海軍軍務局に次長職(中・少将)新設 2/
「震洋」コレヒドールで実戦投入 2/
東京千住の公営・民間の市場を統合し、東京都中央卸売市場足立市場を設置 2/
造幣局広島支局設置 2/ イラン政府、日本に宣戦布告 3/1
特攻兵器震洋、回天、海竜、蛟竜を元に呉に第2、佐世保に第3特攻戦隊編成 3/1
米軍艦載機、沖縄本島・大東島・奄美大島・徳之島・宮古島・石垣に延べ1218機来襲 3/1
北海道岩内(いわない)町で女子挺身隊員が、航空食用に魚の目玉を1日に数十貫抜く、と新聞に 3/2
特定飛行機工場(中島飛行機・川西航空機)に対する緊急措置要綱」を閣議決定。軍需省所管の工場の国営化 3/2
重要水産物生産令、重要林産物生産令公布 3/2
ロンドンで、各国社会党国際大会が開催される。社会主義インターナショナル再建を決議 3/3
アメリカ軍がマニラを完全に占領 3/3
ソ連と休戦後中立であったフィンランドが枢軸国に宣戦布告 3/3
B29、177機、東京を空襲 3/3
法律第29号 郵便法中改正法律 3/3
硫黄島通信途絶 3/4
大本営、硫黄島で「日本軍勇戦中」と発表マニラ陥落 3/5
沖縄県では、学童・一般老幼婦女子の県外疎開が打ち切られる。 3/5
正倉院管理所設置 3/5
ルーマニア民族民主主義戦線内閣 3/6
エクアドルで、ベラスコ・イバラ政権の下で憲法が制定 3/6
国民労働員令公布 国民徴用令、学校卒業者使用制限令、労務調整令、国民勤労報国協力例、女子挺身勤労令を整理統合したもの 3/6
ベオグラードにチトーのユーゴスラビア人民政府が成立 3/7
臨時軍需省顧問設置 3/7
日本放送協会、警報伝達徹底に関し、ラジオの修理や拡声器を設置する非常対策担当部を新設 3/7
木戸幸一内大臣、重光葵外相と早期終戦を協議 3/8
木戸幸一内大臣、重光葵外相と早期終戦を協議 3/8
日本軍が、仏領インドシナ軍を武装解除 3/9
日本軍、仏印軍を武装解除(仏印処理) 3/9
警視庁、隠匿退蔵物資の一斉摘発を開始 3/9
放送施設決戦態勢整備強化要綱、閣議決定 3/9
学童疎開強化要綱、閣議決定 3/9
駐仏印第38軍、仏印政府にド・ゴール派が台頭したため、クーデターを決行(明号作戦) 3/9
アメリカ軍、ザンボアンガに上陸し、仏印戦が始まる 3/9
B29 298機、この日夜から夜半にかけて東京を空襲、江東地区全滅 3/9
閣議、学童疎開要綱を決定。初等科1、2年と3年から6年までの残留組の縁故疎開の推進など。 3/9
0時8分、B29型長距離重爆撃機289機(一説では334機)が東京を爆撃。(東京大空襲)3/10
第40回陸軍記念日にあたり、杉山陸相は「特攻精神の権化たれ」と全軍に布告 3/10
東久迩成子(昭和天皇の長女・照宮)が東京大空襲下、自宅の防空壕で長男信彦を出産 3/10
内務省、米軍宣伝ビラの届出と提出を義務付ける省令を公布。届出を怠ると3ヶ月以下の懲役など 3/10
総合計画局戦時物価部臨時設置 3/10
仙台市に空襲。(1回目)3/10
盛岡市に空襲。630人が家を失い、3人が死亡、5人が負傷 3/10
バオダイ帝がベトナム独立を宣言 3/11
「翼賛政治会」脱会者ら25名、「護国同志会」を結成 3/11
米軍、硫黄島の占領域に本土爆撃用の滑走路を完成 3/12
「アンネの日記」のユダヤ人少女 アンネ・フランク(Frank,Anne)がベルゲン・ベルゼン収容所で殺される 3/12
政府、アンナン保護国皇帝バオダイをしてベトナム帝国を独立させる 3/12
政府、ノロドム・シアヌーク王をたててカンボジア王国を独立させる 3/12
救護対策実施委員会、内務大臣官邸で開催。乗車にも配給にも罹災証明書は不要などの救護対策を決定 3/12
名古屋市にアメリカ軍による初の市街地大規模空襲を受ける(名古屋大空襲)3/12
B29型長距離重爆撃機、夜から翌日未明にかけ大阪に最初の大空襲 3/13
留置者141名の「刑政憤激挺身隊」が都の要請で、遺体処理に初出動 3/13
B29 279機、大阪大空襲(1回目)尼崎・布施両市も爆撃 3/13
堺市で空襲。(1回目) 死者・行方不明者 約1,860人、焼失家屋 約19,000戸 3/13
戦局ニ対処スル新聞非常態勢ニ関スル暫定措置要綱、閣議決定 3/13
B29が大阪を空襲。13万戸が焼失 3/14
大蔵省、タバコの配給を1日7本から3本にすると発表 3/14
総力戦研究所廃止 3/14
津島寿一蔵相、資金の放出抑制と金融機関の一県一行主義の方針を表明 3/14
旅客ノ輸送制限ニ関スル件、閣議決定 3/14
マルセル・カルネ監督のフランス映画「天井桟敷の人々」が封切 3/15
グアテマラで、アレバロが大統領に就任 3/15
共産党中央委員市川正一、宮城刑務所で獄死 3/15
大本営、満州国配備の師団に対し、内地に移動を発令 3/15
閣議で、大都市ニ於ケル疎開強化要綱決定。防衛・食糧対策などの見地から大都市の人員・建物を疎開 3/15
大都市ニ於ケル疎開強化要綱、閣議決定 3/15
戦災見舞いの塩鮭など300トンが東京築地に届く3/16
アメリカ軍が硫黄島を占領(ただし、3月26日まで戦闘は続く) 3/16
小磯国昭首相、昭和天皇の特旨で大本営出席を認められるが、参謀総長などの兼任は陸軍の反対で実現せず 3/16
アメリカ軍、松輪島砲撃 3/16
大学修学年の臨時短縮文部省令公布 3/16
学童疎開強化要綱(追加)、閣議決定 3/16
松根油等拡充増産対策措置要綱、閣議決定 3/16
硫黄島の守備隊が全滅する。2万3000人が戦死 3/17
米軍、硫黄島全島を事実上占領し、日本軍残存勢力の掃討戦に移行 3/17
海軍、特攻専用機「櫻花」を兵器に採用 3/17
女子学習院に研究科設置 3/17
B29 309機、神戸市空襲。死者2598名。負傷者8558名。全焼6万5千戸。罹災人口23万6千名 3/17
海軍、特攻専用機「桜花(おうか)」を兵器採用 3/17
アメリカ軍がベルリンを空襲3/18
東大が内申書だけで無試験で入学生を受入れる 3/18
大分市に空襲。(1回目)3/18
「決戦教育措置要綱」が採用され、4月から授業の停止が決定決戦教育措置要綱、閣議決定 3/18
国民学校初等科を除く全学校は4月1日から1年間授業停止トルコが、ソ連との友好不可侵条約の破棄を通告3/19
B29 290機、午前2時頃から3時間、名古屋市街を無差別爆撃死者1037名。負傷者2813名。焼失3万6千戸 3/19
呉市の呉軍港に空襲。(1回目)空母龍鳳大破 3/19
電話設備ノ緊急動員ニ関スル件、閣議決定 3/19
大本営海軍部、沖縄作戦に重点をおく天号作戦を発令(23日連合艦隊、天1号作戦発動を下令) 3/20
大本営、硫黄島部隊の玉砕を発表 3/21
緒方竹虎国務相の提案で、南京政権考試院の繆副院長を東京に招き、重慶の国民政府と和平交渉を計るが、重光葵らの反対で失敗 3/21
閣議、決戦勤労動員実施に関する件を決定。労働可能な者は全て労働力とする勤労員体制が確立 3/21
アラブ連盟条約が調印される(5月10日発足)3/22
アメリカ軍、硫黄島の航空基地を整備し使用開始 3/22
大日本戦時宗教報国会、米軍「必滅」声明を出す 3/22
ルーマニアで農地改革法が施行 3/23
大本営、東部軍に対して、長野県松代に地下大本営の新設工事開始を命じる 3/23
米軍艦隊沖縄本島艦砲射撃 3/23
閣議、本土決戦に備えて国民義勇隊の組織化を決定。地域・職域・学校などを単位に結成 3/23
国民義勇隊組織ニ関スル件、閣議決定 3/23
警視庁、空襲死亡者を従来の「変死者」から、「戦災死亡者」に変更する旨、各警察署に通達 3/24
大東亜地域戦時災害保護令公布 3/24
厭戦的・敗戦的・反軍的なデマが東京に横行、検察当局は厳しく取り締まると新聞に 3/24
沖縄県立師範学校女子部生徒と県立第一高等女学校生徒による「ひめゆり部隊」南風原陸軍病院に入隊 3/25
沖縄・座間味島民が集団自決 3/25
アインシュタインとシラード、原爆使用反対の大統領宛書簡にサインする 3/25
米軍、硫黄島の日本軍守備隊の玉砕を確認 3/25
捕虜となった210人を除いて全員戦死。(日本軍の玉砕を17日の段階に求める説もあり)農商相、1日二合三勺(しゃく)の主食を確保したと言明 3/25
アメリカ軍、沖縄の座間味(ざまみ)島に上陸。172名が自決 3/26 南方洋上で集結したB29 226機、午前零時頃から約1時間30分、名古屋市街を無差別攻撃 3/25
硫黄島で最後までアメリカ軍に抗戦していた栗林忠道配下の部隊が全滅(硫黄島の戦い終結)3/26
最後の日本軍守備兵800人が玉砕し、硫黄島は陥落、日本軍は捕虜210人を除いて全滅、アメリカ軍も死傷者2万9000人を出す
→硫黄島 wikipedia
八重山諸島に英艦隊からの攻撃が始まる 3/26
アメリカ軍、セブ島へ上陸 3/26
アメリカ軍、沖縄本島西方、慶良間列島の座間味島などに上陸。座間味の住民172名が集団自決 3/26
アメリカ軍、慶良間列島の渡嘉敷島に上陸。住民約350名が集団自決、慶留間島では40名自決 3/26
アメリカ軍が渡嘉敷島に上陸 3/27
日本軍支援のビルマ防衛軍司令官だったアウン・サンら「反ファシスト人民自由連盟」を率いて蜂起 3/27
アルゼンチンが日本とドイツに宣戦布告 3/27
B29 94機、小倉市(現・北九州市)に来襲。夜間関門海峡に機雷投下。戦略的な機雷敷設始まる。 3/27
軍事特別措置法公布、軍事上の必要によって政府が土地や建物を緊急収容できるなどの内容 3/28
「JANET]と書かれた、口紅型時限爆弾、下関で2個見つかる。3/28
三木清、逃走中の高倉テルを援助したとして検挙される 3/28
米艦載機、翌29日にかけて、延べ1300機で、九州地区の船舶、航空施設などを攻撃 3/28
戦時登記特別手続令、戦時建設団令、軍事特別措置法公布 3/28
法律第30号 軍事特別措置法 3/28
法律第31号 衆議院議員ノ補闕選挙等ノ一時停止ニ関スル法律 3/28
法律第32号 昭和十八年法律第九十号(道府県会議員等ノ任期延長ニ関スル件)中改正法律 3/28
法律第33号 昭和二十年法律第十八号(昭和二十年度一般会計歳出ノ財源ニ充ツル等ノ為ノ公債発行ニ関スル件)中改正法律 3/28
陸軍省、兵役法の召集規則を改正施行。満17歳、18歳でも内地・外地を問わず全員召集可能とする。 3/29
大日本政治会が結成され、翼賛政治会は解消 3/30
ソ連軍がオーストリアへの侵攻を開始 3/30
ソ連軍が、ポーランドのダンツィッヒ(グダニスク)を占領 3/30
農水省が主要食糧の配給制度改定を決定。労働者への加配、年齢別配給などを改定 3/30
大日本政治会結成、総裁陸軍大将南次郎、翼賛政治会は解散 3/30
都市疎開者ノ就農ニ関スル緊急措置要綱、閣議決定 3/30
ドイツの化学者 フィッシャー(Fischer,Hans)没 3/31
B29 137機、九州各地の、飛行場・防空施設を爆撃。別の約30機、瀬戸内海、豊後水道に機雷投下 3/31
アメリカ軍、神山島・前島上陸 3/31
本土陸軍5方面軍を第1・2総軍に統合し、航空総監部を航空総軍に改編 3/31
総力戦研究所解散 3/31
海務学院設立 3/31
アルゼンチン政府、日本に宣戦布告 3/ ルーマニア政府、日独両政府に宣戦布告(6日民族民主戦線政府樹立)3/ 劇作家 ドネー(Donnay,Charles Maurice)没 4/1
アメリカ軍が沖縄本島に上陸を開始する。総兵力は54万 4/1
アメリカ軍4個師団沖縄上陸。日本軍の抵抗無く、読谷(北)・嘉手納(中)両飛行場を占領阿波丸事件発生 4/1
捕虜・抑留者救恤のための日米間の協定に基づいた南方輸送貨客船阿波丸、台湾海峡で米潜水艦の雷撃で沈没→阿波丸事件<朝鮮・台湾住民の帝国議会議員たる途を拓き国政に参与せしむる詔書 4/1
東芝電気、本土二分を想定して関西事業本部設置 4/1
中島飛行機が国営化され、軍需省第1軍需工廠となる 4/1
→関連 富士重工業・プリンス自動車
清水高等商船学校設置 4/1
法律第34号 衆議院議員選挙法中改正法律 4/1
米軍、夜間空襲に際し、初めて照明弾を使用 4/2
厚生省の諮問機関として厚生事業委員会設置「内地在住外地同胞」の保護指導と「皇民化」徹底のため 4/2
陸軍8個師団増設 4/2
連合艦隊、戦艦大和以下第2艦隊主力の沖縄突入作戦を決定 4/3
マッカーサー、米太平洋陸軍総司令官に就任 4/3
ハンガリー全土が解放 4/4
B29 約200機、関東・京浜・静岡地区に来襲 4/4
神奈川県日吉地区にB29による大空襲があり、宮前町、日吉本町、箕輪町、新吉田町が油脂焼夷弾と爆撃で被災する。特に海軍指令部地下壕付近の民家が多く焼失京都市で国宝の仏像などの疎開が完了 4/4
アメリカ軍、沖永良部・喜界島砲撃 4/4
法律第35号 森林資源造成法 [昭20までの題名:戦時森林資源造成法] 4/4
ソ連の外相モロトフが、日ソ中立条約の不延長を通告 4/5
ソ連、日本に対し「日ソ中立条約」を延期しない旨通告する 4/5
小磯国昭内閣、総辞職 4/5
昭和20年産米価格ニ関スル件、閣議決定 4/5
ソ連外相モトロフ、駐ソ大使佐藤尚武に対し、日ソ中立条約不延長を通告 4/5
チェコスロバキア共産党が、コシツェ綱領を発表 4/5
小磯内閣総辞職 4/5
アメリカ軍、奄美大島を砲撃 4/5
ブルガリアで農業組合法が制定 4/6
連合艦隊司令部、戦艦大和以下10隻の海上特攻隊第一次航空総攻撃を発動、沖縄嘉手納沖泊地に突入のため、山口県徳山を出港し南下。(菊水一号作戦) 4/6
九州からの航空沖縄特攻が始まる 4/6
関東州会社経理特別措置令公布 4/6
ブラジルで、反ヴァルガス派民主連合が結成4/7
戦艦大和以下10隻の海上特攻隊、主力全滅。沖縄突入作戦断念 4/7→参考 戦艦「大和」天一海上特攻の真相 鳥飼行博研究室様
軽巡五十鈴、スンバワ島沖で潜水艦の雷撃を受け沈没 4/7
日本で鈴木貫太郎内閣成立 4/7
新宮市で空襲。(1回目)4/7
防衛総司令部廃止 4/7
ソ連軍がハンガリーを解放 4/8
本土決戦に備えた陸軍再編成で第1・2総軍、航空総軍成立 4/8
アメリカ軍、津堅島・沖縄本島名護湾に上陸 4/8
玉野市に空襲 4/8
大日本教育会、陸海軍両省へ各130万円献金。戦闘機「全日本学徒号」献納運動完了。4/8
日本正教会主教セリギイ拘引 4/9
埼玉県下に天然痘が流行を確認する。2日からこの日までに15人の発病者 4/9
陸軍大将、南次郎「戦ふ沖縄に送る」の特別放送後に記者会見、「もはや第一線も銃後もない」と発言 4/10
京都の画家らが「海軍軍需美術研究所」を作る 4/10
スペイン政府、日本との外交関係断絶を発表4/11、(12日チリが対日宣戦布告)
文学座の舞台「女の一生(主演:杉村春子)」、東京渋谷の東横映画劇場で初演 4/11
アメリカ合衆国第32代大統領、フランクリン・D・ルーズベルト急逝。33代大統領に副大統領のハリー・S・トルーマンが昇格 4/12
アメリカ大統領ローズヴェルト急死。後任はトルーマン 4/12
B29、258機、東京〜郡山に来襲。方向変更・反転を繰り返して工業地帯を攻撃
ソ連軍がウィーンを占領 4/13
栄養士規則公布 4/13
国民義勇隊組織閣議決定 4/13
ソ連軍、オーストリアのウィーンを占領4/13
閣議で、「国民義勇軍組織」と「情勢急迫せる場合に応じる国民戦闘組織」を決定。女子や少年も隊員に編成 4/13
東京都内へ空襲。B29 330機が飛来。死者2459名。焼失20万戸 4/13
B29 330機、東京を4時間にわたり無差別攻撃、宮城の一部火災、明治神宮焼失 4/13
国民義勇隊組織ニ関スル件、閣議決定 4/13
状勢急迫セル場合ニ応ズル国民戦闘組織ニ関スル件、閣議決定 4/13
スターリンが、サンフランシスコ会議で国連の拒否権の拡大を主張せよという極秘指令書をソ連代表団に送る 4/14
東京帝室博物館、美術品の疎開を開始 4/14
ソ連軍がベルリン攻撃を開始
B29 311機、東京・川崎・横浜を爆撃 4/15東京都内へ空襲。B29 202機が飛来。死者841名。焼失6万8400戸
川崎市に空襲、約200機のB-29が9,000発の焼夷弾と1,340発の爆弾を投下日吉の町と慶應義塾大学工学部校舎が焼失近衛上奏文に関して、吉田茂、殖田俊吉、岩淵辰雄ら憲兵隊に検挙 4/15
アメリカ軍、沖縄県伊江島に上陸 4/16
軍需インフレで200円紙幣発行 4/16
小説家田村俊子死去。享年60歳 4/16
ガンジーがインドの完全独立に向けて声明を発表 4/17
秋田県一日市町で大火。町の3分の2にあたる737戸が焼失 4/17
イギリスの電気学者 フレミング(Fleming,Sir John Ambrose)没 4/18
B29 16.17両日に引続き、この日も九州へ125機で、鹿屋・都城・出水の航空基地を攻撃 4/18
東郷茂徳外相、重光葵前外相がすすめていたスウェーデン経由の和平工作を打ち切る 4/18
鈴木貫太郎首相、昭和天皇の特旨で大本営出席が認められる 4/19
P51 50機、B29 3機とともに来襲し、京浜地区を機銃掃射 4/19
日本通運、衣料など疎開品の保管を始める 4/19
アメリカ軍、ミンダナオ・コタバトに上陸 4/20
軍需省、日本発送電・九州火力発電に対し、合併命令 4/20
大本営陸軍部、「皇土決戦訓」を全軍に布告。「体当たり精神に徹し、1億戦友の先駆たるべし。」 4/20
現情勢下ニ於ケル疎開応急措置要綱、閣議決定 4/20
昭和20年度第1四半期物動実施計画要旨、閣議決定4/20
B29 238機、九州に来襲、航空基地・軍事施設を爆撃 4/21
沖縄の伊江島守備隊主力が全滅 4/21
大分市に空襲。(2回目)4/21
ソ連軍、ドイツのベルリンに進軍、5月2日に占領 4/22
第一〇飛行師団、迎撃機誘導装置装備の師団電波誘導隊を編成 4/22
中国共産党7全大会が開かれる 4/23
女性版画家 コルヴィッツ(Kollwitz,Kaethe)没
アメリカ軍、南北大東島を砲撃 4/23
トルーマン大統領が、ソ連のモロトフ外相に対してヤルタ会談の約束の厳守を通告する 4/23
中国共産党七全大会が延安で始まる 4/23
大東亜共栄圏6カ国の大使会議が東京で開催、「米英の専制許さぬ国際秩序確立」の共同声明 4/23
参集国は日本・満州国・中国(南京政府)・タイ・ビルマ・フィリピンの6ヵ国鳥取県境港で徴用貨物船玉栄丸が火薬を陸揚げ中に爆発 4/23
港の火薬庫が誘爆、死者115人、境港市の3分の1が延焼ならびに爆発で破壊 4/23B29 122機、立川付近の航空施設、清水の軍需工場を爆撃 4/24
海軍総隊司令部設置 4/24
来日中の満州国総理張景恵、塩や大豆などの戦災見舞い品目録を、鈴木貫太郎首相に贈呈 4/24
アメリカ・ソ連両軍がエルベ川で合流する(エルベの誓い)4/25
ドイツのエルベ川でソ連軍とアメリカ軍が合流4/25
ムッソリーニと愛人のクララがミラノを脱出 4/25
サンフランシスコ会議召集。国際連合の創設について議論される(6月26日まで)4/25
海軍総司令部創設、海軍全作戦部隊の統一指揮を目指す。 4/25
宮内省、名古屋城の金の鯱(しゃちほこ)の雌(めす)を疎開させる 4/25
米ソ両軍、エルベ河畔のトルガーで合流する 4/25
ムッソリーニがドモ湖畔で逮捕 4/26
政府、阿波丸事件に関する抗議文を米国に提出 4/26←4/1
オーストリア共和国の独立回復が宣言される(第2共和国)4/27
B29 112機、南九州に来襲、航空基地を攻撃 4/27
ムッソリーニ、パルチザンに逮捕される 4/27
昭和20年度産米穀、麦類及藷類価格措置要綱、閣議決定 4/27
国民義勇隊協議会ニ関スル件、閣議決定 4/27
国民義勇隊ノ組織運営指導ニ関スル件、閣議決定 4/27
国家船舶及港湾一元運営実施ニ関スル件、閣議決定 4/27
情報局改組ニ関スル件、閣議決定 4/27
イタリアの宰相 ムッソリーニ(Mussolini,Benito)が銃殺刑 4/28
陸軍燃料研究所設立 4/28
農商省、麦とイモの買い入れ価格増額を発表 4/28
B29 111機、南九州を爆撃、小型機PB4Yも四国南端へ初来襲 4/29
鎌倉鶴ヶ岡八幡宮で、鎌倉擲弾義勇隊(てきだんぎゆうたい)の結成式 4/29
ヒトラー(Hitler,Adolf)が、前日結婚した秘書エヴァ・ブラウン(Braun,Eva)とともにベルリンで自殺する。 56歳(誕生:1889/04/20)。エヴァ・ブラウン33歳(誕生:1912/02/06)。ヒトラーはピストル自殺、エヴァ・ブラウンは服毒自殺と言われる。遺言によりゲッベルスが首相に就任する 4/30
ドイツでアドルフ・ヒトラーとその妻エバ・ブラウンが自殺。遺言によりカール・デーニッツがドイツ大統領、ヨーゼフ・ゲッベルスが首相となる4/30
ナチス・オランダ総督ザイス・インクヴァルト、飢餓と洪水防止のため、オランダ戦線での和平に同意 4/30
政府、原則として官庁の休日全廃を決定 4/30
B29、P51戦爆連合約200機、立川・平塚・厚木方面に来襲 4/30
米政府で、原爆投下作戦が決定 4/
日本軍、止江作戦、失敗 4/
陸軍中野学校、群馬県富岡に移転 4/
理研希元素工業(東京空襲のため福島県石川町へ移転)が、ウラン鉱の探索を実施 4/ 昭和20年度物資動員計画が立てられ、軍需品よりも食糧輸送を優先することに 4/
陸軍軍務局に戦備課が設置される。また軍務局員は新設の大本営陸軍参謀部第4部の職を兼有することに 4/ 共同融資銀行設立 4/
ドイツでヨーゼフ・ゲッベルス首相夫妻が子ども達6人を殺害後に自殺 5/1
ナチスドイツ・デーニッツ政権樹立 5/1
ユーゴスラビア軍がトリエステに入る 5/1
イギリス軍がラングーン(現在のヤンゴン)を占領 5/1
大本営に海軍総監部設置、100総トン以上の船舶を国家管理とするため 5/1
川端康成・高見順らが貸本屋「鎌倉文庫」を開店 5/1
国民勤労動員のための国民登録が全国で実施される 5/1
日本で藝備銀行、呉銀行、備南銀行、三次銀行及び広島合同貯蓄銀行が合併し、(新)藝備銀行(現:広島銀行)設立 5/1
ベルリン陥落。ソ連軍がドイツ国会議事堂に赤旗を掲げる5/2
英軍、ビルマのラングーンを占領 5/2
イギリス軍・インド軍がラングーンを奪回 5/3
黒澤明監督の「続姿三四郎」が公開 5/3
鈴木貫太郎首相、「欧州戦局急変するも、日本の戦争遂行方針は変わらず」と国民の奮起を要請 5/3
高知県野市町に空襲。死者10名 5/3
予科練生が岩手山麓で松根油を製造、と新聞に 5/3
ハンス・フォン・フリーデブルグドイツ軍提督、各地のドイツ軍を降伏させる 5/4
「俸給よりも翼だ」沖縄の県庁職員と中等学校・国民学校教員が、4月分の給料を陸軍省へ献金 5/4
オランダ亡命政府がハーグに召集 5/5
チェコスロバキアのプラハで対ナチ蜂起5/5
中国国民党6全大会が開かれる 5/5
軍事特別措置法、(朝鮮・台湾を含む)施行 5/5(適用は6/19)
B29 52機、広島県呉方面に来襲、別の57機は九州の航空基地を爆撃 5/5
大分市に空襲。(大分市で3回目)5/5
ブラスコヴィッツドイツ将軍、オランダのドイツ軍を降伏させる 5/6
津田塾専門学校の女子生徒4人、同校に移転した第92部隊の門標を玉川上水に流す 5/6
歌舞伎俳優15世市村羽左衛門死去。享年71歳 5/6
フランスのランスでドイツ国防軍最高司令部作戦部長アルフレート・ヨードルが無条件降伏書に署名する。これでドイツ全軍の無条件降伏が決定 5/7
B29 41機、九州の航空基地に来襲 5/7
ドイツの無条件降伏文書が発効し、ヨーロッパにおける第2次世界大戦が終了 5/8
アルジェリアで暴動が起こる 5/8
資金統合銀行設立 5/8
P51 約65機、千葉県の航空基地・軍需工場を銃撃 5/8
国民義勇隊ノ組織ニ伴ヒ大政翼賛会、翼賛壮年団及大政翼賛会ノ所属団体ノ措置ニ関スル件、閣議決定 5/8
軍需融資を迅速化するために「資金統合銀行」が設立される 5/8
日本政府が、ドイツの降伏後も日本の戦争遂行決意は不変と声明 5/9
ドイツとソ連との間で降伏文書の調印式が行われる5/9
ソ連軍がプラハに入る 5/9
ドイツ、ヴァイクセル軍団降伏 5/9
ソ連軍がチェコスロバキアを解放
ヒトラーの親衛隊副官のギュンシュがヒトラーの死に関する告白文 5/9
午前0時16分、ベルリン・カールスホルストのソ連軍司令部で、ドイツ国防軍最高司令官ヴィルヘルム・カイテル元帥が降伏文書に署名する(東部戦線での署名)。西部戦線での署名は7日に行われており、降伏文書の諸規定は0時1分に発効 5/9
政府、「帝国と盟を一にしたドイツの降伏は遺憾だが、日本の戦争遂行決意は不変」と声明 5/9
関東州勤労動員令公布 5/9
靖国神社、1週間の「伏敵祈願」を始める 5/9
アラブ連盟が発足 5/10
米統合幕僚長会議、「オリンピック作戦(九州上陸作戦)」と「コロネット作戦(関東上陸作戦)」を承認 5/10
B29 379機、岩国・徳山・呉・松山・九州などを焼夷弾爆撃 5/10徳山市(現・周南市)の第三海軍燃料廠へ空襲。死者500人以上、負傷者約1000人ウィスコンシン大学教授 コモンズ(Commons,John Rogers)没 5/11
B29 93機、阪神地区に来襲。神戸・芦屋を無差別爆撃。別に58機、九州地方を爆撃 5/11
西宮市付近に空襲 5/11
神戸市に空襲 5/11
最高戦争指導会議、外交手段によるソ連の参戦防止で見解が一致する 5/11
陸・海軍省、大本営陸軍部と同海軍報道部を統合し、大本営報道部を設置 5/12
大蔵省規則が改正され、官吏給料3ヵ月分が前払い 5/12
官吏の給料三ヶ月分前払い」、大蔵省が会計事務の簡略化を図るため、規則を改正 5/12
防衛生産体制ノ確立ニ関スル件、閣議決定 5/12
ソ連軍に捕らえられたヒトラーの身辺警固士官メンゲルスハウゼンが、ヒトラーの埋葬場所を告白 5/13
ドイツのユダヤ系哲学者 カッシーラー(Cassirer,Ernst)没 5/13
アルジェリアで、宣言と自由の友の会が解散 5/13
政府が和平工作の検討を始める 5/13
米艦載機 920機、九州南部に来襲。航空基地を爆撃 5/13
米軍に投降した独軍潜水艦に同乗していた日本軍士官が自決 5/13
日本貯蓄銀行創立 5/13
「日本貯蓄銀行(後の「あさひ銀行」、現在の「りそな銀行」)」が設立オーストリア民主共和国が成立 5/14
最高戦争指導会議で、対ソ交渉方針が決定され、終戦工作が始まる 5/14
最高戦争指導会議構成員会議で、講和に関しソ連の仲介を求めることを決定 5/14
名古屋市に空襲。(3回目)B29 480機が飛来。名古屋城の天守閣や金の鯱が焼失 5/14
スロベニアでの戦闘が停止する。第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線が終結 5/15
ブラジルでヴァルガス派がブラジル労働党を結成 5/15
政府、米国政府に阿波丸事件の賠償、陳謝と責任者の処罰を要求 5/15
閣議、日独伊三国同盟の失効を決定。対ソ関係の改善を図る 5/15
東京で長距離乗車券の発売駅と枚数を制限 5/15
第一期海軍特別幹部練習生が各航空隊へ入隊 5/16
重巡羽黒、マラッカ海峡で英軍艦隊と交戦し、沈没 5/16
B29 468機、名古屋市外に来襲。熱田神宮の一部も炎上 5/17
墜落した米軍機の飛行兵2名が、九州帝大で生体解剖される。 5/17
→ 九州大学生体解剖事件 wikipedia
罹災工場の動員学徒は、勝手に引上げぬよう通牒 5/18
東京都、未疎開学童に対して寺子屋式教育を開始 5/18
運輸通信省廃止、運輸省設置。外局であった通信院は逓信院と改称し内閣所管となる 5/19
大蔵省、理財・銀行の両局を廃止して金融局を新設、資金の円滑供給と効率使用を期する 5/19
全国のタバコ屋でも、小額紙幣と交換である未貨幣の回収運動が始まる。 5/20
広瀬蔵相、大蔵省に塩増産本部の設置を決定、と閣議で報告。自給製塩総本部は解散 5/21
出勤率が低下し、東京で70数パーセント、と新聞に 5/21
第三二軍、首里を放棄して軍主力沖縄南部へ後退を決定 5/22
戦時教育令公布施行、全学校、職場に学徒隊を結成して、挺身組織の強化を図る。 5/22
ヒトラーが後継者として指名したデーニッツが、イギリス軍の一戦車旅団長に逮捕 5/23
ドイツのハインリッヒ・ヒムラーが自殺5/23
ドイツでデーニッツ大統領が戦犯として逮捕 5/23
駐日デンマーク公使、正式に対日断行を申入れ 5/23
政府、19個師団、15混成旅団を増設 5/23
ナチスの政治家 ヒムラー(Himmler,Heinrich)が自殺 5/24
厚生・軍需両省「戦時要員緊急要務令」を公布施行。重要産業要員を指定 5/24
B29 525機、東京南部・横浜・川崎に来襲。南九州の航空基地には、艦載機180機来襲 5/24
空襲で都区内の大半が全滅する。皇居、大本営も罹災特攻隊の義烈空艇隊約120名、沖縄本島の北・中両飛行場に強行着陸、玉砕 5/24
B29による空襲で、慶應義塾大学医学部の施設6割が焼失する。入院患者は全員救出
横浜大空襲で、海軍司令部地下壕のある神奈川県日吉地区の民家や寺院(大聖院)など殆どが焼失
戦時要員緊急用務令公布 5/24
B29 470機、東京に来襲、宮城(皇居)内表宮殿。大宮御所炎上 5/25
第一二方面軍、近衛第一師団に吹上防空室特殊耐弾工事の実施を下令 5/25
練習機「白菊」の特攻投入決定 5/25
アメリカ大統領特使のホプキンズが、モスクワでソ連首脳と会談 5/26
第三二軍、沖縄南部の後退企図を大本営に報告 5/26
前日の空襲に関し、臨時閣議を開催 5/26
東京の新聞5社、戦災で印刷工程に支障が出たため共同新聞を発行 5/27
海軍、「蛟龍(こうりゅう)」「海龍」「回天」を水中特攻兵器に採用 5/28
日本陸軍二式高等練習機を特攻に投入決定 5/28
朝鮮総督府、日本本土行き乗車券を発売停止 5/28
海軍、人間魚雷「回天」などを水中特攻兵器として採用 5/28
軍令部総長に豊田副武(とよだそえむ)大将、海軍総隊司令長官兼連合艦隊司令長官に小沢治三郎中将を親補 5/29
白昼にB29型長距離重爆撃機 475機、P51型戦闘機約100機、横浜に白昼来襲、市街地の大部分が焼失 5/29
沖縄第32軍、首里より撤退を開始 5/29
横浜大空襲。B29爆撃機517機、P51戦闘機101機、焼夷弾31916個(2570トン)を1時間8分の間に投下して無差別殺戮により被災者は31万人を超え約8000人が亡くなり当時の横浜が壊滅大本営、第17方面軍・関東軍・支那派遣軍に「満州・朝鮮方面対ソ作戦計画要領」を示達 5/30
沖縄第32軍、早朝に摩文仁(まぶに)に到着 5/30
長野県山田温泉で火事。疎開中の女児が死亡 5/30
イランが、米英ソ3国に軍隊撤退を要求5/31
保険婦規則公布 5/31
米軍、沖縄の首里地区一帯を占領する 5/31
満洲731部隊、満洲25202部隊と改称 5/ インドネシアでスカルノがバンチャ・シラ憲章を発表 6/1
米国のスティムソン委員会、トルーマン大統領に対して日本への原爆投下を勧告 6/1
米政府、原爆無警告投下を決定 6/1
「戦災者は土葬も可」警視庁、例外として認めると新聞に 6/1
都内35区の私立病院・診療所の経営は医療営団の管轄下に入る 6/1
尼崎市に大空襲。(1回目)6/1
6月1日 - 大阪市に空襲。(2回目)6/1
沖縄からグラマン戦闘機など60機、南九州に来襲、航空基地・列車などを襲撃 6/2
都内の銀行が各被災地に共同店舗を開設 6/2
和平工作のため、駐日ソ連大使ヤコフ・マリクと広田弘毅が会談 6/3
第六航空軍、沖縄方面に対し、振武特攻隊35機で第一〇次総攻撃を実施 6/3
独・仏・蘭からの引き揚げ邦人141人、シベリア経由で満州里へ到着 6/3
カイロで、第1回アラブ連盟理事会が開催 6/4
監獄看守定員令公布 6/4
戦災者北海道開拓協会が、内務省の後援で東京に設立、全国から五万戸の移住を目指す。 6/4
ベルリンで、米英仏ソ4国がドイツを直接統治する旨の宣言が発表 6/5
大陸資源調査所設立 6/5
B29 481機、神戸・西宮・芦屋に来襲死者3184人 被害家屋55,368戸 6/5
新宮市に空襲。(2回目)6/5
決戦行政体制ニ関スル行政査察実施要領、閣議決定 6/5
ノルウェー国王のホーコン7世がノルウェーに帰国 6/6
クレムリンでのスターリンとアメリカ代表のホプキンスの、国連とポーランド問題に関する話し合いが決着する。スターリンは国連での拒否権拡大要求を取り下げる代りにポーランドを影響下に置くことを承認させる 6/6
総合計画局戦災復興部臨時設置 6/6
政府、総合計画局に戦災復興部設置。復興・疎開・援護の企画と各省事務の調整統一を目指す。 6/6
最高戦争指導会議で「今採るべき戦争指導の基本大綱」を討議 6/6
農商省、旅行外食券制度の実施延期を発表。外食券の印刷に支障をきたしたため。 6/7
国技館で傷痍軍人のみを招待した非公開の大相撲興業が始まる。(〜6月13日) 6/7
B29 418機、大阪市周辺に来襲、爆弾・焼夷弾を投下。都島・淀川区及び吹田市に大火災 6/7哲学者西田幾多郎(きたろう)死去。享年75歳 6/7豊中市に空襲、400機を超えるB29爆撃機が豊中上空に飛来。爆撃は1時間半にわたった。
大阪市に空襲。(3回目)
御前会議が、天皇制の固持と本土決戦を決定 6/8
最高戦争指導会議で戦争指導大綱決定、本土決戦方針を決定 6/8
重巡足柄、バンカ海峡で潜水艦の雷撃を受け沈没 6/8
東京と国民義勇隊の結成式が行われる。6/8
第87回臨時議会召集 6/8
木戸幸一内大臣、ソ連の仲介で戦争終結をはかろうとする「時局収拾対策試案」を昭和天皇に内奏 6/9
名古屋市熱田区に空襲(熱田空襲)。死者1000人以上 6/9
ペルーで、国民民主戦線のブスタマンテが大統領選挙に当選 6/10
ソ連軍政部が、占領地区での政党と労働組合の設立を許可 6/10
B29、292機、P51,約70機、関東全域に来襲、各地の航空・軍事施設及び工場地帯を攻撃 6/10
千葉市に空襲。(1回目)(千葉空襲)死者391人地方総監府官制公布施行。陸海軍等の連携で地方ごとに行政強化を目指す。 6/10
日立市に空襲。(1回目)死者1200人以上
土浦市に空襲。
トルコで、土地改革法が制定 6/11
カナダでウィリアム・キングが首相に再選6/11
P51 60機、硫黄島から京浜地区に来襲、航空基地・工場・民家を銃撃 6/11
戦時損害賠償保険の請求手続きが簡素化 6/11
東京都が北海道への入植者約2万戸8万人の募集を開始 6/12
福島県奥川村で天然痘患者12人を確認 6/12
大政翼賛会解散式、国民義勇隊の結成を急ぐ 6/13
大政翼賛会解散。大日本産業報国会を除く各団体を国民義勇隊に再編成する。大日本婦人会を国民義勇隊女子隊に再編成→国民義勇隊組織ニ関スル件(国立国会図書館より引用)
日本交響楽団が戦時中最後の定期演奏会を開催 6/13
自動車は陸軍の所管へ外局を設置して輸送の強化を図る 6/14
海技専門学校規則公布 6/14
千葉県、戦争に直結しない学校科目を停止 6/14
山田耕筰らによる音楽挺身隊、戦災地区の慰問を開始 6/15
B29 469機、大阪市に空襲。(4回目)以後、米軍は中小都市へも空襲攻撃の目標範囲を拡大 6/15
堺市に空襲。(2回目)6/15
尼崎市に空襲。(2回目)6/15
大日本青少年団、学徒隊に移行するため解散式 6/16
生命保険審議会、損害保険審議会設置 6/16
都民食堂に代わる「外食券食堂」が開店 6/16
朝鮮・関東州・満州国宛の郵便物に加えて中華民国宛てもこの日から公用以外は引き受停止 6/17
軍需省、東京ガスなどのガス料金4割り値上げを許可
閑院宮載仁親王国葬 6/18
沖縄の学徒隊に解散命令 6/18
沖縄、看護の女子学生「ひめゆり部隊」49名、摩文仁村の洞窟で自決 【ひめゆり部隊】 6/18
浜松市に大空襲、死者3,000人以上、全半焼、全半壊30,000戸弱、約12万人が罹災者となる 6/18
鹿児島市に空襲。死者2,316人、負傷者5,000人以上、家屋被災約11,600戸6/18
B29爆撃機89機、四日市市に空襲、焼夷弾11,000発を投下し死者736人、行方不明者63人 6/18
沖縄摩文仁の洞穴で女生徒が集団自決 6/18
大牟田市に空襲。(1回目)6/18
沖縄の第32軍玉砕。23日司令官牛島満中将自決 6/19 B29爆撃機239機、福岡市に空襲(福岡大空襲)。罹災家屋12,693戸。死者902人、行方不明者244人、負傷者1078人となる 6/19
「緊急住宅対策要綱」が閣議報告され、半地下式住宅の建設促進などがもりこまれる 6/19
ガス料金が19年ぶりに値上げ。(値上げ幅は4割) 6/20
米と代用食半々の配給が東京で始まる 6/20
裁判所構成法、戦時民事特別法改正。裁判所設置を勅令で行えるようになる 6/20
地方海軍部令公布 6/20
菊水作戦、特攻菊水10号作戦が終了。桜花22型の実験失敗 6/20
法律第36号 裁判所構成法戦時特例中改正法律 6/20
法律第37号 戦時民事特別法及戦時刑事特別法中改正法律 6/20
豊橋市に空襲。(豊橋空襲)死者624人 6/20
静岡市に空襲。死者1952人 焼失家屋30045戸 6/20
アメリカ軍が沖縄を占領6/21
名古屋市に空襲。B29爆撃機120機が飛来。死者426人。負傷者327人 6/21
「戦時緊急措置法」が公布され、非常時には政府に全権が与えられることとなる 6/21
米軍沖縄列島副司令官、軍政府を統括。(米陸軍による沖縄統治) 6/21
生き残った沖縄守備隊や学徒兵などが最後の総攻撃をかけて全滅 6/21
B29型長距離重爆撃機418機、近畿・中国地方を空襲 6/22
昭和天皇、最高戦争指導会議で、時局収拾を指示、ソ連仲介和平計画が始まる 6/22
呉市の呉工廠に空襲。(呉市全体で3回目) 6/22
倉敷市水島に空襲。(水島空襲)死者11人、重軽傷者46人 6/22
新宮市に空襲。(3回目)6/22
法律第38号 戦時緊急措置法 6/22
国民戦時兵役法施行 6/22
戦時緊急措置法公布 6/22
内閣独裁権を強化 6/22
義勇兵役法公布。 6/22
天皇、最高戦争指導会議の構成員懇談会席上で終戦を目標とする「時局収拾」方策の具体化を指示 6/22
沖縄守備軍司令官牛島満が摩文仁司令部で自決(沖縄戦の組織的抵抗が終結) 6/23
義勇兵役法公布施行、15〜60歳男子、17歳〜40歳女子を国民義勇戦闘隊に編成 6/23(中野文庫さまhpを参照しています。)
参考 国民儀勇隊wikipedia
法律第39号 義勇兵役法 6/23
法律第40号 国民義勇戦闘隊員ニ関スル陸軍刑法、海軍刑法、陸軍軍法会議法及海軍軍法会議法ノ適用ニ関スル法律 6/23
物理学者 ゲーデ(Gaede,Wolfgang)没。67歳(誕生:1878/05/25) 6/24
B29 26機、福岡・唐津・堺・新潟に来襲 6/24
東京神田の戦災地で茨城の少年農兵隊が田植え 6/24
朝鮮国民義勇隊の組織要綱が発表 6/25
大本営、沖縄での作戦終結を発表 6/25
サンフランシスコ会議で国際連合憲章が調印され、国連が誕生 6/26
作曲家 チェレプニン(Tcherepnin,Nikolay)没 6/26
大阪市に空襲。(5回目)6/26
堺市に空襲。(3回目)6/26
B29型長距離重爆撃機1機、北海道に初めて来襲 6/26
重要物資等ノ緊急疎開ニ関スル件、閣議決定 6/26
国民義勇戦闘隊統率令公布 6/26
高等商船学校規則公布 6/26
ソ連が、北海道を占領すべきかどうか検討する。フルシチョフは占領を主張、モロトフは反対 6/27
米上院、日独の在米資産の処理につき公聴会 6/27
京都市西陣に空襲。死者43人 負傷者66人 全壊71戸 半壊84戸 一部損壊137戸 6/27
ポーランドに国民統一臨時政府が樹立 6/28
B29 141機、佐世保市に空襲。焼夷弾約1200トン。死者約1300人、罹災市民約6万5千人 6/28
東郷茂徳外相、対ソ交渉案を広田弘毅特使に手渡す 6/28
呉市に空襲。(呉市全体で4回目)6/28
宇都宮市が地下病室工事に着手 6/29
国務司令室設置ニ関スル件、閣議決定 6/29
チェコスロバキアはルテニアをソ連に割譲する 6/29
刑事局長、刑事訴訟記録滅失の場合の刑の執行指揮についてを通牒 6/29
B29 約70機、岡山市に空襲、死者1737人。罹災家屋25,000戸。罹災市民12万人 6/29
延岡市に空襲 6/29
下関市に空襲 6/29
門司市(現・北九州市門司区)に空襲 6/29
秋田で花岡鉱山に強制連行されていた中国人850人が警察署などを襲撃して5人を殺害、7月3日までに鎮圧されたが、拷問などで113人が死亡 6/30→花岡事件(花岡鉱山 wikipedia)
花岡事件
大日本青少年団を大日本学徒隊に再編成 6/29
朝鮮総督府民政官等臨時設置 6/29
東京石川島造船所、石川島重工業に改称 6/29 ひめゆり学徒隊の犠牲者相次ぐ 6/ 大連・青島航路が遮断 6/
インドネシアのスカルノ、「パンチャシラ(5原則)」演説 6/
昭和20年 生活関連
食塩値上げ、一人1ヶ月月200gで、2銭から5銭に引上げ 5/1