昭和5年後半 鉄道ニュース
函館線 小樽〜旭川間準急列車1往復(所要3時間56分)新設 7/1
奥羽北線【信号場→駅】三関信号場→三関駅 7/1
留萌鉄道【開業】恵比島〜太刀別(14.0km) 【新駅開業】恵比島、幌新、浅野炭山、太刀別 7/1
三国芦原電鉄【新駅開業】 三国神社 7/1
阪和電氣鉄道、兼業の一環として阪和浜寺海水浴場を阪和浜寺付近に開設 7/1
東海道本線の食堂車に初めて女性給仕が試乗 7/5
京福電気鉄道永平寺線 御簾ノ尾駅、友末駅廃止認可 7/5
下野電気鉄道【新駅開業】鬼怒大瀞。【駅名改称】小佐越前→小佐越 7/6
長崎本線【信号場→駅】鍋島 7/7
阪神 甲子園線 浜甲子園〜中津浜間開業 7/9
国都西線【延伸開業】国分〜霧島神宮 【新駅開業】霧島神宮 7/10
京浜電気鉄道 【新駅開業】湘南富岡(現京急富岡) 7/10
大阪電気軌道 橿原神宮前〜久米寺間を三線軌条化、畝傍線の電車が乗り入れ開始 7/10
播丹鉄道 尾上〜高砂間 【新駅開業】高砂北口停留場 7/10
五日市鉄道 【延伸開業】 立川〜拝島 7/13
【新駅開業】立川(国有鉄道既設駅)、武蔵上ノ原、郷地(停留場)、武蔵福島(停留場)、南中神、宮沢(停留場)、大神(停留場)、武蔵田中(停留場)、南拝島
津軽鉄道 【開業】 五所川原〜金木間 7/15
青梅電気鉄道 【新駅開業】 西立川(停留場) 7/15
大井川鉄道 【開業】 家山〜地名間 7/15
京福電気鉄道永平寺線 【新駅開業】 西瓜屋 7/15
岩手軽便鉄道【新駅開業】(貨)中鱒沢 7/16
静岡電気鉄道【複線化】古庄〜桜井戸(後に廃止)間 7/16
大井川鐵道大井川本線【開業】 家山〜地名間 7/16
愛宕山鉄道 愛宕山ホテル、飛行塔開業 7/20
蒲原鉄道【延伸開業】東加茂〜村松間(15.2km) 7/22
信越線 【新駅開業】 大形 7/24
幌内線【貨物駅→一般駅】唐松(旅客扱い開始) 8/1
内房線 【新駅開業】 千歳仮停車場→千歳 8/1
貨物支線【開業】汐留〜芝浦間 (2.8km) 8/1
【新駅開業】(貨)芝浦
南総鉄道【延伸開業】茂原〜笠森寺間(11.2km) 8/1
【新駅開業】 上総高師、本茂原、藻原寺、上茂原、須田、豊栄、千田、長南、上総蔵持、笠森寺
鉄道省、東海道本線に3等寝台車連結を発表 8/2
山梨電気鉄道 【開業】 荊沢〜甲斐青柳間 8/6
南武鉄道【新駅開業】(貨)南多摩川仮停車場 南武是正〜府中本町間 8/9
山陽本線【信号場→駅】熊山信号場→熊山 8/11
釧網線【延伸開業】弟子屈〜川湯(15.9M≒25.6km) 【新駅開業】美留和、川湯 8/20
久留里線【改軌・762mm→1067mm】木更津〜久留里間(22.6km) 8/20
木更津〜久留里【改キロ】小櫃〜俵田(〜0.1km)
名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併。北方線を揖斐線と改称 8/20
名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併。高富線となる
名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併。鏡島線となる
名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併。美濃町線となる
名古屋鉄道が美濃電気軌道を合併。岐阜市内線となる 8/20
名松線 【延伸開業】 権現前〜井関間開業 8/25
総武鉄道 船橋線から野田線柏駅へ連絡線を設け、常磐線を挟んで離れていた船橋線の柏駅を野田線柏駅に統合 8/30
札幌温泉電気軌道 変電所火災により運行不能となり、9月21日から札幌市電より臨時給電 8/31
姫津線【開業】 姫路〜余部間 (6.1km) 9/1
【新駅開業】播磨高岡、余部
愛知電気鉄道【新駅開業】 長浦 9/1
島原鉄道 【新駅開業】 釜ノ鼻 9/1
金華登山鉄道 免許失効 9/2
歌登町営軌道【延伸開業】 幌別六線〜枝幸港間開業(枝幸線全通) 9/4
名古屋鉄道【社名変更】名岐鉄道 9/5
別府遊園地索道 別府遊園鋼索鉄道に社名変更 9/7
幌延町営軌道 使用開始告示 9/10
神中鉄道【新駅開業】天王町、常盤園下、【延伸開業】新川島(現・上星川〜西谷間) 9/10
幌延町営軌道 使用開始告示 9/10
鉄道省、東武鉄道が認可を待たずに着工し、3月に完成した約164mの隅田川橋梁をこの日認可 9/15
肥薩線【駅名改称】西国分→隼人 9/15
小田原急行鉄道【駅名改称】鶴巻→鶴巻温泉 9/15
京阪電気鉄道が新京阪鉄道を合併 9/15
- 本線 天神橋〜西院間が新京阪線
- 千里山線
- 嵐山線
- 十三〜淡路間が十三(支)線
- 【駅名改称】吹田町→京阪吹田
山梨電気鉄道 【開業】上石田〜貢川間 9/19
愛知電気鉄道 神宮前 〜 吉田間を57分で結ぶ超特急「あさひ」運行開始 9/20
札幌温泉電気軌道、札幌市電より臨時給電 9/21
参宮急行電鉄 【延伸開業】外宮前〜山田(現在の伊勢市)間 9/21
鉄道省、実地使用に基づいて、バッテリー・トラクター、空気制動機など優良国産品600余種を公表 9/22
大井川鐵道大井川本線【延伸開業】地名〜塩郷間 9/23
市電の安全地帯への自動車乗上事故の多発で、東京市電局、反射標の設置を決定、と新聞報道 9/23
東海道本線 【複々線化】高槻〜茨木間 9/25
第20回国有鉄道現業委員会通常会議開催。提出された議案は3147件と前年比943件増加。可決率は6.8%減少し16.4%に後退 9/
客車の空気ブレーキ化 10/
東京〜神戸間に超特急「燕」の運転開始 10/1
全国時刻改正。 10/1
運転系統の変更、運転速度の向上を図る。
- 東海道・山陽線
東京〜神戸間各等特急11・12列車「燕」(洋食堂車付)新設、所要9時間。
東京〜下関間急行9・10列車(2等寝台車、和食堂車付、所要21時間40分)の全区間定期化。
東京〜大阪間不定期急行1009・1010列車(和食堂車付)を新設。
東京〜下関間特急1・2列車(1・2等「富士」)、3・4列車(3等「桜」)を2時間55分短縮19時間50分運転。
東京〜山田、大阪〜宇野間各1往復の不定期夜行列車新設。
山陽線
糸崎〜下関間普通列車所要時間30分〜1時間30分短縮。
準急列車東京〜熱海間1往復、
豊橋〜名古屋間3往復、
名古屋〜大垣間4往復、
神戸〜姫路間3往復新設。 - 日本海縦貫線
米原〜上野間上り1本、高崎〜今庄間下り1本増発。 - 関西線
準急列車名古屋〜烏羽間3往復、
姫路〜鳥羽、
姫路〜奈良(大阪〜奈良間不定期)、
大阪〜鳥羽(不定期)間各1往復、
湊町〜奈良間4往復、
京都〜奈良、
和歌山〜御坊間各3往復新設。 - 九州線
門司〜鹿児島間急行1・2列車(各等)
門司〜長崎間101・102列車(各等)の所要時間20分短縮、それぞれ8時間20分、5時間37分。
準急列車門司〜鳥栖又は久留米間2往復、
門司〜大分間1往復運転。 - 東北線
準急列車上野〜仙台間(所要7時間18分)、
上野〜日光間(季節列車)各1往復新設、
上野〜育森間急行103・104列車の所要時間30分短縮、15時間50分。 - 北海道線列車の速度を向上、
所要時分を函館〜稚内港間急行203・204列車18時間2分、
函館〜釧路間急行401・402列車20時間35分、
函館〜名寄聞15・16列車15時間52分とする。
横須賀線 北鎌倉駅が正式な駅に昇格 10/1
高崎線【複線化】大宮〜高崎間 全線 10/1
伊万里線【延伸開業】楠久〜今福 【新駅開業】久原、浦ノ崎、今福 10/1
留萌鉄道【延伸開業・全通】太刀別〜昭和(3.6km) 【新駅開業】昭和 10/1
総武鉄道【電化開業】清水公園〜粕壁間 牛島信号所開設 10/1
東美鉄道 【開業】兼山〜八百津間 10/1
富士身延鉄道 【新駅開業】市川本町停留場 10/1
京阪本線 香里駅に急行を停車 10/1
八日市鉄道 【開業】新八日市〜飛行場(のちの御園)間 10/1
宮崎県営鉄道飫肥線【停留場→駅】一里松 10/1
旭川市街軌道 師団線大町七丁目付近より鷹栖専用線に接続する0.5kmの貨物専用軌道敷設特許申請(のちに取下げ10/3
札幌温泉電気軌道 南一條〜琴似駅前間4.405kmの軌道敷設特許、旅客および貨物運輸 10/3
武蔵中央電気鉄道【延伸開業】京王前〜東八王子駅前間(同時に京王前電停は廃止) 10/3
津軽鉄道 【開業】金木〜大沢内間 10/4
大井川鐵道にて
横荘鉄道株式会社 【開業】二井山〜老方間(12.1km) 10/5
大井川鉄道 内燃動力(ガソリンカー)の併用を開始 10/9
広尾線【延伸【延伸開業】】中札内〜大樹(32.5km) 10/10
【新駅開業】更別、上更別、忠類、大樹
参宮急行電鉄【開業】榛原〜伊賀神戸間 10/10
- 【新駅開業】伊賀神戸
- 【駅廃止】庄田
- 【駅名改称】名張→西名張
越中鉄道 堀岡〜越ノ潟・西越ノ潟〜新湊東口(現在の東新湊駅)間【延伸開業】、越ノ潟駅〜西越ノ潟駅間は徒歩連絡 10/12
高崎線【仮信号所新設】小野(八高北線の分岐点) 10/15
高崎線【複線化】新町〜倉賀野 10/16
名古屋鉄道蘇東線、尾西線と一部区間の線路を共用する形で、新一宮駅への乗り入れを開始 10/20
蒲原鉄道【全線開通】加茂〜東加茂間(2.5km) 10/20
京成電気軌道 筑波高速度電気鉄道を吸収合併 10/21
京阪交野線【新駅開業】河内森 10/21
大糸南線【延伸開業】簗場〜神城間10/25
上磯線 【開業】上磯〜木古内間 10/25
札幌温泉電気軌道【社名変更】札幌郊外電気軌道 10/25
神中鉄道【新駅開業】鶴ヶ峰 10/25
湧別軌道株式会社 丁寧〜上芭露間軌道敷設特許願申請 10/27→1934年3月5日取下
信濃鉄道【新駅開業】おかめ前(現在の北細野駅) 10/28
鶴見臨港鉄道 全線電化、鶴見仮駅〜弁天橋駅間を延伸した上で鶴見仮駅〜扇町駅間での旅客営業を開始。石油支線分岐点に安善通駅(現:安善駅)開業 10/28
樺太西線 野田駅〜泊居駅間開業 10/29
瀬棚線【延伸開業】花石〜今金間(14.0km) 【新駅開業】種川、今金 10/30
東海道本線 品鶴線【電化】新鶴見操車場〜鶴見間 10/30
山田線【延伸開業】区界〜松草(8.0km) 【新駅開業】松草 10/31
広島電気 )開業
札幌市交通事業所 バス事業開始 10/
広島電気【新駅開業】大芝公園口停留場(現在の三滝駅・松原停留場の代替 10/
北九州鉄道【新駅開業】長垂(停留場) 11/1
高山線 【延伸開業】焼石〜下呂間 11/2
【新駅開業】下呂
鹿児島本線 【駅名改称】西市来→市来 11/3
夕張鉄道【開業】 野幌〜栗山間 11/3
旭川市街軌道【開業】師団線招魂社〜一線六号間 11/8
善光寺白馬電鉄 長野〜鬼無里間の工事認可 11/8(12月4日起工式)
高山線【開業】 焼石〜下呂間。岐阜〜下呂間 11/12
津軽鉄道 【開業】大沢内〜津軽中里間 11/13
薩南中央鉄道 【延伸開業】薩摩川辺〜知覧間 11/15
笠間稲荷運輸【営業廃止】 11/17
大阪電気軌道【駅名改称】阿保→比土 11/19
参宮急行電鉄本線(現在の大阪線)に阿保駅(現在の青山町駅)開業したため
参宮急行電鉄本線 【延伸開業】
伊賀神戸〜阿保(現在の青山町)間、佐田(現在の榊原温泉口)〜参急中川(現在の伊勢中川)間 11/19
水浜電車【開業】海門橋〜湊間 11/22
三神線【開業】矢神〜東城 11/25
飛越線 【開業】猪谷〜笹津間 (11.3km) 11/27
【新駅開業】楡原駅、猪谷
旭川市街軌道【延伸開業】 師団線旭橋西詰〜一線六号間 11/27
【延伸開業】有明線 肥前竜王〜肥前浜 11/30
【新駅開業】肥前鹿島、肥前浜
秋田電気軌道 社名を秋田電車とし、経営陣交代 11/
相模鉄道 厚木起点5.6km以北から橋本までの区間において軌条敷設及び省線橋本停車場連絡工事、通信設備、停車場等の諸工事も完了する 11/
東海道本線【新駅開業】 荒尾 12/1
【信号場改称】荒尾信号場→南荒尾信号場
若桜線 【延伸開業】隼〜若桜間(14.7km)全線開通 12/1
【新駅開業】八東、丹比、若桜
加太軽便鉄道【電化】和歌山口〜加太間 12/1
【新駅開業】東松江、西ノ庄
別府大分電鉄 【開業】境川〜亀川間(複線) 12/1
善光寺白馬電鉄 長野〜鬼無里間、起工式 12/4
信貴山電鉄が鋼索線 【開業】信貴山口〜高安山間、山上鉄道線 高安山〜信貴山門間 12/5
加悦鉄道【新駅開業】三河内口 12/5
総武鉄道【新駅開業】武州川辺 牛島信号所〜川間間 12/6
阪和電気鉄道【仮停留所→停留所】我孫子観音前仮停車場→我孫子観音前停留場 12/6
美禰線支線 【延伸開業】長門古市〜阿川間。仙崎〜幡生間を小串線 12/7
- 【新駅開業】人丸、伊上、長門粟野
奈吉〜下関問小串線経由4往復運転
【延伸開業】指宿線 西鹿児島〜五位野 12/7
【新駅開業】谷山、五位野
総武鉄道(臨)【新駅開業】永沼(現・南桜井駅) 12/9
南和電気鉄道【開業】尺土〜南和御所町(現在の近鉄御所)間 12/9
江若鉄道 ガソリン動力併用認可 12/9
気動車導入。翌年以降、当時の日本でも最大級の18m級気動車を大量導入、私鉄業界での先駆例となる。
田口鉄道 【開業】三河海老〜清崎間 12/10
長野電鉄河東線【駅名改称】安田→信州安田
12/10
作備線 【延伸開業・全通】津山〜新見間 12/11
北陸線で超特急試運転 米原〜敦賀間49分(米原〜金沢間普通急行より99分短縮) 12/12
紀勢西線【延伸開業】御坊〜印南間 (17.0km) 12/14
【新駅開業】道成寺、和佐、稲原、印南
近鉄信貴線【開業】 山本(現在の河内山本)〜信貴山口間 12/15
信貴山電鉄【開業】 12/15
高安山〜信貴山間 2.15kmの平坦線と、信貴山口〜高安山間1.30kmの鋼索線運輸営業開始
鉄道省、大井工場で1等展望車2両完成(後のマイテ39)、車内は桃山式と呼ばれた純和風 12/18
中央線浅川まで電車運転延長 12/20
中央本線 【電化】立川〜浅川(現在の高尾)間
岡崎〜多治見間、瀬戸記念橋〜高蔵寺間で鉄道省が自動車による旅客貨物の運輸営業を開始 省営バス第1号12/20
芸備鉄道が鉄道省から借り受け、全線で荷物営業を、広島〜丹那間で旅客営業を再開。貨物営業は国営で継続。大須口停留場、東段原停留場、被服支廠前停留場(後の上大河駅)、丹那駅開業 12/20
名古屋鉄道 尾西線と一部区間の線路を共用する形で、新一宮駅への乗り入れを開始 12/20
参宮急行電鉄【開業】阿保〜佐田間 現在の大阪線全通、上本町〜山田間直通運転開始 12/20
播丹鉄道【新駅開業】高木神前停留場 別所〜三木間 12/20
芸備鉄道が鉄道省から借り受けて広島〜宇品間で荷物営業、広島〜丹那間で宇品線の旅客営業を再開。貨物営業は省営で継続 12/20
東京地裁で越後鉄道、山手急行両私鉄疑獄事件の判決、小橋一太郎前文相に懲役10ヶ月、他4人も有罪 12/20
光明電気鉄道 【延伸開業】神田公園前〜二俣町間 12/20
大阪電気軌道、参宮急行電鉄(現近鉄)上本町〜山田間全通 12/20
伊勢電気鉄道【延伸開業】桑名〜大神宮前間全通 12/20
播丹鉄道【新駅開業】高木神前停留場 別所 〜三木間 12/20
加太軽便鉄道【社名変更】加太電気鉄道 12/22
越中鉄道【延伸開業】越ノ潟〜西越ノ潟間 12/23
上野発、直江津行きスキー列車初運転 12/24
南武鉄道【新駅開業】 八丁畷 12/25
富士身延鉄道【新駅開業】源道寺停留場 12/25
【駅廃止】(貨)源道寺
伊勢電気鉄道【開業】新松阪〜大神宮間(複線) 12/25
能代線【延伸開業】岩館〜大間越 12/26
【新駅開業】大間越
旭川電気軌道東旭川線 東旭川市街〜旭山公園間開通 12/26
東武鉄道東上本線【新駅開業】下赤塚 12/29
芸南電気軌道 【延伸開業】先小倉〜一門前開業 12/30
信貴生駒電鉄 竜田川→常設駅 12/
昭和5年後半 鉄道に関する事件・事故
山手線玉突き追突 9/1318時32分(18時38分の記事もあり)、東海道本線・有楽町〜新橋間で京浜南行き電車がドア故障で新橋駅で停車中、後続の山手線電車が停止信号を見落として先行の電車に追突、追突された電車は、さらに先行する電車に追突の三重衝突(当時は山手と京浜東北は分離されていなかった。)1両が脱線し、3両が大破
カーブで見通しが悪く先行電車を認めて非常ブレーキをかけたが間に合わなかった。
線路支障で、脱線転覆 11/6
1時39分頃、客501レ(C512+8両)が市振駅4分延で出発、進行中、市振〜親不知間にて何者かがレールのボルトを抜き取っていたため脱線、機関車と次位の客車が脱線転覆して20m下の海岸に転落、大破。
2両目の客車は脱線して傾き、3両目2軸脱線、1人死亡、33人負傷
浜口雄幸首相、東京駅で右翼に狙撃され重傷 11/14
山陽本線宮島駅付近を進行中の下り急行列車内で、青年がダイナマイトで自殺 12/2
昭和5年後半 世相
フランスで、社会保険法が施行 7/1
臨時産業合理局国産品選定委員会、紡織品・金属製品などから最優良純国産品約1000品目を選定 7/1
ベルリンの党役員会で、ゲッベルスがオットー・シュトラーサーを追放 7/2
東京区裁判所が、初めて麻雀賭博で7人を起訴 7/2
労農党を除く社民党など無産4派は労働組合法実現のため共同闘争委員会を組織、運動方針を決定 7/2
林芙美子の『放浪記』が改造社から刊行 7/3
首相主催の東西実業家招待会で政府の合理化一点張りや労働組合法案に対する財界の不満がふきだす 7/3
警視庁、理容術営業取締規則を公布 7/3
東京府、1900万円余の大型失業救済事業費を決定 7/5
イギリスの推理作家 コナン・ドイル(Doyle,Sir Arthur Conan)没 7/7
大衆党・全民党・統一協議会の無産3派が東京芝の協調会館で合同協議会開催、20日の結党式を決定 7/7
ポルトガルで、植民地条例が布告 7/8
産業合理化に伴い、労働衛生問題が重要となることから、労働科学研究所が倉敷紡績から独立と発表 7/8
長野県諏訪町の69の製糸工場が一斉休業 7/11
サッカーの第1回ワールドカップ開幕。13カ国が参加し地元のウルグアイが優勝 7/13
田中清玄ら共産党幹部、検挙 7/14
ドイツで大統領緊急令が初めて出される 7/16
東京−福岡間に、国内最長の直通電話回線が開通 7/16
大阪商船の貨物船「畿内丸」が太平洋横断25日間の新記録を樹立 7/16
16日にヒンデンブルク大統領が出した新増税案が、国会で社会党の緊急動議により否決する。ブリューニング首相は国会を解散 7/18
北海道庁の主唱により、北海道アイヌ協会が結成 7/18
昭和6年度予算編成方針ニ関スル件 7/18
東西銀行団が、融資共同調査機関の設置を決定 7/19
朝鮮・咸鏡南道で森林組合結成反対を叫ぶ2000人余りが警察署を襲撃し、40人が死傷 7/20
日本大衆党。全国民衆党、無産政党統一全国協議会の無産3派、東京で合同大会を開き全国大衆党を結成 7/20
東京女子医専、貧民街に夏期無料診療所開設 7/21
警視庁、失業者に銀座などの露天営業を許可 7/22
海軍軍事参議会が、軍縮後の拡充計画を承認 7/23
ベルリン日本美術展開催 7/23
海軍軍事参議会、軍縮後の拡充計画を承認。航空隊拡張・主力艦改装・小型千潜水艦建造など 7/23
ロンドン軍縮条約を枢密院に諮詢 7/24
8つの都市で、政府保有米50万石の入札払い下げが行われる 7/24
社会民衆党、市町村を単位に電灯電力値下げ既成同盟組織を決定 7/25
佐藤春夫が、1週間にわたる谷崎潤一郎との話し合いの末、谷崎夫人の千代と結婚することが決まる 7/25
朝鮮で、韓国独立軍が組織 7/26
失業防止委員会、失業対策部総会、日雇労働者の失業に対する応急的施設要項を決定 7/26
東京市が職員の新規採用中止を決定 7/26
中共軍が、長沙を攻撃 7/27
日本の映画見物は、松竹キネマの調べで米国の13分の1、一人年間2回と新聞に 7/27
カナダの総選挙が行われ、保守党が勝利 7/28
する。 眼科学者 グルストランド(Gullstrand,Allver)没 7/28
中国共産党の紅軍第3軍が長沙ソヴィエト政府を樹立 7/29
ウルグアイで行われている第1回サッカー・ワールドカップの決勝で、ウルグアイとアルゼンチンが対決し、ウルグアイが優勝する。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで暴動が起こり、ウルグアイ領事館が襲われて国交断絶にまで発展 7/30
ポルトガルで、国民同盟の綱領が発表 7/30
アメリカのNBCがテレビ送信実験局を設置 7/30
ナチ左派のオットー・シュトラーサーが同志とともにナチス党を脱党 7/30
温泉が湧出して坑内が水没した福島県磐崎村の三井炭鉱は廃坑と決定 7/30 海軍航空隊大島沖演習で廃艦明石を撃沈 8/3
作曲家で指揮者 ワーグナー(Wagner,Siegfried)没 8/4
アメリカのフーヴァー大統領が農業救済計画を発表 8/5
和歌山県興行組合、経営の見込みが立つまで県下40の劇場・映画館の一斉休業 8/6
コロンビアで、オラヤ・エレラの自由党政権が成立 8/7
なし崩し的人員整理で対応できなくなった横浜ドッグ、社員職工約450人の解雇を決定 8/7
インドで、被抑圧民会議が開かれる 8/8
解放運動犠牲者第2回全国大会、国際赤色救援会に加盟を決議 8/8
警視庁、産児制限・妊娠調節を標榜する売薬業者などの取締りを実施。業者4人を摘発 8/9
岩国市錦帯橋下の河原で興業中の巡回動物園のオリが台風の増水のため流され、多くの動物が水死 8/11
枢密院、ロンドン軍縮会議条約審査委員を決定 伊東巳代治委員長ほか委員9名 8/11
6月の失業者率5.33%。38万人と内務省 8/12
内務省、親権者による児童虐待の調査を通牒 8/13
勅令第148号 帝都復興記念章令 8/13
民政党有志が高級官吏減俸などを申し合せ 8/14
民政党勇士代議士会、高級官吏の減俸と貴衆院両議院の歳費減額を申し合わせ 8/14
文部・内務両省、不景気対策としての小学校教員の減俸や学級整理を極力防止するように地方長官に通達 8/14
ドミニカで、トルヒーヨが大統領に就任 8/16
ラグビー日本代表がカナダ遠征に出発 8/17
スペインでサン・セバスティアン会合が開かれ、共産党、社会党、労働総同盟などの代表が共和政権樹立のための革命委員会を結成 8/17
谷崎潤一郎夫人が離婚し、佐藤春夫と結婚するとの三者連名の挨拶状を知人に送付 8/18
枢密院が第1回ロンドン条約審査委員会を開催 8/18
閣議、濃魚村救済で7000万円の融資決定 8/19
浅間山爆発。登山者が溶岩に打たれ死亡 8/20
エリザベス英女王の妹の王女となるマーガレット(Princess Margaret)がスコットランドに誕生 8/21
逓信省が、東京−大阪間で写真電送の業務を開始 8/21
ペルーでミゲル・サンチェス・セロ中佐がクーデターを起こす。アウグスト・レギア政権は崩壊 8/22
ハリウッドに招かれて映画に出演していたモーリス・シュヴァリエがパリに凱旋 8/22
宮内省、名古屋城を整理の方針と閣議に報告 8/22
ピウスツキがポーランド議会を解散し、自ら政権を握る 8/25
ルイス・ミゲル・サチェス・セロ中佐(41)が軍事革命政権を樹立 8/27
吉野作造ら126人が軍縮期成会を結成 8/28
国民防空協会設立。非常時の防護普及のため。 8/29 文部省、優良図書推薦制度を創設し、図書推薦規定を定める 9/1
中国で、汪兆銘、閻錫山らが北京(北平)に中華民国臨時政府を樹立 9/1
ソ連で取引税が制定 9/2
エジソンが、実験用電機機関車を製作 9/3
全日本無産者芸術団体協議会(ナップ)、機関紙「ナップ」を創刊 9/3
水上生活者の児童を収容するため東京に水上尋常小学校開校 9/5
アルゼンチンで、軍部のクーデターが起こり急進党政権が倒される 9/6
群馬県が不況のため小学校の修学旅行を中止 9/6
オーストリアの数理論理学者クルト・ゲーデルが、ケーニヒスベルクでの第2回科学認識論会議で「(第一)不完全性定理」を公表 9/7
秋田県の払田柵遺跡で、日本で2番目になる木簡が出土 9/7
人見絹枝が、プラハでの国際女子陸上の走り幅跳びに優勝 9/8
北京に反蒋介石政府が樹立 9/9
福岡県稲築村の三井炭鉱山野鉱業所で、不況対策のため280人の坑内女子労働者全員を解雇 9/9
米価が大暴落 9/10
拓務省、移住奨励のため関東州(中国・遼東半島)への運賃を本人・家族五割引きと告示 9/10
ヒトラーが党綱領を発表する。超国家、反ユダヤ、反賠償、反ベルサイユ条約を掲げる 9/10
ポーランドで中道左派の活動家数百人が逮捕 9/10
東京地方失業者救済委員会、7月現在の府下の失業者12万4212人、と発表 9/11
浅草松竹座の公演「松竹オンパレード」でショートカットの水の江滝子が「男装の麗人」として人気を集める 9/11
浅間山、午前9時30分頃爆発 9/12
行政刷新委員会、内閣。各官庁内に設置されいる120余りの調査会・委員会の整理・廃止の方針を決定 9/13
ドイツで総選挙があり、社会民主党が第1党、ナチスが107議席で第2党になる 9/14
枢密院ロンドン条約審査委員会、政府と意見対立のまま第11回をもって質疑終了 9/15
政友会、臨時大会を開きロンドン条約に関し、枢密院決定と対立する政府を攻撃 9/16
ネバダ州ラスベガスで、フーバー・ダムの工事が着工 9/17
中国とイギリスが、アモイ・イギリス租界返還協定を締結 9/17
第12回枢密院ロンドン条約審査委員会、全員一致でロンドン条約諮詢案を可決 9/17→10/1
新潟空港が開港 9/17
張学良が和平統一・国民政府擁護を表明 9/18
20時間労働を強制し死者10数人を出した蟹工船「エトロフ丸」、函館に入港。首謀者検挙 9/19
強制労働で十数人の死者を出した蟹工船「エトロフ丸」が函館に入港する。首謀者が検挙 9/19
アメリカの記号論理学者モンターギュ(Montague,Richard)誕生 9/20
東洋モスリン亀戸工場で、5月の2000人の整理に続いて500人余りの首切りを発表 9/20
神戸で、海港博覧会開幕 9/20
我孫子と取手を結ぶ大利根橋が竣工 9/21
ベトナムで、ベアンの農民デモにフランス軍が銃撃を加え、217人が死亡 9/22
田中文相、学生の思想問題対策確立で、大学・警察などの関係者や学識経験者を招集、懇談する 9/22
フラッシュバルブを発明したドイツのオスターマイヤーが特許を取得 9/23
張学良軍が、汪兆銘ら反蒋介石派の拠点の北平を占領 9/23
幼少年保護法の制定を進めている内務省社会局、過去1年間に虐待された児童は1万2千人余りと発表 9/23
大阪市が全国に先駆けて電灯料を大幅値下げ 9/24
内務省、選挙革正審議会に先立ち選挙権の年齢制限を満25歳から満20歳に引き下げること決定 9/25
ソ連を拒否し続けてきた移動展派の画家 イリヤ・レーピン(Repin,Ilya Yefimovich)没 9/25
東洋モスリン亀戸工場の従業員がストに突入 9/26
ボビー・ジョーンズが、史上初のグランドスラムを達成 9/27
アルゼンチンで労働総同盟が成立 9/27
東京の赤羽でパラチフスが発生する。共同井戸での感染 9/28
農林省が生糸補償期間の延長と金利補填を決定 9/29
福岡県の三池炭鉱が、女子の坑内労働を全廃 9/30
福岡県の三池炭鉱、女子の坑内労働全廃(12月27日、囚人による採炭も全廃 9/30 東京〜神戸間に超特急「燕」の運転開始 10/1
イギリス帝国議会が開幕 10/1
イタリアの作曲家で指揮者 ドリゴ(Drigo,Ricardo)没 10/1
枢密院が、ロンドン軍縮条約を承認 10/1
ブラジルのリオ・グランデ・ド・スル州などで武装蜂起 10/3
大豊作の発表で米価大暴落、全国の米穀市場が立会停止、生糸暴落とともに農村恐慌深刻 10/3
郡山合同銀行が休業 10/4
アテネで第1回バルカン会議が開催 10/5
為替相場の安定と世界的低金利に並行して、日銀、金利1厘引き下げを発表、7日から施行 10/6
岐阜県農会、マツタケ450kgを北米に輸出 10/7
4・16事件控訴審、東京地裁で第1回公判、廷内騒然として、審理が進まず途中から非公開 10/8
精工舎の服部金太郎が財団法人服部報公社を設立 10/9
アメリカでTWA航空が設立 10/10
ルーマニア国王カロルの女性関係に抗議してマニウ首相が辞任 10/10
植物学者 エングラー(Engler,Heinrich Gustav Adolf)没 10/10
海軍特別大演習始まる、10/10
興行取締り規則を前に、入場料を徴収する運動競技は興行とみなすとの警視庁見解が新聞に 10/11
エジプトで1923年憲法が廃止 10/12
ハンガリーで独立小農業者党が結成 10/12
ロンドンで、第1回英印円卓会議が開催される。会議派は欠席 10/12
フィリピンで、タガログ語の新聞「サクダル」が創刊 10/13
東京女子歯専の全学生が教授留任を求めてストに入る 10/13
東洋モスリン、争議団幹部137人を解雇し、一部女子工員を隔離する切り崩し戦略に 10/14→10/24
利根川改修工事完成、埼玉県栗橋町の堤防で安達内相ら3千余人出席して祝賀会 10/15
市川右太衛門主演の「旗本退屈男」の第1作が封切り 10/17
ブエノスアイレス市の地下鉄が開通 10/18
今東光が浅草の伝法院大僧上により得度 10/18
天理図書館の落成式 10/18
警視庁が、阿片を吸引させた中国人38人を検挙 10/19
イギリスが、パレスチナに関するパスフィールド白書を公表 10/20
日本女子大の学生160人、学校側の総合大学化計画放棄に抗議して同盟休校に入る 10/20
全協系の労働者、京大生ら十数人、4・16事件被告奪還を目指して京都の中京刑務所を襲撃 10/21
エジプトで、国王の権限を強化した新憲法が公布 10/22
石川県の朱鷺(とき)生息地、眉丈山(びじょうざん)一帯を農林省が10年間の禁猟地区に指定と新聞に 10/22
福岡県甘木町の水平社、差別発言などに抗議して500余人が警察署にデモ 10/22
労働党が「戦闘的解党」を主張した河上肇らを除名 10/23
ボンベイで全インド反英帝国主義会議が開催 10/24
東洋モスリン亀戸向上の争議団員ら千人余り、亀戸町をデモ行進し警官隊と衝 10/24←10/14
ニューヨークとロサンゼルスを結ぶトランスコンティネンタル・アンド・ウエスタン航空の北米大陸横断定期航路が開業 10/25
日本女子大で、学校側が8か条の要求を受入27日からの授業再開が決まる 10/25
神戸沖で天皇親臨の海軍特別大演習観艦式を挙行 10/26
ムッソリーニがベネチアで演説し、ベルサイユ体制に対する修正主義路線を確認 10/27
台湾、マホベ社の頭目モーナルダオが霧社公学校の運動会に集っていた日本人に奇襲をかけ、227名の日本人のうち143人を死亡させる(霧社事件)10/27
台湾台中省霧社の山岳民族が反日暴動 10/27
東京中央放送局が、海外に電波を送る 10/27
東京の中学入試に筆記試験復活が決定 10/28
中国の正式呼称を「支那」から「中華民国」に変更 10/29
東京で、京浜・近畿の産業団体連合協議会を開催、労働組合法案反対建議の再提出を決議 10/29
東京六大学野球で、法大が加盟14年目で初優勝 10/29
ギリシア・トルコ友好仲裁条約が調印 10/30
アメリカ映画「西部戦線異常なし」が封切りとなるが、フィルムの7分の1がカットされる 10/30
発明家で実業家 豊田佐吉、没 10/30
閣議、中国の正式呼称を従来の支那から中華民国に変更することを決定 10/31→6/5/26
支那国号ノ呼称ニ関スル件 10/31 富士紡績川崎工場従業員、賃下げ・人員整理に反対しストに突入 11/1→関連同年11/16・11/21参照
エチオピア、摂政兼皇太子だったラス・タファリ・マコンネン(38)が皇帝に即位し、ハイレ・セラシエ1世を名乗る 11/2
日本軍が台湾のモーナルダオの暴発を鎮定 11/2
ブラジルで無血クーデターに成功したジェトリオ・ヴァルカス(47)が、議会の賛同を得て正式に臨時大統領に就任 11/3
軍部、予算復活を強硬に要求、海軍は3000万円余、陸軍は1400万円余の復活を求め大蔵省と折衝 11/4
岡山県倉敷市に大原美術館会館、25日から一般公開 11/5(大原美術館にリンクしています。)
海軍飛行隊が、霞ケ浦−名古屋間の夜間飛行に成功 11/6
フィリピン共産党が創立 11/7
東京市で出稼ぎ防止のパンフレット「東京へ来たら餓死します。」を配布と新聞に 11/7
女医の西村庚子が、女性で初の医学博士 11/8
東洋紡と大阪合同紡が合併を発表、激しい国際競争に対処するためと仮調印 11/8→s6/3/10
第1回全日本器械体操選手権大会が開催 11/9
海軍補充計画割当額、井上蔵相と安保回送との直接交渉で妥協が成立し3億7,400万円と決定 11/9
銀座の失業対策露店街「発明品広場」が開店 11/10
文部省、翌年新学期から国定教科書の値下げ(平均2割)を実施 11/10
フィンランドで、ファシスト的ラプア団の圧力により、ペール・スヴィンヒュー内閣が共産党を非合法化 11/11
ブラジルで、大統領令第1号が布告 11/11
ロンドンで、はじめて英印円卓会議が開かれる。インドの自治が話し合われるが、完全独立を求めるガンジーは欠席 11/12
臨時産業審議会は製鉄事業統制に関し、八幡製鉄所と民間製鉄会社の官民合同を求める答申案を決定 11/12
文部省が、思想問題の「参考良書」推薦を開始 11/13
文部省、思想問題についての参考良書を高等学校などへ推薦することを開始 11/13
浜口雄幸首相、東京駅で右翼に狙撃され重傷 11/14
第1回全日本柔道選手権大会 11/15
イラク議会が対英条約を批准 11/16
争議中の富士紡績川崎工場に「煙突男」が出現し、130時間22分滞空 11/16
尼崎のダンサーが両足に2万円の保険をかける 11/17
ジュネーブで世界経済会議が開催 11/17
満蒙及北支那ニ対スル航空ニ関スル件 11/18
海軍艦政本部が、海軍工廠で1万人解雇することを決定 11/19
ダグラス・マッカーサーが陸軍総参謀長に就任 11/20
わが国初の国立癩療養所、「長島愛生園」開設 11/20
イギリスのビクター・ブルースが、ロンドンから大阪への初の女性単独長距離飛行に成功 11/21
富士川紡績川崎工場の争議解決し、滞空130時間20分30秒の記録を作った「煙突男」降りる 11/21
オスロで、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクが経済協定に調印 11/22
東京で、日本眼科医学会が発会式 11/23
警視庁がエロ演劇取締規則を各署に通牒 11/24
文部省が、臨時ローマ字調査会の設置を発表 11/25
中国が、日本とフランスに漢口の日・仏租界の無条件返還を要請 11/26
北伊豆地震。マグニチュード7.3、死者行方不明者272、家屋全壊2165 11/26
午前4時3分、伊豆地方に大地震(M7.3)、死者272、家屋全壊2,165戸(北伊豆地震) 11/26
北樺太石油が、ソ連と原油購入契約 11/27
全国方面委員代表者会議、東京日比谷で開催、政府に救護法の実施促進を陳情 11/27
文部省、学生生徒の近視予防のため教科書の検定基準を改正。活字などを大きくすることに 11/28
中央気象台が、北伊豆地震は丹波で発見された4つの大断層の活動によって起こったと発表 11/29
丹那に4つの大断層を発見、北伊豆地震はこの断層の活動によると中央気象台は震災地踏査の結果を発表 11/29 東京芝の協調会館で全国大衆党大会を開催するが、弁論中止、乱闘、検束の繰り返しで議事に入れず解散 12/1
東京市社会局の知識階級職業紹介委員会が第1回協議会を開催、就職難の折、市内11大学代表が出席 12/1
警視庁工場課が、東京本所、板橋などの小工場152箇所を視察、幼年工の酷使など数多くの違反発覚 12/2
警視庁保安部興行係が、活動写真弁士の認可試験を実施、算術、作文など4科目で受験者は99人 12/3
オーストラリア政府が、日本人による真珠採取禁止令を公布 12/4
静岡県の畑毛温泉付近で新温泉が自然湧出、地震による影響と思われる 12/4
山田耕作が姓名判断で耕筰と改名する 12/4
政府、閣議で失業共済対策公債3,400万円の発行を決定、不況の深刻化で公債減少方針を変更 12/5
天理教研究会不敬事件で上告していた同会教主大西愛治郎に対し、大審院が心神喪失を理由に無罪判決 12/5→関連 新興宗教 ほんみち
東京柴野協調会館で、第1回社会民衆婦人同盟大会開催。母子扶助法即時制定と婦人の政治的自由を決議 12/6
内務省、財政窮乏から官公吏、職員の年末賞与節約を考慮するように各地方長官へ通達 12/6
浜口雄幸首相の容体を通信社社長に話した時事新報貴社を、丸の内署が流言取締りの名目で検束 12/7
エジプトで人民党が結成 12/8
川崎のマツダランプ争議、電球工場に波及し争議団の出勤拒否で全従業員1,650人中429人欠勤 12/8
市川猿之助が歌舞伎改革をめざして松竹を脱退 12/9
軍の防空関係者、関係官公署職員や公私有力団体で組織された帝都防空研究会が陸軍士官学校で開会 12/9
インドの物理学者チャンドラセカーラ・V・ラマンが、アジア人初のノーベル物理学賞を受賞 12/10
浜口雄幸首相狙撃事件の黒幕として、政治団体愛国社社長岩田愛之助、同社員松木良勝が起訴 12/10
60の支店を持つ合衆国銀行が閉鎖 12/11
文部省、学校騒動の頻発から、文相鑑定に全国私立大学総長、学長を招いて学生思想問題協議会を開催 12/11
連合国が、ザール地方から撤退を完了 12/12
スペインのハカで共和制主義者が反乱を起こすが失敗 12/12
化学者 プレーグル(Pregl,Fritz)没 12/13
文部省で国宝保存委員会総会が行われ、約150点を国宝に指定 12/13
広島で、厳島国立公園建設期成同盟の発会式が行われる 12/14
長野県会本会議で、3年越しの公娼廃止建議案(5年間で全廃)、可決 12/14
全国農民組合茨城県連の茎崎支部で小作争議、宅地5割。畑地全額免除を要求 12/14
スペインで、政府が全土に戒厳令を布く 12/15
15の新聞社が、疑獄事件関係の報道に対する政府の言論圧迫に反対の共同宣言発表 12/15
「国旗」の制式と掲揚の方法を閣議決定、各省次官に通牒 12/15
東京市の大工、左官などの公定労働新賃金、この日から実施、旧賃金より約13%引き下げ 12/16
アメリカ国務省が、ラテンアメリカ政策に関する「クラーク覚書」を作成 12/17
カフェー、バーへの女給税の反対大会開催 12/17
逓信省、近く建設される羽田飛行場に逓信省と民間航空会社が共同で建設するビルの設計図を承認 12/17
説教強盗の妻木松吉に無期懲役 12/18
暫定総動員期間計画設定上臨機処置ニ関スル件 12/19
ソ連で、モロトフが人民委員会議長(首相)に就任 12/19
まがもの唯一の繁殖地である北アルプス一帯を国立禁猟区とする農林省の方針に長野県が同意 12/19
フーヴァー大統領が、失業対策として要請していた公共建設事業費1億1600万ドルの支出を議会が承認 12/20
京都の東寺で火災があり、観音堂が焼失する 12/21
ビルマで、ガロン党の農民が蜂起 12/22
宮内省が、静岡と小田原の御用邸の廃止を発表 12/22
陸軍省定期異動発表、南次郎・林銑十郎など将官級19名を含む170余人の大異動 12/22
トルコで、ナクシュバンディー教団のメネメン事件 12/23
文部省、「家庭教育振興に関する件」を訓令 12/23
大日本連合婦人会が設立され、政府による婦人層の組織化 12/23
大蔵省印刷局のP形工場が完成 12/24
講談社が「キングレコード」第1回新譜を発売 12/25
東京市内の浮浪者1,500人各宿泊所長に引率され、社会奉仕として深夜、市内各所の道路を清掃 12/26
蒋介石が、江西省南部の中国共産党に対して本格的な包囲作戦を開始(第1次掃共戦)12/27
内務省、有害避妊用器具取締規則を公布 12/27→s6/1/10施行
アッラーハーバードで、全インド・ムスリム連盟の第21回年次大会が開催される。ムハンマド・イクバールがムスリム国家を提唱 12/29
東京京橋のダンスホールのダンサー25人、支配人の復職を要求しスト、支配人が説得し6時間で解決 12/29
北欧諸国、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクがオスロ条約を締結 12/30
広島瓦斯電軌スト2日目、解雇反対でデモ行進中に争議団員が警官隊と乱闘、172人が検束 12/30
インドネシアでスカルノらが釈放 12/31
金解禁後最初の越年となった金融市場では、日銀の兌換券発行高は、貸出し少なく15億360万円 12/31 昭和5年度歳入歳出実行予算編成方針ニ関スル件、閣議決定
昭和5年 ラジオ番組
酋長の娘 youtube